
2011年6月 2日
文化放送「発掘エピソード」PART3
前回に「週間番組表」を取り上げましたが、今回も続きです。昔の番組表を見ると、今と全く「編成」が異なっています。下の写真は文化放送アーカイブス第1弾「蔵出し落語特選」にも掲載した昭和32年2月の番組表の一部です。落語を始め演芸番組が多かったのが分かります。一番のピークは昭和35年前後で、何と「9本」ものレギュラー番組がありました!「月」お笑い丸金亭「火」演芸昼席「水」お好み名人会「木」落語討論会「金」お好み演芸会「日」エスエス演芸会「日」日曜名人会「日」寄席のひととき「月~土」ラジオ寄席・・。ハコ番組が8本、ベルト番組1本となっています。
因みに「落語討論会」というのは現在の『大喜利』番組の草分け的番組で、お客さんから即興で「お題」をもらって紅白に分かれた落語家達が「討論」するという内容。30分番組で昭和29年から30年以上続きました。
