みなさん、こんばんは。
お休み前のひと時、いかがお過ごしですか?
小説や民話、童話や絵本、ライトノベルなど、毎回様々な「おはなし」を
能登さんの美しい朗読でお送りする『能登麻美子 おはなしNOTE』。
さて、第117回目は『ああ東京は食い倒れ』をお送りしました。
作者は、コメディアンでエッセイストとしても活躍した古川緑波です。
このお話は、戦後の日本の食文化の変かについて語られたものです。
餃子にお好み焼き、ハンバーガーなど
現在の日本では定番化した食事がたくさん出てきました。
深夜には飯テロな内容でしたね・・・
ちなみに、作品に出てきたとおり
戦後には餃子やお好み焼きなどが流行りました。
これらの食べ物の共通点といえば、主な材料が小麦粉だということです。
米文化の日本において、なぜ粉ものが流行ったのでしょうか?
それは、戦後日本の米の収穫量が大幅に減少していたことに起因します。
そんな中、生産地であるアメリカからの小麦粉の援助は大変助かりました。
戦前は小麦粉を使った料理といえばうどんくらいでした。
しかし戦後になると、豊富に出回る小麦粉を使用して
主食に変わりうる食べ物を作るのが、当時の日本人の課題となり、
また、それを利用して商売につなげるのは当然の成り行きだったのです。
さて、この番組では毎回読み物に合ったドリンクをご紹介しています。
今回は『ビール』でした。
次回は「ウイスキー」をご用意ください。
どんなお話がくるのかお楽しみに!
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そして、番組の朗読CD第2巻が発売中です!!
ご購入は通販サイト「超!A&Gショップ」もしくは、文化放送地下1階にある「ちかQ」にて。
前回同様、データCDとオーディオCDの2枚組です。
新規録りおろし作品は海野十三のSF小説『三十年後の東京』です。
価格は税込3,000円です。
能登さんからのスペシャルメッセージも収録されています。
是非お聴きください。
ここからは、能登さんからのお知らせです。
・『GANGSTA.(ギャングスタ)』にアレック・ベネデッド役で出演します
・『To LOVEる-とらぶる-ダークネス 2nd』にお静役で出演します。
・アプリゲーム『Fate Grand/Order』に出演します。
詳しくは公式サイトをご確認ください。
それではまた、月曜日の深夜をお楽しみに!!