2012年5月 4日
虹のおもいで
4日、関東地方は午後からにわか雨。
雷が鳴って、激しく降ったところもありました。
放送前に立ち寄ったお台場。
等身大のガンダムも雨に濡れています。
前日の「キャスター天気予報」で
「念のため傘があると安心です^^」って
すご~く ほのかに伝えていた私・・・
街で雨に濡れている方々を見て、大変申し訳なく感じておりました。
ごめんなさいm(_ _)m
お風邪、ひかれなかったかしら・・・
皆さんが元気でいますように。
***
雨上がり、東京では虹が見れました!
私も文化放送の社屋から^^
ということで、今回の小話は「虹」
4月の中旬から真夏にかけて にわか雨が多くなり
見るチャンスが多くなるもの!
それが、「虹」
虹は、
太陽光線が水滴や雨粒で屈折/反射されてできたもの。
太陽光線は色々な波長の光が集まったもので、屈折率が波長によって違うために色がつきます。
さて、この虹。
数ある色目の中で「外側」は、何色か知っていますか?
答えは・・・「赤色」!
可視光線の光による屈折率は、波長の短い光ほど大きいので
波長の短い紫色は大きく曲げられ、
波長の長い赤色の光は小さく曲げられます。
よって、虹は紫色が内側で 赤色が外側となるのです。
ここからは、放送でお話しできなかった+アルファ☆
「虹」は、まれに はっきりとした虹(主虹)の外側に
うっすらと 二つ目の虹(副虹)というのが見えることがあります!
この主虹の外側にうっすらと見える副虹さんは
どのように見えるのか・・・
副虹は、主虹とは逆に、
赤色が内側・紫色が外側になるのですヨ♪
これは、副虹が水滴内部で2回屈折するために生じることなんですね~
この「主虹と副虹」について
私が7年前に受けた予報士試験で出題されたんです!
当時、本気で白目をむいて
記憶の片隅に残る画像を思い出そうとしたのを思い出します^^
なつかしいぃぃ
そんなこんなで「虹」のことを調べながら、思ったこと。
人と人との付き合いでも、
同じ出来事で"感じ方の波長"が違う瞬間に度々遭遇する。
時として、疑問に感じてしまう そんな時でも、
それぞれの感じ方の正しい/正しくないではなくって
『彼は青色で彼女は黄色かぁ、私は紫だけど^^』
ってな具合に、
その色になった"波長"、その人の"感じ方=感性"を感じ取る
大切な機会にしていけたらいいな~って。
この虹の白目試験で、
私の予報士への架け橋は無事かかったのでありました~^^v