私が武蔵野美術大学へお邪魔したあの日。
林家たい平師匠の思い出がつまる、あの街を歩いてきました。
武蔵野美術大学から「鷹の台駅」までは徒歩20分。
自然あふれる玉川上水の小路を通ります。
「気持ちがいい!」
土を踏みしめ、背丈の高い緑がアーチのように包み込んでくれる。
水音や野鳥のさえずりが聞こえてきます。
たい平師匠は毎回ここを歩いて
いろんな植物を見るのがお好きなようです。
(たい平さんのブログには写真も)
街灯も少ないので夜になると、真っ暗になるんだとか。
たい平師匠は学生当時「落研」だったので、
弓張提灯を持ってお着物姿でその道を歩いたそうです。
(すれ違った親子に「きっと葬式帰りね」と言われたことも。。。)
植物とお友達になると、毎朝楽しい通学になりそうですね♪
続いては、駅前の商店街!
学生時代、お金に困っていたたい平師匠。
お肉屋のおばちゃんからコロッケをめぐまれたり
芸術祭のときに寸胴鍋でもつ煮を作ってきてくれたり
商店街の方に愛されてきたんですね。
今そのお肉屋さんはないのでちょっとさみしい、
思い出の商店街を歩きます。
そんな鷹の台の商店街で50年。
お金に余裕のあった時に来たとたい平師匠が言っていた
中華料理店『二幸』さんにお邪魔してきました。
お店は、駅前にあります。
見よ!この満面の笑み。
ぐへへ ぐへへ
お邪魔します
さっそく中華鍋を振る、いい音が。
「さぁ、師匠なにを注文します?」
そぉーだなぁ~
お金がなかった学生時代、食生活にも困っていたので
何を食べるにも『スタミナ』がつくものを優先的に選んだそう。
『スタミナ丼かなーいやーとにかくスタミナつけて帰ろうって思ってたからな~スタミナ...あ、スタミナラーメンもあるなぁ。いや、スタミナ丼かな...うーん』
と散々スタミナという言葉を発し、
結局『スタミナ丼』に決定!
目玉焼きが乗っていて、野菜もお肉もたっぷり!
ほふほふ はふはふ しながら...
たい平師匠、ウマい!しか言いません。
(ちゃんと食レポお願いします笑)
あの頃を思い出しながら、噛みしめたそうですよ。
じーーーーん。
一方、私はというと...
早々に
ご主人オススメの『二幸そば』に決め、美味しくいただいておりました♪(店に入ったら、即決タイプ。)
醤油味のそばの上に、みそ味の野菜が卵とじされて乗っており、
ボリューム満点!味が2度、3度も変わって楽しめます♪
おいしい!!!
たい平師匠とディレクターと3人で笑いながら食べました♪
私にとっても二幸さんはもう思い出の味です。
美味しいごはんに「思い出」が乗っかるだけで
ああ また行きたいな と思えますよね。
ごちそうさまでした!!!
以上、たぃ散歩♪でした。
落語のみならず多才な才能を発揮するたい平さんの魅力を存分に伝えつつ、一日を「大安吉日」のように縁起良く、明るく楽しく過ごすためのヒントがぎっしりと詰まった、朝から元気になれる30分のトークプログラムです。