• 2018.9.28

    9月28日(金) The News Masters TOKYO 第388回

    【7時台】
    金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさん。

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    ●7時は、「日米首脳会談の総括」と「明後日に控えた沖縄知事選」の二つの話題について。まず、日米首脳会談では、TAG(物品貿易協定)という新しい言葉が登場。「聞いたことのない言葉が出てくると何か裏で駆け引きがある」と、びんさんは話します。日本側としてはアメリカ側との交渉をなるべく引き伸ばしたいと必至。一方、輸入自動車などによる7兆円以上の対日貿易赤字をなんとかしたいアメリカ。そんな中、TAGを立ち上げる運びとなりました。

    この協定は、今の段階では自動車に関しては少し手加減をしてもらい、そのかわり農産品に関してはTPP並みの扱いで協議をしていくのではないかと言われています。また、この議論が終われば、他の事でもやっていこうと話されているのではないかとのことです。これによって新聞によって論調が違うのですが、「日本は丸裸にされてしまうのではないか」と書いている新聞もあります。しかし、びんさんは「自動車は関税の問題ではなく、性能で輸出入されるものなので、少し高くても高性能の日本車が買われる可能性もあるのではないか」と話しています。

    沖縄知事選では、玉城デニー氏と佐喜真淳氏が互角の戦いを繰り広げています。辺野古移設に関しては候補者4名とも「県民投票で決める」と言ってしまっているため、争点にならなくなりました。今回の選挙、最大の敵は台風だと、びんさんは話します。選挙陣営も選挙管理委員会も期日前投票を勧めています。台風が来ると特に離島の集計が大変になります。結果はびんさんにも予想がつかないとのことで浮動票次第ということです。


    ●7時30分は、「小売業界の年収ランキングから見る経済の流れ」にフォーカス。企業口コミサイト『キャリコネ』などを運営するグローバルウェイの調査によりますと、平均年収が最も高かった小売業は「セブン」「ローソン」「ファミマ」のコンビニ御三家を抜いてドラッグストアチェーン運営のサンドラッグの449万円でした。続く2位はスギ薬局で433万円、3位にセブンイレブン・ジャパンの430万円、4位 ファミリーマートの429万円、5位 イオンリテールで411万円という結果で、気になる平均年収の動きについて伺いました。

    ドラッグストアはインバウンドとスーパーの客の囲い込みに成功。購買頻度の高い食品や日用品の値下げで集客しつつ、高採算の医薬品や化粧品を拡販。それにより他業態から顧客を奪っています。ここまで好調なドラッグストアですが株価は上がっていません。それは最近の日本の災害で外国人客数の低下などが原因だと考えられています。経済の流れと株価は必ずしも一致しません。今回も一過性の給与上昇に終わる可能性もあるというお話でした。

    【8時台】
    金曜日8時台のニュースマスターは、NOBORDER NEWS TOKYO代表でメディアアナリストの上杉隆さん。

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    ●8時は「総裁選〜今後の組閣と国会運営」のニュースにフォーカス。安倍総理大臣は、内閣改造・自民党役員人事を10月2日に行うと表明しました。その中で、麻生太郎副総理兼財務大臣と菅義偉官房長官のほか、西村康稔、野上浩太郎両官房副長官を留任させることも明言。また、党役員人事では、二階幹事長、岸田政調会長を続投させる意向です。

    上杉さんの予測は名付けるなら「復活内閣」「再チャレンジ内閣」 6年間の安倍政権の中、貢献をしてくれた人で、スキャンダルなどで辞任・退任された人を再起用するのではないか、そして今回の総裁選の最大の功労者である小泉進次郎氏は農林水産省か厚生労働省になるのではないかと話しておりました。
    上杉さんは「この人事は意外に思うかもしれないが、スキャンダルなどがあった人を再び起用すると結束が強くなり、運営しやすくなる」とのことでした。

    ●8時30分は先の自民党総裁選挙で連続3選を果たした安倍総理大臣。2021年9月末までの3年間、首相在職日数歴代トップも視野に入った安倍政権の今後について上杉さんに伺いました。

    安倍首相が長期政権を維持できている理由は「スピンドクター」というメディアをコントロールする存在だと言います。日本では公になっていませんが、存在しています。そのため、安倍政権は安泰だというお話でした。

    【トレンドマスターズTOKYO】
    金曜日のこの時間は「タケタケFriday」今日は上杉さんがいらっしゃったので「タケタケ問答」を実施。東京五輪・パラリンピックのボランティア問題について熱く語りました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、オーダーメイドスーツの製造・販売をしている株式会社英國屋 代表取締役社長 小林英毅さん。創業100年が見えてきている英國屋は今、ギフトカードに力を入れているといいます。最終日は「ギフトカードに力を入れる理由とビジネスで贈り物をするということ」についてお話いただきました。

    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Something About You / Level42
    2曲目 Urgent / Foreigner
    3曲目 STEP BY STEP / ZIGGY

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  • 2018.9.27

    9月27日(木) The News Masters TOKYO 第387回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。

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    ●7時は「中学生の修学旅行先、京都が7割」というお話。去年1年間で、修学旅行で京都市を訪れた中学生は78万2千人と前の年と比べて4万人近く増え、過去最多を更新しました。一方、少子化を背景に、全国の中学校の修学旅行生の数は5年連続で減少しており、旅行先としての京都市のシェアが拡大し、初めて7割に達しました。中学生の数に、小学校や高校の修学旅行生を合わせると毎年110万人前後が訪れていることになります。

    藤原さんはどの学校も修学旅行が京都であることに違和感があると話します。藤原さんが校長をされていた杉並区の中学校でも以前は京都・奈良でしたが、上越や白馬などへ行き、兼業農家に4〜5人で分宿して、農業体験をすることに変更になりました。初日は全員で田植え体験、二日目はそれぞれの農家で工夫して山菜採りやビニールハウスの分解、蕎麦打ち体験などを行います。

    藤原さんは二泊しただけでも家族になったような感情が生まれると話します。豊かになり、色々なものが手に入る現代。大人になっても味わえない経験が宝物になるというお話でした。


    ●7時30分は、『「昆虫の服、着ようぜ」香川照之さんが起業』という話題。昆虫好きで知られる俳優の香川照之さんが、昆虫のイラストをあしらった子供服のインターネット通販などを手掛ける新会社、アランチヲネを設立しました。その背景には、子どもたちが自然や環境問題について考えるきっかけに慣ればという狙いがあるとのことです。

    会社は8月に設立、10月から営業を始めます。名前の「アランチヲネ」はイタリア語でオレンジの意味です。カマキリやホタルといった昆虫のイラストをあしらったシャツなどを11月末から売り出す予定で収益の一部を自然教育や昆虫保護団体に寄付するとのことです。

    今の時代、好きな柄をTシャツにプリントし、。オリジナルを着ることは誰にでもできること。またその延長で会社を作り売り出すこともどんどん行われています。個人がインターネットの力を味方につけることによって個人がメーカーにもなれる時代がやってきたと藤原さんは話します。放送では元広告代理店の人が「好き」の延長で植物をアクリル封入したオブジェを販売し、京都に「ウサギノネドコ」というお店まで出してしまった例をご紹介しました。
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    【8時台】
    木曜日の8時台のニュースマスターは株式会社横浜DeNAベイスターズ前代表取締役社長/スポーツ庁参与 池田純さん。

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    ●8時は「エンゼルスの大谷翔平投手が10月から上旬に右肘のトミー・ジョン手術」のニュースにフォーカス。今月5日(日本時間6日)に受けた精密検査で新たな損傷が判明し、医療スタッフから手術を勧告されていましたが、決断は大谷投手本人に委ねられていました。

    トミージョン手術とは損傷した肘の靭帯を切除し、手首や足首など自分の体の他の部位から正常な腱を移植する手術で、投手としての復帰には1年から1年4ヶ月を要します。しかし、今年だけでもメジャーの選手20人がトミー・ジョン手術受けており、日本人選手も桑田投手や松坂投手、ダルビッシュ有投手も受けて、みんな復活できています。

    来シーズンは右肘への負担を極力減少させるため、守備にはつかずDHでの「一刀流」が予想され、再来年に「二刀流」としてスタジアムに戻ってくるのではないかとのことでした。


    ●8時30分は「広島カープが、3年連続9度目のリーグ優勝。ユニーク経営と強さの秘密」という話題。マジック「1」で迎えたマツダスタジアムでのヤクルト戦に勝利し、本拠地での優勝決定は1991年以来、実に27年ぶり。リーグ3連覇は球団史上初で、リーグでも巨人以外では初めての快挙となりました。広島東洋カープの強さと、松田元オーナーのユニークな球団経営を池田さんに伺います。

    池田さんはカープの松田オーナー兼社長にベイスターズ時代に色々薫陶を受けたそうです。

    他にも広島カープの緒方監督は最初のころは評判が悪かったのですが、2軍から上がってきた選手を積極的に活用し、ヒーローにしていくにつれ、1軍の選手にも火がつき、ファンもついてきたというお話をしていただきました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日はユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今日は"卓上でカーリングができる!?"ということで人気を集めている競技「カーレット」をご紹介。

    「カーレット」は2011年に日本で誕生した新しい競技です。カーリングのように、石=ストーンを滑らせて、相手のチームのストーンを押し出したり、進路を妨害しながら、最終的にどちらのストーンが的に近いか...で得点が決まります。カーレットの競技代は幅60cm、長さ3.6mで的となる青と赤の円が描かれています。今日はこの「カーレット」を考案した「カーレットジャパン」協会の田辺陽二さんにお電話でお話を伺いました。

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    「カーレット」は小さいお子さんから年配の方まで、障害がある人も手が動かせれば、全くハンデなしで戦うことができるコミュニケーションが弾み、頭も使う競技です。やってみたいと思ったら、カーレットジャパン協会のHPで地域クラブを探したり、人数を集めて、体験用の「カーレット」を送ってもらったりすることができます。



    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は株式会社英國屋 代表取締役社長 小林英毅さん。4日目は「スーツはビジネス成功の鍵!」というお話を伺いました。ビジネスマンの皆さん、「スーツを買う時にどんなことを考えますか?」


    1曲目 Thousand Miles / Vanessa Carlton
    2曲目 せぷてんばぁ / クレイジーケンバンド

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  • 2018.9.26

    9月26日(水) The News Masters TOKYO 第386回

    【7時台】
    7時台のニュースマスターは、ノンフィクションライター・常井健一さんです。


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    ●7時は、『安倍総理、石破派の閣僚起用見送りへ』の話題にフォーカス。安倍総理は、来月の内閣改造で斎藤健農林水産大臣を交代させる方針を固めました。自民党総裁選で石破茂元幹事長を支持した斎藤氏は、安倍陣営から閣僚辞任を迫られたと明かており、今回の人事では、石破陣営側の処遇が焦点となっています。一方、「違う意見を強みに変える自民党でないといけない」と総裁選は石破氏に1票を投じた小泉進次郎氏の今後にも注目が集まっています。


    小泉進次郎氏が「石破氏の地方創生の考え方に共感する」と支持する内容を示しました。これについて常井さんは、「最終的に追い込まれて言ってしまったのでは。自分の今後の身のふりを考えすぎたのでは」と予測しました。そして、内閣改造については、「官邸や自民党も頭を痛めているだろう」と予測。なぜなら、小泉氏は子供若者女性をしっかり集めることができる唯一の議員のため、下手に難しい課題を抱える閣僚にしてしまったら、来年の参院選までに失敗してしまう可能性があるためです。安全第一で小泉氏を扱わなければならない。そして、小泉氏の今後の道筋については、「本来なら官房副長官になるという道筋がある。しかし、長幼の序を大切にする小泉氏は、柴山昌彦氏のポジションを気にして断るかもしれない」と推測しました。


    ●7時30分は『沖縄県知事選、二人の候補者が拮抗』の話題にフォーカス。共同通信社は、翁長雄志知事の死去に伴う沖縄県知事選で電話世論調査を行いました。いずれも無所属新人の前衆院議員・玉城デニー氏と、自民、公明、維新、希望の党推薦の前宜野湾市長・佐喜真淳氏が互角のまま激しく競り合う展開となっています。ただ、2割が投票先を「まだ決めていない」としており、情勢は変動する可能性もあるとのことです。


    取材をされた常井さんに現地の雰囲気を伺いました。沖縄のことを何も知らない国会議員が次々に訪れたようで、企業人は皆「沖縄県民を見ているのではなく、官邸を見ているんだろう」とうんざりしていたようです。選挙の決め手については、「景気がいいときは知事が交代しないというジンクスがあるため、ハートに訴えるような政策や言葉があるほうが勝つのでは」と予測しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、メディアコミュニケーションディレクター・松浦茂樹さんです。


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    ●8時は、『音声AI、20分の雑談が可能に!?』の話題にフォーカス。アメリカのインターネット通販大手、アマゾン・コムの幹部は、音声を使った人工知能(AI)の開発の進捗について、5年から10年後に人間と20分以上、雑談を続けられるようになるとの見通しを明らかにしました。政治や娯楽、スポーツといった幅広い話題で自然な会話を実現するのが目標で、アマゾンは、大学生向けに賞金付きのコンテストを行い、研究開発を促しています。


    松浦さんは、20分の雑談について「音声UIの時代が思った以上に早くやってくるだろう」と話します。英語に比べると日本語の場合は、方言があり言い回しも複雑です。これらの多様な表現を、機械がいかに理解できるかがポイントになります。スタジオでは、運転中にタッチパネルではなくすべて会話で検索することができたらとても便利になるだろうと盛り上がりました。松浦さんは、「iPhoneが登場しておよそ10年、タッチパネルの操作に慣れたように、同じ事が起きるだろう」と期待しました。


    ●8時30分は、『ラジオサービス会社が、音楽配信会社を巨額買収』の話題にフォーカス。アメリカ・衛星ラジオのシリウスXMホールディングスは、アメリカの音楽配信「パンドラ・メディア」を日本円でおよそ3900億円で買収すると発表しました。音楽配信サービスで先行するスウェーデンのスポティファイやアメリカのアップルに対抗する構えです。シリウスは自動車のドライバー向けの有料放送を手掛けており、モバイル端末などで音楽を楽しむパンドラの利用者を取り込み、音楽配信の競争力を強化します。


    インターネットを利用したサービスは、PCを開き、パスワード解除し...と目的に行き着くまで時間がかかりますが、ラジオの場合は電源を入れるだけで手軽に聴けるという気軽さがあります。今回パンドラはそこに目をつけたということです。以前はダウンロード販売が好調でしたが、定額制や聴き放題にどんどんシフトしている現状があります。例えば、違法サイトとして閉鎖された漫画村は、たくさん読めて使いやすいからため多くの人が利用していました。つまり、使いやすいサービスを構築すれば、ユーザーはちゃんとお金を払って買うということです。漫画村や、今回のパンドラにも見られるような、「体験を買う」「時間を買う」定額サービスは今後も増えていきそうです。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』。知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、今日は文化放送の報道侍・塚本ディレクターがお伝えしました。


    今日紹介したのは、先日都内で行われた、学校現場の教員、学校長、教育長らが、その立場を超えて一堂に会し未来の教育の在り方などを話し合う「真夏の教育大激論会」というイベントです。主催したのは、文部科学省の若手官僚らのグループ。霞が関の官僚がこうした外部に開かれた草の根の討論会を企画するのは、極めて異例のことです。外部の声を聞く場としては、様々な審議会、調査会といった組織を利用するケースが一般的ですが、こうした流れに一石を投じた文部科学省の試みに対しては、文部科学省の幹部職員からも期待する声があがっているようです。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、オーダーメイドスーツの製造・販売をしている株式会社英國屋・代表取締役社長の小林英毅さんです。3日目の今日は「小林さんが経営者のやろうとしていること、ビジネスマンや就活生に対してお話していること」を伺いました。まずは「結果ではなく過程が大事」ということについて。その理由とは?


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 I Still Haven't Found What I'm Looking For / U2
    2曲目 Footloose / Kenny Loggins

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  • 2018.9.25

    9月25日(火) The News Masters TOKYO 第385回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


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    ●7時は、『米中が制裁関税第3弾を発動』にフォーカス。アメリカのトランプ政権は24日午前0時すぎ、中国の知的財産権侵害に対抗し、2千億ドル相当の中国からの輸入品に10%の追加関税を課す制裁第3弾を発動し、中国も報復として600億ドルの追加関税に踏み切りました。米国の対中制裁は日用品に対象が広がり、総額は輸入額のほぼ半分となる2500億ドルに達しました。トランプ大統領は中国が報復すれば、全輸入品に25%の制裁関税を課すと表明。世界1、2位の経済大国間の「貿易戦争」は拡大する一方で長期化懸念が強まっています。


    「ほとんど第2次世界大戦前みたいな状況だ」という佐々木さん。自由な商品の物流が阻害され第二次世界大戦が勃発し、戦争が終わってからGATTが作られました。それを繰り返さないように、戦後70年かけて作り上げてきたものをトランプ大統領が逆回転させています。そんな米中貿易戦争は、一触即発の状態に。自由貿易体制の守護者が一体誰だったのか?アメリカだったけど、日本やEUにその力はあるのか?今、それが問われています。


    ●7時30分は、『アマゾン、個人出版の市場拡大へ』にフォーカス。アマゾンは、注文に応じて1冊ずつ本を印刷して販売する「プリント・オン・デマンド」の設備投資に力を入れており、今後、個人出版の市場拡大につなげる考えです。プリント・オン・デマンドのサービスは2010年に始まり、2016年からはカラーにも対応しています。現在、およそ300万冊分のデータが登録されており、そのうち9割は洋書だということです。


    PODの本は、簡易な製本ですが、新書のような感じだそうです。もし、書店が衰退し、アマゾンくらいしか販売所が無かったら、それでokになってしまいます。便利な一方で、ハレーションもあり、フランスでPODを使い、ある人が小説を書き、出版社を通さないで、文学賞の候補になりました。フランスの書店業界はこれに抗議するという事態に。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、経営学者の楠木建さんです。


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    ●8時は『ヤマト運輸、異例の「週休4日OK」』の話題にフォーカス。宅配便最大手のヤマト運輸は、フルタイム勤務で1年以上在籍している従業員が育児や家族の介護に携わる場合、週休4日を容認する制度を導入しました。家庭の事情に配慮することで人材流出を防ぐ狙いがあるとのことですが、大手企業で週休4日を認めるのは異例です。


    新制度では、週に20時間以上働くことを条件に、1週間の労働日数を3~5日、1日の労働時間を4~8時間から選ぶことができるようになりました。介護や生活の事情、体力的に低下しているなどの理由であれば制度を活用できるようです。この動きについて楠木さんは、「人をめぐる経営システム改革の大チャンスだ」と推奨しました。そして、「いろんな人がいて、いろんなニーズがあることを前提に、働きたい人、休みたい人が自由に選択できるような制度を作ることが大切。それぞれにあった形で力を存分に発揮するべき」とこの制度の意義を評価しました。


    ●8時30分は、『コンビニの「定番」商品、強化戦略』の話題にフォーカス。コンビニ大手のファミリーマートでは、去年、定番商品である中華まんの生地の発酵回数を見直すなど、「史上最大の刷新」を実施しました。サプライヤーである井村屋は、そのために20億円を投じて工場を増設。ファミリーマートの中華まんの売り上げは前の年と比べて18%アップとなっています。


    美味しい商品を出せば売り上げがついてくるのが日本のコンビニ市場です。さらに、コンビニ同士が競争することでどんどん美味しくなります。しかし、現状は、セブンイレブンという競合に対して、他社が尖った新商品開発で対抗しているような状況です。これについて楠木さんは、「メーカーからしたら一番売ってくれるところと組みたい。そうなった場合、セブンに対抗できる競合はないのでは?商品という点で対抗するのではなく、フォーマット全体として新しい切り口を作って行く必要がある」と話しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。今日は楽天ブックスの書籍チームから重松礼人さんにお越しいただき、『学びを結果に変えるアウトプット大全』という本をご紹介いただきました。


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    帯には「説明・アイデア・雑談・交渉 すべての能力が最大化する脳科学に裏付けられた 伝え方・書き方・動き方」と書かれています。重松さんはこの本を読まれて、「脳科学を知らなかったせいで、大切な時間を無駄にしてきたな」と思ったそうです。そして、「今までの常識やビジネススキルでは乗り切れない時代がやってきても、この本のタイトルにあるように『学びを結果に変える』テクニックを知っておけば、自分自身の成長にきっとつながる」とオススメしました。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、オーダーメイドスーツの製造・販売をしている、株式会社英國屋・代表取締役社長の小林英毅さんです。小林さんは英國屋に入社し、28歳という若さで社長に就任しましたが、社員の方々とはどう付き合っていったのでしょうか。先輩社員は今も厳しいのでしょうか?


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Hungry Heart / Bruce Springsteen
    2曲目 嘘でもいいから / 奥村チヨ

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  • 2018.9.24

    9月24日(月) The News Masters TOKYO 第384回

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    (詳細は画像をクリック)

    【7時台】
    今週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。

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    ●7時は「安倍政権、人事はどうなるか?」について。安倍総理大臣は、10月1日に行う自民党役員人事と閣僚人事で、石破元幹事長を、閣僚などの要職に起用しない方針を固めました。安倍総理は、河野外務大臣、菅官房長官、岸田政調会長、二階堂幹事長など主な党内の要職、閣僚を留任させる方向で調整に入っています。

    顔ぶれについては麻生財務大臣、菅官房長官、岸田政調会長、二階幹事長、河野外相、茂木経済再生担当相、世耕経済産業相、加藤厚生労働相が留任とほとんど変わらないようです。石破元幹事長や斎藤農水相は外れる見込みで、大臣などは安倍総理大臣は自分を支持してくれた人を中心に起用するとみられていますが、要職ではないポストに石破氏に投票した人を起用することもあるかもしれません。

    また、清水さんは今回の総裁選では安倍一強ではあるが、きちんと批判もある安倍一色ではないということを示したのではないかとお話いただきました。


    ●7時30分は、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」「イグ・ノーベル賞」について。イグ・ノーベル賞は1991年にノーベル賞のパロディとして創設され、毎年、アメリカのハーバード大学で授賞式が開催されています。今年のイグ・ノーベル賞の医学教育賞には、長野県の昭和伊南総合病院に勤務する堀内朗医師が選ばれ、日本人の受賞は12年連続という快挙を果たしました。

    これまで「カラオケ」「たまごっち」「バウリンガル」といった商品も受賞していますが、個性的で変人扱いされそうな研究もあります。イグ・ノーベル賞の受賞は1位はアメリカですが、2位は日本とイギリスが競っています。イグ・ノーベル賞創設者のエイブラハム氏によると、「世界の大半の国では、変わった行動をすることは悪いこと」とされてしまいますが、日本とイギリスは伝統的に違うのではないかと話します。

    こうした奇人・変人の研究が様々な分野でイノベーションを起こすかもしれません。社会の進歩は異端から始まるものなのかもしれません。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは精神科医の名越康文さん。

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    ●8時は、オランダの末期患者の希望を実現させる団体「願いを叶える救急車財団」の話題。海に行きたい。孫の笑顔が見たい。家に帰りたい。想いを形にした人は1万人を超えています。

    財団には医師や看護師、救急隊員ら約270人が登録。集中治療室の患者にも対応しています。最近は1日5〜6件、年2000件前後を引き受け、これまで11000件を超えています。協力を申し出る遊園地や美術館が増加。無料利用、営業時間外に入場できたりする企業も多いようです。

    日本でもQOLの認識が高まっており、ホスピスなどで個別対応している施設もあるといいますが、まだまだボランティア活動、NGOについては後進国。企業も社会貢献度の高い寄付など、もっと考えてほしいとお話いただきました。



    ●8時30分は「カルピス」の話題。「カルピス」はみんなが知っている乳酸菌飲料ですが、ルーツについては、案外知られていません。そこに注目した山川徹さんの著書『カルピスをつくった男 三島海雲』には100年前にカルピスを発案したカルピス株式会社の創始者、三島海雲という人の足跡が綴られています。

    100年前、ロシアの細菌学者イリヤ・メチ二コフがコーカサスでのヨーグルトの常食が健康にいいと著書で提唱。その後、大隈重信が「不老長寿論」として翻訳し、乳酸菌の威力が一般に広まりました。放送ではカルピスの名前の由来や100年ずっと味が変わらないというお話をしていただきました。



    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週月曜日のトレンドマスターズTOKYOはYESNOアンケートで主流がわかる「あなたはどっち?YESNOリサーチ」今朝は、音声ニュースアプリ「Voicy」 とのコラボから生まれた働き女子パーソナリティ 小林厚妃さん。

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    今日のテーマは「毎日、お酒を飲みますか?」詳しくは特集ページで。


    【マスターズインタビュー】
    今週は株式会社英國屋 代表取締役 小林英毅さん。小林さんは1981年の御生れ。慶応義塾大学経済学部を卒業後、IT企業「ワークスアプリケーション」に転職しますが、その後、家業を継ぐことになり、株式会社英國屋に転職。入社3年目、28歳で社長を就任します。初日は「転職」について伺います。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Let's Go Crazy / Prince
    2曲目 Call Me / Blondie
    3曲目 ただ、ありがとう / MONKEY MAJIK

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  • 2018.9.21

    9月21日(金) The News Masters TOKYO 第383回

    今週はタケさんが夏休みということでピンチヒッターウィークをお送りしています。金曜日のパーソナリティは初登場、落語家の立川志の春さん。志の春さんは子供時代、7年間アメリカで過ごした帰国子女で、イェール大学から三井物産へ就職されますが、3年で立川志の輔師匠に弟子入り。現在は英語で落語をやったり、海外で高座を務めたりしています。

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    【7時台】
    金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさん。

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    ●7時は、「自民党総裁選」について。昨日行われた自民党の総裁選挙は現職の安倍総理大臣が石破元幹事長を破り、連続3回目の当選を決めました。国会議員による投票の後、地方票と合わせた開票結果が発表され、結果は安倍総理は553票、石破元幹事長は254票でした。この結果に対し、安倍総理は硬い表情で口元を少し緩めただけだった一方、石破氏は嬉しそうに大きくうなづいていました。2倍以上の差がついたにも関わらず、どちらが勝ったのかわからないような空気が流れる中、安倍新政権の3年間の任期がスタートしました。

    びんさんは組閣について大胆予想で、小泉進次郎さんに党の重要ポストや官房副長官あたりがくるのではないかと予想。なぜなら、小泉進次郎さんは石破さんに票を入れましたが、党員・党友票が締め切った後でした。この流れは安倍総理大臣側に恩義を作ったとされ、安倍総理大臣も石破氏に投票した小泉進次郎氏を起用することで、懐の深さを見せるのではないかと話します。

    また、憲法改正については来年度予算や天皇退位・新天皇即位、東京オリンピックの準備などでやるべきことが多く、憲法改正の発議はいつできるのか。スケジュール的に厳しいのではと見ています。むしろ消費税増税10%の影響は大丈夫なのか、東京オリンピック後の経済の失速はどうなるのかなど経済の問題をどうするのかが焦点になるのではないかというお話でした。



    ●7時30分は、「消費税増税」のニュースにフォーカス。来年10月に予定される消費税率10%への引き上げについて、安倍総理大臣は「来年は思い切って財政出動も含めて景気対策をやっていきたい」と表明しました。過去の消費税増税で駆け込み需要の反動減により景気が冷え込んだことを踏まえ、「車や家と行った耐久消費財の消費が落ちないような対策も打っていきたい」と消費増税による景気悪化のリスクに対して早期に備える考えを示しました。その一方で、一部シンクタンクからはいまだに増税の再々延期を疑う声が根強いとも言われています。1年後の消費税増税、どうなるのでしょうか。

    崔さんはこのタイミングで菅官房長官の携帯電話料金の話が出てきました件に言及。実は年々、家計支出に影響を増しているのが携帯電話料金。いま自民党内では携帯電話料金を下げて消費税をアップの相殺を狙っているのではないかと予想しています。

    また、消費税増税の景気対策としてキャッシュレスでの買い物によるポイントを他の店でも使える仕組みを政府が検討している件についてもお話いただきました。


    【8時台】
    金曜日8時台のニュースマスターは初登場、拓殖大学教授で中国問題に詳しいフリージャーナリスト、ノンフィクション作家の富坂聰さん。冨坂さんは台湾で中国語を学び、北京大学に留学後、『週刊ポスト』『週刊文春』の記者を経て独立。豊富な人脈を活かした中国のインサイドレポートには定評があり、著書『龍の「伝人」たち』は、第1回21世紀国際ノンフィクション大賞(現在の小学館ノンフィクション大賞)の優秀作を受賞しました。拓殖大学では、海外事業研究所教授として教鞭を執っています。

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    ●8時は、「米中貿易摩擦」にフォーカス。トランプ政権は、第3弾の制裁関税を24日に発動すると発表しました。中国からの輸入品2千億ドル(およそ22兆円)が対象となります。解決の糸口がなかなか見つからない米中の貿易戦争は、世界経済にも多大な影響を及ぼします。どうなってしまうのでしょうか。

    家具や家電などに10%の関税を上乗せし、2019年以降は25%に引き上げます。中国からの輸入の約半分に関税をかける形になります。富坂さんはこの流れは長期化すると話します。対中制裁は支持者への約束で実際、共和党支持者の6割強が「対中関税で米国経済は長期的に良くなる」



    ●8時30分は「中国の勢い」について。この時間は、中国問題に詳しいジャーナリストの富坂聰さんと上海で落語の巡業する立川志の春さんが勢いのある"中国の今"について、お話ししていただきました。放送では志の春さんが中国に巡業に行って肌で感じたことや富坂さんに現在の中国の生活、学生の様子などについてボリューム厚めの内容でした。

    【トレンドマスターズTOKYO】
    金曜日のこの時間は「タケタケFriday」本日は立川志の春さんに落語を絡めて海外の人との接し方についてお話いただきました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、『九州大学・決断科学センター准教授・村上貴弘』さん。今日は、村上さんが現在、九州大学で取り組んでいる「持続可能な社会のための決断科学」という新しい分野について伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Livin'On A Prayer / Bon Jovi
    2曲目 Johnny B.Goode / Chuck Berry
    3曲目 ヒーロー / 麻倉未稀

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  • 2018.9.20

    9月20日(木) The News Masters TOKYO 第382回

    今週はタケさんが夏休みということでピンチヒッターウィークをお送りしています。木曜日のパーソナリティは株式会社横浜DeNAベイスターズ前代表取締役社長/スポーツ庁参与 池田純さんです。

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    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。



    ●7時は「中高年の孤独リスク、タバコや肥満よりも悪影響」について。欧米を中心に「孤独」を問題視する動きが広がっています。2017年秋にはアメリカの元公衆衛生局長官が「孤独は深刻化する伝染病だ」という論文を発表し、話題になりました。また、今年の1月にはイギリス政府が孤独担当大臣を任命しています。日本では「孤独死」が問題になっていますが、世界では「孤独による死」が問題視されています。

    アメリカの研究によると、孤独が健康に与えるリスクはタバコを1日15本吸うことに匹敵すると言われ、心臓発作のリスクを32%上昇させるそうです。世界的な傾向ですが、とりわけ深刻なのが日本の中高年男性だと言われています。

    藤原さんは、会社ブランドでも肩書きでもない、自分のキャラクターで勝負するしかないコミュニティに25歳から55歳以上からの居場所を確保しておく必要があると話します。そうでないと65歳から、あるいは70歳から放り出されても居場所がなく図書館や新聞や雑誌を読むか、山手線を一周するしか暇つぶしが無くなるとのことでした。


    ●7時30分は、「機械と人間、7年後に仕事量が逆転」というニュースにフォーカス。世界経済フォーラムは、人工知能(AI)やロボットに関連した技術革新により、2025年までに現在の仕事量全体の半分以上が機械に取って代わられるとの予想を発表しました。2022年には、データ入力や会計処理などおよそ7500万人分の仕事が機械に奪われると見込んでいます。

    報告書によると、機械が人間に代わって行っている仕事の割合は現在は(2018年時点で)全体の29%、2022年には42%に上昇し、2025年に52%と半分以上になる見通しです。一方で、データ分析やビックデータ関連などで新たにおよそ1億3300万人分の仕事が創出される可能性もあります。

    放送では『ホモ・デウス』という本をご紹介。世界で800万部のベストセラーとなっている『サピエンス全史』の続編です。『サピエンス全史』では人類が生まれてからこのかた、どのように「意識」を進化させたか?が描かれていますが、『ホモ・デウス』ではこれから人類がたどる道を予言しています。結論から言うと、人類がたどる道は「グローバルなネットワーク社会とAIと生物工学が結びついて、人間はますますそちらに判断を委ねるようになり、やがて人間の意味が消える」ということ。消滅しないためにはどうすればいいのか、その方法にも踏み込みました。


    【8時台】
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    ●8時は「セ・リーグのクライマックスシリーズ進出をかけた4球団の熾烈な3位争い。3位と4位じゃ大違い」という話題について。今年もセ・リーグは広島カープの独走でペナントレースの終盤を迎えましたが、クライマックスシリーズ(CS)進出を掛けた4球団による熾烈な3位争いが続いています。ファンはもちろん、選手、球団に取って、クライマックスシリーズに出場できる3位と逃した4位の差を考えます。

    2007年から始まったクライマックスシリーズ。主な理由は、強いチームが早々に「リーグ優勝」を決めてしまうと、ファンの関心が薄れてしまい、その後試合が「消化試合」となって観客が激減するためその対策のために始まりました。

    池田さんにはレギュラーシーズンで、3位までに入るメリットについて伺いました。4位以下は「最終戦」とともにシーズンも終了しますが、3位以上になればCSシリーズ9試合、そして「日本シリーズ」7試合で「最大で16試合」余分に試合ができます。シーズン中と同じく、収入は主催チームの総取りでグッズや飲食代金も加算されるため「臨時収入」となります。CSのファーストステージは2位チームの球場で行われるため3位はメリットは少ないということで、「3位と4位は大違い!もっと言えば2位と3位も大違い!」とお話されていました。


    ●8時30分は『渋谷区の外郭団体が「代々木公園内」に「大規模多目的スタジアム」を計画』という話題。渋谷区の外郭団体である一般社団法人「渋谷未来デザイン」が「都立代々木公園内」多目的スタジアムの建設を目指していることがわかりました。「スクランブルスタジアム」と名付けられたこの計画はライブやイベント会場に加え、東京都23区内初の大規模サッカー専用スタジアムの建設を見込んでいます。都心にできる初めての「大規模サッカースタジアム」を考えます。

    「スクランブルスタジアム」の建設予定地は「都立代々木公園内」の南側で、NHKホールの横になります。現在、野外ステージや競技場などの施設がある付近で公園の芝生や緑地を削る必要がなく、3〜4万人規模のスタジアムを建設することを想定しています。

    これまで23区内には1万人を越すサッカー専用スタジアムはなく、3〜4万人規模のスタジアムが抜群にアクセスの良い代々木公園の横にできれば、。サッカー界にとっても大きく、実現すれば、世界に誇れるスタジアムになる可能性がありますが、池田さんは「どのような意図があるのだろう」と不思議がっていました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日はユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今、羊のお肉がヘルシーということでブームになりつつありますが、その多くはオーストラリアやニュージーランド産のもの。その中でまだ流通量としては、1%ほどですが、国産のラム肉が注目を集めています。今日は山梨県富士吉田市で約100頭の羊を肥育している「ふじさん牧場」の藤田太一さんにお電話でお話を伺いました。

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    今朝放送前に「ふじさん牧場」のソーセージとお肉をいただきました。山梨県はワインの聖地で、「ふじさん牧場」はワインの絞りかすを使ったワインラムも使っています。こちらはクセがなく、これまでラム肉が苦手だった人もオススメです。



    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、「九州大学・決断科学センター准教授」村上貴弘さん。今日は、村上さんの研究テーマの一つ「ハキリアリ独特のコミュニケーション手段」「アリの言葉」のお話です。



    1曲目 Place Your Hands / Reef
    2曲目 Physical / Olivia Newton John
    3曲目 魚ごっこ / ボ・ガンボス

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  • 2018.9.19

    9月19日(水) The News Masters TOKYO 第381回

    【7時台】
    7時台のニュースマスターは、スポーツ経営学者小林至さんです。


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    ●7時は、『中国、アメリカと同時に報復関税へ 新たな対抗手段も』の話題にフォーカス。アメリカのトランプ大統領がおよそ22兆円相当の対中制裁関税第3弾を表明し貿易赤字削減へ大幅な譲歩を迫ったのに対し、中国商務省は、報道官談話を発表し、アメリカと同時に報復関税を課すと発表しました。中国の全製品に制裁対象を拡大する場合に備え、新たな報復手段も検討しているとみられています。中国の報復対象は、アメリカからの輸入品の7割を超える見通し。一方、アメリカによる制裁は、消費財の割合が1%から20%を超える見通しです。


    お互いの国同士が喧嘩して関税を上げ合う貿易戦争は、原則としてやってはいけないと言われています。しかし、経済大国のトップを走るアメリカと中国が現在この問題を抱えています。小林さんはアメリカについて、「あらかじめ農民に2兆円を払ってでもやるということは、裏で政治的メリットがあるのだろう」と予測。そして、今回のニュースの印象について聞かれると、「世界はデフレ脱却の問題を長年抱えてきた。大局的に見ると、経済学者が言うほど悪いことではないかもしれない。ちょっと中国を懲らしめるのもいいかもしれない。」とユニークな発想で入山さんを驚かせました。


    ●7時30分は『水戸ホーリーホック、悲願なるか!?今、求められる競技場とは?』の話題にフォーカス。サッカーJ2水戸ホーリーホックが6月に申請したJ1クラブライセンス取得の審査結果が9月末に発表されます。クラブライセンス制度の導入以降、「J1昇格」を目標に掲げることができなかった水戸は、紆余曲折を経て悲願に向けたスタートラインに立とうとしています。


    Jリーグは2013年、クラブライセンス制度を導入。水戸ホーリーホックは、本拠地ケーズデンキスタジアム水戸の収容人数がJ1基準の1万5千人以上を満たさないため、たとえリーグ戦で昇格の順位条件を満たしたとしても、J1昇格ができませんでした。スタジアムの客席増設を目指したましたが、増設に必要な用地買収が難航し、かつての本拠地だった、笠松運動公園陸上競技場に本拠地移転を検討しているようです。小林さんは、「この制度は時代に合ってないからやめたほうがいいかも」と話しました。スタジアムは、大きさよりも満員にすることが大切です。スポーツマーケティングでは、満員のスタジアムが価値を生むと考えます。「満員にするために、努力目標の数値ではなく80%から90%になるところでスタジアムを作っていく方法が良い」と話しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時は、『ノーベル平和賞のグラミン銀行、日本進出』の話題にフォーカス。生活困窮者に無担保で融資するバングラデシュのグラミン銀行が今月13日から日本で事業を始めました。グラミン銀行は、金融を通じて貧困層を救済した功績からノーベル平和賞を受賞しており、国民の6人に1人が貧困ライン以下で生活する日本で、シングルマザーらの自立を支援します。最初は貸金業者として活動し、10年後には預金取り扱い金融機関への移行を目指す方針で、5年後の単年度黒字化を目標としています。


    グラミン銀行は、無担保で少ない額の融資をすることで自立を促し、貧困脱出に貢献しています。ユヌス氏はこの功績で2006年にノーベル平和賞を受賞しました。「貧困層にお金を貸してもお金を返してくれないのでは?」と質問する西川アナ。しかし、2007年設立のグラミンアメリカの場合では、10万人に960億円を融資したものの、貸し倒れ率はわずか0.2%でした。その秘密は5人組のシステムにあります。融資に当たって顧客5人による互助グループをつくる事で、それぞれが他の4人の返済を助ける義務を持つ。ただし連帯保証人のように返済が滞った人の返済の肩代わりをさせれるものではなく、5人全員が融資をとめられるといった連帯責任を負わされます。こうしたシステムをソーシャルキャピタルと言い、今世界中で注目されていそうです。


    ●8時30分は、『コカ・コーラ、幻覚作用のない大麻成分飲料に関心』の話題にフォーカス。アメリカの飲料大手コカ・コーラは、大麻草から抽出される成分を使った健康飲料事業への参入に関心を寄せていることを明らかにしました。この成分は高揚感などの幻覚作用をもたらさないとされる「カンナビジオール」で、ヨーロッパでは鎮痛剤に使われています。アメリカメディアは、コカ・コーラと医療用大麻を扱うカナダ企業が飲料開発で現在協議中と報じたており、コカ・コーラは「健康飲料の成分として、カンナビジオール市場の成長を注視している」との声明を出しています。


    大事なのは大麻の話ではなく、コカ・コーラが転換期に来ていることです。健康ブームにより、人々の炭酸飲料離れが進んでいます。さらに砂糖税が世界的に広まっており、今後、海外輸出に苦戦しそうです。そのため、健康飲料事業を強化にシフトしていく動きです。さらに、日本のコカ・コーラは苦肉の策で、これまでになかったレモンサワーを出しています。これまで、ご法度だったアルコールを出すということは、それだけ深刻な転換期が来ていると言えます。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』。知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、今日は塚本ディレクターが紹介しました。


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    今日取り上げたのは、「家業イノベーションクエスト」というイベント。人手不足、後継者不足といった話題ばかりが取り上げられる自営業ですが、それでも家業の自営業のあとを継ぎたい、或いは継がざるを得ないと考えている人たちを対象に1泊2日で行われた合宿イベントです。に先代の仕事を引き継いでいくというだけではなく、今の時代に合った商売のありかた、イノベーションを図るには、何が必要なのかといった問題意識は、参加者全員に共通していました。域空洞化の原因が、そうした地場産業の衰退にあったとすれば、改めて個人商店、町工場などの自営業・家業の再生が、地域活性化の大切な要素となるのかも知れません。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は『九州大学・決断科学センター准教授・村上貴弘』さん。「アリの行動生態」などを研究テーマにする進化生物学者です。今週は、村上さんに野「アリ」の不思議な生態について聞いています。今日は、巣の中でキノコ栽培をする「農業をするアリ・ハキリアリ」の女王アリのお話です。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 王者、侍ジャイアンツ / ロイヤル・ナイツ
    2曲目 ルパン三世のテーマ / YOU&EXPLOSION BAND
    3曲目 ドラえもんのうた / 大杉久美子
    4曲目 ワイワイワールド / こおろぎ'73

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  • 2018.9.18

    9月18日(火) The News Masters TOKYO 第380回

    今週はタケさんが夏休みということでピンチヒッターウィークをお送りしています。火曜日のパーソナリティは経営学者で、一橋大学大学院教授の楠木建さんです。


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    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


    ●7時は、『北海道地震 エレベーター9000台停止』にフォーカス。日経新聞によると北海道で発生した最大震度7を観測した地震で約9千台のエレベーターが止まりました。大規模な停電で復旧が遅れた札幌市のタワーマンションでは住民が食料や水など重い荷物を持って階段を上り下りする事態も。6月の大阪北部地震でも6万台以上のエレベーターが停止しており、高層ビルやマンションが多い都市部の災害時の課題が改めて浮き彫りになりました。


    つくりは頑丈な高層マンション。しかし、災害時の弱さについては置き去りにされています。非常階段上り下りは、20代・30代のころはいいけど、これが60代・70代に高齢化すると話は変わります。「どの辺にバランスを置くか、入居の時のリスクを考えるべき」と佐々木さんは提言しました。


    ●7時30分は、『つながらない権利』にフォーカス。休み中や終業後に、会社からのメールや電話に悩まされたことがある人も多いのではないでしょうか。欧米を中心に、勤務時間外や休日に仕事の連絡を拒否することを認める「つながらない権利」の考え方が広がっています。フランスでは去年1月から「つながらない権利」を認める法律が施行され、その他の国においても議論が活発化しています。


    フランスで昨年1月1日から「つながらない権利法」が施行されました。従業員50人以上の会社に対し、勤務時間外の従業員の完全ログオフ権を定義する定款の策定を義務付けていますが罰則規定はありません。


    ここでカギになるのは、自己決定権。例えば、自営業の場合は何時まででも仕事をする場合があり、自分が繋がってもいいと思っている場合もありますが、会社勤めの場合はそうではありません。また、2000年代に入ると、ビジネスの現場にメールが導入され、8時間以内返信などと言われましたが、最近ではLINEなどの導入もあり、即時応答が求められ、時代によって繋がりの形が変化しています。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、経営学者の楠木建さんです。


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    ●8時台は、『絶好調スシロー「180円皿を150円に値下げ」』の話題にフォーカス。回転ずしチェーン大手のスシローは、10か月連続で前の年の同じ月と比べて売り上げを伸ばし続けているなど、絶好調の業績が続いています。今月14日には、寿司の価格帯を改定し、これまで一皿「100円」「180円」「280円」で提供していたものを「100円」「150円」「300円」に変更しました。スシローの好調の理由、その裏にある戦略に注目します。


    回転ずし大手三社の中でも業績トップのスシロー。価格の改定で、真ん中価格のお皿を「180円」から「150円」に設定したことがポイントのようです。一見安くなったように見えますが、今まで「100円」だったものを「150円」に合わせていくことで、全体で価格を上げていくステップをはかっているのだろうと楠木さんは予測します。また、多くの回転寿司店はサイドメニューで面白くする方向になりがちですが、スシローは他の高級寿司店とコラボするなど、お寿司のクオリティーを上げることに専念しています。この筋の通った戦略が成功の秘訣だと楠木さんは話しました。


    ●8時30分は、『Amazon CEO、慈善事業に2200億円』の話題にフォーカス。アメリカ・インターネット通販大手のアマゾン創業者で、世界一の資産家として知られるジェフ・ベゾス最高経営責任者が20億ドル(=およそ2200億円)を投じて基金を設立し、ホームレス支援などの慈善事業を行うことを発表しました。アマゾンが本社を置く西部ワシントン州シアトルでは、住宅価格の高騰によるホームレスの増加が問題となっています。


    「2200億円はジェフ・ベゾス氏からしたら2200円程度なのでは」と話す楠木さん。日本と違い、アメリカでは日常的な寄付文化が根付いているそうです。ふるさと納税は、払う対象を決められるのが特徴ですが、返礼品目当てになってしまうと、欲しいもの基準で納税先を決めることになり、意味のない返礼競争になってしまう点が問題視されています。楠木さん自身もふるさと納税を行っていますが、使い道の明確なものに税金を納めているそうです。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。今日は、本の要約サービスを提供する株式会社フライヤーのプロモーションマネージャー、井手琢人さんが『ウェルカム!ビートルズ ~1966年の武道館公演を実現させたビジネスマンたち』という本を紹介してくださいました。


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    日本の音楽史に大きなインパクトを与えたビートルズの来日公演が実現するまでのプロセスや、それに関わった人たちについてビジネスという視点から改めて見直した本です。音楽好きの楠木さんも購読済みだというこちらの本、ぜひ読んでみてください。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、九州大学・決断科学センター准教授・村上貴弘さんです。「アリの行動生態」などを研究テーマにしています。今日は、巣の中でキノコ栽培をする「農業をするアリ・ハキリアリ」のお話です。


    今日の楽曲
    1曲目 Joyful Noise / The Derek Trucks Band
    2曲目 Who Did Yo Think I Was / John Mayers Trio
    3曲目 September / Earth Wind & Fire
    4曲目 かげろう / Bluedogs

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  • 2018.9.17

    9月17日(月) The News Masters TOKYO 第379回

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    (詳細は画像をクリック)


    今週はタケさんが夏休み。ということでピンチヒッターウィークをお送りします。今日のパーソナリティはフジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さんです。
    【7時台】
    今週月曜日7時台は国境なき医師団の看護師、白川優子さん。

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    白川さんは日本で看護師としての経験を積み、2003年オーストラリアに留学。オーストラリアン・カソリック大学看護学部を卒業後、現地の医療機関で外科や手術室を中心に勤務されました。そして2010年、念願だった「国境なき医師団」に初参加。これまで、イラク、シリア、パレスチナなどの紛争地に、手術看護師として派遣されています。

    今日は2時間丸ごと「もっと世界に目を向けよう」というテーマでお送りしました。

    ●7時は「どうして現地に行くのか」というテーマにフォーカス。白川さんが参加している人道支援団体「国境なき医師団(MSF)」は1971年にフランスで設立された国際的な民間団体で、独立・中立・公平な立場で無償で緊急医療援助を行っており、1999年にはノーベル平和賞を受賞しました。現在は、医師、看護師など、およそ3万8千人のスタッフが世界70の国と地域で活動しています。白川さんは「国境なき医師団」の看護師として、8年間で合計17回派遣され、その経験が初の著書「紛争地の看護師」に綴られています。

    「国境なき医師団」の主な活動目的は、医療へのアクセスが途絶えた地に医療を届けること。例えば、イラクやシリア、イエメンなどの紛争地、フィリピンやハイチなど医師の絶対数が少ない貧困地域や感染症が蔓延してしまった地域、病院はあるが、迫害や差別を受けていて医療を受けられない人々などが対象です。

    放送では白川さんの著書『紛争地の看護師』にもあるような厳し現場のお話や実際に現地に足を運ぶ意味、どういう思いがあるのかをお聞きしました。



    ●7時30分は、「海外で働くということ」について。7歳の時に「国境なき医師団」をドキュメンタリー番組で知って以来、今に至るまで「医療に国境はない」という気持ちは変わらないという白川さん。この時間は、白川さんが、どんなプランで、幼い頃からの夢を叶え、海外で活躍できるようになったのかについて、伺いました。

    夢を叶えるには、海外に出て行くためのスキルが求められますが、白川さんはどんなプランで実現したのでしょうか。経験上、グローバルに通用する人材とはどういう人材なのでしょうか。日本を出て、海外で仕事をすることで見えてくることは?お話を伺いました。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターはエッセイストのたかのてるこさん。

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    たかのてるこさんは「世界中の人と仲良くなれる!」をキーワードに65ヶ国を旅するエッセイストで、これまでに「旅のバイブル」と言われ、初エッセイでドラマ化もされた『ガンジス河でバタフライ』など多数の著書を観光していらっしゃいます。他にも講演やメディア出演、大学講師など幅広くご活躍です。

    ●8時は、「海外一人旅のすすめ」について。JTBの調査によると、近年、海外の一人旅は増加傾向にあり、特に、女子学生の一人旅が増加しています。また、海外旅行全体も、去年の調査では前年比9.1%増と、若い女性がリードする形で、増加傾向にあるようです。

    たかのさんは20歳で初海外、しかも一人旅をされています。どういうキッカケだったのでしょうか。一人旅の魅力、思い切って出かけてみてどうなったのか、どうしたら一人旅に行く人が増えるのかをお聞きしました。



    ●8時30分は「一番よかった国はどこですか?」たかのてるこさんは、なんとこれまでに65カ国以上の国を訪れていらっしゃるので、「これまで旅をして一番よかった国」を教えていただきました。

    他にも、たかのさんが5月に出版された新刊『生きるって、なに?』に書かれている旅先で出会った子どもたちやおばあさんを通じて、この本で伝えたかったのはどんなことでしょうか。



    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週月曜日のトレンドマスターズTOKYOはYESNOアンケートで主流がわかる「あなたはどっち?YESNOリサーチ」

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    今日のテーマは「ひとり旅をしたことありますか」詳しくは特集ページで。


    【マスターズインタビュー】
    毎週、ビジネスリーダーの方々から様々なエピソードを伺っていますが、今週は特別企画です。
    インタビューのお相手は『九州大学・決断科学センター准教授・村上貴弘』さん。村上さんの研究テーマは「アリの行動生態」などです。
    今週は、ほとんど意識することのない「アリ」について知識を深めていただきます。初日の今日は、去年の夏、日本に上陸して大きなニュースになった「ヒアリ」についてです。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 We Are The World / USA For Africa
    2曲目 Around The World / Red Hot Chili Peppers
    3曲目 1/6の夢旅人2002 / 樋口了一
    4曲目 誰かの風の跡 / 桑田佳祐

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  • 2018.9.14

    9月14日(金) The News Masters TOKYO 第378回

    【7時台】
    金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさん。

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    ●7時は、「防災省提唱 政策比較」のニュースにフォーカス。西日本豪雨に続いて大阪を中心とした台風被害、さらに北海道で起きた震度7の地震と日本列島を次から次へと災害が襲っています。そういった中で、自民党総裁選挙の争点として浮上したのが「防災省」の設置議論。設置を求める石破元幹事長に対して、必要ないと主張する安倍総理サイド。防災省は必要なのでしょうか、それとも必要ないのでしょうか。

    安倍総理大臣は防災・減災・国土強靭化に向けた緊急対策を3年間で集中的に進める方針を表明。一方、石破氏は政府の司令塔機能と現場対応能力を強化するため、災害対応を一元的に担う「防災省」の創設を提唱しています。先日の北海道の地震では安倍総理大臣や経済産業大臣などが色々出てきて情報を話すので、まとめた方が良いのではないかという意見。防災省を創設するとしても、救命救助には自衛隊や海上保安庁などが欠かせません。自衛隊は防衛相、海上保安庁は国土交通相など指示命令権限がバラバラでどこまで権限を与えるのか問題だというお話でした。



    ●7時30分は、「リーマン・ショックから10年」というニュースについて。明日9月15日でリーマン・ショックから10年となります。節目を迎えるにあたり、世界を揺るがした金融危機について振り返り、次の危機のリスクについて崔さんに伺いました。

    リーマン・ショックはアメリカ投資銀行大手のリーマン・ブラザーズが破綻し、世界は金融危機に陥ったというもの。この10年でもちろん経済回復、株価も回復しました。

    しかし、アメリカが発端なのにも関わらず、アメリカは147%の回復。日本は56%の回復とアメリカの方が回復しています。日米の差はどこにあるのかお話いただきました。


    【8時台】
    金曜日8時台のニュースマスターは、タケさんが担当。



    ●8時は、スポーツ選手のお金の話。大坂なおみ選手のフィーバーからスポンサー契約や獲得賞金・契約金についてのタケさんの持ってる知識を教えていただきました。



    ●8時30分はkazuquoママが"悩んでいること""困っていること""迷っていること"にお答えしました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    金曜日のこの時間は「タケタケFriday」kazuquoママが"悩んでいること""困っていること""迷っていること"にお答えしました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、キリンビール株式会社 元副社長 田村潤さんです。田村さんは、1995年、上司との意見対立による左遷人事で東京本社から、全国でも苦戦地域のひとつ、高知支店に支店長として異動になります。その高知支店の業績をV字回復させ、その後四国4県の地区本部長、東海地区本部長を経て、2007年に代表取締役副社長兼営業本部長に就任。全国の営業の指揮を執り、2009年、キリンビールのシェアの首位奪回を実現しました。今日は、部下を輝かせるリーダーについて伺います。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Superstition / Stevie Wonder
    2曲目 Broken Wings / Mr.Mister
    3曲目 愛が呼ぶほうへ / ポルノグラフィティ

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  • 2018.9.13

    9月13日(木) The News Masters TOKYO 第377回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。

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    ●7時は「ふるさと納税、返礼品競争 収束へ」というお話。ふるさと納税制度について抜本的な見直しを検討することを政府が表明しました。寄付金に対する自治体の返礼費用の割合が3割を超えたり、返礼品が地場産でなかったりする自治体への寄付を、税優遇の対象から外す方針です。これによって過度な返礼品の競争が収まることが見込まれますが、その一方、自治体による税収の偏りが改めて浮き彫りになりそうです。

    ふるさと納税の返礼品、やり過ぎ感が取りざたされてきました。中には地場商品でないものを見返りにするものもあるとか。藤原さんは馴染みのない市町村でも「おお!こんな名産品があったのか!」と小さな発見や感動が生まれることがあるので制度の運用は変えてもいいが、仕組みそのものは残してほしいと話します。

    また、放送では藤原さんが奈良県の一条高校の校長だった時のお話、奈良県の取り組みについてもご紹介いただきました。


    ●7時30分は、「サービス業の7割が暴言などの迷惑行為を受けた経験」という話題。サービス業の労働者を対象とした調査によると、外食やタクシー、ホテルなどで働く人のおよそ7割が客から迷惑行為を受けたことがあることが分かりました。迷惑行為の内訳は、暴言が24.8%で最も多く、「威嚇・脅迫」や「同じクレームを繰り返す」などが続きます。

    タクシーや居酒屋がかなり被害にあっているようです。その他、駅員や学校でもあるようです。学校経営に置いて一部の親は、学校教育をサービス業と捉えており、消費財を買う感覚でクレームを言ってくると言います。学校教育は消費財でも完成品でもサービス業でもありません。学校の先生と家庭の親と地域社会コミュニティが三者で協力してやるべきもので、本人を含めて4者による共同作業です。

    なぜこのようなクレームが起こったのでしょうか、日本では宗教の機能が弱く、歯止めが利かないということもあります。こういうことは、学校で道徳の時間を増やしてもおさまらないということでした。


    【8時台】
    木曜日の8時台のニュースマスターは株式会社横浜DeNAベイスターズ前代表取締役社長/スポーツ庁参与 池田純さん。

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    ●8時は「松坂世代」の引退 杉内、ゴメス後藤、村田&moreのお話。

    巨人の杉内俊哉投手が昨日、都内のホテルで引退会見を行いました。今シーズン中日に加入した松坂大輔投手と同世代のいわゆる「松坂世代」で球界を牽引する一人でしたが、ここ3シーズンは1軍登録はなく、ついに引退を決意。9日に引退を発表した村田修一選手と、DeNAの後藤武敏選手についで、また一人「松坂世代」がユニホームを脱ぐことになりました。一方、今日38歳の誕生日を迎えた松坂選手は、今夜の阪神戦に先発し、来季の現役続行も決定しています。



    ●8時30分は『「女子プロゴルフ協会」放映権を巡り、テレビ局との協議難航。スポンサー離れや試合数が減少があるかも』というお話にフォーカス。

    女子プロゴルフツアーを管理するLGPA(日本女子プロゴルフ協会)が2019年から各大会の主催者に対して「放映権の一括管理」を求めていることを巡り、テレビ局側との交渉が難航。将来的にスポンサーの撤退と試合数が減る可能性が出ていると【スポーツ報知】や【スポーツニッポン】は伝えています。年間38試合で賞金総額は6年連続で最高額を更新中の女子プロゴルフツアーですが、今後の交渉次第では、大きな時代の転換期となる可能性も出てきています。ゴルフ中継を巡る「放映権」について考えます。

    1967年のLPGA発足以降、中継する「テレビ局」がスポンサーとなり、あるいはスポンサーを探して試合を増やしてきた歴史があり、放映権は大会主催者(主にテレビ局)に帰属する考えが一般的で、男子も女子もゴルフの放映権料は協会に払われてきませんでした。

    そこで小林浩美会長以下LPGAは、アメリカのPGAを手本に「2019ビジョン」として「スポーツビジネスの基盤構築」を掲げ、スポーツ団体の収益の根幹である権利関係を整理し、「財務基盤の立て直し」に繋げたいと考えています。

    池田さん曰く、日本は、男女共「プロゴルフ協会」に限らず、「放映権」というものを大切に考えてこず、テレビ局と広告代理店に「お任せ」しっぱなしでした。収益の柱の一つは「放映権料」ですが、各大会でグッズ販売などを行い、もっともっと「スポーツビジネス」としての可能性を考えてやってほしい!というお話でした。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日はユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今日は池田さんが先月アメリカ・オレゴン州のポートランドに言った時に見つけてきたヒットの芽です。ポートランドはアメリカ西海岸北部の街です。

    ここは「Keep Portland Weird」「変わったポートランドのままでいよう!」という標語を掲げていて、独創的なことを良しとする気風はあります。市内には50軒以上のクラフトビールの醸造所があり、独自の食や文化を大切にし、環境への意識も高いことから、数年前から日本でもポートランドに注目している人たちが増えています。

    今回、池田さんが注目したのはスーパーの「New Seasons Market」とハンドメイドアイスクリームショップ「Salt&Straw」


    二つに共通しているのは「オシャレ」であること。質が良いものは日本にもたくさんありますが、オシャレであったり、センスのあるものが二の次になっているとのこと。放送では「New Seasons Market」「New Seasons Market」と「Salt&Straw」「Salt&Straw」にはどんなものが売られているのか、池田さんはどんなものを購入したのかお話いただきました。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、キリンビール株式会社 元副社長 田村潤さんです。

    田村さんは、1995年、上司との意見対立による左遷人事で、東京本社から、全国でも苦戦地域のひとつ、高知支店に支店長として異動になります。その高知支店の業績をV字回復させ、その後、四国4県の地区本部長、東海地区本部長を経て、2007年に代表取締役副社長兼営業本部長に就任。全国の営業の指揮を執り、2009年、キリンビールのシェアの首位奪回を実現しました。

    今日は、本社と現場のギャップについて伺います。


    1曲目 Hold Me Now / Thompson Twins
    2曲目 Fooled Around And Fell In Love / Elvin Bishop
    3曲目 I Love You からはじめよう / 安全地帯

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  • 2018.9.12

    9月12日(水) The News Masters TOKYO 第376回

    【7時台】
    7時台のニュースマスターは、毎日新聞・編集編成局次長・小倉孝保さんです。


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    ●7時は、『北大西洋条約機構の本部ビルに、共和党マケイン議員の名前』の話題にフォーカス。ベルギーの首都ブリュッセルにあるNATO=北大西洋条約機構の本部ビルに、先月亡くなったアメリカ・共和党のジョン・マケイン上院議員の名前を冠する案が浮上しています。歴代のNATO事務総長が「環大西洋の結束の象徴に」と提案しており、アメリカとヨーロッパの安全保障の基盤であるNATOを軽視するような言動を繰り返すアメリカ・トランプ大統領へのヨーロッパ側の落胆と表裏一体の動きと見られています。


    このニュースは、ソ連・ロシアをどうみるか、というのがキーになります。現在、ヨーロッパではロシアへの不信感や脅威が高まっています。NATO側にはマケインへの敬意を表することでヨーロッパからのメッセージをアメリカに投げたといえるかもしれません。また、アメリカサイドについては、マケイン氏の葬儀にトランプは呼ばれていないことからもわかるよう、非常に仲が悪い状況です。トランプ政権は共和・民主両党から批判されているようです。さらに、米朝首脳会談について小倉さんは、「いずれ行われるでしょうが、まだ紆余曲折あるだろう」と話しました。


    ●7時30分は『テニスの全米女子オープン決勝で、女性差別?』の話題にフォーカス。大坂なおみ選手が、日本人初のグランドスラム優勝を果たした全米オープンの決勝戦で、対戦相手だったアメリカのセリーナ・ウィリアムズ選手と、カルロス・ラモス主審とのバトルが波紋を呼んでいます。セリーナ選手は、第2セットで、スタンドのコーチ席に座っていたコーチから両手の動作でコーチングを受けたとして1度目の「注意」が与えられた後に、ラケットをコートに叩きつけて壊したため、2度目の「注意」を受けて1ポイントのペナルティを受けました。セリーナ選手は「私はコーチングなど受けていない。不正などしていない。」と、猛抗議。海外のメディアでは、賛否が飛び交っています。


    小倉さんは、「外からのコーチングでの議論ならわかるが、『男子は同じことをしていたのに、女性だからペナルティー取られたのではないか』という女性差別問題が話題になっているところがアメリカらしい」と話します。男性女性の賞金金額は今では同じ。だからこそプレイヤーも楽しめています。だからこそ、ちょっとした男女の差がなくなるようきちんと理解する必要がありそうです。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時は、『アリババのマー会長、退任へ』の話題にフォーカス。中国の電子商取引・最大手アリババグループは、1年後に創業者のジャック・マー会長が会長職を退き、ダニエル・チャンCEOが引き継ぐと発表しました。後継者を早めに指名することで、急なトップ交代による経営の混乱を避ける狙いです。マー氏はアリババ創業20周年の節目に当たる2019年9月10日に会長を退任し、会長退任後も20年の株主総会までは取締役にとどまります。


    アリババグループという超巨大企業を築いた会長が54歳で引退するということは、ビジネス界で今、最も話題のビッグニュースです。アリババグループは、簡単に言うと日本で言うアマゾン、ヤフー、イオンモールをすべてやっている会社で、時価総額はトヨタの倍以上。会長自身は、アジアで1位の富豪だそうです。これからもっと世界中に事業を広げていける会社だからこそ、このタイミングで辞めることが話題になっています。しかし、会長の人生は想像以上に失敗だらけだったそう。入山さんは、「成功してしまうと自分が正しいと思い、そこで止まってしまう。失敗するのは普通であり、ジャック・マーは失敗から成功をつかんだ典型。だからこそ日本もそれに学ぶ必要がある」と話しました。


    ●8時30分は、『三菱UFJ、銀行跡地の再開発へ新会社』の話題にフォーカス。三菱UFJフィナンシャル・グループは10月にも、三菱地所と共に駅前の再開発などを進めるための新会社を設ける方針です。銀行店舗の多くは駅前などの好立地にありますが、今後は店舗の統廃合や小型店への切り替えに伴い、移転が相次ぎます。駅前の再開発や、新店舗の移転候補地の選定を助言し、街の活性化につなげる見通しです。


    「銀行は無駄が多いと正直思う」と話し始める入山さん。ネットバンキングもあるためそもそも店舗に行くことが減っているそうで、今後は店舗を減らしてネットバンキングを増やすのが自然だと入山さんは言います。そうなった場合に、支店があった土地をうまく利用するために同じグループの三菱地所と協力した流れです。どのような形で土地が活用されていくのか、今後も注目です。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』。知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、今日は入山さんにお話しいただきました。今日取り上げた企業は、牛丼でお馴染みの「吉野家」です。吉野家の発祥は築地。そのため、早くて美味しいが吉野家のモットーです。これまで2回倒産の危機にさらされました吉野家ですが、その中で入山さんが注目したのは、BSE(牛海綿状脳症)問題の時の対応でした。ライバル企業がアメリカ産からオーストラリア産に変えた中、吉野家だけは「吉野家の味を愛してくれるコアファンを裏切らない」と、牛丼ではなく豚丼を出したことで経営難を乗り越えたそうです。これを受けて入山さんは、「大切なことは、目先ではなく長期の結論を視野に入れて決断すること」と話しました。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、元キリンビール株式会社 代表取締役副社長の田村潤さんです。田村さんは、1995年、上司との意見対立による左遷人事で、東京本社から、全国でも苦戦地域のひとつ、高知支店に支店長として異動になります。その高知支店の業績をV字回復させ、その後、四国4県の地区本部長、東海地区本部長を経て、2007年に代表取締役副社長兼営業本部長に就任。全国の営業の指揮を執り、2009年、キリンビールのシェアの首位奪回を実現しました。今日は、組織の立て直しについて伺います。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Everytime You Go Away / Paul Young 
    2曲目 ロックリバーへ / 大杉久美子

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  • 2018.9.11

    9月11日(火) The News Masters TOKYO 第375回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


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    ●7時は、『苫東厚真の火力発電2基、地震直後に自動停止』のニュースにフォーカス。北海道電力は、北海道全域を襲った停電の原因となった苫東厚真火力発電所で、実地調査を始めたと発表しました。発電所にある発電設備3基のうち、2号機と4号機が震度7の揺れを感知して地震直後に自動停止し、道内にある他の発電所3カ所に負荷がかかって「ブラックアウト」につながったことが判明しました。


    泊原発が非常電源に切り替わったことに問題がなかったか、特に原発推進派と反原発派で議論が錯綜しています。佐々木さんは、「反原発派の意見がロジカルだ。」とコメント。今回はタンデム自転車のように、一人崩れると他の人も巻き添えを食らう。こうなると送電できなくなり、一人崩れると他も停止する仕組みになっている北海道電力の送電の仕組みが問題だったと解説しました。北海道電力は発電所の数が少なく、本州からの電力供給の線も細いという欠点もあるようです。


    ●7時30分は、『進む「お寺離れ」、増える「墓じまい」』にフォーカス。文化庁の宗教年鑑によると、全国にある仏教系寺院の数は、平成29年度で7万7206で、このうち2万以上のお寺が後継者不足などで住職がいない「無住寺院」となっています。また、別の調査によって、年間の寺院収入が300万円未満のお寺が45%と半数近くに上ることも明らかになりました。一方、檀家側では継続的な寄付などが負担となり「檀家関係が煩わしい」という理由で先祖代々の墓を更地に戻す「墓じまい」が増えています。


    「仏教に我々が何を期待するのか?」というテーマから掲げた佐々木さん。元々は、日本に仏教が普及し、苦しい生から逃れるのが目的でしたが、今は先祖を大切にするためにあるのが実情。さらに宗教と言うとオウム真理教やカルト的なものをイメージし抵抗がある人も多くいたり、また昔よりも仏教に対する期待は薄れているように思える一方で、パワースポットや御朱印集めといったものにも注目が集まっています。檀家制度を維持するのではなく、コミュニティスペース的な存在にする動きもあるようです。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、水ジャーナリストの橋本淳司さんです。


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    ●8時は、被災時の水の「もしも」に備え「まさか!」に対応する15のヒントを紹介しました。平時には一人当たり1日に250リットルの水を使用している私たちですが、災害時などには、ごくわずかな水での生活を余儀なくされることも起こります。


    橋本さんが緊急時のために備えて置くこととしてオススメしたのは、水道水や雨水、お風呂の水を溜めて置くこと。10リットルを2つ自分のために用意しておくと役に立ちます。10リットルの容器を見て、西川アナも、「意外とコンパクト」と驚きの表情。夏場で3日間、冬場は5日間ほど持つそうです。


    衛生面を考えると、浄水器の水や煮沸した水を入れがちですが、塩素には雑菌を防ぐ役目があるため水道水のまま貯蓄するのがポイント。そして日付を書いて置くこともマスト。そして、緊急時に意外となくて困るのが、トイレの流し水です。これについては綺麗である必要がないため、日頃から雨水や風呂の水を溜めておくことが大切になってきます。


    ●8時30分は、『インドで過去最悪の水資源危機』の話題にフォーカス。インドが、過去最悪の水資源危機に直面しています。政府の政策立案機関によると、およそ6億人が深刻な水不足の状況下にあり、安全な水を利用できずに死亡する人々が年間20万人にも及びます。また、インドの水の7割近くが汚染されており、インドの水質指数は世界122か国と地域の中で120位です。


    2030年までにインドの人口の4割が安全な水を飲めなくなるそうです。「異常気候」というワードを聞くと、一瞬の変化だと捉えがちですが、「常に異常気候になってしまっている」と認識しないといけないと橋本さんは話します。シャツ1枚作るのに2900リットルの水を使い、衣類の染色が水を汚しています。これが地下水に入って飲み水が汚染されています。服を選ぶときにも水のことを考えてもらいたいと訴え、これを受けたタケさんも「たかが水だけどう今日聞いてされど水だったね」と衝撃を受けていました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。今日は、8万人以上のビジネスリーダーの注目を集めている書籍ダイジェストサービスを運営する株式会社から、書籍ダイジェストサービス・編集統括の冨岡桂子さんにご紹介いただきました。


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    扶桑社から発売の森下仁丹・駒村純一社長の『赤字30億円からV字復活させた逆転発想の人材・組織改革術』という本です。2017年に森下仁丹は第四新卒を募集して大きな話題になりました。当時のキャッチコピー「オッサンも変わる、ニッポンも変わる」は、これからの「人生100年時代」にまさにピッタリの取り組みです。富岡さんは、「採用を担当する人事の方にも読んでもらいたいし、まだまだ第一線で働き続けたいオッサン世代の方々にも読んでもらいたい」とオススメしました。

    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は今週のインタビューのお相手は、キリンビール株式会社 元副社長田村潤さんです。田村さんは、1995年、上司との意見対立による左遷人事で、東京本社から、全国でも苦戦地域のひとつ、高知支店に支店長として異動になります。そんな状況の中で、田村さんは、宴会の多かった高知県の文化からチャンスを見出します。


    本日の楽曲
    1曲目  Dancing In the Dark / Bruce Springsteen -
    2曲目  Only You / 内田有紀

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  • 2018.9.10

    9月10日(月) The News Masters TOKYO 第374回

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    (詳細は画像をクリック)

    【7時台】
    今週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。

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    ●7時は「減災ってなに?」というお話。西日本を中心とする豪雨や台風21号の上陸、北海道の大地震など、今年の夏は自然災害が各地に大きな被害をもたらしています。その度に議論となるのが「防災」ですが、今、防災だけでなく、「減災」という考え方が注目されているという話題を取り上げます。

    日本は備蓄品を迅速に送ったり、被災者ケア、道路の復旧など災害発生後のマネジメントやケアは優秀です。しかし、ある程度の被害の発生を想定した上で「人が死なない対策」である「減災」については教育不足。自然災害では「予想外のこと」が起こります。つまり、「机の下に潜って揺れが収まるまで待つ」で大丈夫と信じるのが危ないということです。何も考えなくても反射的に行えるレベルまで防災の技を磨いてしまったため、想定外を想像できなくなってしまった教育が最悪の事態を招く可能性があります。

    災害への対応は何よりも想像することが大切です。また清水さんには『「#減災リポート」知ってますか? 災害時の備えTwitter"6つの活用法"』というお話も伺いました。


    ●7時30分は、「Bリーグの可能性」の話題。昨年のシーズンでは、総入場数が1年目よりも11.8%多い250万2931人を記録し、リーグとしての着実に成長していることを証明しています。2018~2019年のシーズンは、9月に各地で行われるアーリーカップから本格的な活動がスタート。韓国KBLの1チームを含めた36チームが出場し、6都市で開催される大イベントとなります。

    清水さんがチェアマンの大河さんにお話を伺ったところ、「日本人がバスケットボールで世界と互角に戦える時代がやってくる」と話します。Bリーグが世界と比べて足りていないのはアリーナの数、自由にアリーナが使えないことだそうで、今後ライト層に来てもらえるようコンサートのような舞台を作り、認知率をあげる必要があるというお話でした。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは精神科医の名越康文さん。

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    ●8時は、「あなたもちょっとはネアンデルタール人かも?」というお話。今年の8月に世界的に権威のある科学雑誌『ネイチャー』に発表された記事によると発見された9万年前の少女の骨の遺伝情報を調べたところ、2種類の人類の混血で、少女のお母さんはネアンデルタール人で、お父さんはデニソワ人だったことがわかりました。2種類のヒト族の交雑によって子供が生まれ、遺伝子が混ざりながら進化をしていたという初めて発見された証拠として注目されています。

    ネアンデルタール人は約40万年前に出現し、2万数千年前に絶滅したとみられるヒト属の一種ですが、今の人もかなりの確率で、ネアンデルタール人の遺伝子を持っているそうです。一方、デニソワ人はシベリアのアルタイ地方の洞窟で発見された人類でホモサピエンスではありません。

    私たちはこの夏、連続する自然災害を体験しました。人類は過酷な自然災害を生き延びて今に至ります。その家庭で、進化のために必要だったのが「多様性を受け入れること」こと。つまり、「多様性を受け入れる」というのは人類がサバイバルしていく上での一つの重要な手段。違う要素を受け入れることで、対応力や、組織の「強さ」を生むというお話でした。

    ●8時30分は「脳波で個人認証の時代」という話題。金沢工業大学の研究グループが開発、98%の高い精度で個人を特定できる技術です。この研究は、指紋認証や瞳で認証する虹彩認証に替わるセキュリティーの高い次世代個人認証方式として期待されています。

    脳波で認証ということはつまり、ドアの前で念じると開く「ひらけごま」のようなもの。脳波は専門の機器を装着しなければ測定することができず、脳波を盗難されてしまう可能性は、指紋認証や虹彩認証に比べ、低いです。想定を超えて飛躍的に技術が進む「テレパシー」のような超能力が技術によって一般化される未来。便利になる一方、怖い状況になるかもしれません。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週月曜日のトレンドマスターズTOKYOはYESNOアンケートで主流がわかる「あなたはどっち?YESNOリサーチ」今朝は、音声ニュースアプリ「Voicy」 とのコラボから生まれた働き女子パーソナリティ 黒河麻里奈さん。

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    今日のテーマは「家族に内緒で、高価な買い物をしたことはありますか?」詳しくは特集ページで。


    【マスターズインタビュー】
    今週は元キリンビール株式会社 代表取締役副社長 田村潤さん。田村さんは、1950年、東京生まれ。キリンビール入社後、岡山工場労務課に配属。その後、本社人事、労務部門を経て、営業部門に転出。東京本社で部長代理だった田村さんは、値引きをしてでも商談を成立させたい上司と意見が対立。全国でも苦戦地域の一つで、負け続けている高知支店に、支店長として異動になります。その後、高知支店の業績は反転し、県内トップシェアをアサヒビールから奪回するのですが...


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 You're Beautiful / James Blunt
    2曲目 ナオミの夢/ヘドバとダビデ
    3曲目 Cool Night / Paul Davis
    4曲目 晩夏 / 松任谷由実

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  • 2018.9.07

    9月7日(金) The News Masters TOKYO 第373回

    【7時台】
    金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさん。

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    ●7時は、「平成30年北海道胆振東部地震」について。昨日未明に北海道で発生した大規模な地震で、厚真町では震度7を記録しました。気象庁によりますと、国内で震度7が観測されるのは一昨年の熊本地震以来で観測史上6回目。これまでに9人の死亡が確認されている他、震度7を記録した厚真町では28人が安否不明となっています。

    北海道で取材を続けている文化放送の佐藤圭一記者と電話をつなぎ、現在の状況や水・電気の復旧状態、今何が不足しているのかについて伝えていただきました。


    ●7時30分は、「台風21号 関西経済に大打撃」というニュースにフォーカス。台風21号で大きな被害を受けた関西国際空港。高潮によって滑走路や空港施設が浸水したほか、強風にあおられたタンカーが連絡橋に衝突し、重大な損傷を受けました。今日にも、国内線の一部の運行が再開しますが、全面復旧の見通しは立っておらず、航空便への影響が長期化すれば、好調で推移する関西への外国人客の減少に繋がる恐れがあります。今後の影響について伺いました。

    崔さんは台風の前日、大阪にいたとのこと。当日の朝も晴れ間があった大阪駅。もし天気予報がなかったら、この数時間後に天気が急転するとは誰も思わなかったのではと話します。また、崔さんのお話では関空に残された人以上に海外に残された日本人の数が懸念されるのではないかとのことです。

    関空の被害ですでにANAが安値更新、インバウンド恩恵を受けている資生堂、高島屋、HISなども下落。インバウンド系の経済、企業への影響が心配されます。また、パナソニックや東芝メモリ、村田製作所、三菱マテリアルなどの企業は関西国際空港を輸出拠点にしており、代替ルートを検討する動きも出ています。観光面を含め、台風の影響額は2000億~3000億円規模になる可能性もあるということで、経済への影響は旅行や関西経済だけでなく日本全体に及ぶ可能性があります。


    【8時台】
    金曜日8時台のニュースマスターは、NOBORDER NEWS TOKYO代表でメディアアナリストの上杉隆さん。

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    ●8時は、「国民民主党 玉木雄一郎新代表が掲げる野党勢力の統一会派結成は...」というニュース。国民民主党は臨時党大会で、玉木雄一郎氏に新代表に選出しました。任期は2021年9月末までの3年間。代表選で玉木氏は、来年夏の参院選に向けて共産党を除く野党との共同選挙対策本部の設置を訴えました。低迷する党勢の回復や、野党連携といった課題について上杉さんに伺いました。

    自民党の総裁選は今日『告示』9月20日『投開票』です。放送では過去の自民党総裁選での出来事やなぜ野党は共産党以外と連結したがらないのか。また、先日行われた国民民主党の代表選について色々お話いただきました。


    ●8時30分は「1000回を迎えた上杉隆さんのニュースメディア『ニューズ・オプエド』」について。ニュースマスターズとスペシャルコラボを実施。1000回を重ねて改めて感じること、上杉さんの考える報道のあり方についてお話いただきました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    金曜日のこの時間は「タケタケFriday」ザ・ニュースペーパーの政治風刺コントをお送りしました。

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    【マスターズインタビュー】
    今週は、カフェやトイレなどの空席情報を提供するサービスを手がける、株式会社バカン 代表取締役 河野剛進さん。最終日の今日は未来のビジョンについて伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Fight Song / Rachel Platten
    2曲目 A Hard Day's Night / the Beatles
    3曲目 オリジナルスマイル / SMAP

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  • 2018.9.06

    9月6日(木) The News Masters TOKYO 第372回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。

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    ●7時は「今朝、北海道で起こった震度6の地震と台風21号の影響」について。文化放送報道スポーツセンター須藤デスクに情報まとめて伝えていただきました。



    ●7時30分は、「LGBT相談の場、児童生徒の7割が知らない」というテーマ。LGBTなど「性的マイノリティ」に関する悩みを相談できる場所や相談相手が存在する小中学校のうち、およそ7割がその存在を児童や生徒に周知していなかったことが、判明しました。文部科学省は2015年に教職員らによるサポートチームを作ることなどを全国の教育委員会に通知しましたが、実際の対応は現場任せになっています。

    サポートの内容としては、「辞任する性別の制服・体操着の着用」「多目的トイレの使用を認める」「相談できる教職員がいる」など。しかし静岡理工科大学の調査では相談できる教職員がいるのは小学校で79%、中学校で89%でしたが、このうちのおよそ7割で相談先の存在を児童や生徒に周知していませんでした。

    元々、LGBTは現場では理解が進んでおらず、空回りしています。担当といっても素人教員で養護教諭が兼務しているケースもあります。また、教員の側にもLGBTの可能性があります。まずは教員がカミングアウトを行い、苦難を乗り越えた体験を児童と共有できるはずだというお話でした。


    【8時台】
    木曜日の8時台のニュースマスターは東北大学特任准教授で弁理士の稲穂健市さん。

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    ●8時は「IT外資の法人税に苦戦」アメリカ・Amazonのように世界展開するIT企業から先進各国の国税当局が思うように法人税を徴収できない状況が続いています。日本の国税関係者によると、アメリカ・Amazonはワンクリック注文を含む一連の販売システムがあたるとして、日本法人から多額の「使用料」を受け取っていて、それによって取得が圧縮されて法人税が大きく減っているということです。

    Amazonは「ワンクリック」の特許出願を行い、成功。儲けの多くが知的財産の使用料としてアメリカに持っていかれています。日米租税条約で、アメリカ企業に支払われる知的財産の使用料には課税できません。もちろん、Amazonだけでなく他の企業でも行われています。

    稲穂さんは「知的財産権は本来自分自身で使ったり売却やライセンスによって他人に使わせたりする形で活用すべき」と話しておりました。


    ●8時30分は最新事例から考える、知的財産権・「セーフとアウトの線引き」について。「そだねー争奪戦に見る、流行語のパクリはずるいのか?」、「いちご品種を盗む韓国はずるいのか?」この2つの問題を、今日は稲穂さんにご解説いただきました。

    「そだねー」は今年2月の平昌オリンピックでのカーリング女子日本代表「LS北見」が試合中に交わしていた言葉ですが、多数商標が出願されていました。現在はまだ誰のものにもなっていません。議論がされているのではとのことです。また後者の話についてですが、去年農林水産省は日本のいちご品種の韓国への流出により日本の輸出機会が奪われて5年間で最大220億円の損失があったと試算しました。

    この件、怒りに震えている人も多いと思いますが、過去の対応を悔やむのではなく、未来に向けて世界各国でどのようにして日本の農産物を保護していくかを考えていくべきだとお話いただきました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日はユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今日は働き女子パーソナリティの小林厚姫さんが今日オープンの"TOKYO GLOBAL GATEWAY"を特集。先日内覧会が行われ、その模様を取材しました。

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    広い施設の中に、実際に飛行機の機内やホテル、クリニック、レストランなど様々なお店が作られていて、そうした空間の中で外国のスタッフの方と英語で会話し、コミュニケーションを取ることが学べるようになっています。

    利用の主な対象は、小学生から高校生で、すでに約370校 4万人ほどの予約が入っています。多彩なプログラムが用意されていますが、体験コーナーではなく「身近なものから効果音を作ってみよう」などの「アクティブイマージョン・エリア」もあります。利用料金は都内の方で半日コース2400円。都外の方は3500円です。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、カフェやトイレなどの空席情報を提供するサービスを手がける、株式会社バカン 代表取締役 河野剛進さん。4日目は起業するのに大切なこと。代表として大切にしていることを伺いました。


    1曲目 You Keep Me Hangin' On / Kim Wilde
    2曲目 We are family / Sister Sledge
    3曲目 愛のために / 奥田民生

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  • 2018.9.05

    9月5日(水) The News Masters TOKYO 第371回

    【7時台】
    7時台のニュースマスターは、スポーツ経営学者小林至さんです。


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    ●7時は、『医学部8割で女子合格率低く』の話題にフォーカス。医学部医学科を置く全国81大学の78%で、過去6年間の入試における女子の合格率が男子を下回っていたことが4日、文部科学省の緊急調査の速報で判明した。最も顕著だった順天堂大では男子9・16%に対し女子5・50%で、1・67倍の差となりました。全国で見ると、男子11・25%、女子9・55%で、1・18倍の差です。


    アメリカの医学部は、すでに女性の方が多いのが現状です。また、マイノリティ優遇政策ではアジア人男性が苦しんでいて、裁判になっています。「患者としては、女性男性関係なく、腕がいい先生に診てもらいたい」と思いがちですが、これを言う側も差別になってしまうと小林さんは話します。「入学の時点で人種の制限をしている。それに国が文句を言うのは踏み込みすぎだ」と堂々と宣言してしまうのも手だと解説しました。


    ●7時30分は『NPB新たな取り組み、続々』の話題にフォーカス。NPB=日本野球機構の理事会と12球団による実行委員会が都内で開かれ、新しい増収策を模索する中期経営計画の一つの案として、公式戦に冠スポンサーを付けることが提案されました。7月にはKONAMIとNPBが共催するプロ野球eスポーツリーグ"eBASEBALL パワプロ・プロリーグ"の開催と人気ゲーム『スプラトゥーン2』でもesports事業への参入を表明しています。


    何事も、いざやろうとなると伝統を気にしてなかなか行動に移せないというのは日本人の典型です。今、NPBで議論されているのは、親会社のロゴ以外に2個目の広告ロゴを入れるということ。今でもセリーグとパリーグの仲は悪いようで、「F1みたいなユニフォームになってしまう」「神聖なユニフォームを汚すのか」など意見のぶつかり合いもあったようですが、「時代とともに変わっていくもので、情緒的な判断から合理的な判断を下させるようになった」と小林さんも感心していました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時は、『就活指針廃止「一考に値」 経団連会長発言で麻生氏』の話題にフォーカス。麻生財務大臣は4日、閣議後の記者会見で、中西宏明経団連会長が、就職活動の指針を2021年に卒業する学生から廃止する考えを示したことについて「一考に値する」と述べました。菅官房長官も企業側に就活ルールの順守を求めた安倍総理の発言に関し、中西会長の発言とは矛盾しないとの認識を示しています。閣僚から指針廃止に一定の理解を示す発言が相次いだことで、廃止に向けた議論が加速しそうです。


    中西氏は、就職活動の横並びの廃止をうったえていますが、入山さんは、これを革新的で自然な流れだと話します。「転職するのが当たり前になっている今、出る方の時間が自由なら入る方だって自由でいいじゃないか」という考えです。「就活の時期を揃えないと勉強に支障が出る」と安倍さんは言っているようですが、入山さんは、「日本では卒業後に大学内で成績が優秀だったかは問題ではない。1年〜4年までで自由に勉強して就活すればいい」と話しました。

    ●8時30分は、『企業の内部留保、過去最高の446兆円 』の話題にフォーカス。 財務省が発表した2017年度の法人企業統計では、企業が蓄えた内部留保に当たる利益剰余金が、金融・保険業を除く全産業で前の年度に比べ9・9%増の446兆4844億円となり、6年連続で過去最高を更新しました。景気好調を背景に、自動車や電子部品などが売り上げを伸ばし、企業の利益蓄積を押し上げたとみられます。ただ人件費の割合は伸びておらず、企業に対して賃上げを求める声が一段と高まる見通しです。


    このニュースを聞いてとても多い意見が「企業は、金をため込んで、けしからん」という考え方。しかし、入山さんの認識は違います。これから日本企業はオリンピック後の不況に備えて、海外に投資する資金をとっておく必要があります。しかし、その辺の事情がうまく伝わらず、「内部留保」と悪いイメージを持たれてしまっているようです。「ビジネスには原資が必要。将来のために備えるのは当たり前の流れ。一方で、賃金が低くて困っている人がいるというのは別の問題だ」と話しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』。知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、文化放送の塚本チルドレン・門馬ディレクターがお伝えしました。


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    紹介したのは、徳島のアンテナショップ「ターンテーブル」。渋谷駅から歩いて10分くらい、大通りから一歩入った閑静な場所にあり、徳島の特産品を販売するマルシェや、徳島の食材を使った料理やドリンクが楽しめるバルに、レストラン、小物などで徳島を感じることのできるホステルと、そのビルまるごと「徳島」を楽しめます。徳島県と一緒にやっている施設で、自治体がこのような思い切った施設を作るというのは、あまり前例のないことです。実現するまでには色々と苦労もあったようですが、徳島を「知らない人に知ってもらう」「興味のない人に興味を持ってもらえる」ような、素敵な空間です。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、カフェやトイレなどの空席情報を提供するサービスを手がける、株式会社バカン 代表取締役 河野剛進さんです。学生時代から起業しようと決めていた河野代表ですが、一旦は普通に就職します。3日目の今日は、就職・転職を重ね、ようやく起業した思惑について伺います。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 So Emotional / Whitney Houston
    2曲目 悲しみよこんにちは / 斉藤由貴 

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  • 2018.9.04

    9月4日(火) The News Masters TOKYO 第370回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


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    ●7時は、『経団連会長、就活ルール廃止提案』のニュースにフォーカス。経団連の中西宏明会長は、大手企業の会社説明会や採用面接の開始時期を定めている経団連の指針について、2021年に卒業する学生から廃止すべきだとの考えを示しました。20年に就職活動を行う現在の大学2年生から対象となります。学生の就職活動のルールを定める財界トップの発言だけに、企業や大学、学生などを中心に波紋を広げるのは必至です。


    これを聞いた佐々木さんは、青田買いが1年生から始まることを懸念。自身も大学で教鞭をとることもあり、熱意の高い学生がいることを説明しつつ「大学で、一体いつ勉強するのか?」と疑問を呈しました。この解決策の一例として新卒と中途を一緒に採用する方法を紹介。これにより、1年生のときから就活しなくても良くなくり、ある企業に就職した経験を経て、転職する流れも生まれます。


    ●7時30分は、『地銀と地方の関係』にフォーカス。鳥取県日南町が、地元の地銀・鳥取銀行に預けていた町の預金、およそ5億6千万円を全額解約しました。これは、鳥取銀行が日南町内から支店を撤退すると発表したことへの「対抗策」で収益力回復のために支店の再編を進める地銀側と、住民の利便性低下に危機感を抱く自治体側が対決する構図となっています。


    かつては銀行の支店は、コミュニティの中心でしたが、今は共同体的な役割がなくなってきています。これは銀行の経営体質の問題で、お金はたんまりあるけど、回しようがないという側面があります。これでは、地銀そのものが消滅していく可能性がありますが、事業投資できる対象企業もたくさんあります。「そこにちゃんとお金が回る仕組みが必要。それがなければ、ファンドを立ち上げ、地銀がそこに融資する。」という方法を提案しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、三菱UFJ国際投信、チーフエコノミストの荒武秀至さんです。


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    ●8時台は、『米中貿易戦争の裏にあるアメリカの狙い』の話題にフォーカス!トランプ大統領は、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡るカナダとの協議について、公正な合意にならなければ「カナダは出ていくことになる」と自身のツイッターに投稿し、改めて強硬姿勢を示しました。アメリカとカナダの交渉は、アメリカが市場開放を求める農産物分野などで調整が難航しています。


    アメリカとカナダは乳製品の市場開放で話が折り合わず、明日から協議を再開します。この協議はしばらく続きそうです。一方で注目するのは米中の問題。アメリカは中国の技術進化を見過ごせない状況で、中国の国力を衰退させたいという思いがあるようです。さらに、中間選挙を控えての今後のトランプ大統領の動きについて荒武さんは、「中間選挙でロシア疑惑の証拠を握られると、大統領弾劾の可能性も考えられるため、要注意だ」と話しました。


    ●8時30分は、『15歳以上の全国民にIDカード所有を義務付けそれで暮らしはどう変わる?』の話題にフォーカス。バルト三国と呼ばれるエストニア、ラトビア、リトアニア。その中でもエストニアはICT(情報通信技術)立国として知られています。エストニアでは、15歳になると国民ID番号、氏名、生年月日、顔写真、性別が記載され、ICチップが埋め込まれたカードの所有が義務付けられていて、日本のマイナンバーカードの原点となっています。


    バルト三国は独立を巡る長い戦いがありました。今年は独立記念100周年。エストニアの施策で今回注目したのは、「e-Residency」という制度です。エストニアに居住していなくてもエストニア国民と同等の権限が付与され、海外から銀行口座を開設し、起業することもできます。EU28のゲートウェイなので、日本にいながらEU28に対してビジネスをすることができるメリットが魅力。エストニア政府は、海外企業の進出と脱税防止による税収増、AI・暗号・セキュリティ分野で差別化し、ロシア脅威に対抗しています。日本のマイナンバーカードも、この制度から見習うことがありそうです。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。オーディオブックの配信サービスなどを手掛ける株式会社オトバンク、新刊JP編集長の金井元貴さんからおススメの一冊をご紹介いただきました。


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    金井さんがオススメするのは、亜紀書房の『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』。著者は人類学者の奥野克己さんです。「読んでみたら、頭がもげそうになった。というか、天地がひっくり返るような衝撃を受けた」という、その驚きの内容にタケさんも興味津々。金井さんは、「この本を読むことで、視野が広がり、救いになると思う」と話しました。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、カフェやトイレなどの空席情報を提供するサービスを手がける、株式会社バカン 代表取締役 河野剛進さんです。2日目の今日はなぜ空席情報にビジネスチャンスを見出したのか?というお話です。


    今日の楽曲
    1曲目 Sweet Dreams / Eurythmics
    2曲目 夏の終わりのハーモニー / 井上陽水・安全地帯

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  • 2018.9.03

    9月3日(月) The News Masters TOKYO 第369回

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    (詳細は画像をクリック)

    【7時台】
    今週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。

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    ●7時は「自民党総裁選の行方」について。7日の自民党総裁選告示まで1週間を切りました。6年ぶりの選挙戦は、安倍晋三総理大臣と、石破茂元幹事長の一騎打ちという構図になります。今週は、経済政策、少子高齢化社会に対応した社会保障改革、外交・安全保障や憲法改正を巡り、両氏が主張を戦わせると思われます。今朝は自民党総裁選の行方について取り上げます。

    総裁候補の主張の違いで一番大きいのは「憲法改正」。安倍総理大臣は「2項を維持したまま自衛隊の損じを明記、次の国会に党の改正案提出を目指す」一方、石破氏は『9条2項を削除した上で、自衛隊を「軍隊」に位置付ける』という案を出しています。

    また、外交(北朝鮮問題)に関しても、安倍総理は「拉致問題を追求し続ける」一方、石破氏は「拉致を言い続けるのではなく、東京と平壌に連絡事務所を設置し、他のことも含めて話し合う」としています。


    ●7時30分は、「JALのCA他、制服が2020年に一新」という話題。8月23日に日本航空は「JALが2020年に向けて世の中の皆さんと『一緒に』取り組むプロジェクト」に関する、記者会見を行いました。注目は2020年4月から一新する制服デザイン。客室乗務員だけでなく、パイロットや地上スタッフ、整備士など航空運送事業に関わる全部門およそ2万6700人の制服が一斉に新しくなります。特に、客室乗務員や地上スタッフが着用するスカーフのデザインは一般公募で決定するなど、初の試みも発表されました。

    JALは「訪日外国人誘致の強化」「スマート空港の実現」「SDGsへの取り組み」の目標を掲げた他、2020年に向けて新しい挑戦をスタートさせるとしています。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは精神科医の名越康文さん。

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    ●8時は、「チャットボットが政治プロパガンダに悪用される」というお話にフォーカス。本来、コンテンツの整理やネットワークのメンテナンスといった反復的な作業を自動化するために設計されたチャットボット。今は人がボットかを判別することができますが、いずれ巧に人間になりすまし、シェアやリツイート、ライク、フォローなどをすることで過激な意見を増幅する可能性もあり、高度な扇動ツールとして進化する危険について、調査結果が報告されています。

    チャットボットはテキストや音声を通じて、会話を自動的に行うプログラム。ボットは急速に進化を遂げており、AmazonのAlexaやグーグル・アシスタント、マイクロソフトのCortanaといった音声型インターフェイスにも使われている自然言語処理技術の発展を要因に本物の人間らしく振る舞えるようになります。そうなると会話を巧みに誘導、人々を過激な意見に向かわせ、会話の中で反論するようになると言います。

    また、名越さんはネット選挙にも言及。ネット選挙時代の政治家は「効果的危機感(問題提起)」➕「建設的な理論展開(ソリューション案)で説得力のある発言を求められるようになる」とのことでした。


    ●8時30分は「副業が認められると叶うことは?」という気になる話題について。副業を持っていたり、持つことを希望したりする「副業人口」が2017年に690万人と、初めて就業者の1割を超えました。大企業が副業解禁に動いている東京だけでなく、沖縄など全国の観光地を中心に増えており、深刻な人手不足を背景に、柔軟な働き方を認める企業が地方にも広がり始めています。

    副業OKという会社は増えてきています。東京都以外では沖縄県(12.8%)や京都府(12.7%)、奈良県(11.4%)など観光地が増加傾向にあります。副業OKの流れをチャンスに輝く将来への投資をしてみるのはいかがでしょうか。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週月曜日のトレンドマスターズTOKYOはYESNOアンケートで主流がわかる「あなたはどっち?YESNOリサーチ」今朝は、音声ニュースアプリ「Voicy」 とのコラボから生まれた働き女子パーソナリティ 曽根あかりさん。

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    今日のテーマは「ジムに行ったり、家で筋トレしたりするなど、体を鍛えていますか?」詳しくは特集ページで。


    【マスターズインタビュー】
    今週はカフェやトイレなどの空席情報を提供するサービスを手がける、株式会社バカン代表取締役 河野剛進さん。初日は新進気鋭のベンチャー企業・バカンが具体的にどんなサービスを手がけているのか、伺います。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Human Touch / Rick springfield
    2曲目 秋の気配 / オフコース

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