みなさん、こんばんは。
お休み前のひと時、いかがお過ごしですか?
小説や民話、童話や絵本、ライトノベルなど、毎回様々な「おはなし」を
能登さんの美しい朗読でお送りする『能登麻美子 おはなしNOTE』。
第26回目前回に引き続き『藪の中』をお送りしました。
『藪の中』は芥川龍之介の短編小説です。
とある夫婦が旅をしていたところに、盗人・多襄丸が妻に一目ぼれをし、
妻を奪おうと夫婦をだまして藪の中へ連れ込みます。
その藪の中で殺人事件が起こります。
藪の中、木に縛り付けられ、夫は死んでしまいます。
いったい誰が夫を殺したのか?
藪の中で何が起こったのか?
木樵りは夫の死骸をみつけ、現場に凶器はなかったと言う。
旅法師はその前に夫と妻に会い、その時夫は太刀と弓を携えていたと言う。
多襄丸を捕えた放免は、多襄丸は弓を持っていたと言う。
媼は夫は若狭の侍だったと言い、娘の行方を心配し、泣き入ってしまう・・・
この物語は4人の目撃者と、当事者3人の告白がそれぞれの言葉で語られていきます。
前回は、木樵り・旅法師・放免・媼の4人の目撃者の語りをお送りしましたが、
今回は、当事者の一人、盗人・多襄丸の証言をお送りしました。
多襄丸は夫を殺したのは自分だと言っていますが、はたして・・・?
次回は、夫と妻の証言をお送りします。
引き続き、お楽しみください。
さて、この番組では毎回読み物に合ったドリンクをご紹介しています。
今回も「抹茶」でした。
次回も「抹茶」を飲みながら、お聞きいただければ幸いです。
どんなおはなしがくるのか、お楽しみに!
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それではまた、月曜日の深夜をお楽しみに!!