
2011年7月14日
発掘エピソード」PART5
ラジオは良く「共感メディア」とか、「親近感」メディアと言われています。
防災時には貴重な情報源になります。今年の東日本大震災でもラジオが見直されています。
特に被災された方々にとって「笑い」や「癒し」が求められています。
文化放送アーカイブスのシリーズ・コンセプトは「笑い」であり「癒し」です。第2弾「語り芸」は森繁久彌の独特の語り口に誰もが引きこまれます。又、小山田宗徳、奈良岡朋子、緑魔子の朗読はオリジナル音楽により抒情を掻き立てられます。
下の写真は第2弾「語り芸」のブックレットにも掲載しました森繁久彌直筆の挿絵。
人の声の持つ暖かみ、柔らかさ、温もり・・・。ラジオの世界は映像がないだけに、想像力が働き、奥深さを感じます。
森繁久彌は番組の台本に記していました。『40年以上ラジオをやってきたんだけど、ラジオはいまだ飽きがこない・・顔が見えない為か、気持ちが直線で入ってゆくような気がする。ラジオは私のハートからハートへ~』(「語り芸」ブックレットより)
