「夢無き者に成功無し!?」キッコーマン・堀切功...
2019.1.25
今週の放送では何度もトピックとして取り上げられた『大阪万博』。日本は本当にお祭りごとが好きな国と感心させられる。万博と耳にすると"1970年大阪万博"と答えるのは昭和世代だ。64年生まれの自分にとっての万博は、東京から遠い大阪で行われていたお祭りという感覚。負けん気が強く、乗りの良い大阪の人々にとって戦後最初の国家イベント"64年東京五輪"は「大阪やったらもっとおもろいことするわなぁ~」なんて呟き、指をくわえてみていたのかもしれない。そんな大阪に舞台を移しての6年後の大阪万博も大成功。うま味を知った日本は、2匹目のドジョウを狙った国家イベント第2弾大阪万博のテーマは「人類の進歩と調和」で、当時、米国に次ぐ経済大国となった日本らしいテーマで、国がひとつになれる同調したテーマであったことは間違いない。
2025年大阪万博は「人類の健康・長寿への挑戦」がテーマ。しかし、テーマの再考という壁に早くも激突。健康、長寿に"カジノ?"も入れ込むという、あまりにも安易でテーマと乖離しているお祭りありきで誘致していると、「コンパクト」をテーマに招致成功したが、予算やエリアを巨大に拡大した2020年東京五輪と同じように、大きな打撃を受けることも視野に入れて欲しい。番組では、かかわる物事をクリアに伝えていきたい。ちなみに70年大阪万博の影には「安保闘争」があったことも書き残しておこうっと。
さぁ今週で3巡目へ突入し、ニュースマスターたちも本気&本音トークが飛び出す予感。ニュースマスターたちが持ち込むトピックスを、深掘りし、クリアにお伝えできれば思う。