発掘!文化放送宝島

文化放送

2011年6月21日

文化放送「発掘エピソード」PART4

文化放送は昭和27年3月31日に開局しました。今年は「開局60周年」の記念すべき年を迎えています。過去の「周年」記念でも、様々なイベントや特別放送を展開してきました。落語関係で言えば、昭和52年「開局25周年」記念として『文楽・志ん生を偲ぶ会』を新宿厚生年金小ホールで実施しました。8代目桂文楽、5代目古今亭志ん生という昭和を代表する名人が亡くなって数年が経過していました。下の写真はその時のプログラム。

偲ぶ会プログラム

プログラムには立川談志が『楽屋ばなし』として、又金原亭馬生が『ひやかし』と題して特別寄稿文を書いています。(文化放送アーカイブス『蔵出し落語特選』CDのブックレットに全文を掲載)
当日、口演したのは立川談志と古今亭志ん朝という2大看板。揃って出演するのは非常に珍しく、当時は大きな話題となりました。立川談志は『よかちょろ』、古今亭志ん朝は『宿屋の富』を演じました。記念イベントだった為か、残念ながら音源は残っていません。

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