みなさん、こんばんは。
お休み前のひと時、いかがお過ごしですか?
小説や民話、童話や絵本、ライトノベルなど、毎回様々な「おはなし」を
能登さんの美しい朗読でお送りする『能登麻美子 おはなしNOTE』。
第3回目は『ジャックと豆の木』の後編をお送りしました。
貧乏な家のジャックは、ある日牝牛と交換して、不思議なえんどう豆を手に入れます。
しかし、えんどう豆は母親によって庭に捨てられてしまいます。
翌日、目が覚めるとえんどう豆は天高くまで伸びる大木になっていました。
ジャックはその大木に登り、妖女に出会い、自分の父親が天空の城に住む鬼に殺されたことを知ります。
ジャックは鬼の城まで行き、金の卵を生むにわとりをとって、鬼から逃げ帰ってくる・・・
というのが前回までのお話でした。
後編の今回は、再び木に登り、鬼の城にジャックが訪れます。
今度は金と銀の袋を持ち帰り、さらにまた大男からハープを盗んできたジャックは、
母親と一緒に幸せに暮らしました・・・という結末でしたが、
この話には教訓的な後日談がありました。
しばらくは幸せに暮らしていたジャックでしたが、鬼からとってきたものたちは、
やがて効力を失ってしまいます。
そこで母親が『人から盗んだものでは幸せになれない。汗水たらして得たものが本当の幸せだよ』と
ジャックに小麦の種を渡したのでした。
小さいころに絵本で読んだことのある人が多かったと思いますが、
今大人になって聞いてみるとずいぶん印象の違うお話だったのではないでしょうか?
それこそ、能登さんのおっしる通り、突っ込みどころ満載なお話でしたね。
さて、この番組では毎回読み物に合ったドリンクをご紹介しています。
今回は豆にかけて「豆乳ラテ」でした。
次回は『さくら茶』をご用意ください。
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