2016年2月 9日

吉田照美　飛べ！サルバドール　第746回　2月9日

【飛べサルトピックス】＆【ギリギリオピニオン言わせてサルバトラー】

サルバトラーは、アメリカ最大のスポーツイベント「スーパーボウル」を自宅で観戦したパックン。あまり馴染みのないスーパーボウルの面白さを熱弁しました！

＜今日のオピニオン＞

テーマ：「"しなきゃいけない"は言っちゃいけない？」

デザイン・シンキングという思考法について書かれた本を読んだパックン。デザインをしている方の思考プロセスは科学者や数学者とは違い、ゴールへの選択肢を無数に考えています。これが現代の答えのない問題に立ち向かうときに役立つというのです。その１つの考え方に「ButではなくAndを使う」があります。パーティーがあるけど仕事があるという場合、どちらかを犠牲にするのではなく、両方を叶える方法を考え、実行するといいそうです。どちらかを諦めなきゃいけないという"しなきゃいけない"という思考は改めたいというお話でした。

ひとこと：言葉を変えると、思考も変わるよ

【サルのアトリエ】

ゲストは、初代ウルトラマン、ハヤタ隊員で脚光を浴び、現在も映画、ドラマ、舞台などで幅広く活躍されている俳優の黒部進さんです。

現在、７６歳という黒部さん、今年はウルトラマン・シリーズが５０周年ですが「こんなに続くとは思わなかった」とまずは率直な感想を語っていただきました。ハヤタ隊員を演じることになったきっかけは、そのとき東宝の社員で業務命令だったと意外な経緯も明らかに！

実は、ご自身のふるさと富山県黒部市をＰＲするためにウルトラ怪獣との共演をしたりとひと肌脱いでいる黒部さんですが、他にも「料理教室」で地元を盛り上げようと様々な企画を行っているそうです。

さらに、旅行に陶芸、書など、黒部さんの幅広い活動にも迫りました。

【サルバドール知恵袋：夕暮れの阿久悠】

日本音楽界に多大な影響を与えた偉大なる作詞家・阿久悠さんの知られざる楽曲エピソードをご紹介します。

今月のテーマは「阿久悠と男の色気」

お送りした曲は、作詞:阿久悠さん、作曲:鈴木邦彦さんの

♪植木等「こんな女に俺がした」

植木さんといえば、スーダラ節といった無責任なサラリーマン像を表していましたが、そんなサラリーマンが家庭では一体どんな男だったんだろうという視点で作られた曲なんだそうです。

来週は、沢田研二さんの「憎みきれないろくでなし」をご紹介します。

【飛び出せ！子ザル】

隔週火曜日は、音楽自由人・秦万里子さん。

リスナーと電話を繋いで、そのエピソードを即興で作詞作曲する神業企画です。

メールをくれたのは、神奈川県厚木市のラジオネーム：ゆみこさん

今年の９月に還暦を迎え、短大時代の４０年ぶりに友達と一緒に岐阜の下呂温泉にいくというもの。郷ひろみさん似の旦那様と可愛らしい娘さん、元気なペットがいる明るい奥さんへ曲をプレゼントしました。

【お知らせ】

４月２７日（水）下北沢・本多劇場でイベントが開催されます。

「たまにはふたりで～四朗チャンと万里子チャン～」

くわしくは、秦万里子さんのホームページごご覧ください。

【飛べサル名曲商店街】

きょうは、薬屋を舞台にしたコントと聞くと薬になる楽曲をお届け。お送りした曲は、１９９６年放送開始「ウルトラマンティガ」の主題歌、Ｖ６で「TAKE ME HIGHER」でした。

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