みなさん、こんばんは。
お休み前のひと時、いかがお過ごしですか?
小説や民話、童話や絵本、ライトノベルなど、毎回様々な「おはなし」を
能登さんの美しい朗読でお送りする『能登麻美子 おはなしNOTE』。
さて、第111回目は『赤いくつ(前編)』お送りしました。
以前リクエストをいただいていたお話です。
作者は、ハンス・クリスチャン・アンデルセンです。
あるところにカレンという女の子がいました。
カレンはとてもかわいらしかったのですが、たいへん貧乏で、
夏の間は裸足で過ごし、冬の間はあつぼったい木のくつを履いていました。
そんなある日、カレンは赤いくつを履いてお母さんのお葬式に出ていると、
お年よりの奥様を乗せた馬車が通りすがります。
カレンはその奥様の家に引き取られることになるのですが...
赤いくつを履いて大変なことになってしまったカレン。
なんとか赤いくつを脱がせることには成功しましたが、
この後どうなってしまうのでしょうか・・・?
ちなみに、カレンが赤いくつのまま行ってしまった堅信礼ですが、
これはキリスト教の儀式の一つです。
教派によって方法は異なりますが、主に、
すでに幼児洗礼など洗礼を受けた者が、信仰告白をし、
これによりキリストと教会との関係を強く結びつける重要な儀式です。
そんな重要な儀式にカレンは赤いくつをで行ってしまったのですね・・・
後編もお楽しみに!
さて、この番組では毎回読み物に合ったドリンクをご紹介しています。
今回は『トマトジュース』でした。
次回も「トマトジュース」をご用意ください。
どんなお話がくるのかお楽しみに!
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そして、番組の朗読CD第2巻が発売中です!!
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前回同様、データCDとオーディオCDの2枚組です。
新規録りおろし作品は海野十三のSF小説『三十年後の東京』です。
価格は税込3,000円です。
能登さんからのスペシャルメッセージも収録されています。
是非お聴きください。
それではまた、月曜日の深夜をお楽しみに!!