飛べ!サルバドール

文化放送

2015年4月 7日

吉田照美 飛べ!サルバドール 第527回 4月7日

【飛べサルトピックス】&【ギリギリオピニオン言わせてサルバトラー】

今日のサルバトラーは、パックン。土曜日に行われたイベントの後、春クリちゃん、フィフィさん、ヒョンギさんで飲み会がありました。男気を見せたヒョンギさんがご馳走してくれたそうですが「何かあったんじゃ?」と疑う照美さん。この話題、木曜日まで続きます!

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<今日のオピニオン>

テーマ「イランの核協議」について

イラン核問題の解決に向けた枠組みが合意。現在、イランで1万キロ所有している濃縮ウランの量を核兵器が出来ない程度の300キロにまで減らす内容になっています。イラン国内でも喜ばれているように、オバマ大統領も「絶好の機会」と発言。パックンも反対意見はあるけど大成功だと評価しました。

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ひとこと:枠組みは完璧じゃないけど買いだよ!

 

【サルのアトリエ】

ゲストは、元裁判官で明治大学法科大学院専任教授の瀬木比呂志さん。東京地裁や大阪高裁など、日本各地の裁判所に勤務した経験のある瀬木さんが書かれた「ニッポンの裁判」から、「日本の裁判はここがおかしい!」と抱える問題点を語って頂きました。

問題点としては、警察が検察寄りであること。自白や冤罪も多く、地裁で出された判決が高裁、最高裁と上に行くと覆ることもしばしば。裁判をラクに済ませるため、和解を勧める裁判官も少なくないそうです。そのため、裁判後に不満も出やすく、国民をみるべきが上の顔色ばかり伺う裁判官を「ヒラメ裁判官」などと揶揄されているのが現状です。司法は正義を貫くものなのに忘れられていると訴える瀬木さん。収容所のような見えない檻を感じる裁判所、裁判官を良くするために、弁護士経験者から裁判官、検察官を任用する「法曹一元制度」を適用することで打開できるのではないかと語ってくださいました。

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【お知らせ】

瀬木比呂志さんの著書「ニッポンの裁判」が講談社から発売中です。

 

【サルバドール知恵袋:夕暮れの阿久悠】

日本音楽界に多大な影響を与えた偉大なる作詞家・阿久悠さんの知られざる楽曲エピソードをご紹介します。

今月のテーマはTHE 阿久悠」

お送りした曲は作詞:阿久悠さん、作曲:大野克夫さんの

♪沢田研二「カサブランカ・ダンディ」

映画「カサブランカ」がモチーフになっていることは有名ですが、この曲を歌うときのジュリーは、この詞に負けないような違う雰囲気を出そうと奮闘したそうです。ハンフリー・ボガードが演じるボギーのようなキザさをジュリーが表現、そのジュリーに憧れを持ってもらえるような「憧れの二重構造がある」と解説して頂きました。

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来週、お届けする曲は山本リンダさんの「どうにもとまらない」をおかけします。

(ムロリンがおへそを出して踊るかもしれません)

 

【飛び出せ!子ザル】

隔週火曜日は、音楽自由人・秦万里子さん。

リスナーと電話を繋いで、そのエピソードをその場で作詞作曲してプレゼントする神業企画です。

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メールを頂いたのは、ラジオネーム:でんでん太鼓さん。

軽い障害を持つ娘・カオリさん。なかなか就職先が見つからずにいましたが、この度、いろんな方のサポートもあり無事就職先が決まりました。「よく頑張ったね」と曲を作ってほしいというものです。

カオリさんの得意なもの、性格などを伺っていく中で、秦さんが共感して涙ぐむ姿も。ぐっと心に沁みるメロディーでしたね。

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秦さんに曲を作ってほしい方は随時募集中です。電話番号とその思いを書いて、飛べサル宛(saru@joqr.net)までメールでお応募ください。

 

【飛べサル名曲商店街】

W照美の掛け合いと、誰もが一度は聞いたことのある名曲を紹介するこのコーナー。

おませな小学生・照太郎くんとムロミお姉さんのちょっとエッチなやり取りでした。

お送りした曲は、ラジオネーム:美晴さんからのリクエスト。

竹内まりやさんの『元気を出して』でした。

 

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