『っあ~、人という字はぁ~』
いつになく真剣な顔つきでしゃべっているのは
ご存知、落語家の林家たい平師匠ですが...
今日は、たい平先生とお呼びします。
なんとたい平さん、
母校である武蔵野美術大学の造形学部、客員教授として
教鞭をとっていらっしゃるのです。
まさに、、、、
3年B組、たい平先生です!(違うか。)
いったいどのような授業をしているのか、
加納有沙、潜入取材をしてきました!
ということで、やってまいりましたのは、、
緑の多い小平市にあります、
武蔵野美術大学。
パンダかのう、初美大に興奮です。
☆★☆
たい平先生の授業は、
毎週火曜日の1限目、朝9時という早い時間です。
...見よ!
1限目の授業なのに、、、この人気!!!
この日は60名以上の大学2年生(女性が8割以上)
そして、聴講を希望する別学年の学生も。
人気授業ですね~
朝一番の授業ですのでカーテンをあけて、教室の電気を消し
自然光いっぱいの部屋にするよう心掛けるたい平先生。
朝授業の特権ですからね。
自然のエネルギーをちゃんと肌で感じることができます。
いいお天気でしたので、授業では外にでて俳句を作ることに!
まずは、
テレビで観た題材から、『言葉』 についてのお話を。
わざわざ自分のスマホからBGMをつけて
某番組のテーマソング、
スガシカオさんが歌うあの曲を流しながらしゃべるたい平先生。
くすくすと笑いが漏れる教室。
→たい平先生はエンターテイナーですね(笑
俳句の心得の話をしたあと、多数決で、季語を決めます。
今回は夏の季語、『短夜』と『ラムネ』に。
教室をあとにして
みんな一斉にキャンパスの庭に移動します。
芝生に直接座ってそれぞれ考えます。
真剣な表情の学生さんたち。
ずーーーーーっとおしゃべりが止まらないたい平先生。
草笛をつくってピーピー鳴らしたり
鳥のさえずりのモノマネをしたり
たい平先生、大変愉快です。
私も学生にまざって、真剣に俳句を詠みます。
箇条書きで書いては頭をかしげ。
ペンを持つ手を顔に当て、
ふーーぬ。と悩んでおりました。
あえて制服で大学へきていた女の子も♪
本当に高校生かと思うくらい似合っていました!
☆★☆
学生のみんなはいい句が詠めたかなぁ~
自分と向き合う素敵な授業でした。
☆★☆
しばらくしたら、
教室へみんなで戻って短冊に自作の句を書いて提出します。
さて、学生さんは次週に作品発表会ですが...
私は一足早く、たい平先生に添削していただきます。
『ごうかいな げっぷは おいしいラムネ味
ありさ 』
ありさ『どうですかね!?ワクワク』
たい平先生「.........。」
「げっぷというのは...言葉の響きが心地よく入ってこないね。。」
酷評でした。笑
(あちゃーー。幼いころ、弟とげっぷをして遊んだ無邪気さを出したつもりが。全部ひらがなで書いて、幼き頃を表したつもりが。完全に裏目に。 ...センスが問われますね)
☆★☆
今度の土日、14日・15日は午前10時から『ムサビ オープンキャンパス』が行われます。
実技の実習、アトリエで作品の講評や学生のプレゼンテーションなど、武蔵美の日常を体感することができます。
たい平先生は14日(土)に講義を担当するようですから
気になるという方は、ぜひ参加してみてくださいね。
詳しくは...こちらをクリック!
オープンキャンパス
特設ページはコチラ
今回は林家たい平さんの噺家以外の一面をご紹介しました。
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落語のみならず多才な才能を発揮するたい平さんの魅力を存分に伝えつつ、一日を「大安吉日」のように縁起良く、明るく楽しく過ごすためのヒントがぎっしりと詰まった、朝から元気になれる30分のトークプログラムです。