【真夜中のラジオ文芸部】第53回!
パーソナリティーである声優の豊永利行さん、小松未可子さん、三上枝織さんの3人、さらには番組スタッフ、そして番組を聞いているリスナーのみんなが文芸部の部員となって、エブリスタ・マンガボックスの協力の元、全員で作家デビューを目指していこう!というラジオ番組。
第53回目の部活動です!
先週に引き続き、
いつも収録している文化放送のスタジオを飛び出し、
パーティールームで!
今回は「文芸部ウィンナー新年会バースデーパーティー」を開催しました。
今回も上町顧問をお呼びして部員みんなでトーク!
2019年の目標を語り合ったりしました。
そして料理上手なみかこしの手料理が食べたい!というバースデーの三上さんのリクエストにより、
限られた食材を使って、一人キッチンで調理をすることになった小松さん。
キッチンに立つみかこし!
会話に置いていかれながらも料理は完成。
謎の煙に耐えながら作った謎の料理を持って...
三十路を迎えたみかしーへ送るみかこしの手料理「ミソジャーハン」
みんなで美味しく頂きました。
◆文学のススメ◆
毎回「エブリスタ」や「マンガボックス」の中からオススメ作品をピックアップして紹介していくコーナー。
今回は、エブリスタで連載、別冊フレンドにてコミカライズ作品も連載中の、
りぃさんの作品「それはまるで雨傘のように」をご紹介!
それは突然の出来事だった。ずっと目立たなく控えめに過ごしてきた私に、
まるでドラマのような最悪のシナリオが始まってしまった。
「ちょっと紗南。あんた、どういうつもり」
いつも私の『弥生 紗南』という名前を呼ぶ友達の恵子が、登校するなり私を誰もいない化学準備室へと案内してきた。
そして、開口一番にこの言葉を言われたのだ。
「どういうつもり......って。どういうこと?」
「しらばっくれるんじゃないわよ。昨日、見たんだから!いっ君と紗南が、教室で二人で抱き合っているところ!」
「......はっ?」
いったい何を恵子は言っているんだろう。
いっ君というのは恵子の彼氏でたしか二人は付き合って二か月くらいだったはず。
「いやいやいや、なにかの間違いだって。どうして私が恵子の彼と抱き合う必要があるの?」
両手を左右に思い切り振り、拒否の姿勢を見せるけれど、感情が高ぶっている恵子は私の行動など理解しようとしてくれない。それが余計、私を焦らせる。
「だってあの後ろ姿、絶対に紗南だったもん!私、しっかりと見たんだから!」
...という冒頭から始まる作品。
今回、朗読部分は三上さんと小松さんでご紹介しました。
主人公の紗南は親友の恵子から自分の彼氏を寝取ったと
全く見に覚えがないことで詰め寄られます。
その噂が学校中に広がり、紗南は登校拒否に。
そんな不登校になった彼女の元に担任の都筑先生から毎日メールが届くようになり...
先生は不登校の紗南を図書館に連れ出して一緒に勉強したり、
紗南の心を少しずつほぐしていこうとします。
こんなの先生のこと好きにならないわけがない!
紗南ちゃんと先生はどうなるのか?そして何故、噂が流れたのか?
読めば疑問に思ったことが全て解消される、
三上さん曰く、読んでいて何にも胸糞悪いことがない話だったとのこと。
今回ご紹介した「それはまるで雨傘のように」コミカライズ作品第1巻が1月11日に発売になります。
気になった方はぜひ、ご覧ください!
三上さんハッピーバースデー!!
そして皆様、2019年もラジオ文芸部をよろしくお願いします!
番組ではみなさんからのメールを募集中。
コーナーへのメール、番組へのメッセージは
radibun@joqr.net まで!
たくさんの投稿、お待ちしています!!
番組コーナーについて詳しくは「真夜中のラジオ文芸部」のホームページのトップページをご確認ください!
現在「作者取材のため」で募集中のテーマはこちらです!
★「マンガに出てくる擬音とその意味」
★「グッとくるお色気シーンの方程式」
みなさんが考えるテーマについての情報や、知っている情報、どしどしお待ちしています!
さらに、5分以内シリーズのシチュエーションとセリフもリスナーの皆さんから募集します!
【シチュエーション】と、物語の中で言って欲しい【セリフ】
どちらかだけでも構いません!お待ちしています!
今回の放送は番組youtubeの公式チャンネルでも聴くことができます。
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