飛べ!サルバドール

文化放送

2016年4月12日

吉田照美 飛べ!サルバドール 第791回 4月12日

【突撃!飛べサルトピックス】

火曜日の突撃レディは伊藤佳子アナウンサー。

今日は「日清カップヌードルのCMが炎上で放送中止」のニュースをピックアップ。このCMは、架空の大学を舞台に、矢口真里さんや新垣隆さんなど世間を騒がせた著名人が出演、自虐ネタで商品を紹介するもの。しかし、放送が始まると、その内容を不快に感じた視聴者から苦情が殺到し、1週間たらずで中止となってしまいました。

 

スタジオでは、SNSなどの炎上について研究している国際大学の専任研究員・山口真一さんと電話を繋ぎ、「炎上の定義」や「炎上に加担しやすい人の傾向」を伺いました。

加担しやすい人として挙げられた"富裕層で子供のいる男性"・・・これ照美さんのこと?(笑)

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後半は、品川駅前で、話題のCM「中止すべき!?」をインタビュー。

20人に聞いたところ、【しなくていい17人、するべき0人、どちらでもいい3人】という結果に。不倫などは悪いことであっても、CMを中止させるほど責める気持ちはないという意見が多かったです。

 

【飛べサルギャラリー】

ゲストは、三菱一号館美術館館長の高橋明也さんです。

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高橋さん曰く、アメリカの美術館館長は女性、特に未亡人にモテないといけないそうです。その理由とはズバリ「大富豪からの寄贈で成り立っているため」。日本とは違い、私立美術館が多いアメリカは大変です・・・!

美術館のルーツは古く、起源は古代ギリシャ。日本では、明治時代からはじまりました。現在も、様々な展覧会が行われていますが、海外の美術館から借りて行われるものは、なんと3、4年前から企画がたてられており、作品の運搬や保険料を合わせると費用は有名画家で数十億円にのぼります。

展覧会における最重要項目は"いかに作品を集めることができるか"。そのためには、実際に海外へ赴き、直談判。展覧会への熱意を伝え、日本へ貸し出してもらえるよう地道に交渉をするそうです。

今後は、保険料の値上げや作品自体の老化などで貸し出しは徐々に少なくなっていくだろうと予想されています。日本にやってきた名作は今後見逃さないようにしたいですね。

【お知らせ】

高橋さんの著書「美術館の舞台裏」は好評発売中です。

 

【飛べサル名曲商店街】

布団屋を舞台にしたコントと、名曲のカバーをお届け!

お送りした曲は、2014年リリースされた「私とドリカム」から水樹奈々さんで「笑顔の行方」でした。

<<みなさんのお便りを募集中>>

商店街の思い出、街にやってきたミュージシャン、見に行ったコンサート、音楽エピソード、聴きたいリクエストなど何でもOKです。宛先は『saru@joqr.net』。

お葉書は、〒105-8002 文化放送「吉田照美 飛べ!サルバドール」まで。

 

【一発逆転!飛べサルクロスカウンター】

火曜日は、今の話題を舌鋒鋭くコメントするゲストが登場。今日は、社会学者の古市憲寿さんにお越し頂きました。

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古市さんが熱く論じたニュースはこちら!

4月5日(火)古市さんが発起人のひとりと伝えられた「乙武さんの誕生日パーティー」

カップヌードルのCMが苦情で放送中止

 

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