2013年5月30日
立川談志「最後のラジオ」
2011年に逝去した立川談志は文化放送で2001年から2002年にかけて「立川談志 最後のラジオ」に出演していました。内容は談志の『今日の一言(箴言)』『お茶も出ませんが(ゲスト対談)』『新・談志百選(芸談コーナー』等で構成される1時間番組。全部で73回放送されました。毎回、鋭い人物評や独特の芸論で人気を博していました。
下の写真は、1984年正月特番収録の際の橘家圓蔵師匠とのツーショット。談志47才の時です。二人のナンセンスな掛けあいは一世を風靡しました。
「立川談志 最後のラジオ」の『新・談志百選(芸談コーナー』で取り上げられた芸人はビートたけし、藤山寛美、手塚治虫、古今亭志ん朝、徳川無声、志村けん、石原裕次郎、談志本人等で、芸人に限らず実に広範囲で多彩です。今年11月には三回忌を迎えます。談志の書籍は多く出版されていますが、談志トークは殆ど商品化されていないようです。諸々の条件が整えば、世に残したい音源のひとつです。