• 2018.4.23

    4月23日(月) The News Masters TOKYO 第274回

    【7時台】
    毎週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。


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    ●7時は「予算委員会で野党が審議拒否」というニュースにフォーカス。国会は20日、財務事務次官のセクハラ疑惑など、噴出する政府の不祥事を受けて、主要野党の議員が審議を欠席し、不正常な状態が続きました。野党は麻生太郎副総理兼財務大臣の辞任や、加計学園問題を巡る柳瀬唯夫元首相秘書官の証人喚問実施を強く要求、厳しい世論を背に、欠席戦術の長期化も辞さない構えです。


    衆参の予算委員会は20日の理事懇談会で23日の集中審議について協議する予定でしたが、立憲民主などの野党が拒否。自民党の国会対策委員会幹部は「野党が出てこないなら23日の集中審議は意味がない」と話していました。審議拒否は野党にとってイメージダウンでチキンレースの様相。この数ヶ月で解散にまで持って行く可能性は低いですが、現状での選挙は与党に有利だそうで、審議日程を人質にとって「与野党攻防」に持ち込む姿勢はどうなのかというお話でした。


    ●7時30分は、「フェイクニュースをあぶりだせ、ハッカソンに出場」という話題。おとといと昨日、清水さん率いるフジテレビのチームが、ITのソフトウェア開発分野の世界的大会「ハッカソン」に出場しました。参加は去年に引き続き2回目、今年はNHKや朝日新聞など10社ほどのメディアが招待されています。これに優勝するとリスボンの世界大会に進出だそうですが結果はどうだったのでしょうか。


    ハッカソンはITのソフトウェア開発分野の世界大会でハック(hack)とマラソン(marathon)を合わせた混成語。テーマが1つもしくは複数のプレゼンテーションを行うために、参加者たちはアイデアを出したり、チームを結成します。
    今年のテーマは「ファクトチェッキング」ファクトニュースとの戦いをどうするか、どうやって虚偽を見破るか、というソリューションを提案するものでした。清水さんには今年フジテレビや他の企業がどんな物を作成したのかをお聞きしました。また、気になる結果ですが、フジテレビは残念ながら2位。来年は優勝したいと強く話しておりました。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは精神科医の名越康文さん。


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    ●8時は、「はしか、流行に警戒」について。強い感染力を持ち、高熱や発疹などの症状が出る「はしか」が沖縄県で流行しています。外国人旅行者から感染が広がり、約1ヶ月で感染者は65人に登ったということです。一部の病院で入院患者への面会が禁止になった他、中学校で学級閉鎖が出るなど影響が広がっており、多くの旅行者が沖縄を訪れる5月の大型連休を控え、感染拡大への警戒が高まっています。


    はしかは「麻疹ウィルス」によって起こる感染症。感染力はインフルエンザの10倍でマスクや手洗いでも防ぎきれません。飛沫感染だけでなく空気感染もするため、クラスに1人いたら、全員感染している可能性があるほどの威力があります。感染すれば、発熱や全身に発疹。免疫を持っていない人が感染すると100%発症。大人は重症化する傾向にあり、合併症で肺炎や脳炎などを引き起こし、重症化する可能性があります。ただし一度感染する、もしくはワクチンを2回接種することで確実に免疫ができるとされています。みなさん、気をつけましょう。


    ●8時30分は「10代で飲酒すると、脳が縮む」というニュースにフォーカス。成人年齢20歳から18歳に引き下げる民法改正案を閣議決定され、政府は、民法の改正案を国会に提出し、2022年4月の実施を目指しています。ただ、酒やタバコは、現在の「20歳未満禁止」のまま変わりません。今日は、未成年飲酒の危険性についてお届けしました。


    大量飲酒をした場合、全く飲まない未成年と比較して、海馬の容積が明らかに小さいと言います。これはアルコールによって海馬の神経細胞が死んで脳の容積が小さくなったのだといいます。大人の脳が完成するのは20歳前後。人間の脳は生後6歳までに大人の大きさの90〜95%に、その後、脳細胞の成長は20歳前後まで続きます。そのため20歳までの飲酒の影響が大きいと言います。他にも未成年の飲酒は、血中アルコール濃度が上がりやすく、急性アルコール中毒のリスクが高まります。性ホルモンのバランスにも影響します。脳のことを考えたら、40代50代の「一気飲み」世代は、特に「アルハラ」に注意です。未成年はもちろん、日本の将来を背負って立つ若い世代に酒の無理強いは禁物というお話でした。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週月曜日はYesNoアンケートで主流がわかる「あなたはどっち?YESNOリサーチ」です。今日は音声ニュースアプリ「Voicy」とのコラボから生まれた働き女子パーソナリティ小林厚妃さんのレポートでお届けします。今回の質問は「家族に内緒の口座はありますか?」


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、ベンチャー企業『GLM』の社長、小間裕康さんです。「GLM」は大手メーカーがしのぎを削る自動車市場に名乗りを上げ、設立からたった4年で量産EV・スポーツカーを開発・生産し、自動車市場に革新をもたらしている京都発のベンチャー企業です。初日の今日は「京都のベンチャー企業がなぜEV・電気自動車開発に挑んだのか」について伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 From A Distance / Bette Midler
    2曲目 Heaven / Warrant
    3曲目 Crusing For Bruising / バーシア
    4曲目 擬態 / Mr.Children

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  • 2018.4.20

    4月20日(金) The News Masters TOKYO 第273回

    【7時台】
    今日金曜日7時台のニュースマスターは、自民党の馳浩衆議院議員と文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさんです。


    ●7時は、「東京オリンピック・パラリンピック」の課題にフォーカス。2年後に迫った、2020年東京オリンピック・パラリンピックですが、2013年に開催が決定されてから、高まる期待に反して、エンブレムのデザインや新国立競技場など、さまざまな問題点について報道されてきました。今もなお、真夏の開催、交通機関の混雑、宿泊問題や膨らみ続ける予算など、解決しなければならない課題や対策がたくさん残っています。


    こうした問題に馳議員は「八方手を尽くして、成功できるようにと手を尽くしてる一方、高くなる関連施設の建設費については、リオデジャネイロと違って、日本は地震を想定したうえで建設すると高くなるのでご理解いただきたい」とコメント。


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    ●7時30分は、「運動部活動の抜本改革」の話題にフォーカス。自民党のスポーツ立国調査会・会長の馳議員は、先月『運動部活動の抜本改革に関する緊急提言』を林芳正文部科学大臣に提出しました。2020年東京オリンピック・パラリンピック後を見据え、学校の運動部活動を地域スポーツと一体化させるのが柱となっています。


    部活は教育文化財として評価している馳議員。そうした部活の持続可能性を持たせるには、「今までのやり方ではなく、子供たちにとっては専門性と安全な指導が必要。そのためには人の配置。しかし、まだ予算が足りない。そのためには施設や指導者を共有していく。」とコメントしました。


    【8時台】
    金曜日8時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんです。


    ●8時は、「再配達減少への一手、"置き配"」にフォーカス。玄関先や車庫に宅配荷物を置いてもらう「置き配」を望む人が増えています。再配達を減らす効果的な取り組みとして「コンビニなどでの受け取りの促進」に次いで「自宅用宅配ボックス設置の促進」というこのがあります。ただ、宅配ボックスは費用負担が大きいので、今後は置き配専用グッズやサービス面での工夫によって更に広がる余地がありそうです。


    ここでは崔さんから置き配に関するビジネスを紹介。物流向けITベンチャーの「イーパー」が開発した置き配専用バッグ。これは伸縮性のある紐が付き、玄関のドアノブなどにかけてロックすることができます。バッグの開け口には宅配ドライバーが操作できる南京錠がついている代物です。


    アスクルでは昨年8月から、個人向け通販サイト『LOHACO』で置き配を開始。利用者はスマートフォンなどを通じて「玄関扉の前」「物置の中」など4カ所から荷物を置く場所を選び、ドライバーは指定された場所にシートを敷いて荷物を置き、写真を撮って注文者に送り、確認してもらうというもの。さらに健康食品のファンケルでは、女性の社会進出で留守宅が目立ち始めた20年以上前から置き配に取り組んでいるという例も。


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    ●8時30分は、「高齢者の医療負担」にフォーカス。厚生労働省の諮問機関、社会保障審議会は19日、医療保険部会を開き、2018年度中にまとめる社会保障改革案の議論を始めました。患者の窓口負担を自動的に増やす案などが検討課題に浮上しており、人口減少や高齢化で社会保障費は膨らみ続けている中、大胆な見直しに踏み込めるかどうかが焦点となります。


    現在、高齢者の医療費負担は、69歳以下は治療費の3割負担、70歳から74歳は2割負担、75歳以上は1割負担。高齢者を敬うのはもちろんですが、高齢者というカテゴリーは、実はマイノリティーではありません。65歳以上はすでに人口の約3割。一方で、15歳未満の子供は、すでに人口の約13%。そこで崔さんから「医療費改革として、全員一律治療費3割負担、さらに後期高齢者は年金にプラスして医療費を加える。つまり、年金にプラス医療費を試算したうえで配る。そうすると、自分が医療費に使える予算が限られていると意識することができる。」と提言がありました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    今週のこの時間は特別企画タケ小山『俺のこだわりメシ』をお送りしています。今日のメニューは、旬の魚。この時期タケさんが選んだのが「カツオ」です。カツオは、ヘモグロビンの生臭さを嫌う人がいますが、香りを楽しんでほしいというタケさん。そこで、一本釣りの漁師さんは醤油の中に入れてしまう、いわゆる漬けをオススメ。中でもそれを酢飯の上に乗せて食べる三重県の手こね寿司を紹介しました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、劇作家・演出家の鴻上尚史さんです。今日のテーマは「仕事で大切にしていること」です。

    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Stranger in Town / TOTO
    2曲目 Return to Innocence / Enigma
    3曲目 Funny Bunny / the pillows

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  • 2018.4.18

    4月19日(木) The News Masters TOKYO 第272回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。


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    ●7時は、セクハラ疑惑のある福田淳一事務次官の辞任について。麻生財務大臣はきのう、財務省の福田淳一事務次官の辞任を発表しました。事実上の更迭とみられます。「最強官庁」と言われた財務省の信用失墜と安倍政権への打撃は確実です。


    新潟県の米山隆一知事の女性問題と合わせて東京大学を卒業したエリートが「覚えていない」などと語るのは情けないなどとお話いただきました。


    ●7時30分は、横浜市の鶴見区の認可保育園で、園長と主任を含む保育士11人が3月末で一斉に退職し、4月から運営の縮小を余儀なくされるという出来事にフォーカス。待機児童対策で保育所増設が急がれる中、保育士の引き抜きで既存園の運営が圧迫されると言う異例の事態となりました。


    辞めたのは15人のうち、11人。後任の採用が追いつかなかったため、在園児全員の継続保育が難しくなり縮小を決定。4月から新1歳児、2歳児クラスの19人のみ保育を続け、新3歳児から5歳児のクラスの37人には急遽転園してもらったとのことです。退職した園長は新設の認可保育園の園長に就任。他の保育士の過半数も新設園に再就職。市の調査では、今回多くの退職者がでた保育園の給与水準は標準的で、退職理由にパワハラなどはなかったと言います。藤原さんにこういう事態はなぜ起こるのか?や「引き抜く」「引き抜かれる」ということについてお話いただきました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは横浜DeNAベイスターズ前代表取締役社長でスポーツ庁参与・池田純さん。


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    ●8時は、ブルーノ・マーズの公演で、批判が殺到しているモデルがした行為とは?ブルーノ・マーズの公演から学ぶことにフォーカス。今月11日から15日にかけて「さいたまスーパーアリーナ」で開催されたブルーノマーズの来日公演。多数の有名人・芸能人が押しかけ、客席の豪華さも話題になる中、最終日の最前列にいたモデルの行動がブルーノを怒らせたとして話題になっています。批判が殺到している彼女たちがとった行為とはどのようなものだったのでしょうか。


    ブルーノ・マーズと言えば世界中のミュージックシーンを席巻し、飛ぶ鳥を落とす勢いのアーティスト。批判が殺到したというのは、最前列のVIP席にいたモデル2人がライブ中にアーティストに背を向け「自撮り」したこと。SNSにアップしているのに気付いたブルーノは気分を害してタオルを投げつけましたが、彼女たちはファンサービスでタオルを投げてくれたと勘違いしていた模様です。ライブでは観客を120%盛り上げられることで有名なブルーノ・マーズ。撮影を行う観客を注意することは何度かあったそうです。他にも池田さんにはライブのどこに魅せられたのか。ライブに来ていた若い人を見ていて気づいたこと、スポーツビジネスが参考にしなければならないことについてお話いただきました。


    ●8時30分は、中田英寿さんが語る日本サッカー協会の代表監督交代劇、引退後のヒデは...?について。日本サッカー協会がハリルホジッチ監督を解任し、西野監督を就任させた交代劇について、かつて西野監督と共にアトランタオリンピックで"マイアミの奇跡"を起こしたメンバーで、ワールドカップ3大会連続出場に貢献した往年の名選手中田英寿さんはどのように見ているのでしょうか。


    池田さんは先週中田さんと対談されました、その際、中田さんは「大会2ヶ月前の解任は、もう少し早く何か方法がなかったのか疑問」「たとえ、仮に良い結果が出たとしても、次の選択への判断材料にならない」と鋭い指摘をしていました。また、中田英寿さんが今、何に挑戦しているのか教えていただきました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    今週はスペシャルウィークということで特別企画、「タケ小山、俺のこだわりメシ」をお届け。今日はタケさんに「ハンバーグ」のこだわりを熱く語っていただきました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、劇作家の鴻上尚史さん。
    鴻上さんは、早稲田大学在学中の1981年に劇団「第三舞台」を結成され、22歳で劇団のリーダーとなりました。
    今日は、30年以上にわたり、個性的な役者たちを束ねてきた鴻上さんに、キャスティング、チーム作りについて伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 25or6to4(長い夜) / Chicago
    2曲目 Runaway Baby / Bruno Mars
    3曲目 ルーキー / 玉置浩二

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  • 2018.4.18

    4月18日(水) The News Masters TOKYO 第271回

    【7時台】
    水曜日の7時台のニュースマスターは、スポーツ経営学者の小林至さんです。


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    ●7時は、『ソフトバンク939億円申告漏れ』の話題にフォーカス! ソフトバンクグループが東京国税局の税務審査を受け、2016年3月期までの4年間でおよそ939億円の申告漏れを指摘されたことがわかりました。所得について、ソフトバンクグループの所得と合算すべきだと判断され追徴税額は過少申告加算を含めておよそ37億円で、すでに修正申告したということです。


    税金をめぐっての国家とグローバル企業のせめぎ合いは、あらゆる国で起きています。これに対して小林さんは、「『国家の制約を受けたくない』『税金を払いたくない』と考える大企業に対してビシビシ課税をし、所得の再分配を頑張ってみるのはあり。」と話しました。大企業からの税収はバブルの頃から比べると減っていますが、先進国が結託してきちんと税金を取るべきです。これが資本主義、格差是正につながります。


    ●7時30分は、『放送事業の見直しに、安倍総理「議論すべき時期」』の話題にフォーカス! 政府の規制改革推進会議の会合が今月16日に、総理官邸で開かれ、放送事業の見直しについて議が行われました。安倍総理は会合で、「急速な技術革新により、放送と通信の垣根はどんどんなくなっている。大きな環境変化を捉えた放送の在り方について改革に向けた方策を議論すべき時期に来ている」と述べました。一方で、政治的公平性や公序良俗などを定める放送法4条の撤廃など具体論には触れませんでした。


    これまで大手企業が各キー局を買収しようと試みても失敗してきた理由は、民間で立ち向かっても参入ができない環境になっているからです。これを踏まえて小林さんは「議論すべき時期に来ている。株主構成がずっと変わらないことは健全とは言えないため、新しい血を入れるために必要である。」と意見しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時台は、『日産・ルノー、資本関係の見直し検討』の話題にフォーカス! 日経新聞によりますと、日産自動車と仏ルノーの会長を兼務するカルロス・ゴーン氏は、両社の資本関係を見直す考えを示しました。フランス政府はルノーと日産の経営統合を求めている模様で、ゴーン氏は現在の相互出資関係を改めることを検討し、2022年までに新体制に移行する考えも明らかにしています。


    ルノーと日産は相互に出資しており、日産は三菱自動車に出資しています。そのため、3社がグループとして力を持ち始めているのが現状です。フォルクスワーゲン、トヨタが1000万台クラブで生き残れると言われている。入山さんは、「ルノーが日産の株式を過半数以上とって、連合という形からルノーグループにしようとしていると考えた方がいい」また、「今後より日産のルノーかが進むだろう」と予測しました。


    ●8時30分は、『就職人気、メガバンクに陰り』の話題にフォーカス! 若者の銀行離れが進んでおり、昔だったらメガバンクは人気就職企業から消えつつあります。

    かつての人気の理由は、安定しているというイメージがあったためです。しかし、今はフィンテックという技術が入ってきて銀行の業務が減りつつあり、安定とは言えない状況です。そのため、若手社員を中心に転職する人が増えています。さらに、東大生や京大生の間では外資系コンサルが人気です。理由は、そもそも1つの会社に一生勤めるつもりがないため、将来の独立に役立つ知識を身につけるために外資系コンサルに就職するようです。入れなかった人が次の腰掛先として銀行に入っているという現状があるようです。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    今週はスペシャルウィークということで、特別企画「タケ小山、俺のこだわりメシ」をお届け。今日のメニューは「チャーハン」でした。入山さんの格言1、『チャーハンはサッカーである』 2、『チャーハンは宗教である』 3、『チャーハンは喉越しである』


    【マスターズインタビュー】
    今週は、劇作家の鴻上尚史さん。22歳で劇団のリーダーになった鴻上さん。『リーダーの指導力』について伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Hold On / Santana
    2曲目 Raindrops Keep Fallin'On My Head / B.J.Thomas
    3曲目 恋 / 星野源

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  • 2018.4.17

    4月17日(火) The News Masters TOKYO 第270回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さん、さらにスペシャルゲストとして衆議院議員で希望の党代表の玉木雄一郎さんをお迎えしました。


    ●7時は、「安倍内閣支持率危険水域に それでも支持率トップは自民党」のニュースにフォーカス。今月13日から15日にかけて行われた世論調査によると、安倍晋三内閣の支持率は26.7%と「危険水域」と呼ばれる3割未満に突入しました。学校法人「加計学園」をめぐる文書問題などへの安倍総理の説明に「納得できない」の声が高まっています。ただ、政党支持率では、依然、自民党の一人勝ち状態が続いており、2位の立憲民主党を大きく引き離しています。


    自民党を支持する人の大半が「ほかより良さそう」という理由を答えている一方、無視できないのが、「支持政党なし」という層。そこをいかに取り込んでいくかについてお話されました。


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    ●7時30分は、「民進党と希望の党が結成を目指す新党」にフォーカス。民進党と希望の党は、5月上旬の結成を目指す新党の党名に関して有力案として挙がっていた「民主党」を採用しない方向で調整に入りました。立憲民主党が「民主党」という略称を使用しており、重複を避けるべきだという判断とのことです。


    野党が乱立しては与党に勝てないので合流しようとしたものの、いわゆる「排除の論理」などがあり、「思った成果を上げられず今に至っている」と語る玉木さん。「右でも左でもない中間に有権者は期待し、そこが希望の党が目立てるところでは?」という佐々木さんの指摘に、「おっしゃる通り。多くの普通の人は、高齢化社会が続いて日本はどうなっていくか、もっと身近なことに解決策を見出してほしいと思っている。」と解答しました。


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    8時台のニュースマスターは、8時台は経営学者の楠木建さんです。


    ●8時台は、『大卒内定率、早くも2割に』の話題にフォーカス。2019年春に卒業する大学生の就職内定率は今月1日時点で前年比5.4ポイント上昇の19.9%と、およそ2割に達しました。


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    学生の就職活動について楠木さんは、「働いたことがないのに本当に比較ができるのか? やりたいことがわかるのか?」と意見しました。また、「事前の最適化ができない以上、入社してみてから自分の選択が正しかったのかが決まる。直感で好きと思った会社でやってみよう。人生は長いんだから気楽にいこう!」とメッセージを残しました。


    ●8時30分は、逆風を受けるFacebookの話題にフォーカス。8,700万件とも言われる個人情報の流出やフェイクニュースの増殖などが取りただされています。

    そもそも、Facebookを含むGAFA (Google、Apple、Facebook)の収入源は広告です。特にコミュニティー用インフラとしての要素が強いFacebookは、GAFAの中でも広告収入の割合が高く、ユーザーは知り合いから広告を受けるため、ポジティブな印象で刺さりやすいと言います。ユーザーを増やすことで爆発的な成長を遂げてきたFacebookの仕組みは、そもそも情報漏洩の危険があります。信頼を失えばユーザーが減り、売り上げも下がります。逆風を受けるFacebookの快進撃に期待です。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    今週はスペシャルウィークということで、特別企画「タケ小山、俺のこだわりメシ」をお届け。今日のメニューはみんな大好き、「カレー」でした。 野菜は蒸し野菜で煮込まない!


    【マスターズインタビュー】
    今週は、劇作家の鴻上尚史さん。鴻上さんは、昨年11月に、「不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか」を発売されました。鴻上さんが、戦時中の軍隊を取材されていくなかで、見えてきた、リーダーのあり方、優れたリーダーとは?


    1曲目 Do it again / Steely Dan
    2曲目 Rock the boat(邦題:愛の航海) / The Hues Corpration 
    3曲目 個人授業 / フィンガーファイブ

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  • 2018.4.16

    4月16日(月) The News Masters TOKYO 第269回

    【7時台】
    毎週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。


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    ●7時はバンコクからイスラム思想の専門家、飯山陽さんにお電話でご出演いただき、シリア情勢についてお話いただきました。シリアのアサド政権が化学兵器で市民を殺傷したとして、アメリカ、イギリス、フランスの3カ国はシリア時間の14日未明、首都ダマスカス近郊や中部ホムスの化学兵器関連施設の合わせて3カ国を巡航ミサイル「トマホーク」などで限定的こ攻撃しました。その後、3カ国の首脳は個別に電話会談し、「攻撃はアサド政権に化学兵器使用をやめさせるために必要だった」として攻撃の正当性を強調、攻撃を非難するロシアやアサド政権に反論しました。


    アラブ諸国ではトルコやサウジアラビアなどのアメリカの同盟国は支持。アラブ諸国は支持か不支持かで割れていますが、シリア、ロシア、イラン、イラク、エジプト、レバノンはシリア攻撃を非難しておりイラク政府はシリア攻撃を非難する「アラブ・サミット」を呼びかけています。飯山さんには米英仏の攻撃に対するアラブ・メディアの反応をお話いただきました。


    ●7時30分は、小泉進次郎が吠えた!議員年金なんて反対だというお話。今、自民党内で小泉進次郎氏を中心に、地方議員のいわゆる議員年金の復活を巡り、激論が交わされているという話題です。


    地方議員の議員年金とは在職12年で多額の年金が支給される特権的なもの。世論の批判や、財政状況の悪化などを理由に段階的に削減されていき、2011年に廃止されました。現在地方議員が加入できるのは、事業の議員を除けば国民年金のみ。現在、地方議員の「なり手不足」が深刻化されており、責務と報酬が見合わない、割りに合わないとされています。その対策としてあげられたのは、地方議員を自治体職員とみなして厚生年金に加入できるようにする法案の検討です。しかし、小泉進次郎氏ら反対派は結束して厚生年金の導入に反対しています。小泉進次郎氏の反発で"議員年金復活"は阻止されるかどうか、ある意味でポスト安倍、次世代の政治家としての試金石になるのではないかというお話でした。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは精神科医の名越康文さん。


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    ●8時は、19歳巡査の殺人事件を少年法で裁く異常事態にフォーカス。滋賀県彦根市の交番で、41歳の巡査部長が拳銃で撃たれて死亡し、19歳の巡査が殺人の疑いで逮捕された事件で、2人が同じ交番で勤務を始めてから2週間ほどしか立っていなかったことがわかりました。巡査部長は、巡査の教育係だったということで、警察は詳しい経緯を調べています。


    今回、未成年には、飲酒も喫煙の資格はありませんが、銃の携帯だけは容認され、武装警官が少年法で裁かれるという異常事態となっています。名越さんが気になったのはこの人物が「問題のない人物」という評価だったこと。学校の成績が優秀ということもありましたが、学校の成績は均質的な「知識量」で評価されるため、人物評価としてはあてにならないと言います。状況をみて、物事の相対的な重さと軽さ、深さと浅さを判断する能力を身につける教育には時間がかかります。この容疑者は「罵倒されて深く傷ついたから復讐したい」と「人の命をとってはいけない」の間で社会常識的な優先順位がつけられなかった可能性があるとお話いただきました。


    ●8時30分はナショナルジオグラフィックの記事から名越さんが気になった記事。世界で最も北に住む「ニホンザル」は、寒冷地で冬を越すために温泉につかることも有名ですが、京都大学の研究チームの調査で、群れで順位が高い猿ほど温泉に長時間浸かることがわかりました。


    人間も疲れると昔から温泉に行くという人もいます。昔の人も無自覚にしていた「治療」は時間をかけて体を温め、「体温を上げる」ことです。現在、日本人の平均体温も低下しているとのこと、低体温だと身体中の酵素が働かず、血流が悪くなり、免疫力が下がります。低体温は万病の元。物理的に体温を上げて、早期回復をするには「お風呂」が効果的ということでした。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    今週はスペシャルウィークということで特別企画、「タケ小山、俺のこだわりメシ」をお届け。今日はタケさんに「とんかつ」のこだわりを熱く語っていただきました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、劇作家の鴻上尚史さん。鴻上さんは昨年11月に「不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか」を発売されました。「9回特攻に出撃して、9回生きて帰ってきた」佐々木友次さんを取材された、鴻上さん。なぜ鴻上さんは佐々木さんに強く惹かれたのでしょうか。そして取材を通じて感じたこととは?


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    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Magic / Pilot  
    2曲目 キスして抱きしめて / MISIA
    3曲目 You're Only Lonely / J.D.SOUTHER

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  • 2018.4.13

    4月13日(金) The News Masters TOKYO 第268回

    【7時台】
    毎週金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさんです。


    ●7時は、「安倍総理 ゴルフ外交で挽回か」のニュースにフォーカス。連日の集中審議で追い詰められている安倍総理大臣ですが、来週17日から20日の日程でアメリカを訪問し、トランプ大統領と2日間にわたって会談します。これは、アメリカと北朝鮮が5月までに首脳会談をすることで合意したことを受けて、北朝鮮への対応について協議することで訪米が決まったものです。


    以前のトランプ大統領とのゴルフ外交とは意味が違い、「アルミ・鉄鋼を輸入制限しない代わりにトランプ大統領は交換条件を持ち出すのでは」と懸念を示すびんさん。悪く言われがちな「ゴルフ外交」ですが、過去には大きな役割を果たし「ASEANはゴルフ場で生まれてゴルフ場で育った。」とも。ちなみに、アメリカ大統領で最も任期中にゴルフをプレイしたのはウィルソン大統領でその数8年で1200回!2日に1回だそうです。


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    ●7時30分は、「新社会人が手を出してはけない、マネー三悪商法」の話題にフォーカス。新社会人に向けた『オトナの世界のマネーのルール』を教えるダイヤモンドオンラインの記事からマネー三悪商法として『リボルビング払い』『カードローン』『医療保険を含む生命保険』を挙げています。そこで今朝は、お金について知っておきたいルール崔さんがレクチャー。


    1:『リボルビング払い』カードを使って大きな金額を支払った場合に、月々1万円、2万円といった、あらかじめ決められた単位でこれを決済していく支払い方法です。未決済の残高はカード会社から借りる形になるので、問題はその際の金利が、例えば14%といった高いものになります。複利で増えることを放置すると、借金は5年でほぼ2倍になる利率です。


    2:『カードローン』近年、銀行が力を入れているのは、無担保でお金を貸す「カードローン」。実態は、消費者金融会社のローンと大差はありません。カードローンもリボルビング払い並みに金利が高い。消費者金融会社は、トータルで借り手の年収の3分の1以上貸してはいけないことになっていますが、なぜか銀行はこの規制の適用外であり、銀行のカードローン残高の方が、消費者金融会社の融資残高を上回るようになっています。


    3:『医療保険を含む生命保険』独身の新入社員に、生命保険はいらないという考え方です。万が一あなたが亡くなっても、悲しむ人はいるかとは思いますが、生活に困る被扶養者はいないためです。生命保険が必要になるのは、十分な蓄えがない間に結婚して子どもが生まれた場合に、最長で子どもが成人するまでの期間限定で加入する、死亡保障のシンプルな定期保険だけです。


    【8時台】
    金曜日8時台のニュースマスターは、ローランド・ベルガー日本法人の遠藤功会長です。


    ●8時は、「良品計画、好調の秘密」の話題にフォーカス。生活雑貨の『無印良品』を手掛ける良品計画は、2019年2月期の連結純利益が前の期と比べて11%増の333億円を見込むと発表しました。4期連続で最高益を更新する見込みです。国内事業が引き続き好調なほか、海外では中国を含む東アジア事業が大きく伸びています。


    元々国内中心でしたが、ユニバーサルな価値が認められ、現在はドバイやインドにも無印良品のお店があります。例えば中国では若者を中心に、派手さを好むこれまでの消費性向から、安心安全やシンプルさを重視する傾向が強くなってきており、中でも化粧品が人気だそうです。


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    ●8時30分は、「資さんうどんが投資ファンドの支援で再生」のニュースにフォーカス。「資さんうどん」の店名で北九州市を中心に42店舗を運営する人気のうどんチェーンが、後継者問題を背景に数年前から運営企業を探していました。この度、投資ファンド「ユニゾン・キャピタル」が、「資さん」の全株式を取得し、全国展開を視野に動き出すとのことです。


    北九州では、ソウルフードと言っても過言ではないうどん屋さんの『資さんうどん』。2016年8月期の売上高は69億5千万円42店舗経営で順調な経営ですが、後継者問題に悩んでいました。外資のファンドが絡むと、乗っ取りというイメージがありますが、支援して再生させるというのも徐々にですが日本でも増えてきています。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    今週から金曜日のこの時間は「タケタケFriday」です。今朝は、社会風刺コント集団、ザ・ニュースペーパーの福本ヒデさんと山本天心さん、改め安倍シンゾウさんとスガ官房長官をお迎えしました。


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、今週は、『ペッパーランチ』や『いきなりステーキ』を運営する
    『ペッパーフードサービス』の一ノ瀬邦夫社長です。今日のテーマは「目指せ日本一」です。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Higher Love / Steve Winwood
    2曲目 Can't Have Your Cake / Vince Neil
    3曲目 俺たちの明日 / エレファントカシマシ

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  • 2018.4.12

    4月12日(木) The News Masters TOKYO 第267回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。


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    ●7時は、「外国人労働者の受け入れ、拡大へ」というニュース。政府は外国人労働者向けに新たな在留資格を作る方針を発表しました。最長5年間の技能実習を修了した外国人に試験で合格すれば、さらに最長で5年間、就労できる資格を与えます。対象は農業や介護、建設など人手不足の業界で、この新しい資格制度によって少なくとも年間数万人は外国人労働者が増える見込みです。


    現在、単純労働者の受け入れは原則認められていませんが、来年4月にもこの新制度を始める方針です。日本の労働力人口は約6600万人。2017年10月末の外国人労働者は127万人、つまり、50人に1人は外国人が担う状況で政府はさらに増やす方針です。


    ●7時30分は、転職市場の活性化について。リクルートキャリアによると、2017年度の転職者の求人倍率は1.86倍で企業による求人の数が、職を求める人の数を上回る状況が続いています。前職より高い賃金を手にする転職者も増えており、厚生労働省によると、「転職で賃金が増えた」と答えた人の割合は、ここ35%〜37%と高止まりで推移しています。


    転職で賃金を増やせる人が多くなっているというニュースですが、逆に考えると賃金が増えないことが当たり前だった時代が長かったこと。また、実際今でも6割強の人は増えていません。転職で賃金で増やすのではなく、たとえ一時的には減ったとしても新しい分野でのキャリアを開拓するのも大事というお話をしていただきました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは横浜DeNAベイスターズ前代表取締役社長でスポーツ庁参与・池田純さん。


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    ●8時は、「アメリカ発の人気ホテル『エースホテル』がついに日本上陸」の話題。クリエイターやアーティストのファンも多い「エースホテル」は世界のホテルの新しいトレンドとして注目されていますが、日本では来年京都の中心「烏丸通」沿いにオープンします。「エースホテル」とはどのようなホテルなのでしょうか。


    エースホテルは1999年にアメリカ・シアトルで最初のホテルをオープン。現在、シアトル、ポートランド、ニューヨーク、パームスプリング、ロサンゼルス、ピッツバーグ、ニューオリンズ、シカゴ、イギリスのロンドンの計9箇所で、創業者がミューシジャンやクリエイターらが滞在できるような、そして、地元に密着できる場所を目指してホテル作りを進めているので、9箇所それぞれの地域に根ざしたテイストが違います。池田さんも一度お泊りになったようで、その時のお話もしていただきました。


    ●8時30分は、埼玉西武ライオンズ「キャップ30万個」小学生プレゼント西武ライオンズ40周年記念事業「L-FRIENDS」プロジェクトについて!埼玉西武ライオンズは所沢の地に誕生して40周年。この記念すべき節目のシーズンに、投打がガッチリと噛み合い、開幕8連勝のスタートダッシュを飾りましたが、ここにきて2連敗の「ちょっと一服、一休み」40周年の記念事業として県内30万人の小学生にベースボールキャップを贈呈したり、開幕戦では『首元あったかスヌード(襟巻き)』を配布してファンサービスに努めています。ライオンズが進める「L-FRIEND」プロジェクトとは、どのような狙いがあるのでしょうか。


    3月16日にライオンズ選手会長の増田、十亀、高橋の3投手が所沢の小手指小学校を訪問して、ライオンズのベースボールキャップを600人以上の全校生徒にプレゼント。引き続き、30万人分のベースボールキャップを県内の小学生にプレゼントしていく予定です。池田さんは「30万個キャップ」を配るという一大イベントがほとんど報道されていないのはとても残念とお話していました。もし全国的に報道されれば、「埼玉の子はキャップもらえていいなあ」と他県の子供たちから羨ましがられ、「僕のところにも配ってほしい」という気になります。今回はそうした準備が整っていなかったのか!とバッサリ斬られてしまいました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週木曜日のテーマは「ヒットの芽」ユニークな視点で生まれた商品や、今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介していきます。今日は「図柄入りのナンバープレート」について。


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    2019年に行われるラグビーW杯特別仕様ナンバープレートや東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレートなどもあります。また岩手ナンバーは宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」、山形は「さくらんぼ」、長岡は「花火」、福井は「恐竜」、福山(広島)は「カープ」など多彩です。地方図柄入りナンバープレートは10月から導入。今回は全国116地域のうち、申し込みがあった41地方での交付になります。


    オリンピック・パラリンピック、ラグビー、そして10月からの地方版、いずれの図柄入りナンバープレートも、交付料金を払えば、番号そのままで、図柄入りに交換することができます。またそれぞれ、寄付あり版と寄付なし版のプレートがあります。


    寄付は1000円から。興味のある方は国土交通省のHPや最寄りのディーラーや自動車整備工場にお問い合わせください。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、ペッパーフードサービス 一瀬邦夫社長。ビジネスの最前線で戦い続ける一瀬さん。大事にしている言葉を伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Two Prince / Spin Doctor
    2曲目 Uptown Funk ft.Bruno Mars / Mark Ronson
    3曲目 Junior Sweet / CHARA

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  • 2018.4.11

    4月11日(水) The News Masters TOKYO 第266回

    【7時台】
    水曜日の7時台のニュースマスターは、みずほ証券チーフクレジットストラテジストの大橋英敏さんです。


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    ●7時は、『脱デフレへ黒田日銀総裁が再始動』の話題にフォーカス! 黒田東彦日銀総裁が再任され、記者会見を開きました。デフレ脱却に向け大規模な金融緩和を5年間続け、経済は改善したものの、物価上昇率2%の目標実現への道筋は険しく、地方銀行の経営圧迫など副作用も拡大しています。任期5年の間には課題は山積し、景気動向や海外情勢をにらみながら難しいかじ取りを迫られています。


    日銀は、政策目標とする物価が達成しておらず、2013年から金融政策を続けている現状です。これにより特に影響を受けるのは、年金生活者です。株や投資よりも預金金利で生活してきましたが、これまでとは違って今は普通預金の金利はほぼゼロです。そういった人たちの負担を考えながら国の景気を良くするために政策を続けていますが、円高になると短期的に株の下落要因になるというジレンマもあります。大橋さんは、「政府にとっては出口がなく効果がない。デメリットの方が大きいとわかってくれば、この政策はやめるべき」と意見しました。


    ●7時30分は、『どうなる!?米中貿易戦争』の話題にフォーカス! トランプ米大統領は8日、ツイッターへの投稿でアメリカと中国について「貿易摩擦で何が起きようとも、習近平国家主席と私は常に友人だ」と述べ、中国による知的財産侵害の問題について「取引できるだろう」と指摘しました。中国が貿易障壁を取り下げるとの見通しも示し、貿易戦争の回避に楽観的な見方を示しています。トランプ氏は中国製品の計500億ドル、およそ5兆3千億円に関税を課す制裁案を決定。先週、関税対象品を1・5倍に拡大する検討を指示したと発表し、中国が激しく反発している状況です。


    米国は世界最大の消費国で、中国は世界最大の製造国。互いの経済は密接に絡むだけではなく、世界経済の牽引役でもあります。これについて大橋さんは、「切っても切れない関係であり、両者が合理的である限り、喧嘩の結末が非合理になる可能性は少ない。長い時間をかけてでも軟着陸していくでしょう。」と話しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


    話が飛んじゃって、


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    ごめんなさい!!


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    ●8時は、『ハリルホジッチ 監督解任』の話題にフォーカス! 日本サッカー協会は、成績不振などにより解任したハリルホジッチ日本代表監督の後任に、1996年アトランタ五輪で23歳以下の日本を率いた西野朗技術員長が就任したと発表しました。ワールドカップロシア大会の開幕が6月14日に迫る異例の時期に監督を代え、6度目の本大会に臨みます。


    これについて入山さんは、「なぜメディアで報道しないのか?」と意見しました。この原因について、「日本サッカー協会の派閥争いがあったのでは?」と予測しました。サッカーチームには古河電工派と三菱重工派があります。ハリルホジッチ氏ついては、「会長の田島氏(古川派)が連れてきたのではなく、原氏(三菱派)が連れてきているため、解任の理由については、そもそも会長に思い入れがなかったのだろう」と解説しました。


    ●8時30分は、『止まらぬ販売台数減、次なる狙いは若者と女性』の話題にフォーカス! 二輪メーカー各社が国内市場のテコ入れを行います。販売台数は小型の原付きバイクを中心に減少に歯止めがかからず、大きな反転は見込めません。各社は比較的堅調な中・大型を中心にバイクの魅力を訴え、女性や若者向けの新店舗も出すなど、新たな需要の掘り起こしに本腰を入れています。一般に、国民1人あたりのGDPが1,000ドルを超えたあたりからバイクの普及が進むと言われており、1人あたりのGDPが3,000ドルを超えると自動車の普及が進むと言われています。


    バイクの普及について入山さんは、「日本程度の所得レベルになると車を所有できてしまうため、国内での需要を高めるには対策が必要」と解説しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』! 知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、今朝は塚本ディレクターが紹介しました。


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    取り上げたのは、千葉県鴨川市で始まっている100人会議です。無作為に選ばれた市民らが参加して、自分たちの住む地域の将来を考える住民協議会を行っています。


    「自分なんかが選ばれえて大丈夫なのか?」という不安を抱えながらも、鴨川市では、こうした会議の仕組みこそ地域の将来を考えるうえで貴重なものとしています。地域の将来を自分ごととして捉えることを目的としたこの活動は今後も定期的に開催されます。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、「ペッパーランチ」や「いきなりステーキ」を運営するペッパーフードサービスの社長、一ノ瀬邦夫さん。今日のテーマは「ビジネスで必要なこととは」でした。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Alone / Heart 
    2曲目 ビューティフル・ネーム / ゴダイゴ

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  • 2018.4.10

    4月10日(火) The News Masters TOKYO 第265回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


    ●7時は、「サッカー日本代表監督に西野氏 ハリル監督異例解任で」にフォーカス。日本サッカー協会は、成績不振などにより解任したハリルホジッチ日本代表監督の後任に、1996年アトランタ五輪で23歳以下の日本を率いた西野朗技術委員長が就任したと発表しました。田嶋幸三会長は東京都内での記者会見で「選手とのコミュニケーション、信頼関係が多少薄れてきた。W杯で勝つ可能性を数パーセントでも上げたい。(開幕まで)たった2カ月であることを考え、内部で一番見てきた西野氏に決定した」と話しました。


    サッカー協会としては「和の乱れ」を気にしてハリルホジッチ氏を解任しているものの、欧州組のある選手は、「仲が良いかどうかよりも本気で意見が出る環境じゃないと意味がない」ともコメント。また、後任の西野さんへの具体的なオーダーが何なのか、日本の組織論についてお話ししました。


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    ●7時30分は、「国内フリーランス規模が20兆円超」にフォーカス。クラウドソーシング大手のランサーズによる「フリーランス実態調査2018年版」によると、日本国内におけるフリーランスの人口は1119万人、経済規模は20兆1200億円にのぼることがわかりました。フリーランスは日本の労働力人口の、およそ6人に1人を占めるまでになり、その経済規模は日本の企業が支払った給与の総額の1割程度に当たります。


    リーマンショックのころに、アメリカのフリーランス事情を調べたところ、会社をクビになってその影響で、自分で会社を立てた人がいる。現在、アメリカには、フリーランスが35%で日本の倍。一方で、フリーランスを含めた非正規雇用と、正規雇用の収入格差も開いています。これを「階層である」とする見方もあります。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授の楠木建さんです。


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    ●8時台は、『キャッシュレス決済比率の現状』の話題にフォーカス。クレジットカードや電子マネーなどで支払うキャッシュレス決済の比率が日本では20%程度と主要国に比べて低い数字で、普及を進める政府内では焦りが強まっています。


    89%がキャッシュレス決済という韓国と比べると、その差は歴然です。原因について楠木さんは、日本ほど現金のインフラが整っている国はなく、ATMの設置数や機械としての信頼性が高いため、現金が便利であってしまっていること。さらに、決済のたびにクレジットカード会社に手数料を払わなければいけないシステムが原因で、現金主義の小売店がまだまだ多いことなどをあげました。


    一方韓国では、1999年に年間のカード利用額の20%を控除する制度を設けて3年間で利用額が約7倍に増えました。他にも、アメリカがキャッシュレス決済が日本よりも普及している理由として、日本ほど働いている人に対する信頼がないため現金を扱えるスタッフが限られており、現金のハンドリングのコストが社会的に大きいことが考えられます。各国の性質を理解しながらどのように根付かせていくかが今後の課題です。


    ●8時30分は、上場企業の取締役の平均年齢の話題にフォーカス。世界97か国・地域のおよそ4万6000社の上場企業の取締役の平均年齢を比較したところ、日本は59.5歳でした。これは、アメリカの61.3歳よりは若いものの、世界平均の57.2歳を上回っています。また、主要国で最も若いのは中国の50.2歳でした。


    経営者の年齢について楠木さんは、「若さは重要。経営は今よりも将来を見据えて物事を決めると考えると、5年後定年している人と、若い人が構想するビジョンはまったく変わってくるのではないか」と話しました。また、今後の企業体制については、「業績が良くなるのは会社として嬉しいこと。明らかに能力のない人が、年齢や社歴だけでいいポストについていると間違いなく業績が下がる。そのため雇用と評価は分けて考えるべきで、今後は、解雇はないが貢献に応じた評価なり処遇をするのが当たり前の時代になっていくだろう」と解説しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。ビジネスパーソンに、"今ぜひ読んでほしい!"、"いつかきっと役に立つ!"本を紹介!今朝は、本と人が出会うサービスを提供するサイト『ホンシェルジュ』を運営している東海林真之さんが、SB新書の『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』(小野雅裕・著)を紹介しました。


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    著者の小野さんは、東京大学工学部航空宇宙工学科を出て、NASAのジェット推進研究所で火星探索ロボットの開発をリードしている30代の方であり、人気コミック「宇宙兄弟」の監修協力も務めています。小野さんは文学好きなので、普通の研究者とは違って文章表現やわかりやすさにも工夫を凝らしています。


    「宇宙」はこれから、産業においても個人レベルでも間違いなく注目度が高まるとのことで手に取った東海林さん。よくある宇宙関連書籍が取り上げるような有名人が主役ではなく、技術者や科学者、SF作家、そして宇宙へのイマジネーションに取り憑かれた無名の大衆が主役であり、彼らによって宇宙が切り拓かれたという視点が素晴らしいのだそうです。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、「ペッパーランチ」や「いきなりステーキ」を運営するペッパーフードサービスの社長、一ノ瀬邦夫さん。今日のテーマは「なぜ"いきなり"?なぜ立ち食い?」でした。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 clocks / Coldplay
    2曲目 Success / Dannii Minogue
    3曲目  hello / 絢香

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