発掘!文化放送宝島

文化放送

2011年11月22日

志ん朝十三夜 PART2

文化放送記録保存所には膨大な過去の音源と共に、「台帳」が残っています。
今回発掘して「志ん朝十三夜」に収容した音源に東急ゴールデンコンサート『銀河姫の昇天』があります。東急ゴールデンコンサートは昭和34年からスタートしたクラシック番組です。当時、文化放送専属交響楽団だった日本フィルハーモニーが毎回演奏する1時間の番組です。『銀河姫の昇天』は山本直純作曲指揮、山田洋次監督が脚本を担当し、志ん朝が朗読しているシンフォニアブッファ。志ん朝は時にアドリブを交え、フルオーケストラをバックに熱演しています。下の写真は冊子にも掲載したリハーサルの模様です。

ゴールデンコンサート.jpeg
CD付属の冊子には、山田洋次監督と直純氏ご子息の音楽家、山本純ノ介氏の特別寄稿文も掲載されています。どのようにしてこの作品が誕生したか、貴重なエピソードが記述されています。

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