最高の涙、そして笑顔
フィギュアスケートの浅田真央選手が
最高の演技、そして、最高の表情を届けてくれました。
前日のSPで16位と出遅れ、呆然とした表情を見せた浅田選手は
この日行われたフリーの演技を完璧に終えた瞬間、
感極まった涙・・・。
会場から大歓声が上がると
最高の笑顔で応えてくれました。
4年に1度きりのスポーツの祭典。
そこで力を出し切ることがいかに難しいことなのか
そして、実力を出し切ったとき
順位は関係なく、感動を呼ぶことができるということを
今回、浅田選手ははっきりと伝えてくれました。
以下、浅田選手の競技終了後のコメントの抜粋です。
「これが自分がやろうと思った構成なので、良かったです。
昨日の演技はとても残念で、自分もすごく悔しくて
取り返しのつかないことをしてしまったな、という思いがあるんですけど
今回のこのフリーは しっかり自分が4年間やってきたことを、
そして、たくさんの人に支えてもらったので、
その恩返しができたのではないかと思っています」
日本女子メダル第1号!
大会13日目。
スノーボード女子パラレル大回転で
竹内智香選手が銀メダルを獲得しました!
予選をトップ通過した竹内選手は、
決勝トーナメントも順調に勝ち上がり、
迎えた決勝の2本目・・・
まさかの転倒で、
金メダルは逃したものの、
見事な銀メダル!
今大会日本の女子では
初めてのメダル獲得となりました。
また日本女子のスノーボードでの
メダル獲得は史上初!
竹内選手自身も
ソルトレーク・トリノ・バンクーバーに続く
4度目のオリンピックで悲願のメダル獲得です!
レジェンド号泣・・・
大会11日目に行われたノルディックスキーのジャンプ男子団体、
葛西紀明、伊東大貴、竹内択、清水礼留飛の4人で臨んだ日本は
見事銅メダルを獲得!
長野大会以来16年ぶりのメダルとなりました。
銅メダル獲得後の葛西は涙、涙・・・。
個人のラージヒルで銀メダルを獲得した時の笑顔とは
まさに対照的でした。
それだけ、思い入れがあった団体戦だったのでしょう。
今大会の日の丸飛行隊は41歳の葛西を筆頭に
伊東が28歳、竹内が26歳、清水が20歳という構成。
世界の強豪を相手にメダルを取る難しさを知っている葛西にとって
この銅メダルこそが最も輝いているものなのかもしれません。
ジャンプ団体、涙の銅メダルで
今大会6つ目のメダルを獲得した日本選手団。
前回バンクーバー大会のメダルを1つ上回ることになりました。
レジェンド葛西、新たなレジェンドへ
ノルディックスキーのジャンプ男子ラージヒルで
葛西紀明選手が銀メダルを獲得!
日本人選手の冬季五輪最年長出場記録を更新した葛西選手は
これで同時に日本人選手の冬季五輪最年長メダリストとなりました。
7大会連続で五輪に出場、各国の選手から"レジェンド"と呼ばれる
葛西選手は銀メダル獲得後
「金メダルをとって本当にレジェンドと呼ばれたいと思っていたんですけど、
また目標ができたので、金メダルという目標に向かって
また頑張りたいと思います」
と語りました。
ソチ大会9日目現在、
冬季五輪個人種目で金メダルの最年長記録は
ノルウェーのビョルンダーレン選手(バイアスロン)が持つ40歳。
葛西選手はすでに、4年後に史上最年長金メダリストになる
という目標に標準を合わせました!
悔しい偉業達成!
「オリンピックの金メダリストになっていうのもなんですが・・・
悔しいです」
大会8日目、フィギュアスケート男子シングルで
今大会日本勢初の金メダルを獲得した羽生結弦選手の言葉です。
確かにフリーの演技でミスはありました。
しかし、ショートプログラムでは史上最高得点をたたき出し、
ミスがあったフリーでも、精神的な強さをみせて
後半の演技は完璧。
次回、ピョンチャン五輪での2大会連続メダル獲得に
今から期待してしまいます・・・
日本の男子フィギュア勢では
前回バンクーバー大会で高橋大輔選手が獲得した銅メダルが最高でした。
羽生選手はフィギュア界の勢力図を大きく塗り替えたと言っていいでしょう。
圧巻のフィギュア男子SP!
大会7日目、羽生結弦選手が完璧な演技!
ショートプログラム史上最高得点の101.45をマークしてトップに立ちました。
「(思い描いた演技からは)まだまだほど遠い」という日本のエース。
フリーの演技もやってくれることでしょう。
3大会連続五輪出場の高橋大輔選手は
4回転トーループが回転不足となった、たった1回のミスで4位。
表現力の高さは凄みを増しています。
11位でメダル圏内につけている町田樹選手も
ミスはありましたが、素晴らしい演技を見せてくれました。
文化放送のオンエアでは、羽生選手のコメントは随時紹介しているので
ここでは、高橋選手、そして町田選手のコメントをご紹介します。
高橋大輔選手
「最初のジャンプを成功させることはできなかったんですけど、
精一杯はやれたかなと思います。明日もやることをやって、
自分の今できる最高のパフォーマンスを目指してやるだけだと思います。
町田樹選手
「こんなミス、僕はしないんですけど・・・悔しいです。
フリー次第でメダルに手が届く位置にいると思うので
絶対にあきらめずに進みます」
史上最高の日本男子フィギュア勢。
もちろん全員メダル圏内です。
15日のフリーは注目です!
金メダル級の感動をありがとう!
フリースタイルスキー女子モーグル5大会連続出場の上村愛子選手。
これまで、7位、6位、5位、そして前回バンクーバーで4位。
「なんでこんなに一段一段なんだろう・・・」
あの時の上村選手の表情を覚えている方は多いことでしょう。
今度こそ!の期待を背負って上村選手は今大会に挑みました。
結果は・・・前回と同じ4位 ><
しかし、上村選手の表情は前回とは比べ物にならないくらい
晴れやかで、すがすがしいものでした。
間違いなく、メダル級の滑り
そして感動を与えてくれました。
以下、上村選手の競技終了後のコメントです。
*ほぼ上村選手の言葉のまま。
ゴールした時に、こんなに何本も本番で滑れるオリンピックって初めてなんですけど、
自分でも体力持つかな~とか・・・。
最後まで全部が良い滑りができるかっていうのは、本当に自信がある、ないっていうよりは
とにかく、全力で滑らなくちゃいけないと思っていて、
全部終わった時に点を見ずに泣いてました。
メダル取れたかな~?って思ったんですけど、ま、点数は点数で
"あ、そっか。また4番だったんだな~"っていう。
結果はメダルとれなかったっていうだけなんですけど(笑)
でも、何ですかね・・・すごいすがすがしい気持ちで・・・
これまで、ソチまで準備してきたことだったりとか、こういう風に滑りたいとか
失敗なく攻めて滑りたいというのが3本全部叶ったので
それがね、なんか、すがすがしい気持ちになるんだなと。
(Q 特に決勝は渾身の滑りでしたね?)
へへへ(笑)
何かそれが皆さんに、もし、伝わるような滑りができていたら
今までできなかったことなので、それがすごくうれしいです。
(Q とにかく笑顔が印象的ですね)
泣いたり笑ったり、今日は忙しかったですけど、
バンクーバーが終わったとき、またソチ目指して頑張りたいなと思った時に
本当に、またギリギリで取れるか取れないか、そういう場所に
まさか、ちゃんと戻ってこれるっていう自信も持てていなかったので
こんなにメダルを狙うんだとか、最高の滑りができれば
もしかしたら取れるかも?・・・そういうところまで来れたのが
すごく嬉しいな~と思います。
(Q 今後については?)
とりあえず、もう今日が終わったら、疲れているところを休めて・・・。
滑り終わった時に他の選手やコーチ、みんなも
「いや~、長いこといっぱい滑ったね」ってたくさん言ってくれて、
なんか本当にこのオリンピックの舞台で何回も何回も滑れたことが
本当にうれしいと思っているのと、たぶん今回が最後だなと思っているので
自分としてはオリンピックの思い出はすごくいい思い出で
終われるんじゃないかなと思っていて・・・
メダルは無いんですけどね、はい(笑)
そこはもう、申し訳ないとしか言いようがないんですけど
頑張ってよかったな。
幻想的な開会式!
ソチ・オリンピック開会式は2014年に合わせ
現地20時14分にスタート。
132台という膨大な数のプロジェクターを使用した
プロジェクション・マッピングを随所に活かした幻想的な雰囲気の中
4年に1度の「雪と氷のスポーツの祭典」が開幕しました!
今大会は冬季オリンピック史上最多が数多く誕生。
・日本選手団248人(海外派遣)
・日本女子選手が男子選手の数を上回る
・87の国と地域が参加
など。
ちなみに
日本選手最年長は41歳
ジャンプ男子の 葛西レジェンド紀明選手。
最年少は15歳
スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢選手です。
いよいよ8日には今大会最初のメダリストが誕生します!
(スノーボード男子スロープスタイル)
その中に角野選手が入れますように。
競技スタート!
ソチ・オリンピックは開会式に先立ち、6日から競技スタート!
女子モーグル予選1回目で上村愛子選手が決勝進出を決めたほか、
フィギュアスケート団体、男子SPで羽生結弦選手が2位のプルシェンコ選手に
6ポイント差をつけてトップに立つなど熱い戦いはもう始まっています。
文化放送では、柳下記者のレポートをはじめ
各ワイド番組でソチ情報をお届けする予定です。
どうぞお楽しみに。
ソチオリンピックページ開設!
柳下記者がソチに到着しました!
「超!文化放送的ソチ」での速報に加え、
各ワイド番組で柳下記者が HOT で COOLな情報を随時お届け。
レポートをお楽しみに!
応援メッセージ募集中!
文化放送では、日本代表選手たちへの 応援メッセージを募集しております。 いただいたメッセージは五輪中継番組、 関連番組の中でご紹介していきます!
メールアドレス:sochi2014@joqr.net
文化放送 ソチ2014 応援ソング
Cyntia(シンティア)
「plant」
『超!文化放送的ソチ』
テーマソングは、
Cyntiaの「plant」を採用決定!
Cyntiaは、1月にリリースされたテレビ朝日系アニメ「聖闘士星矢Ω」主題歌「閃光ストリングス」が
好調の実力派ガールズバンドです。昨年12月に渋谷Duo Music Exchangeで行われたワンマン
ライブはニコ生で生中継され、2万6千人以上に視聴されました。また、ガールズバンドとしては
初めて配信限定のライブアルバムをリリースするなどライブパフォーマンスにも注目が集まっています。
「plant」は、今月12日に発売される ニューアルバム「Limit Break」に収録、未来への熱い思いを
ミディアムテンポのロックバラードに乗せた曲です。女性選手の活躍が期待される今回の五輪を、
同じ女性バンドの爽やかな曲で盛り上げます。
Cyntiaオフィシャルサイト http://cyntia.jp/