【7時台】
木曜日の7時台のニュースマスターは、共同通信社・編集委員室長の橋詰邦弘さん。





●7時は、リニア中央新幹線の建設工事にフォーカス。東京地検特捜部と公正取引委員会が大手ゼネコンの強制捜査に乗り出しました。鹿島、清水建設、大林組、大成建設の4社は、JR東海が発注した２２件の工事のうち、１５件を受注。4社で３件から４件の工事を分け合う形となっています。リニア新幹線の建設工事は、３兆円もの国の財政投融資が投入されており、今後、大規模な談合事件に発展する様相を示しています。





●7時30分は、来年度の政府予算案にフォーカス。来年度の政府予算案は９７兆７１００億円と、６年連続で過去最大を記録することで決着しました。しかし、中でも防衛関係予算の伸びが目立ち、過去最高の５兆１９００億円に達しています。その中には、北朝鮮のミサイル攻撃に対処するための迎撃ミサイル「イージス・アショア」や、長距離巡航ミサイルの導入など、アメリカの高額な装備品が含まれているのが特徴。アメリカ製の装備品の導入はトランプ政権の意向を配慮したものなのかなどお話いただきました。





【8時台】
8時台のニュースマスターは横浜DeNAベイスターズ前代表取締役社長・池田純さんです。





●8時は、プロ野球「ソフトバンクホークス」のキャプテン内川聖一選手が契約更改の席で「ファーム施設で２軍の選手がコンビニ弁当を食べているのはいかがなものか」と球団に問題提起していたことがわかりました。ファームの「選手の待遇」や寮生活している選手、していない選手の差などについて教えていただきました。





●8時30分は、国際自転車レース「さいたまクリテリウム」にフォーカス。日経新聞によると、さいたま市は「さいたまクリテリウム」を市主催から２０１９年以降に民間主体の運営に移行する方針で、この「自転車レースの民営化に池田さんの知恵を借りよう」ということです。「さいたまクリテリウム」は世界最高峰のサイクルロードレース「ツール・ド・フランス」の名を冠した『ツール・ド・フランス　さいたまクリテリウム』が正式名称。毎年１０万人の観客を集め、去年の大会の経済波及効果は約２９億円、そのうち、さいたま市内では６億７２００万円と試算しています。放送では手本にしたい「湘南国際マラソン」などについてお話いただきました。





【トレンドマスターズTOKYO】
毎週木曜日のテーマは「ヒットの芽」ユニークな視点で生まれた商品や、今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介していきます。今日は「ネオ和菓子」と呼ばれる"進化系の和菓子"を取り上げます。これまでの和菓子のイメージを一新するようなスタイリッシュで独創的な和菓子がここ数年で増加。今日はその中からスタジオに二つ用意しました。


まずは銀座と青山に店舗がある"HIGASHIYA"の「ひと口菓子」








HIGASHIYAはデザイナーのかたが作った和菓子屋。お菓子の美味しさ・美しさはもとより、スタイリッシュなパッケージなど革新的な風を和菓子界に吹き込みました。見た目は一口サイズのあんこ玉で、どこか懐かしさを感じられる味わいがします。HIGASHIの店名は"日々の菓子"からつけられているそうです。お菓子をデイリーユースで楽しんでもらいたいという想いが込められているということです。








もう一つは岐阜県大垣市にある"つちや"の「みずのいろ」！薄い丸いパステルカラーのメダルのようなものが１０枚並んでいます。色は水色、オレンジ、赤、緑、黄色の５色。








１７５５年創業の老舗の９代目が考慮したお菓子で、２０１５年秋に誕生して以来、その美しさが話題になっています。ハーブと寒天を使って「水」を表現したお菓子で、しゃりっとした食感が特長です。一人の職人さんが一枚ずつ手作りしているとのことで驚きです。


当初はこんなに売れるとは思っていなかったそうで、発売後、東京の催事で出したら即売り切れ。
繊細な商品のため、店頭でのお渡しに限られているということで、時々、都内の百貨店など出店されることがありますので気になる方はチェックしてみてください。


【マスターズインタビュー】
今週のインタビューのお相手は、岩手県二戸市にある酒蔵「南部美人」の５代目蔵元、代表取締役社長の久慈浩介さん。4日目の今日は、海を渡る日本酒のお話をしていただきました。


今日の楽曲ラインナップ
1曲目 I'll be over you / TOTO
2曲目 Getting Ready For ChristmasDay / Paul Simon
3曲目 Someday at Christmas / Stevie Wonder & Andra Day