みなさん、こんばんは。
お休み前のひと時、いかがお過ごしですか?
小説や民話、童話や絵本、ライトノベルなど、毎回様々な「おはなし」を
能登さんの美しい朗読でお送りする『能登麻美子 おはなしNOTE』。
さて、第155回目は『空気男(前編)』をお送りしました。
作者はSF作家の海野十三(うんのじゅうざ)です。
主人公の清家博士は、家に帰ると何かとうるさい奥さんを騙すために
とある方法で姿を消します。
夫が帰ってきたと思った奥さんは、清家博士の部屋に入りますが、
そこには誰もいおらず、不思議に思っているとクシャミの音が聞こえました。
さて、清家博士はこのままバレずに過ごせるのでしょうか?
癇癪持ちな奥さんから逃れるため透明人間になった清家博士ですが、
透明人間になっただけでは奥さんから逃げ切れませんでしたね。
清家博士はこのあとどうするのでしょうか...
ちなみに透明人間とは、肉体が透明で姿を見ることができない人間、
そこにいても分からないが感触では確認できるものとされています。
1897年にH.Gウエルズの小説に登場してから
多くのSFや怪奇小説に登場しています。
彼の小説の影響からか、小説の中の透明人間は、元は人間で、
薬を飲んで透明になるという、後天的な場合が多く見受けられます。
清家博士は薬ではありませんでしたが、この"薬"という方法『空気男』では別の形で使われます。
どんな方法かは後編をお楽しみに!
この番組では毎回読み物に合ったドリンクをご紹介しています。
今回は『炭酸水』でした。
次回も「炭酸水」をご用意ください。
どんなお話がくるのかお楽しみに!
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そして、朗読CD第3巻が発売中です。
新規録り下し作品は宮沢賢治の『シグナルとシグナレス』です。
第1巻・2巻同様、「超!A&Gショップ」もしくは文化放送地下1階にある「ちかQ」にてお買い求めください。
※ここで、重要なお知らせ!※
4月より番組の放送日時が変更となります。
新しい放送日時は毎週木曜日26時30分からです。
初回の放送は4月7日となります。
遅い時間となりますが、今後ともよろしくお願いいたします!
それではまた、月曜日の深夜をお楽しみに!!