みなさん、こんばんは。
お休み前のひと時、いかがお過ごしですか?
小説や民話、童話や絵本、ライトノベルなど、毎回様々な「おはなし」を
能登さんの美しい朗読でお送りする『能登麻美子 おはなしNOTE』。
さて、第101回目は『長靴をはいた猫(前編)』をお送りしました。
作者はフランスの作家、シャルル・ペローです。
今回は楠山正雄さん訳のものを朗読しました。
あるところに3人の息子がいるびんぼうな粉ひき男がいました。
3人の息子は財産に、長男は風車、二男はロバ、そして末っ子が猫を一匹もらうことになりました。
猫一匹では生活できないと不満そうにしていた末っ子でしたが、
猫が袋と長靴をくださいと言います。そうすれば幸せになれると言うのです。
男は猫の言うことをあてにはしませんでしたが、猫がずる賢いことを知っていたので、
言われた通り袋と長靴を与えてやります。
王様は猫にだまされて、猫の主人を立派な人と勘違いしてしまいました。
このまま上手くいくのでしょうか?
後編の猫の活躍もお楽しみに!
ちなみに、ヨーロッパに伝わる民話であったこの物語は、
シャルル・ペローによる
『寓意のある昔話、またはコント集~がちょうおばさんの話』に収録されたものが有名です。
それ以前のものでは、シャンバティスタ・バレージによる
『物語の物語、 または小さき者たちのための楽しみ』に収められていました。
また、グリム童話にも『靴はき猫』というタイトルで収められ、
日本ではアニメ化もされている世界的に有名な民話です。
さて、この番組では毎回読み物に合ったドリンクをご紹介しています。
今回は『プシーキャット』でした。
次回も「プシーキャット」をご用意ください。
どんなお話がくるのかお楽しみに!
この番組では、みなさまからのメールを募集しています。
番組の感想や、ふつおた、おはなしのリクエストなど、どんなことでも結構です。
メールのあて先は
note@joqr.net です。
採用された方には、番組特製の木の栞をさしあげます。
たくさんのおたより、お待ちしています!
また、この番組はAG-ONでもオンデマンド配信されます。
毎週水曜日の正午から1週間ご視聴いただけます。
もう一度この番組を聴きたいという方は、 是非AG-ONにアクセスしてみてください。
そして、番組の朗読CD第2巻が発売中です!!
ご購入は通販サイト「超!A&Gショップ」もしくは、文化放送地下1階にある「ちかQ」にて。
前回同様、データCDとオーディオCDの2枚組です。
新規録りおろし作品は海野十三のSF小説『三十年後の東京』です。
価格は税込3,000円です。
能登さんからのスペシャルメッセージも収録されています。
是非お聴きください。
いよいよ今週末は公開録音イベントです。
今回もステキな朗読をご用意させていただきました。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております!
残念ながらお越しになれない皆様は、
近日、公開録音での朗読を放送する予定ですので、そちらをお待ちください。
それではまた、月曜日の深夜をお楽しみに!!