• 2018.6.29

    6月29日(金) The News Masters TOKYO 第323回

    【7時台】
    金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさん。


    ●7時は、「サッカー日本代表、2大会3度目の決勝トーナメント進出」について。2018FIFAワールドカップ日本は1勝1分で迎えた第3戦で、ポーランドに1-0で敗れたもののフェアプレーポイントでセネガルを上回り、2大会ぶりの決勝トーナメント進出を決めました。放送では試合の実況を振り返り、了戒美子さんにお話を伺いました。


    ●7時30分は、「40代の給与が減少」にフォーカス。内閣府によりますと、2015年から17年の正社員の平均給与を年齢層別に2010年から12年と比べたところ、40代だけが減少していました。40代は、バブル期後半の大量採用組や団塊ジュニア世代に当たります、管理職ポストに限りがあり、傷心の恐れが背景にあるとのことです。


    なぜそうなったのか。これはポストにつかなければ給与が上がらないという給与制度の問題や定年が引き上げられていることが、原因だと言われています。これに対して、崔さんはいずれ終身雇用制度ではなく、成果とは無関係で給料が上がるシステムになるのではないかと話します。また、崔さんには働き盛りの40代はどうすればいいのか崔さんなりの回答をお答えいただきました。


    【8時台】
    本日、8時台のニュースマスターは東北大学特任准教授で弁理士の稲穂健市さん。


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    ●8時は、「大迫半端ないって」2018年FIFAワールドカップ。グループステージの初戦。日本は強豪コロンビアを2-1で下しましたが、その立役者の一人大迫選手の活躍と共に「大迫半端ないって」という言葉が注目されました。ところが、4年前に「大迫半端ないって」は商標登録済みだったことが判明して話題になっています。稲穂さんには商標権・著作権・肖像権の違いについて説明していただき、この話題の発言について大迫選手に許可は必要ないのか?絶叫するイラストの肖像権は?そもそも人の発言を勝手に使っていいの?というタケさんや長さんの疑問・質問に答えていただきました。


    ●8時30分は『「きのこの山」が立体商標に』というお話。明治がかねてから立体商標を出願していた「きのこの山」が登録拒絶を乗り越え、今年3月30日付で立体商標に登録されました。「きのこの山」は1997年、2015年と、特許庁に登録を出願しましたが、認められず、昨年6月に三度目の正直でようやく登録されました。なぜ立体商標はハードルが高いのでしょうか。「商標」とは、自社の商品・サービスを他者と区別するために使うマーク。特許庁に登録されれば独占的に使用できます。文字や図形、記号などが中心ですが、1996年からは立体、2015年からは音声なども認められるようになりました。立体商標に登録されるのは①形状に独自性がある。②形状を使い続けることで他と区別できるようになった のどちらかに適合しなければなりません。放送では明治が「きのこの山」の立体商標にこだわる理由や「たけのこの里」はどうなのか?というお話でした。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    金曜日は『タケタケFriday』今朝は、ザ・ニュースペーパーの社会風刺コントをお届けしました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、タケさんの恩師でもある早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授 平田竹男さん。最終日の今日は平田さんが早稲田でやりたいことについて伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Shakedown / Bob Seger
    2曲目 Hold Me Now / Thompson Twins
    3曲目 新しい僕になろう / 中西圭三

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  • 2018.6.28

    6月28日(木) The News Masters TOKYO 第322回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。


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    ●7時は、「介護職の人材確保に、知恵を絞る事業者」というテーマにフォーカス。団塊の世代が全員75歳以上になる2025年度には、介護職員がおよそ34万人不足する恐れがあるとの推計を厚生労働省が発表しています。「低賃金でキツイ」というイメージを払いのけ、有能な人材を確保するための取り組みが各事業所で始まっています。


    在宅介護は理想では、在宅医療と在宅看護と一緒にうまいシステムを組まないと難しいと藤原さんは話します。横浜にある伸こう会では年齢や国籍、経歴、心身の状況を問わない採用方針で定年は80歳、障がい者や心身の病がある人も6%、外国人の積極採用もしています。しかし、採用の間口を広げるだけでは労働力不足は解消しません。先端技術の導入も不可欠であるというお話でした。


    ●7時30分は、離島留学が広がっていることについて。豊かな自然に囲まれた離島の学校に、島外の子供が入学する「離島留学」が増えています。島の人口が減少する中、児童生徒数を確保したい学校側と都会ではできない体験を子どもに積ませたい保護者側のニーズが一致。国も離島活性化のための補助金を補充するなどして、この取り組みを後押ししています。


    成功例としては島根県の海士町の例が有名で、留学方法は「里親型」(子どもが島の里親の元に住む )「合宿型」(島の量などから通学)「親子型」(親子で島に移住)「孫もどし型」(島の祖父母宅から子どもが通学)の4種類。藤原さんの周りには子どもを育てるために島だけでなく海外に移住した夫婦がたくさんいるとのこと。離島と都会、日本と海外、それぞれどこがどう違うのかなどをお話いただきました。


    【8時台】
    木曜日の8時台のニュースマスターは横浜DeNAベイスターズ前社長でスポーツ庁参与の池田純さん


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    ●8時は『リプレー「誤審」、オリックス要求の再試合は認められず、ビデオ検証の在り方と、頑なな野球規則』について。日本野球機構(NPB)は26日、22日のオリックス・ソフトバンク戦でファウルをホームランと誤審とされた場面からの「続行試合」を求めていたオリックスに、「再試合を行わない」と通告しました。これに対してオリックスは、この通告を不服とする文書を提出しました。ビデオ判定を巡る審判団の誤審と、過ちを認めながら「再試合」を認めない野球規約について考えました。


    今シーズンからプロ野球もメジャーリーグのように、監督が審判に対してビデオ判定を要求できるようになりました。ビデオ判定自体は2010年に「ホームランかどうかの判定に限定」で導入され、2016年から「本塁クロスプレーにもビデオ判定」が導入されました。しかし、手本としたメジャーリーグとプロ野球には決定的な違いがあります。「監督がリクエスト権を行使できる回数は1試合につき最低2回。またリクエストを受けた審判は、5分以内にリプレー検証を済ませて判定を示さなければならない」というのは同じですが、ビデオ判定のための設備が異なっています。つまり再生される映像の精度にも当然差が出てきてしまうのです。また、「審判員は、自分が下したジャッジを改めなければならないストレスもある」ということで、その点はメジャーとは異なっています。池田さんは「人間がやることには過ちがある。だから過ちは正すべき」と話します。そうしなければ、プロ野球は「社会通念上の公平性(フェア)から逸脱している」と思われてしまいます。ビデオ判定がスポーツでふんだんに利用されている今、「野球規則」も再考する時期にきているというお話でした。


    ●8時30分は『乾&大迫と「夢の2on2 エキシビジョンマッチ」旬を当てたアシックスフットボールキャンペーンが面白い!』というお話。アルバイト求人情報サービス「an」がスポーツメーカーの「アシックス」と組んで、ユニークなアルバイトを募集し話題を呼んでいます。コロンビア戦で決勝ゴールを決めた大迫選手とセネガル戦で1ゴール1アシストの大活躍を見せた乾選手を相手に「両選手のドリブルを阻止するディフェンダー」のアルバイトを募集中でタイムリーなこのアルバイトに今、注目が集まっています。


    日給5万円(勝利した時はインセンティブ1万円付き)日本全国どこからでも「交通費は全額支給」募集人数は2名。応募資格は経験、年齢、性別などを一切不問。ペアでも応募可能です。このキャンペーンはアシックスのサッカーシリーズを購入した人の中から抽選で、乾&大迫チームと対戦できるイベントの出場権が当たるキャンペーンとして、アシックスが独自に展開していて、「ディフェンダーのアルバイト募集」はそのキャンペーンをさらに煽る第2弾。PRの手法として、「アルバイト」を活用しているのです。池田さんはこれを機に、手軽にサッカーや2on2が広まれば普段からサッカーを見たり、スタジアムに足を運んだりする人が増えるかもしれないと話していました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日「ヒットの芽」ユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今日は、江東区住吉にある"BLUE OCEAN CAFE"をご紹介。こちらはマリンブルーと白を基調にした爽やかなリゾート風のカフェ。でも実は、終活にまつわるセミナーを月に10本ほど開催しているカフェなんです。オープンしたのは3年前。なぜこうした"終活に特化したコミュニティカフェ"を始めたのでしょうか。社長の村田ますみさんに伺いました。


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    お店の棚には、終活関係の本や仏具などがたくさん並んでいて、エンディングノートのセミナーやVR=バーチャルリアリティを使った認知症セミナーなど様々なセミナーを開いています。埼玉や千葉をはじめ関西などからも来店する人もいるとのこと。


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    この"BLUE OCEAN CAFE"、今後は多世代が交流するコミュニティカフェとしても活動を広げていくそうで、今月から高齢者向けのミニデイサービスと子ども食堂のサービスも開始しており、さらに7月からは、夜の営業も始めるとのこと。会社帰りに、お酒を飲みながら「死」について、「生きること」について考える機会が提供できたら...と村田さんはおっしゃっていました。


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、タケさんの恩師でもある早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授 平田竹男さん。今日は人生にも大きく影響を与えたという、ハーバード大学ジョン・F・ケネディスクールへの留学のお話を伺いました。


    1曲目 HELP! / The Beatles
    2曲目 バルセロナ / Freddie Mercury & Montserrat Caballe
    3曲目 ガッツだぜ / ウルフルズ

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  • 2018.6.27

    6月27日(水) The News Masters TOKYO 第321回

    【7時台】
    7時台のニュースマスターは、みずほ証券チーフクレジットストラテジストの大橋英敏さんです。


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    ●7時は、『米中日への影響、新興国への影響は?』の話題にフォーカス。2009年7月に始まったアメリカの景気拡大の局面は、7月で10年目に突入します。減税効果で4月から6月期の成長率は4%台に跳ね上がるとの観測も浮上。拡大局面は戦後最長の10年を更新する勢いです。ただ、輸入制限を課した鉄鋼や木材の価格が急上昇し、アメリカのトランプ政権が仕掛ける「貿易戦争」が景気の大きなリスクとなってきました。この影響は一体、どこまで広がるのでしょうか?


    アメリカの貿易赤字を減らす簡単な方法はドル安に戻すことです。しかし、現状では金利が上がっているためドル高になっています。そうなると、トランプ大統領にとっては都合が悪く、関税に目をつけたという流れです。新興国は、貿易戦争が広がって世界の消費が悪くなり、自分たちの資源価格が下がることを懸念しています。


    ●7時30分は『先読みする力はどこから?』という話題。本日7時台のニュースマスター・大橋英敏さんは、幅広い視点からクレジット市場を予測し、有用な投資戦略を提供するのが、ご専門です。朝起きてkら1日で触れる膨大な情報の中から必要なものを選び、それを活用するのか。この時間は、1日の情報の取捨選択について考えました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時は、『サッカー健闘で、ビールに特需』の話題にフォーカス。サッカーのFIFAワールドカップロシア大会で日本代表が健闘し、ビール業界に「特需」をもたらしています。深夜や未明に繰り広げられる熱戦を、ビールとつまみを手に自宅で応援する人が多いようで、キリンビールは日本の初戦後に
    出荷が跳ね上がり、スーパーも売り込みに余念がありません。日本代表公式パートナーのキリンでは、コロンビアを制した初戦の翌20日に発泡酒、第三のビールを含む出荷量が前年の同じ日より2割以上増え、苦戦の予想を覆す戦いに関心が点火、他の国の情勢も見守るサポーターが増えたとみられています。


    ビールを飲みながらサッカーを観戦するパブリックビューイングが流行っています。入山さんは、「ビール離れが進んでいて、糖質制限ブームによるハイボールの人気というブームが起こる中、ワールドカップやスポーツ観戦となると途端にビールを飲み始める日本人の習性に興味がある」と話しました。世界中のサポーターがビールを飲むため、ロシアではビール不足になっているようです。日本もオリンピックに向けてビールの供給量を増やして準備しておく必要がありそうです。


    ●8時30分は、『「起業の都」再び 京都に集まる資金・人材』の話題にフォーカス。京セラ、日本電産など個性的な企業を生み出した京都で、もう一つの顔・京都大学と企業の関係が変わってきました。従来は共同研究が中心でしたが、小回りの利くスタートアップ企業を通じ「大学の知」をビジネスに生かす動きが本格化。多くのノーベル賞受賞者を輩出し、自然科学分野の基礎研究に定評がある京大を核として「起業の都」に新たな波が起きています。


    京大発のベンチャーが増えているという現状があります。その他、日本電産の永守社長が京都学園大学を買収し、モーターの人材を作って行きたいと考えていたり、海外の優秀な人材を呼び込むために中堅の企業が京都に研究所を設立しています。このように、ベンチャー、大学改革、海外の人材呼ぶという面で京都が注目されています。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』。知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、文化放送が誇る報道侍・塚本ディレクターがお伝えしました。


    人口減少とともに、地方のローカル鉄道、バスが次々に廃止される流れを何とか食い止め、地域住民の足を守るには何が必要なのでしょうか。地方の抱えるそうした重い課題に取り組む「ローカル鉄道・地域づくり大学」というシンポジウムが、先日、東京の神田明神で開かれました。竹本社長は社長業を務める傍ら、電車の運転士としての資格も取得し、自ら電車を運転し、利用客とのコミュニケーションを図るなど、生き残りのためのアイデイア出しに日々追われています。アイデイアに必要なものは、アテンション。先ず、注目されることが第一に求められるということでした。ローカル鉄道をいかにして存続させるのか、今後の活動に注目です。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、タケさんの恩師でもある早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授 平田竹男さんです。3日目の今日は、東京オリンピック、パラリンピックについて伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 You're So Vain / Carly Simon
    2曲目 As Long As You Love Me / backstreet boys
    3曲目 がんばれドカベン / こおろぎ'73

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  • 2018.6.26

    6月26日(火) The News Masters TOKYO 第320回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


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    7時は、『追い掛け執拗に襲撃、福岡刺殺』のニュースにフォーカス。福岡市中央区の旧小学校施設で24日開かれたITセミナーで講師をしていた岡本顕一郎さんが刺殺された事件で、岡本さんが胸や首のほか、背中にも何度も刺されたような傷があったことが25日、福岡県警への取材で分かりました。現場のトイレから逃げ出した岡本さんが後ろから執拗に襲われたとの目撃証言もあり、県警は松本英光容疑者に強い殺意があったとみて捜査します。県警などによると、松本容疑者は自転車で逃走、約3時間後に福岡市東区の交番に出頭しました。交番から約500m離れた自宅アパートに帰宅後に出頭したとみられ、アパートの階段や廊下に血痕が複数残っています。


    かつて2ちゃんねるの管理人だったひろゆきさん曰く、「無敵な人」=失うものがないがゆえに、なんでもできちゃう人。インターネットはどんな人でも承認欲求が満たされるため、こういう人がいるそうです。被害者も元々かなりキツイ言い方をするブロガーだったため、結局は他人を嘲笑したり、しない方がいいとのこと。もはやネットもリアルも繋がっているのです。


    ●7時30分は、『障碍者殺傷事件、被告の手記掲載の本出版へ 抗議の署名提出』のニュースにフォーカス。おととしの7月に起こった相模原市の知的障碍者施設での殺傷事件で46人を殺傷したとして起訴された植松聖被告の手記などが掲載した本が出版される見通しとなりました。これに対して、障碍がある人の家族会の代表などが出版停止を求める署名を出版社に提出し、出版の取りやめを求めています。一方、書籍化を予定している出版社側は「事件は風化しつつある。被告と接見しわかってきたことや社会に与えた影響などをきちんと提示することが必要だ」と説明しています。


    これと同じようなことで言うと、榊原事件の加害者が「絶歌」という本を出したこともありました。こうしたことは以前からあり、加害者がお金を儲けることに関して、批判の声があがっていますが、これは簡単には否定してはいけないと考えている佐々木さん。中には「何でこんなことが?」という事件も取材してきたこともあるため、「何でそんなことが起きたのか?」それを理解するため、社会として受け止めるためにあってもいいのではとコメントしました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、経営学者の楠木建さんです。


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    ●8時台は、『米ハーレー、生産を国外に 欧州向け、報復を回避』の話題にフォーカス。米二輪車メーカーのハーレーダビッドソンは25日、欧州向けの二輪車製造を米国から外国に移す方針を明らかにしました。米国による鉄鋼とアルミニウムの輸入制限への報復措置として、欧州連合(EU)が二輪車の輸入関税を引き上げたためです。トランプ政権が自国産業保護のために実施した鉄鋼輸入制限が製造業の海外流出を招き、裏目に出た格好です。


    数十年前から比べると輸出入の規模が拡大し、関税の意味するところは大きくなっています。「比較優位を生かす自由貿易は先進国の中では合意されていて、これは企業の合理性追求の点でも良い」と楠木さんは話しました。しかし、トランプ大統領はこれに逆行する考えを実行し、刹那的な指示しか集まらない手法が目立ちます。楠木さんは「『それをして、どうなるの?』『何が起こるの?』という視点が大切」と意見しました。


    ●8時30分は、『「秘境の里」に外国人観光客が殺到!』の話題にフォーカス。日本三大秘境に数えられる徳島県三好市の祖谷地方で外国人観光客が急増しています。人里から離れ、交通アクセスが劣悪であるにもかかわらず2017年の宿泊客数は10年前の34倍に増えました。日本を訪れる外国人観光客は、2017年は前の年と比べて19.3%増の2,869万人で過去最高を更新しています。ゴールデンルートと呼ばれる首都圏と京阪神を回る人が大半を占めますが、地方へ足を延ばす人も少しずつ増えています。


    昔からの自然が残っている田舎の町は、海外の方々に人気で各地の観光化が進んでいます。今回の祖谷地方の例から楠木さんは、「観光客がそこで生活してみたいと思ったり、リピーターになるかどうかが大切」と話しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。今日は、8万人以上のビジネスリーダーの注目を集めている書籍ダイジェストサービスを運営する株式会社から、書籍ダイジェストサービス・編集統括の冨岡桂子さんに『声のサイエンス』(NHK出版新書)をご紹介いただきました。


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    人の感情が動く大きな要因の一つが「声」であり、語られた言葉より声によって人は動かされているというのが実際に実験で証明されています。この本をオススメしたい対象は、大事なプレゼンを控えているビジネスパーソン、営業成績を上げたい営業マン、部下についてきてほしい上司、はもちろん、うまく行っていない夫婦など、どんな人にも気づきがある内容になっています。なかなか着目しない「自分の声」を見つめ直すきっかけになりそうです。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、タケさんの恩師でもある早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授 平田竹男さんです。2日目の今日は、当時人気が低迷していた日本女子サッカー界振興のお話です。


    今日の楽曲
    1曲目 Sister Golden Hair / America
    2曲目 When will I see you again / The Three Degrees
    3曲目 17歳 / 南沙織 (※作詞:有馬三恵子 作曲:筒美京平)

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  • 2018.6.25

    6月25日(月) The News Masters TOKYO 第319回

    【7時台】
    毎週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。


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    ●7時は「9月の総裁選、安倍政権続投かどうかの勝負」というテーマにフォーカス。自民党は、秋に行われる総裁選挙の日程について、9月7日告示・20日投開票を軸に調整に入りました。安倍総理大臣の総裁任期は9月30日で満了を迎え、自民党の総裁選挙は総裁任期満了前10日以内に実施すると定められています。今回の日程は9月下旬にニューヨークで開かれる国連総会などを踏まえてのことです。総裁選挙については、安倍総理が出馬に強い意欲を示しているのに対し、石破元幹事長、野田総務相も意欲を示しているほか、岸田政調会長も出馬について検討していて、2012年以来の選挙戦となる公算が大きくなっています。


    自民党総裁選は、自民党党員と党所属国会議員によって行われますが、世論調査で自民党支持者の意向を見ると、安倍総理大臣の支持はここにきてさらに増え、5割に届こうとする一方、その対抗馬に見られる石破元幹事長の支持はやや伸び悩んでいます。清水さんは「今回の立候補はおそらくしませんが、小泉さんがキーマンだ」と話します。小泉議員が支持する候補を明らかにした場合、その人の支持が一気に広がり、一気に総裁選の様子が様変わりするのではないかと見られています。放送で今後の自民党政権について清水さんのお見立てをお話しいただきました。


    ●7時30分は、「東京をもっと魅力的にするデジタルアート」のお話。今月、「森ビルデジタルアートミュージアム:エプソン チームラボ ボーダーレス」というデジタルアートミュージアムがオープンし、早くも話題を集めています。1万平方メートルという巨大な空間に、世界初公開作品を約50作品が展示されるダイナミックなこの施設について、取材された清水さんにお話を伺いました。


    施設の見所は「東京が世界からヒト・モノ・カネ・情報を惹きつける『都市の磁力』を高めるような施設」で、500台以上のパソコン、500台以上のプロジェクター、広大なスペースの複雑で一体的な空間がコンセプトの世界。デジタル作品には他の作品との境界がなく、自分の動きや時間とともに作品が変化していくのが大きな特徴です。東京五輪の2020年に向けて、アートを東京の魅力の一つとして発信していくこともできるというお話でした。


    ●Take Up Sports!は2018FIFAワールドカップ ロシア大会 サッカー日本代表について現地にいるジャーナリストの了戒美子さんのレポートをお届けしました。


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    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは精神科医の名越康文さん。


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    ●8時は、「ゲーム依存がWHOで病気に認定」という話題。世界保健機関(WHO)は、生活に支障をきたすほどオンラインゲームなどに没頭する依存状態を、「ゲーム障害」として精神疾患に認定しました。背景には、先進国で若者のゲーム依存が深刻になっていることがあり、治療施設が少ない中、疾病認定で実態の把握と治療法の進展への期待が高まりますが、過剰診断の恐れもあり、業界団体は見直しを求めています。政府はWHOの認定を受け、慎重に対応する構えです。


    WHOが示したゲーム障害の主な診断基準は・ゲームをする時間や頻度を自分でコントロールできない・日常生活でゲームを他の何よりも優先させる・生活に問題が生じてもゲームを続け、エスカレートさせる・これらの状態が1年以上繰り返し続くの4つ。WHOの認定により、疾病の基準があれば実態解明も進み、治療法の確立につながり、意義は大きいというお話でした。


    ●8時30分は「ドレスデンの認知症施設が旧東ドイツ再現」というテーマ。アルツハイマー型認知症が原因で失われた記憶や機能を回復させ、病気を完全に治す薬はありません。そこで名越さんからお話いただいたのは、過去に慣れ親しんだ歌や玩具、動画などを利用し、人生を振り返り、本人の自己認識の回復を図る『回想法』を教えていただきました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週月曜日のトレンドマスターズTOKYOはYES NOアンケートで主流がわかる「あなたはどっち?YES NOリサーチ」です。今日は先週発表されたばかり音声ニュースアプリ「Voicy」とのコラボから生まれた新・働き女子パーソナリティ庄司舞子さんのレポートでお届けします。今回の質問は「座右の書や愛読書と言える本はありますか?」詳細は特集記事からどうぞ。


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、タケさんの恩師、早稲田大学大学院スポーツ科学研究所教授 平田竹男さん。平田さんは、1960年大阪生まれ。1982年に通商産業省に入省され、その後、Jリーグの設立やサッカーワールドカップの日本開催招致に携われました。今日は平田さんの原点とサッカーリーグのプロ化を進めていた川淵三郎さんとの出会いについてお話いただきました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 You Ain't Seen Nothing Yet / Bechman Turner Overdrive
    2曲目 最後の雨 / 中西保志
    3曲目 Raspberry Beret / prince & The Revolution

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  • 2018.6.22

    6月22日(金) The News Masters TOKYO 第318回

    【7時台】
    金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさん。


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    ●7時は、「32日間の会期延長の意味」にフォーカス。国会はおとといの衆議院本会議で通常国会を7月22日まで、32日間延長することを与党などの賛成多数で議決しました。与党にとっては重要法案を何とかしてでも通したい今回の延長戦ですが野党にとっては攻めきれなかった森友・加計学園問題で政権を追い詰めたいおよそ1ヶ月の戦いとなります。今回の32日間の会期延長の意味について考えます。


    政府・与党は"働き方改革関連法案"、"19日衆議院を通過した、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備法案"、"受動喫煙対策を強化する健康増進法の改正案"などを確実に成立させたい。野党側は加計学園の獣医学部新設をめぐる問題などで追求を続けるとともに、法案の成立阻止のため、内閣不信任決議案の提出も含め、あらゆる手段で対抗していく構えです。びんさんは「野党は安倍総理大臣がヨーロッパを歴訪する直前に内閣不信任決議を提出するのではないか」と予想。また、参議院の議席を増やす法案も審議されるということで、私たちの知らないうちに、知らない議論もされているということで、注視する必要があるというお話でした。


    ●7時30分は、「米中貿易摩擦。その影響は...」というテーマ。アメリカと中国の貿易摩擦が加熱する中、悪影響を受けかねない企業として浮上しているアップルですが、ニューヨーク・タイムズが「中国製のiPhoneは追加関税の対象外とする」と報じて、一時混乱しました。生産や販売を中国に頼ることで、アメリカ最大の時価総額を手にしたアップル。手本とされた成長モデルが、政治リスクへと転じ始めています。


    先日トランプ大統領が、中国への制裁措置を拡大し、新たに2000億ドル分の中国製品に追加徴税を課す検討に入りました。中国もすぐに報復措置を表明し、両国が「貿易戦争」に突入するとの警戒感が一段と強まりました。アップルは時価総額9130億ドルとアメリカ最大の企業ですが、その売上高のうち21%を中国で稼いでいる対中依存型企業です。中国はIT業界ではハードルの高い国で、そんな中で気づいた中国との関係だけに、米中の政治的な確執は頭が痛く、影響の最小化に向けて躍起になっているとのことです。
    そして、実はこの貿易摩擦によって、影響を受けている意外なものがあります。それは「大豆」。大豆の価格が下がり、日本の大豆関連の企業の株価も上がるかもしれません。


    【8時台】
    本日、8時台のニュースマスターはNOBORDER NEWS TOKYO 代表でメディアアナリストの上杉隆さん。


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    ●8時は、「シンガポール 米朝首脳会談の舞台裏」のお話。先週、シンガポールで行われた歴史的な米朝首脳会談を現地から生でレポートした上杉さん。今朝は、電話では伝えきれなかったエピソードやそのあとの新しい情報、上杉さんたち取材陣がどこに注目したのかなどについてお話いただきました。


    ●8時30分は、「自民党総裁戦」にフォーカス。自民党執行部は安倍晋三総裁の任期満了に伴う総裁選を「9月7日告示ー20日投開票」の日程で実施する方向で調整に入りました。安倍総理や石破茂元幹事長は通常国会会期末に合わせて7月下旬に立候補を表明する見通しで、論戦は国会閉会後に本格化しそうです。上杉さんにはどんな人が候補となるのかなどについて伺いました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    今日はタケさんが気になる話題について上杉さんに伺う"タケタケ問答"を行いました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、蓄電池開発のエリーパワー株式会社 代表取締役社長 吉田博一さん。吉田社長は、住友銀行副頭取や住銀リース社長・会長、大学教授などを経て69歳で「エリーパワー」を起業しました。最終日の今日は未来についてのお話、現在80歳の吉田社長は、いつまで現役なのでしょうか。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 nothing's gonna change my love for you (変わらぬ想い) / Glenn Medeiros
    2曲目 Morning Train(Nine to Five) / Sheena Easton
    3曲目 Are You Goona Go My Way / Lenny Kravitz
    4曲目 君がいたから / FIELD OF VIEW

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  • 2018.6.21

    6月21日(木) The News Masters TOKYO 第317回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。


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    ●7時は、「今年の学生の"シューカツ"事情 内定率は71%超え」にフォーカス。就職情報大手のマイナビの調査によると、2019年卒の学生の内定率は、今月15日時点で71.6%と、過去3年間で最高の水準となっています。今年は空前の売り手市場とも言われ、一人の学生が複数の内定を得る中、企業は学生からの内定辞退を防ごうと、つなぎ止めに腐心しています。


    今年の「売り手市場」には別の側面があり、一人でたくさん内定をもらう学生が「いる一方でいまだに一つももらっていない学生もいます。藤原さんは「一部の先進的な人気企業で始まっているが、2020年代には新卒の一括採用を見直さざるを得なくなる」と話します。中途も新卒もないということになれば20代前半までに様々なバイトを経験し、いろんなチャレンジやボランティア、失敗をして、その経験を面接で語る事で入社が決まるようになります。これからは人材の希少性が問われるという事でした。


    ●7時30分は、「SNSへの自殺相談、女性が9割」という話題。2018年版の自殺対策白書によると、SNS(交流サイト)で自殺対策に取り組む民間団体には1ヶ月で一万件を超える相談があり、相談者の9割が女性で、およそ8割が30代未満でした。去年1年間の自殺者は2万1321人。8年連続で減少していますが、19歳以下の自殺の増加には歯止めがかかっておらず、若年層向けの対策が課題となっています。


    藤原さんは、「男性の場合はモードを変える練習をしていないため、弱い。一方で女性は髪型を変えたり、化粧をしたりとモードチェンジに慣れていて、生まれ変わる」と言います。子供の自殺だけは、何としても止めたいものですが、いじめ自殺一つとっても、親や学校の先生でもなかなか気づかない場合が多いです。なぜならいじめる側はもちろん、いじめを受けている本人も隠し通そうとするからです。発見できるとすれば、コミュニティにいる斜めの関係の先輩やお兄さん役、お姉さん役の、大人たちであるというお話をしていただきました。


    【8時台】
    木曜日の8時台のニュースマスターは横浜DeNAベイスターズ前社長でスポーツ庁参与の池田純さん


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    8時は東北楽天イーグルスの梨田監督が16日の阪神タイガース戦後、成績不振を理由に辞任しました。本拠地で7勝24敗と大きく負け越し、借金が20にまで膨れ上がったことを理由に挙げています。今日は、プロ野球監督の「成績不振による辞任」について考えます。


    「成績不振」を理由にシーズン途中での「監督交代」は珍しい事ではありませんが、途中で辞任するのは今回が初めて。なぜ突然の辞任を決意したのか、その真意は分かりませんが、池田さんは監督を変えたから勝てるようになった訳ではないと話します。放送では中畑監督が辞められた時のお話などを含めてお話いただきました。


    8時30分は『「全米オープン」で名手フィル・ミケルソンが前代未聞のルール違反〜2罰打のルールを戦略的に使うことの是非』という話題について。全米オープン3日目の16日、メジャー5勝を含むPGAツアー43勝の名手フィル・ミケルソンが2罰打を知りながら故意に「グリーン場で動いているボールを打つ」という「ルールを戦略的に使った行為」に対して非難と擁護の声が上がっています。果たしてミケルソンの行為は、彼の汚点になるのでしょうか。


    ミケルソンが放った約6mのボギーパットはカップ脇を抜け、傾斜を滑り落ちました。彼は小走りにボールの先に回り込み、まだ動いているボールをパターで打ち返したのです。「ボールが動いている間はそのボールでストロークしてはならない」というゴルフ規則に違反したため、2罰打が科され、パー4のこのホールを+6の10打となりました。なお、大会の主催者である「USGA」は「ゴルフ規則」にのっとり2打罰を科してルール通り処理しましたが、これに対してメディアはもっぱら批判の声をあげました。「フェアプレー」を尊重するならば、可能な限りフェアな状態にしないといけないと池田さんはコメント。ルールを戦略的に使った行為が非難の対象になるならゴルフルールを変えるべきだとお話していました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日「ヒットの芽」ユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今日は、4月には鎌倉にオープンした"まちの社員食堂"をご紹介。"まちの社員食堂"とは、一体どんなものなのか。鎌倉在住の池田さんとともに、運営している面白法人カヤックの代表取締役、柳澤大輔さんに教えていただきました。


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    "まちの社員食堂"は鎌倉で働いている人が」利用できる食堂で、鎌倉に拠点をもつ22の企業や団体が協力して生まれました。月〜金の朝・昼・晩と「料理を提供するレストランも鎌倉のお店」というALLKAMAKURAでやっています。


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    この"まちの社員食堂"毎週料理を担当するレストランが変わるのですが、実際にどんな風に経営をおこなっているのか、伺いました。


    ちなみに面白法人カヤックは「まちの社員食堂」以外にも、今年の春から、鳩サブレで知られる豊島屋と組んで「まちの保育園」も運営しています。今後は「まちの人事部」、「まちの映画館」と鎌倉しないの様々な会社と一緒に、こうした活動をおこなっていくとおっしゃっていました。これから楽しみですね。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、蓄電池開発のエリーパワー株式会社 代表取締役社長 吉田博一さん。吉田社長は、住友銀行副頭取や住銀リース社長・会長、大学教授などを経て69歳で「エリーパワー」を企業しました。4日目の今日は、社長の元気の秘訣。そして座右の銘を教えていただきました。


    1曲目 Please forgive me / Bryan Adams
    2曲目 Come On To Me / Paul McCartney
    3曲目 悲しくてやりきれない / コトリンゴ

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  • 2018.6.20

    6月20日(水) The News Masters TOKYO 第316回

    【7時台】
    7時台のニュースマスターは、スポーツ経営学者小林至さんです。


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    ●7時は、「『ユニコーン』日本見劣り、ポスト・メルカリはわずか」の話題にフォーカス。フリーマーケットアプリのメルカリが、東証マザーズ市場に株式を上場しました。時価総額は7172億円と今年最大の新規株式公開となり、「ユニコーン」と呼ぶ世界標準にかなう成長企業の照明を果たしました。しかし、日本に次のユニコーン候補は少ないと言われており、メルカリ上場は日本のスタートアップ企業の問題点も浮き彫りにしています。アメリカの調査会社CBインサイツの調べによると、世界ユニコーンは240社。そのうちアメリカ企業が116社で、中国企業が71社。日本は人工知能「AI」開発のプリファード・ネットワークスや健康器具「シックスパッド」を手がけるMTGなどごくわずかに溜まっています。


    日本で行われている新卒採用は、もれなく就職でき、スキルも身につけてくれる安定した仕組みです。そういった中で企業する人が増えないのは当然のことです。今後、世界標準にかなう成長企業を増やすことは難しいかもしれませんが、企業内での企業は少なからず出てくるだろうと推測しました。


    ●7時30分は『審判員暴行で延岡学園が謝罪』の話題にフォーカス。宮崎県の延岡学園高校は、バスケットボールの全九州高校大会で男子留学生選手が、審判員に暴行した問題を受け、選手や監督の処分を検討すると明らかにしました。延岡学園の佐々木博之教頭は取材に対し「被害者や関係者にただただ申し訳ない気持ちだ」と謝罪。延岡学園は男子バスケットボールで、全国大会で優勝経験がある強豪でした。


    これについて小林さんは、「ダイバーシティへの対応が問われている」と話しました。海外から留学生を受け入れる目的は、もちろん試合に勝つためではありますが、学生としてきちんと日本語や勉強を教えることを怠っていないのか、あくまでも教育の場であるということを見直す必要があります。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時は、『FIFAワールドカップ、今後どう変わる?』の話題にフォーカス。調査会社ニールセンによると、サッカー・ロシアワールドカップに関するレポートが発表され、ロシアワールドカップのスポンサー収入は、2014年ブラジル大会よりも下落したことが明らかになりました。国際サッカー連盟「FIFA」が得たスポンサー収入は、2014年ブラジル大会では日本円でおよそ1800億円でしたが、今大会ではおよそ1600億円に減少。一方、国際サッカー連盟「FIFA」は、ロシアで開いた総会で2026年のFIFAワールドカップ開催地の決選投票を行い、アメリカ、カナダ、メキシコによる史上初の3カ国共催が決まっています。今回入山さんには、ワールドカップ開催にあたり世界各国がどのように関わりあっているのか、ビジネスの視点から解説していただきました。。


    ●8時30分は、『社長ランキング発表、今経営者に求められるものとは?
    』の話題にフォーカス。週刊ダイヤモンドが、企業の社長や機関投資家、ガバナンスの専門家などへの取材を通して、投資家目線で独自の指標を作り最優秀社長2018ランキングを作成しました。市場評価、収益性、経営規模、情報発信力、権力の自制力を数値化した結果第3位は、三井住友フィナンシャルグループの國部毅さん、第2位は、日立製作所の東原敏昭さん第1位は、伊藤忠商事の岡藤正広さん。他には、売上高としては、規模が及ばないものの、ベビー用品取り扱いのピジョンの山下茂さんが第10位にランクインしています。


    今日本ではIR活動(投資家との対話)が需要しされています。欧米では「物言う株主」と言われているのに対し、日本は株主が経営に口を出さない風潮がありました。しかし、IR活動には、今月の利益とその目標に対してどのくらい、プラスかマイナスか、達成できなかったらこういう理由があるなどの説明責任が発生し、海外ではこうしたことができる経営者と企業が評価され、企業価値がアップしやすいそうです。こう言った背景から今、日本の株主対応に大きな転換期が来ているそうです。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』。知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、今日は文化放送が誇る報道侍・塚本ディレクターが都営地下鉄森下駅の『喫茶ランドリー』を紹介しました。


    『喫茶ランドリー』は、店の奥に大型ランドリーが並び、ミシンやアイロンなども揃った洗濯用のスペースに加えて、喫茶室も併設されています。さらに、ペットを連れての喫茶室の利用もOK、ワンドリンクで食事の持ちこみもOKという自由な雰囲気の喫茶店です。色々なイベントも盛んで、取材に行った日は、店先でフリーマーケットが開かれていました。地元の人たちの自由な発想が、今後、お店の利用の仕方をどう変えていってくれるのか、今後も注目です。

    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、蓄電池開発のエリーパワー株式会社 代表取締役社長・吉田博一さんです。吉田社長は、住銀副頭取や三井住友銀リース社長、大学教授などを経て69歳で「エリーパワー」を起業しました。3日目の今日は、資金集めの際に知人を頼らず、知らない門ばかり叩いたというお話。そして、つらいと感じる瞬間のお話でした。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Babe / Styx  
    2曲目 心を開いて / ZARD

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  • 2018.6.19

    6月19日(火) The News Masters TOKYO 第315回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


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    ●7時は、『大阪北部地震、死者4人に 6府県で330人超負傷』のニュースにフォーカス。きのうの朝7時58分頃に起こった、大阪北部を震源とする地震で、4人が死亡、330人以上がけがをしました。またこの地震により交通網が麻痺し、東海道・山陽新幹線の一時運転見合わせでは30万人以上の移動の足に影響がありました。


    まさに昨日の早朝に新幹線に乗っていた佐々木さん。滋賀県にいたとあって停電や、車内に鳴り響く緊急地震速報などを経験し、その時の生々しい車内の様子を描写しました。一方で、車内の乗客は淡々としており、この30年の間に地震に慣れたんじゃないかとも。運よくお弁当と水を持っていたこともあり、水と食料を確保することの大切さを実感したそうです。


    ●7時30分は、「老朽化するマンション」にフォーカス。築40年以上の老朽マンションが増えて、街の活力が失われつつあります。分譲マンションの数は昨年度末で全国に14万棟以上あり、その1割強が築40年以上の物件です。老朽マンションが10棟以上集まる地域では住民の高齢化が進み消費が鈍るなどの現象があり、周辺土地価格を下落させる原因のひとつにもなっています。1970年代以降に大量供給された団地群は、今後どんどん老朽化していきます。建物の新陳代謝を促す制度づくりの必要性が高まっています。


    団地と言えば、3階建てか4階建てで、敷地も広くエレベーターもない。コミュニティを作るには非常に良い構造とあり、縦長屋とも呼ばれていました。今もURがその取り組みを続けており、若い人も集まったら良いのではと佐々木さんは提案。現在の日本では、住宅は飽和状態にあり、古くなったら建て直せばよいという考えもあるようですが、仮に交通の便が悪いところに立てても売れるわけではないので、ここの問題は新築の高層マンションと一緒ともコメントしました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、経営学者の楠木建さんです。


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    ●8時台は中国の電気商取引市場の話題。中国ではアリババ集団の一強独占に、2位の京東集団が追い上げを見せています。企業記念日に合わせた大規模商戦では取引額が途中段階で2兆5千億円近くに達し去年実績を2割上回りました。仕入れや物流を自前で手がけ、発達時間の厳守や新技術の導入で強みを発揮して王者アリババを焦らせています。


    京東が差別化された戦略でアリババからライバル視されています。取引額はアリババが京東の4倍ですが、売り上げは京東が上回っています。アリババは日本でいうと楽天に近く、ものを売りたい人から出店料を得るというやり方。一方京東はアマゾンに近く、自分たちの会社で仕入れた商品をお客様に売ります。京東はそのために、物流に相当な投資をしていて、物流網をすべて自分たちでやっていることが強みです。大手2社の競争に今後も注目です。


    ●8時30分は、今注目されている、レシート買取アプリ『ONE』の話題。東京港区のワンファイナンシャルが、今月12日にサービスを開始したレシート買取アプリ「ONE」は、サービス開始後16時間でおよそ8.5万回のダウンロードがあり、7万人のユーザーから24万枚超えのレシートを受け取るという想定外の事態となり、いったんサービスを停止していました。その後、ガソリンスタンドでの購入に関する物を対象に部分的にサービスを再開するという発表がありましたが...、今日は楠木さんにこの「ONE」のビジネスモデルについて伺います。


    レシート買取アプリ「ONE」は、企業側がお金をユーザーに支払うため、マネーサイドが裏にいないと成り立たちません。楠木さんはこれについて、「『人からお金を払ってもらってなんぼ』というのがビジネスの基本。データを企業に売ることで儲けるという目的から始まっているが、何を理由に誰からお金をとるのかが明確でないと長続きしないだろう」と推測しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。オーディオブックの配信サービスなどを手掛ける株式会社オトバンク、新刊JP編集長の金井元貴さんに『SHOE DOG 靴にすべてを』(東洋経済新報社)を紹介いただきました。著者はフィル・ナイト、この方はナイキの創業者で、「ビジネス書大賞2018」の大賞に選ばれました。ナイキという大企業がいかにして成長を遂げたのかというケーススタディと"生々しい"回想が書かれた貴重な一冊であること、スタートアップの教科書にもなる点等が高く評価されています。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、蓄電池開発のエリーパワー株式会社 代表取締役社長 吉田博一さんです。吉田社長は、住銀副頭取や三井住友銀リース社長、大学教授などを経て、69歳で「エリーパワー」を起業しました。
    2日目の今日はどのようにしてお金を集めたのかというお話です。個人的にお金を出してくれる人はどんなに高額でも全てお断りしたそうです。いったいなぜでしょうか?


    今日の楽曲
    1曲目 My Sharona / The Knack
    2曲目 Give me up / Michael Fortunati
    3曲目 The Love I Lost / Harold Melvin & the Blue Notes
    4曲目 マンデーモナリザクラブ / ピンクレディー

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  • 2018.6.18

    6月18日(月) The News Masters TOKYO 第314回

    【7時台】
    毎週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。


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    ●7時は「違法民泊撲滅!民泊新法スタート」にフォーカス。6月15日から新法が施行された住宅宿泊事業法、いわゆる民泊新法ですが、その背景にあるには、違法な民泊の存在です。そこでFNN.jpで読まれている、違法民泊の実態について、お届けします。


    これまで一般住宅などに宿泊させる場合、旅館業法の許可などを得る必要がありましたが、民泊新法では自治体への届け出提出義務や営業は年間180日までや、標識の掲示、本人確認・宿泊者名簿の作成など複数のルールが定められ、グレーゾーンが解消され、健全な民泊の普及が期待されています。しかし、一方で、家主がいる住宅の場合、「利用者が宿泊している時は家主の不在は1時間以内」と「規制が厳しすぎる」という声も上がっています。さらに多くの既存の民泊は新法に対応していなかったため、許認可のない民泊施設を大量にサイトの掲載から削除。予約が多数取り消されるなど混乱も広がっています。


    また、宿泊者のマナーの悪さ、犯罪の温床となる可能性もあります。2020年までに民泊の普及は、ホテル不足、利用しやすい価格の宿泊先確保にとって重要、一方で問題点をクリアすればシェア経済拡大の促進する機会だというお話でした。


    ●7時30分は、「二世議員は大変なんです」という話題。昨日は父の日でしたが、今朝はかねてから問題視されている国会議員の世襲について。世襲の実態ですが、自民党の衆議院議員のうち、実の父親が国会議員だった人は67人いました。実は自民党衆院議員の24%、およそ4人に1人に相当することになります。


    父親が大臣経験者だった人は51人、「実父が国会議員」だった人の76%で全ての自民党衆議院議員のうちの18%。そして、実父が総理大臣経験者は5人です。大臣は概ね5回以上の当選歴があるため、息子や娘は地元選挙民に馴染みのある名前で選挙を戦えるという利点があります。しかし、二世議員特有の苦労というのもあり、いつも「お父さんはこうだったのに...」と比較されたり、支持基盤について十分な知識なしに候補者となった場合、後援会組織の運営や政治資金の扱いは子さんの秘書に任せっきりで口も出しにくいのです。政治家の劣化が言われて久しいです。それは世襲政治家が目立っていることがその理由の一つとされることもあります。


    しかし、意欲も能力も十分にある人を、政治家の子どもだからダメだと排除するのは人材活用の点から不合理です。肝心なのは日本のため、世界のためにきっちり働いてくれる政治家をどう探し、選ぶのか。選挙の候補者の選考基準を明確にして、決定プロセスをオープンにし手から優れた人材を正解に登用できるような工夫を政党に求めたいというお話でした。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは精神科医の名越康文さん。


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    ●8時は、「立憲民主党の児童虐待防止法案は虐待の抑止力になるのか?」というお話。東京都目黒区の船戸結愛ちゃんが虐待を受けて死亡したとされる事件では、児童相談所が何度も関わっていながら、命を救えませんでした。専門家は、児童相談所と警察などの関係機関の連携の必要性を指摘しています。今朝は専門家として児童相談所に関わってきた名越さんに現状について伺います。


    厚生労働省の資料によると2016年虐待が疑われる対応件数は12万2575件、2008年から2015年度の8年間で、虐待でなくなった子は408人。およそ4人に1人は、児童相談所が関わったことがある子供ということになります。児童相談所は親が子供を養育できるのかを判断、関係施設に連絡・連携する権限があリます。どの段階で警察へ連絡するかなどの基準は、自治体によってまちまちになっています。


    立憲民主党が「児童相談所強化緊急プラン法案(仮)」として、人員体制の強化、専門性の高いスーパーバイザーおよび児童心理司の配置を提言しています。また、権威を持ってモンスター的な親に対応する体制、警察の介入を周知させ、警察との全権情報共有を児童相談所に義務化することを提案。子どもは親といるのが幸せ、という日本人の常識を見直す必要性があり、場合によっては、親子を引き離す必要があります。児童相談所に判断する権限と専門的な知識、サポート体制を作るべきで受け皿になりうる里親制度、施設の拡充も大事というお話をしていただきました。


    ●8時30分は「チバニアンが天然記念物に?」という話題。国の文化審議会は15日、地球の時期のN極とS極の向きが77万年前に逆転した痕跡が残る「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」を天然記念物に指定し、保護を図るよう林芳正文部科学大臣に答申しました。この地層を根拠に、日本の研究チームは、地球史のうち77万〜12万6千年前の時代区分を「チバニアン(千葉時代)」と名付けるよう国際学会に申請しています。


    地磁気逆転地層とは地球で今まで何度も繰り返されてきたという地球のN極とS極が逆になる現象。今までは約78万年前と推測されていた最後の地磁気逆転の時代が、それより一万年ほど遅い、77万年前だということがわかり、これが画期的な研究成果として認められました。生物の大量絶滅や気候変動と磁場の逆転が関係していると言われています。世界有数のジオパーク、一度訪れてみてはいかがでしょうか。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週月曜日のトレンドマスターズTOKYOはYES NOアンケートで主流がわかる「あなたはどっち?YES NOリサーチ」です。今日は先週発表されたばかり音声ニュースアプリ「Voicy」とのコラボから生まれた新・働き女子パーソナリティ曽根あかりさんのレポートでお届けします。今回の質問は「通勤にリュックを使っていますか?」詳細は特集記事からどうぞ。


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、蓄電池開発のエリーパワー株式会社 代表取締役・吉田博一さん。吉田社長は、住友銀行副頭取や三井住友ファイナンス&リース社長、慶應義塾大学の教授などを経て、69歳でベンチャー企業「エリーパワー」を企業しました。初日はなぜ69歳にして新たな起業にチャレンジしようと思ったのかというお話を伺います。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Isn't She Lovely / Stevie Wonder
    2曲目 あじさいのうた / 原由子

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  • 2018.6.15

    6月15日(金) The News Masters TOKYO 第313回

    【7時台】
    金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさん。


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    ●7時は、「成人とは?」というテーマにフォーカス。成人年齢を現行の20歳から18歳に引き下げる「改正民法」がおとといの参議院本会議で成立しました。施行は2022年4月1日からとなります。1876年以来、実に140年以上続いてきた「成人」の定義が変わることとなりますが、一体何が変わるのでしょうか。


    何が変わるのか?結婚は男女共「18歳以上」に統一。10年有効のパスポート取得、親の同意なしにクレジットカードやローンの契約などができるようになります。しかし、これまでと変わらず20歳からなのは飲酒や喫煙、競馬などの公営ギャンブル、国民年金保険料の納付義務、養子をとるという行為。放送では諸外国との違いやたけさんが気になっている少年法との関連についてお話いただきました。


    ●7時30分は、「株高で億万長者が6割増」という話題について。2013年、日銀の黒田東彦総裁のもとで行われた異次元ともいわれる金融緩和は、株や土地などの資産を持つ人ほどその恩恵を得ており、多数の『緩和長者』を生み出しました。国税庁によりますと、2016年の年間所得が1億円を超えた人は2万500人で、5年前に比べて6割増えました。そのうち1万1千人は、株式の売却や配当などが主たる収入だった人で、5年前に比べて倍増したということです。


    異次元緩和とは、市場に投入するお金の量を2倍にし、2年で2%の物価上昇を達成すると宣言。達成のめどが立たないまま国債や株の購入量を増やしマイナス金利政策も導入しました。日銀は大量の国債を金融機関から買い上げ、世の中に出回るお金は約360兆円増えました。最近、株や仮想通貨でも億万長者になった"億り人"がいますが、ほとんど負けるのが株だったり仮想通貨。全財産を入れ込まないようにしましょう。


    【8時台】
    本日、金曜日8時台のゲストはサッカー解説者のセルジオ越後さん。


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    ●8時は、「日本代表に物申す」。2018FIFAワールドカップがロシアで開幕しました。グループステージの日本代表の初戦、コロンビア戦は、19日火曜日午後9時キックオフ!!いよいよ迫ってきましたが、ここまで"ハリルホジッチ前監督の突然の解任"、"西野ジャパンの代表メンバーの決定"、"西野ジャパンの代表メンバーの決定"、"前哨戦の国際親善試合では、ガーナ、スイスに完敗し、パラグアイに逆転勝ち"などSAMURAI BLUEのニュースを振り返りながら、セルジオ越後さんにズバッと解説していただきました。


    セルジオ越後さんは「4年に1回同じことが起きてる。成長がない。日本のサッカーがどんどん層が薄くなっている」とコメント。他にも舌鋒鋭いセルジオ越後さんのコメントが炸裂しました。


    ●8時30分は、セルジオ越後さんといえば辛口なコメントが人気です。そこで今朝はセルジオ越後さんの名言を集めました。ビジネスや人間関係に役立つ名言の数々。その言葉に秘められたセルジオ越後さんの思いを伺いました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    今週は「2018 ロシアサッカー世界大会の舞台裏」と題して開幕直前のワールドカップの裏側に迫る、特別企画をお届け。最終日を飾るのは、勿論セルジオ越後さん!セルジオ越後さんなりのワールドカップの楽しみ方や注目点を伺いました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、元プロ野球選手で野球解説者・指導者の桑田真澄さん。40歳の時に現役を引退した桑田さんは、50歳までの10年間はみっちり勉強すると決めていたそうです。そして、今年4月、50歳になりました。桑田さんのこれからとは?プロ野球界への復帰、あるのでしょうか。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Satisfaction / The Rolling Stones
    2曲目 愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない / B'z

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  • 2018.6.14

    6月14日(木) The News Masters TOKYO 第312回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。


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    ●7時は、米朝首脳会談の成果について、国際ジャーナリストの高橋浩祐さんから今回の会談の内容についてどのような印象を持ったのかなどをお話いただきました。


    米朝首脳会談は事前の予想通り「一大政治ショー」に終わりました。金委員長がアメリカの大統領を相手に微笑みを交えて握手やボディランゲージを繰り返し、さらに互いの背中を優しく押すことで世界の指導者としてのイメージを強化しました。内政面でもアメリカから認められた偉大な指導者という国内プロパガンダの格好の材料にできるため、今後独裁国家体制の個人崇拝を一層強めるかもしれません。合意文書でうたわれた「朝鮮半島の非核化」は北の一方的な非核化ではなく、むしろ米朝双方による「相互の核軍縮」という立場をアメリカが認めたということ。他の発言とともに見るとトランプ大統領は北朝鮮を事実上の「核保有国」と容認し、時間のかかる「核軍縮交渉」のプロセスに入ったと考えざるを得ないということでした。


    ●7時30分は、「成人が20歳から18歳に!大人の定義とは?」というテーマにフォーカス。成人年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法が、昨日行われた参議院本会議で、与党などの賛成多数により可決、成立しました。施行は2022年4月1日。成人年齢の変更は、1876年(明治9年)以来、146年ぶりとなります。「大人」の定義が変わることで、国民生活にどのような影響を及ぼすのか?藤原さんと一緒に考えました。


    18歳から成人にはなりますが、18歳からOKなことと、20歳まではダメなことが混在しています。(選挙権、国民投票、結婚などはOK タバコ、酒、競輪競馬などは20歳までダメ)教育的には高校という期間の役割が明確になったと藤原さんは話します。これまでは中学の延長で、さらに難しいことを勉強して大学進学の準備をするところでしたが、今後は「成人=大人」に仕上げる最終期間となるのです。しかし、一方で「大人」の責任という観点では、従来の少年法との整合性が気になるとのこと。18歳成人になると、凶悪事件では刑事事件として裁判を受け、刑務所に入り、前科がつく身になります。これを保護すべきか厳罰主義でいいのかは意見が分かれるところです。法律で認める「成人」=大人であるということと、観念としていわゆる「大人である」ということは、一緒くたに語れません。最後に藤原さんの考える「大人の定義」についてお聞きしました。


    【8時台】
    木曜日の8時台のニュースマスターは横浜DeNAベイスターズ前社長でスポーツ庁参与の池田純さん


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    8時は「2026年ワールドカップ アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共催決定」のニュースに注目。2026年大会から出場国が、現行の32から48カ国に増えて、試合数も現行の64試合から80試合に増えることが考慮され、過去に開催経験もあるアメリカやメキシコを含む3カ国共催が選ばれたと考えられています。実はアメリカは2022年の誘致で「カタール」との一騎打ちに敗れてからは開催意思を示していなかったのですが、2017年にカナダ、メキシコと「3カ国共催」で改めて立候補を表明し、一番遅れていました。しかし、今はアメリカのサッカー協会も俄然やる気を出していると言います。今年の「ギャラップ」の世論調査でサッカー人気は18〜34歳では、アメリカンフットボールについで2番人気となっています。参加国が48カ国に増えるのに合わせて、「アジア枠」は4.5から8.5に倍増し「北中米カリブ海」も3.5から6.5に増えて、従来のヨーロッパや南米よりもアジアや北中米カリブ海にFIFAが触手を伸ばしているのがわかるというお話でした。


    8時30分はNPB 戦力外選手・引退選手の追跡調査結果"プロ野球選手のセカンドキャリアをどうする?"という話題。日本野球機構は、昨シーズンに戦力外となった選手と、引退した日本人選手126人の追跡調査を行いました。その結果、7割にあたる88人が球団、社会人野球、評論家など野球関係の職業についている一方、3割の人が野球関係以外の道に進んでいるがわかりました。なお、126人の平均年齢は29.4歳、平均在籍年数は8.1年でした。


    「野球に7割」、「野球以外に3割」この傾向は、NPBが調査を始めて以来、11年間変わっていません。野球関連といっても、ベイスターズの久保選手のようにアメリカの独立リーグに挑戦する人もいれば、社会人野球に行く人、球団のスタッフになる人、評論家になる人などがいます。一方野球以外の道に進んだ3割の人はサラリーマンや経営者になっています。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日「ヒットの芽」ユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今日は「2018 ロシアサッカー世界大会の舞台裏 ワールドカップ 旅の楽しみ ~体験的マーケティング論~」をお届け。池田さんは前回の「2014 ブラジル大会」を現地で感染した池田さん。「ワールドカップ 旅の楽しみ」では一生に一度の劇的なシーンに遭遇でき、開催中の現地でしか手に入らないグッズを買える。現地の食事とお酒、文化とのふれあい等まさに"旅の醍醐味が詰まっている"ということです。こちらのブログでは池田さんからお借りした写真をご紹介します。


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、元プロ野球選手で野球解説者・指導者の桑田真澄さん。早稲田大学大学院で学んだ桑田さんは、中学の硬式野球チームの運営や東京大学野球部のコーチに就任するなど、指導の経験を積んできました。そこで感じた難しさ、そしてスポーツマンシップについて伺います。


    1曲目 You May Be Right / Billy Joel
    2曲目 Back in the U.S.S.R. / the Beatles
    3曲目 Waving flag / K'NAAN
    4曲目 恋するカレン / 大瀧詠一

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  • 2018.6.13

    6月13日(水) The News Masters TOKYO 第311回

    【7時台】
    7時台のニュースマスターは、文化放送報道スポーツセンターの鈴木びんさんです。


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    ●7時は、シンガポールで行われた米朝首脳会談の話題にフォーカス。日米関係やアメリカ政治がご専門の笹川平和財団上席研究員の渡部恒雄さんにお話を伺いました。


    会談の様子は、予想以上に緩い雰囲気だったそうです。渡辺さんはトランプ大統領について、「北朝鮮の歴史を多分知らないだろう。世界にアピールできればいいと考えていて、これはトランプ劇場だ」と話しました。北朝鮮がどこまで本気かはわかりませんが、この場に出てきたことは重要なことです。今後の展開に注目です。


    ●7時30分も米朝首脳会談の話題。朝鮮半島情勢がご専門の拓殖大学大学院・国際協力学研究科特任教授の武貞秀士さんにお話を伺いました。


    武貞さんは、「ニコニコしていて和やかな雰囲気。前触れは賑やかでしたが、最小限のネズミ一匹がちょろっと出てきただけでした」と会談の様子を振り返りました。終戦宣言についても具体的な話には及びませんでした。これは、米韓が戦争する間ではないことを確認すると、なんのために米韓軍事演習をするのか、という話になってしまうためです。また、拉致問題については「安倍さんがこだわっていたから言及しました」というニュアンスであり、国際問題として捉えていないと指摘しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時は、米朝首脳会談が開催されたシンガポールにいるメディアアナリストの上杉隆さんにお話を伺いました。拉致問題ついて質問をした上杉さんですが、日本以外関心がない様子で、その時の様子について上杉さんは、「大きく言うと、日朝の問題なので安倍総理が自分でやれという話です。外交は武器を持たない戦争です。『安倍総理に代わって代弁したのだから、非核化達成のための費用は日本が払ってね』と取引材料にされてしまった」と解説しました。


    ●8時30分は、『マレーシア、日本と国産車』の話題にフォーカス。マレーシアのマハティール総理は、産業政策の一環として、自動車分野で「日本の力を借り、世界で通用する新たな国産車の製造会社を立ち上げることを検討している」と語りました。国内政治に関しては、自身の15年ぶりの総理再登板をもたらした民意を尊重しつつも、多民族国家の政情安定を優先するため「欧米型の自由な民主主義は目指さない」と言明しています。


    自動車を自分の国で作るのは、各国にとって悲願でした。日本はその意味で成功した国です。そのためマレーシアは、新しい国民車を作るために日本の協力を求める考えを示しました。一方日本企業側は、市場が狭いと言う理由でマレーシアにはあまり興味がないようです。入山さんは、「その危機感もあって日本企業に誘致しようとしている」と解説しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    今週は、「2018 ロシア サッカー世界大会の舞台裏」と題して、開幕直前のワールドカップの裏側に迫る、特別企画をお届けします。3日目の今日は、開催国のロシアをフィーチャー。開幕直前のロシア、どんな状況なんでしょうか?モスクワ在住のアナウンサー、いちのへ友里さんに伺いました。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、元プロ野球選手で野球解説者・指導者の桑田真澄さん。桑田さんが早稲田大学大学院で研究対象に選んだのは、もちろん野球でした。調べたのは、戦前、早稲田大学野球部の監督を務めた飛田穂洲氏の「野球道」の教えでした。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 The Power of Love / Huey Lewis & the News 
    2曲目 かたちあるもの / 柴咲コウ

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  • 2018.6.12

    6月12日(火) The News Masters TOKYO 第310回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


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    ●7時は、シンガポールにいるメディアアナリストの上杉隆さんにお電話をつないで、米朝首脳会談を直前に控えた現地の様子などを伺いました。


    首脳会談が開かれるホテル付近にいる上杉さん。最新情報としては、非核化への合意だけでなく、朝鮮戦争終結にも話が及ぶのではとの報告もあり、歴史的転換となる首脳会談と言われています。その背景としては、北朝鮮もアメリカも外交のスタイルが素人であり、良いか悪いかは別としてある種ノリで話が進んでいます。本来ならば合意化しないものが、素人同士だからこそのこの展開。「ヒラリー・クリントンではありえなかった」と上杉さんは評しました。


    ●7時30分は、「米朝、非核化の方式」にフォーカス。今日、このあと10時から行われる予定の史上初の米朝首脳会談。トランプ政権は北朝鮮に「完全かつ、不可逆的な非核化」の実現を迫ってきましたが、非核化の方式を巡っては、アメリカと北朝鮮の立場に大きな隔たりがあると言われています。


    注目されているのは、リビア方式。ブッシュ政権時にリビアの非核化が決まりました。しかし、北朝鮮はこれを嫌がっています。リビアは、大量破壊兵器はなくなりましたが、アラブの春を経て、カダフィ政権が陥落。非核化したら、政権が倒されるのではという懸念が、北朝鮮側にあります。故に「非核化は構わないが、国際社会に認められ、経済協力をして...と穏やかに話を進めてほしいというのが北朝鮮の希望。北朝鮮の視点でみると必死で軍備を増強するしかないけど、少ない予算で抑止力をもつとしたら核兵器しかない。」と、佐々木さんは解説しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、経営学者の楠木建さんです。


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    ●8時台は、6月1日に解禁した就活の話題にフォーカス。平成31年春に卒業する大学生・大学院生に対する経団連加盟企業の面接選考が6月1日に解禁されました。就職活動が本格化する中、企業側は留学生限定の合同説明会を開催するなど外国人留学生に熱い視線を注いでいます。グローバル人材を採用したい国際的な大企業はもちろん、将来を見据えて内需企業やベンチャーも関心を寄せています。


    楠木さんが注目したのは、年々増えている留学生のその後について。ドイツでは移民が話題になっていて、安価な労働力として経済成長を目指しましたが、同じように移民に安価な労働力を要求するのは日本のためにはなりません。内側から促進していくという意味で優秀な留学生にしっかり働いてもらうことは大切です。楠木さん自身も「日本を好きな外国人ビジネスマンを増やしたい」という思いから、英語で授業をしているそうで、「最終的には日本に帰化してもらえたら嬉しい。日本が好き、興味があるという想いはプライスレス。留学生のこういった気持ちを大切にしたい」と話しました。


    ●8時30分は、アメリカの電気自動車会社テスラを巡る株式市場の話題にフォーカス。起業家で最高経営責任者であるイーロン・マスクが掲げる目標は、その多くが達成できないままで、電池の量産や自動運転技術の開発についても足踏み状態が続いています。この状況は、今後の株価の下落を予想して利益を得ようとする投資家たちの空売りの好材料となっています。


    自動車は技術的に量産をするのが難しく、安全の基準をきちんと満たさないといけません。電気自動車は、ガソリン車に比べると部品の数は少ないのですが、苦労しているようです。「資金があり、誰にもできない額を投資すれば物事はなんとかなる」という考えがアメリカのカルチャー。イーロン・マスク氏は、限界ギリギリまで勝負にかける典型的なアメリカンな起業家です(出身は、南アフリカですが)。ものすごいお金を集めて量産の工場に果てしない金額を投資する。他の人が10年かかることを2年でやって利益を得る。この方法が、伝統的なものづくりである自動車業界でどこまで通用するのか、期待です。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    今週は、「2018 ロシア サッカー世界大会の舞台裏」と題して、開幕直前のワールドカップの裏側に迫る、特別企画をお届けしています。今日は「ワールドカップとマネー」。「W杯に群がる男たち」「電通とFIFA」などサッカー関連の著作も多いノンフィクション作家の田崎健太さんに電話でお話しいただきました。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、元プロ野球選手で野球解説者・指導者の桑田真澄さん。桑田さんは1986年、読売ジャイアンツに入団すると、沢村賞ほか数多くのタイトルを獲得、メジャーリーグにも挑戦しました。2008年に現役を引退し、セカンドキャリアとして早稲田大学大学院を選んだ理由とは...

    1曲目  Get Back / the Beatles
    2曲目  Love Train / The O'Jays
    3曲目 狙いうち / 山本リンダ

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  • 2018.6.11

    6月11日(月) The News Masters TOKYO 第309回

    【7時台】
    毎週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。


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    ●7時は「明日の米朝首脳会談の行方は?非核化、体制保証、南北の終戦宣言」のニュースにフォーカス。明日、アメリカのトランプ大統領と、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による、史上初の米朝首脳会談がシンガポールで開催されます。北朝鮮に完全な非核化を要求するアメリカと、アメリカによる体制保証を望む北朝鮮の間でどんな話し合いがもたれるのかに世界中の注目が集まっています。今回は8時台のニュースマスター小倉さんにもご出演いただき、お話を伺いました。


    北朝鮮は真剣に非核化に取り組む用意があるのでしょうか。アメリカが要求する非核化のロードマップは①核兵器や核関連物質、部品や製造工場の廃棄 ②大陸間弾道ミサイルの本体、関連部品などの廃棄 ③廃棄したものの検証:申告した以外に本当にないか調査(5〜10年かかる) ④核関連工場や関連機械の破壊 ⑤ノウハウや記録、研究成果の国外持ち出し、科学者の国外移動 だと言います。また、トランプ大統領が意欲的になのは、11月の中間選挙に向けた国内アピールではないかとも言われています。放送では米朝首脳会談への期待・疑惑などをお話いただきました。


    ●7時30分は、「文科省からの祝意辞退、是枝監督のプライド」という話題に注目。『フランスの第71回カンヌ国際映画祭で、『万引き家族』が最高賞の「パルムドール」を受賞した是枝裕和監督に対し、林文部科学相が文科省に招いて祝意を伝える考えを示したところ、是枝氏は「公権力とは潔く距離を保つ」と記して辞退を表明したことがわかりました。今朝は、スポーツや文化の政治利用について取り上げます。』


    映画『万引き家族』は万引きを生業としている一家が、女の子を保護して世話をするが、事件が起こり、それぞれの問題が露呈していく。という家族をテーマにした辛口の物語。今回の経緯は参院文教科委員会で立憲民主党の神本議員から「政府は是枝監督を祝福しないのか」と質問され、。「パルムドールを受賞したことは誠に喜ばしく誇らしい。是枝監督への呼びかけを私からしたい」と答弁したことです。しかし、是枝監督は「公権力と潔く距離を保つというのが正しい振る舞いではないか」と、その祝意を断りました。この件について、タケさんは「そもそも、なぜこのような質問をしたのか」という指摘や文化活動やスポーツの政治利用についてお話しました。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは毎日新聞 編集編成局次長 小倉孝保さん。


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    ●8時は、「日朝協議の可能性」について。安倍総理大臣は9日のG7主要国首脳会議ごの記者会見で、日朝首脳会談を実施して日本人拉致問題を解決することに改めて意欲を示し、「日本と北朝鮮の間で直接協議し解決する決意だ」と述べました。日朝会談では「核、ミサイル、拉致問題の解決につながることが極めて重要だ」とし、明日の米朝首脳会談で、トランプ大統領が拉致問題を提示すると述べていることに触れ、期待感を示しました」


    日本は拉致問題解決なしに経済支援も、国交正常化もないという立場で、早期解決に向けて、金正恩朝鮮労働党委員長との直接会談をする意欲があります。安倍総理大臣は米朝首脳会談の直後に成果についてトランプ大統領からの直接報告を約束されているとのことです。


    ●8時30分は「G7というより、もはやG6 VS アメリカ」という話題について。先進7カ国首脳会議は9日午後、カナダ東部シャルルボワで首脳宣言を採択し、閉幕しました。首脳宣言は議長国カナダが発表し、自由で公正な貿易の実現に向け「関税の引き下げに努力する」と指摘しましたが、トランプ大統領は閉幕後、カナダのトルドー大統領の発言に反発し、首脳宣言を承認しないように指示したとツイッターで表明しました。アメリカが発動した更迭などの輸入制限に反対する日本など6カ国は、トランプ氏の主張を反映しましたが、G7の崩壊の危機は脱せずに終わりました。


    首脳宣言では「自由で公正な貿易」を目指し、多角的貿易体制を重視することなどが決められました。また、アメリカの輸入制限に6カ国が反発しつつ、アメリカが抱える巨額の貿易赤字の解消貿易不均等是正に配慮しました。一方で、政治・外交分野でも対立がありました。小倉さんには今後の世界情勢の見通しをお話いただきました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    今週は「2018 ロシア サッカー世界大会の舞台裏」と題して、開幕直前のワールドカップの裏側に迫る、特別企画をお届けします。初日の今日はフィーチャーするのは「日本代表ユニフォーム」今回のユニフォームは、深く濃い藍色「勝色」に縫い目のような白い「刺し子柄」が特徴ですが、このユニフォーム、イギリスの新聞「テレグラフ」が先日発表した、出場国32カ国のユニフォームのデザインランキングで4位!有名ファッション誌「GQ」のイタリア版でも「最も美しいユニフォームベスト5」に選ばれています。今日はそんなユニフォーム製作の舞台裏を伺うため、アディダスジャパン株式会社フットボールビジネスユニット シニアマネージャーの山口智久さんにお電話でお話を伺いました。


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、元プロ野球選手で野球解説者・指導者の桑田真澄さん。1968年、兵庫県出身の桑田さんは、PL学園時代、エースとして活躍し、甲子園で優勝2回、準優勝2回という成績を収めました。初日は、まずPL学園に入学した頃の挫折、そして一年生で甲子園で優勝に貢献した後中村順司監督に蓮ん州を買えるように直訴した時のことを伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Waterloo / ABBA
    2曲目 Open Your Heart / Madonna
    3曲目 ダイヤモンド / PRINCESS PRINCESS

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  • 2018.6.08

    6月8日(金) The News Masters TOKYO 第308回

    【7時台】
    金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさん。


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    ●7時は、「日米首脳会談の成果」について。史上初の米朝首脳会談を前に日本時間の今日未明、安倍総理大臣は、トランプ大統領とワシントンで日米首脳会談を行いました。その後、カナダのシャルルボワに飛んで、G7主要国首脳会議に臨みます。今月12日に、今度こそ行われる予定の米朝首脳会談を直前に控え、今回のサミットはどのような意味を持つのでしょうか。また、そのサミットの直前に日米首脳会談の開催を望んだ日本政府の考えはどこにあるのでしょうか。


    安倍総理大臣とトランプ大統領による日米首脳会談は、ことし4月、南部フロリダで行われて以来、今回で7回目。安倍総理大臣としては、北朝鮮の完全な非核化や拉致問題の解決に向けて緊密な連携を確認したい考えで、非核化の進め方や制裁解除の時期などを巡って認識を共有できるかかが焦点。安倍総理大臣が北朝鮮が具体的な行動を取るまで圧力を維持すべきだとしているのに対し、トランプ大統領は先に北朝鮮に対し「最大限の圧力という言葉はもう使いたくない」と述べるなど融和的な姿勢を強めつつあります。G7サミットでは、北朝鮮の非核化が焦点となる12日の米朝首脳会談に向け、結束してトランプ米大統領を支援していくことを確認していくことを確認し、首脳メッセージとして発信する見通し。一方、通商問題では、輸入制限など米国の保護主義的な対応に他の6カ国が反発しており、激しい議論が予測されるとのことです。


    ●7時30分は、「2018上半期 ヒット番付」にフォーカス。日経MJの2018年上期のヒット商品番付で、東の横綱に『大谷翔平』選手、西の横綱に『平昌オリンピック』が選ばれました。そこで今朝はヒットの傾向をチェックしながら、崔さんに、今年後半のヒット商品の傾向と経済の予想をしていただきました。


    崔さんはデータセキュリティがくるのではないか?と予想。EUのGDPR(一般データ保護規則:General Data Protection)が5月25日に施行され、アメリカ、日本、ASEANなどにもこの動きは広まっていくのではないかとお話いただきました。


    【8時台】
    本日、金曜日8時台のニュースマスターは「スマートニュース」メディアコミュニケーションディレクターの松浦茂樹さん。


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    ●8時は、「LINEの即戦力。LINE流の働き方」について。NIKKEI STYLEに掲載されたLINE執行役員 落合紀貴さんのインタビューからです。売り手市場が続く中、特にIT人材の争奪戦が白熱しています。その中で、LINEは1ヶ月で40万円もの報酬を支払う『エンジニア就業コース』というインターンシップや採用試験を何度も受けられる『リチャレンジ制度』の導入で注目を集めています。働き方のトレンドについて松浦さんに伺いました。


    落合さんは松浦さんの元同僚。そのため、考えに関して、すごく頷けると言います。40万円はLINEのエンジニアの初任給とだいたい同じレベル。インターンに参加する選考があり、一定レベルのプログラミングのスキルが必要で営業や企画の場合、入ってすぐ一線で働ける少ないですが、最近の学生はプログラミングしたり、アプリ開発をしているので即戦力となる人物はいるとのこと。
    また、採用試験を何度でも受けられる制度については、通年採用に近い考え方。LINEでは年間の採用人数の上限を決めていません。また、期待するレベルに達していれば、何人でも欲しいと考えているとのことです。学生は急速にレベルアップしますし、少し後押ししたら期待値に到達できそうな人もいます。一発勝負で「ご縁がありませんでした」といって終わらせるのではなく、スクールコースでサポートして意欲がある人材を採用したいという意図があるということです。


    ●8時30分は、「個人情報をどう守るか?」にフォーカス。アップルのWWDC(世界開発者会議)でティム・クック最高経営責任者がアップルは個人情報で商売しないと宣言しました。また、フェイスブックが少なくとも2010年から、およそ60の携帯メーカーに対し利用者の個人情報へのアクセスを認めていたことがわかり、その中に中国の端末メーカー4社も含まれていることを認めました。安全保障などの観点から中国への情報流出に懸念は広がる中、アメリカ議会から批判を浴びています。今朝は個人情報について自分でどう管理するのか、松浦さんに伺いました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    金曜日のこの時間は「おもちゃのトレンド」について東京おもちゃショー2018について取材をした高橋ディレクターにお伝えいただきました。


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、ヘアカット専門店「QBハウス」などを運営するキュービーネットホールディングス株式会社 代表取締役社長 北野泰男さん。最終日の今日は、どういう人がQBハウスを目指すのかと、これからの理容・美容業界についてお話いただきました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Out Of Touch / Daryl Hall & John Oates
    2曲目 Achy Breaky Heart / Billy Ray Cyus
    3曲目 うれしいたのしい大好き / Dreams Come True

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  • 2018.6.07

    6月7日(木) The News Masters TOKYO 第307回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。


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    ●7時は、5歳女児死亡で両親逮捕のニュースにフォーカス。東京・目黒区で、5歳の女の子 船戸結愛ちゃんが父親に殴られた後に死亡した事件で、両親に対して「もうおねがい ゆるして」など許しを請う文章がつづられたノートが見つかりました。結愛ちゃんは栄養失調で体重が12.2キロしかなく、5歳児の平均よりも7キロも少なかったとのことです。この事件では、保護責任者遺棄致死の疑いなどで父親と母親がすでに逮捕されています。


    このような痛ましい事件を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。藤原さんは「相談員は一人200件ほど、案件を抱えているため予防することはできない。予算が増え、首長権限で現場に踏み込めるようにもなったが、まだできていない」と話します。このような時は早い段階で警察沙汰にして、一時保護してもらうといいそうです。また、タケさんからはアメリカで行われている育児要請プログラムについて教えていただきました。


    ●7時30分は、「スマホ中毒」について。アメリカのアップルが「スマホ中毒」への対策を発表しました。SNSやゲームアプリなどを長時間楽しみ続けるスマホ中毒は社会的な問題になっています。特に生まれた時からiPhoneなどが身近にある子どもの間では利用に歯止めがきかず、生活に支障をきたすケースも増えています。「アンドロイド」を手掛けるアメリカ・グーグルもすでに対策を取り始めており、利用者保護の動きが広がってきました。


    もっとも影響が出そうで心配なのは子供達。これまでも子供が使うアプリの種類制限などの機能はありましたが、それだけでは不十分だと指摘されました。また、アメリカの大学の研究では「電子機器を使う時間の長い子供ほど睡眠不足に陥り、長期的に肥満や高血圧の懸念が高まり、自殺のリスクも高いこと」が紹介されました。また小・中学生の親としては「スマホをいつ与えるのか?どう注意すればいいのか」は大きな悩みの種となっています。藤原さんは「買い与えてしまったら、もうコントロール不能」だと考えているため、買い与えるのではなく、「貸す」という風にすべきだと話します。放送ではアメリカで話題になった「親子の契約書」についてお話いただきました。


    【8時台】
    木曜日の8時台のニュースマスターは横浜DeNAベイスターズ前社長でスポーツ庁参与の池田純さん


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    8時は「スポーツオーソリティ」運営のメガスポーツ、債務超過に転落のニュースにフォーカス。野球やサッカーの球技用品から、フィットネスウェア、アウトドア用品まで幅広く取り扱っているスポーツ用品専門店『スポーツオーソリティ』を運営する「株式会社メガスポーツ」が2月期決算で債務超過に転落したことがわかりました。業界3位を争う大型スポーツ用品店で、何が起こっているのでしょうか?


    「スポーツオーソリティ」は全米最大のスポーツ用品店だったが2016年3月に「連邦破産法第11章」を申請したが、結局、清算して消滅。日本では1996年にイオンが8割、アメリカ本社が2割の株主構成で第 1号を名古屋にオープンさせて、以来現在も続いています。なぜ債務超過に転落したのか、それはアメリカ本社がそうであったように、アマゾンを中心とする「インターネット通販の拡大」により、リアル店舗の業績が不振。個人消費は拡大していても、スポーツ用品に限らず小売業を中心に「リアル店舗での購買は縮小傾向」にあります。日本でもファッション通販の「ZOZO TOWN」が伸びて、リアル店舗が苦戦。小売業を取り巻く環境の変化は今後、ますます広がっていくのではないかと言われています。リアル店舗は企業が展開する事業領域、主力事業となる「本業」を過去に縛られずに、事業の将来性や可能性、顧客嗜好を把握して、どう設定していくのかがポイントだということです。


    8時30分は「ルワンダ、英アーセナルとスポンサー契約 広告価値を考える」というテーマでお話していただきました。アフリカ大陸の中央にある小国・ルワンダ政府は、サッカーのイングランド・プレミアリーグの強豪アーセナルと3年間で3900万ドルのスポンサー契約を結んだことを発表しました。ルワンダ政府は「観光収入を増やすため」と説明していますが、国民の大半が貧困に苦しむ中での今回の契約に「無駄遣いだ」と批判の声も上がっていますが、プレミアリーグの広告価値を考えます。


    ルワンダは1994年にフツ族とツチ族の民族対立で80万人以上が犠牲になった「ルワンダ虐殺」という悲しい歴史もありますが、勤勉な国民性もあり、目覚ましい復興を遂げ、年率7%の経済成長率を続け、「アフリカの奇跡」と呼ばれています。今回、ルワンダ政府が「アーセナル」と結んだのは「袖スポンサー」で、今後3年袖に「VISIT RWANDA」と入れるとのこと。しかし、これでルワンダを訪れる人がいるのか時期が早かったのではないかと池田さんはお話しておりました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日「ヒットの芽」ユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今日は飲食関係の方は必聴!食品のロスを減らし、それを利益に還元するフードシェアリングサービス"TABETE"をご紹介します。レストランで余ってしまった食材...これまでだと捨てるしかありませんでしたが、これを無駄にしなくて済む?そんなサービスです。"TABETE"を運営しているコークッキング代表の川越一磨さんに詳しいお話を伺いました。


    余ってしまいそうな商品をTABETEのサイト上に、お店側が「商品名」「出品理由」「レスキュー価格」「引き取り可能時間」を書いて出品。登録しているユーザーが買取を表明して、お店に引き取りにいくというもので、お金のやりとりはWeb上で決済。商品が売れた場合にのみ、売り上げの一部をTABETEがもらうシステムです。放送ではサービスを始めた経緯やどんな声が届いているか、今後についてをお話いただきました。


    詳細は"TABETE"のホームページをご覧ください


    【マスターズインタビュー】
    今週は、ヘアカット専門店「QBハウス」などを運営する、キュービーネットホールディングス株式会社 代表取締役社長 北野泰男さんです。QBハウスは10分1000円と他の理美容室に比べて格段に速く、安価です。今日はこのQBハウスの秘密に迫ります。


    1曲目 Hard Luck Woman / Kiss
    2曲目 You should be dancing / Bee Gee
    3曲目 あなたはあなたのままでいい / 今井美樹

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  • 2018.6.06

    6月6日(水) The News Masters TOKYO 第306回

    【7時台】
    7時台のニュースマスターは、スポーツ経営学者小林至さんです。


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    ●7時は、『プロ野球くじ当面見送り 』の話題にフォーカス。野球振興策の積立金があと数年で底をつく現状を受けて、スポーツ振興くじ(toto)の1つとして検討されているプロ野球の「野球くじ」導入が当面見送られることになりました。日本野球機構(NPB)が、協議を進めているスポーツ議員連盟と金銭面などで折り合いがつかなかったとされています。当初、一部関係者が「早ければ2019年から導入」としていた野球くじですが、少なくとも2020年までの導入はなくなりました。NPB側は「継続審議」としていますが、導入を断念する可能性も出てきています。


    企業はギャンブルに対する抵抗感を持っていますが、世界ではスポーツを賭けたギャンブルが行われています。小林さんは、「お金を得たなら、その分を振興に回せばいい」と話しました。また、「その場合、恩恵を受けるのはメディア。アメリカの中継を見ていると予想に関する報道がほとんどで、それにより観客の目も洗練され、エキサイティングになって行くだろう」と予測しました。


    ●7時30分は『大阪体育大学、スポーツ局新設』の話題にフォーカス。大阪体育大は、学内の運動クラブを統括し、大学としてスポーツ事業を進めるための専門組織「スポーツ局」を新設します。一方、スポーツ庁は全米大学体育協会「NCAA」などをモデルに、大学スポーツの振興へ、大学の横断的、競技横断的な組織である「日本版NCAA」の創設を目指しています。各大学に学内のクラブを一元的にマネジメントする部局の設置や専門人材の配置を提唱しており、2017年9月にモデル校として8大学を選定。スポーツ局の開設準備を進めていた大阪体育大学もこれに選ばれました。


    日本版 NCAAこれは意思の集合体、大学スポーツの業界団体です。そして決めたルールを運用するのがスポーツ局で、例えば学業や保険などこれがないと運用ができません。現在は実証実験のモデルを選んでいる段階で、大阪体育大学は8つのモデルのうちのひとつ。またNCAAの実現にはお金も必要で、さらに箱は作れるが実行力がない日本の運営が、ビシッとまとまって運営できるかという点も課題です。小林さんはこの動きについて、「時代は確実にガバナンス(管理運営システム)とコンプライアンス(法令順守)を求めており、日本版NCAAはそれに応えるもの。さらに日本版NCAAが、大学とOB組織を含めた運動部との橋渡し的な役割を担ってゆくことを期待する」と話しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時は、『東芝パソコン、シャープに売却 50億円前後、近く契約へ』の話題にフォーカス。東芝がパソコン事業をシャープに売却する方針を固めたことが分かりました。経営再建のために不採算事業の切り離しを進めた末の売却となり、売却額は50億円前後になる見込みです。近く契約を締結する方向で調整しています。シャープは2010年にパソコン事業から撤退していますが、今回パソコン事業に再び乗り出す形となります。台湾の鴻海精密工業傘下で経営再建が進み、18年3月期決算の純損益が4年ぶりに黒字となったことから事業拡大にかじをきる方針です。


    業績不振だったのに、東芝の事業を買ったシャープ。これにより日本の主要な PC メーカーはあらかた買収されてしまいました。パソコン自体、今では汎用化されすぎて安いコストで作れる中国の企業が目立つようになってしまいました。日立は撤退、NEC はレノボに買収され、富士通もレノボに51%株式を握られ傘下に入りました。先日、世界最大のパソコンメーカー・レノボのグローバルCEO ・ヤン氏と対談した入山さん。日本の買収事情について、「IBM がレノボにPC事業を売った時は総額で1900億円だったことを考えると、今回の買収額の50億円は、はっきり言って安すぎ。本来は安く買って高く売るべき」と話しました。


    ●8時30分は、『発表!マーケター・オブ・ザ・イヤー2018』の話題にフォーカス。「イノベーションを起こし、ヒット商品を生み出すのは企業ではない。人である――。」と掲げて、新たな市場を創造した人やエポックメーキングなビジネスモデルを構築した人をたたえることを目的に創設された「マーケター・オブ・ザ・イヤー」が日経トレンディと日経クロストレンドの連動企画として開催されました。対象は、2017年4月から2018年の3月に発表・発売された製品やサービスを手掛けた人物やチームで、今年は9つの製品・サービスが受賞となりました。


    入山さんが注目したのは、ネスカフェアンバサダーの定期購入をベースに健康軸を打ち出した『ウェルネスアンバサダー』。栄養素入りの抹茶やミルクのカプセルの定期購入サービスです。また、「ネスレ ウェルネス アンバサダー」は、簡単な質問に答えるだけで自分に足りない栄養素が分かる仕組みを整え、僅か8カ月で累計9万会員を突破しています。その他に入山さんは、濃厚な味わいなのに脂質は50%オフ、糖質は40%オフ低カロリーを実現した『カップヌードルナイス』を例に挙げながら、「従来の常識にとらわれず、売り方を工夫している商品が受賞に繋がっている」と解説しました。

    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』。知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、今日は入山さんにお話しいただきました。


    今日は、ビジネスにデザイン志向を取り入れている「ビオトープ」です。代表は、佐宗邦威さん。資本金 100万円。オフィスは二子玉川にあります。デザインを単純に「モノ」と捉えるのではなく、企業のあり方や方向性そのものをデザインする会社です。


    日本企業はこれまで「論理」を大切にしてきたため、変化の時代に対応できなくなっています。そのため、「直感」や「感性」を重視するデザイン思考に注目が集まっています。「デザイン思考」は右脳。ビジョンを共有し何をどう人に共感してもらうか、これがあるからデザインができるのです。タケさんも、「デザイン思考を取り入れて企業が変化していく様子を見ていきたい」とその重要性に関心していました。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、ヘアカット専門店「QBハウス」などを運営する、キュービーネットホールディングス株式会社 代表取締役社長 北野泰男さんです。昨日は急成長の中に生じた歪みへの対処について、お話いただきましたが、今日はさらに詳しく実際に行った接客とカット技術についてお話いただきました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 I'll be there for you / The Rembrandts
    2曲目 涙のキッス / サザンオールスターズ

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  • 2018.6.05

    6月5日(火) The News Masters TOKYO 第305回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


    ●7時は、「放送法4条撤廃見送り」のニュースにフォーカス。政府の規制改革推進会議は、放送業界への新規参入促進や、放送のネット同時配信を促す放送制度改革を含んだ規制見直しの答申を安倍晋三首相に提出。しかし、懸案事項になっていた放送の政治的公平などを定めている放送法第4条の撤廃は見送りとなりました。


    ここでいう新規参入とは、AbemaTVのことで、政権寄りの内容を発信している点を受けて「放送局の仲間入りしてもいいのでは」と示した現政権。そこに放送局が懸念を示しています。佐々木さんは、「テレビが偏向報道することに対して受け入れてもいいのでは?今まで公平中立と言いながら、偏ったものを受け入れていることに問題がある。」と考えています。今は、インターネットがでてきて、テレビも批判の目にさらされていて、どっちに正当性があるかは、見る側が決める。「これこそが政治・社会の成熟化である。」ともコメントしました。


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    ●7時30分は、「御嶽山、山開き」のニュースにフォーカス。長野県、岐阜県にまたがる標高3067mの御嶽山の岐阜県側登山口の山開き式が今月3日、下呂市で行われました。服部秀洋市長は「安全な登山道の整備を進める」と挨拶し、夏山シーズンを前に安全を祈願しました。


    山登り歴30年の佐々木さんから山登り豆知識を披露。登山の鉄則は、道に迷ったら登っていけば頂上に行くべきで、それは登山道に行きつくことができるため。一方で下ると登山道に行けるとは限りませんので注意が必要です。他にもスマホは電波届かなくてもGPSが届けば居場所が分かる。でもグーグルマップは登山道は表示されないなどお話されました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、経営学者の楠木建さんです。


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    ●8時台は、老舗の音響機器メーカー、オンキヨーの話題にフォーカス。オンキヨーは、2017年度の業績が最終損益でおよそ34億円の赤字になったことを発表しました。オンキヨーが最終赤字を計上するのは、今回で5期連続となり、稼いだ利益の積立額である利益剰余金は103億円のマイナス。このペースでは数年のうちに債務超過に陥る可能性があります。


    現在、国内音響機器市場全体の規模は、この10年で6割減となり、縮小傾向にあります。伝統的なオーディオ機器は、一部のこだわりの強いファンには人気がありますが、変わりゆく時代の中で同じことを続けてうまくいくことはなかなか難しいです。楠木さんは、今回のオンキヨーの例から「『もっと早い段階で会社がなくなっても事業が続いていくならそれでいい』と頭を切り替えて判断するのが正しい」と解説しました。


    ●8時30分は、「鉄道とホテルで挑む、西武のハワイ戦略とは?」の話題にフォーカス。世界中から年間900万人を超える観光客が押し寄せるハワイ。その州都ホノルルがあるオアフ島で、鉄道の建設が進んでいます。真珠湾の西側「東カポレイ」を起点に、アロハスタジアムや国際空港、ダウンタウンなどを経由してハワイ最大の人気商業施設「アラモアナセンター」に至る32キロメートルの高架鉄道の計画です。運営はホノルル高速鉄道公社、実際の運航業務は日立製作所系のJVが担い、車両も日立が製造することになっており、すでに納入が始まっています。このホノルル鉄道計画に「どんな形でも参加したい」と意気込んでいるのが、西武鉄道です。


    西武のハワイ戦略について楠木さんは、「ハワイでホテル業で成果が出ているため、組み合わせていくともっと価値をなすだろう」日本の鉄道事情については、「日本では当たり前でも、外国から見ると画期的で重宝されることがある」と話しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。今日は、楠木建さんが『紀州のドン・ファン〜美女4000人に30億円を貢いだ男〜』(講談社+α文庫 著者:野崎幸助)を紹介しました。


    著者の野崎幸助さんは、執筆時、75歳。和歌山県田辺市で生まれで、酒類販売業、不動産業などを営む実業家です。地元の中学を卒業後、鉄くず拾い、コンドーム訪問販売、金融業など様々な商売を手掛けて裸一貫から億単位の財産を築きました。平成28年2月、50歳年下の愛人に6000万円を盗まれたとして話題になりました。


    野崎さんがすごいところは、副題からもわかるように、亡くなるまで綺麗な女性を抱くためだけに生きてきたということ。続編では最後に、55歳年が離れた女性と結婚したことが書かれています。楠木さんは「どんなに綺麗な女性でも、皆同じ人間なのだから飽きてしまうのではないか。一貫した生き方を貫く人は強い」と感心していました。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、ヘアカット専門店「QBハウス」などを運営する、キュービーネットホールディングス株式会社 代表取締役社長 北野泰男さんです。キュービーネットは急成長を遂げていきますが、歪みが生じてきます。2日目はこれに対して、どのように対処したのかを伺いました。


    今日の楽曲
    1曲目 I only want to be with you / Bay City Rollers
    2曲目 Cold as Ice / Foreigner
    3曲目 赤ずきんちゃんご用心 / LAZY

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  • 2018.6.04

    6月4日(月) The News Masters TOKYO 第304回

    【7時台】
    毎週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。


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    ●7時は「先週の党首討論、意味なし!」にフォーカス。5月30日、およそ1年半ぶりに国会での党首討論が開催されました。安倍総理大臣と立憲民主党の枝野代表、国民民主党の玉木共同代表、共産党の志位委員長、日本維新の会の片山共同代表が論戦を交わしましたが、安倍総理の答弁姿勢だけでなく野党の追求能力も問われ、与野党双方から『意味がなかった』という発言が出るような、残念な結果に終わりました。


    立憲民主党の枝野代表(持ち時間19分)は森・加計問題の質問で安倍総理は同じ答弁を繰り返す姿勢でイメージダウンにはなりましたが、新事実は出てこず、議論とは呼べません。一方、国民民主党の玉木共同代表はトランプ大統領の貿易に関する発言への対応と、北方領土問題を含む日露関係を質問。総理サイド、国民から一定の評価を得て、安倍総理大臣は終了後、玉木氏に歩み寄り、握手しました。その後、首脳会談では厳しい交渉だったと領土返還に向けたプーチン大統領との交渉内容を一定程度伝えたとのことです。そもそも党首討論は「国家基本政策委員会 合同審査会」が正式名称。立憲民主党や共産党が質問した「森・加計問題」は基本政策なのでしょうか?党首討論は2000年に国会活性化の一環として導入されましたが二大政党制を意識しての制度設計、野党が分裂していると細切れになったり、野党が一方的に討論のテーマを設定するのは、骨太の議論の場に相応しくないという意見もあります。このため、質問時間を増やし、国民の多くがテレビで見られる午後8時からの開催。首相が野党の投手に逆質問するなど、双方向の討論にする必要があるのではないかとされています。


    ●7時30分は、「就活解禁、面接官が逆面接」。こちらはFNN.jpで読まれている先週解禁になった就活の記事です。今年は5月1日の時点で、内定率がすでに4割強という数字もあり、売り手市場が進んでいます。そんな中、若手・中堅社員が新卒者の面接官を担当する場合に注意すべきことはどんなことでしょうか。


    先週、就活が解禁されましたが、未来の優秀な人材を確保するために、みずほ銀行の「みずほらしくない人に会いたい」や10カ国以上旅した人限定の合同会社説明会「旅人採用」など各社の工夫が話題となっています。清水さんにはご自身の経験や学生側から面接官の質をチェックされることについて気をつけるべきことをお話いただきました。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは精神科医の名越康文さん。


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    ●8時は、「学習障害などのケアを学習塾ビジネスとして起業」のお話。大阪市で注目を集める学習塾、発達障害の子供を支えるビジネスについての話題です。学習塾「あすはな先生」では、発達障害や不登校、引きこもりの子どもたちを専門に預かり、個別に指導。指導者は臨床心理士の資格を持つ専門家を中心に、大学や大学院などで心理学、福祉学、教育学などを学ぶ学生たちが担当しています。


    2007年以降、学習障害、発達障害の子供達は増加傾向にありますが、「特別学級」「行政支援」に頼っていますが、受け皿が少ない状態です。学習塾「あすはな先生」では、子どもたち一人一人に対して事前に臨床心理士がヒアリングを行います。発達上の特性や、障害、認知の特性を把握した上で個別の学習プログラムを組みます。また、注意欠陥多動性障害(ADHD)や学習障害(LD)など発達障害と診断され公的支援の対象にならないグレーゾーン:「やや不器用な子」や「集団生活が困難な子」も入塾が可能なため、不安を抱える親たちの「かけこみ寺」として小・中学生を中心に約560人の子どもたちを受け入れています。「あすはな先生」学習障害・発達障害の子供達の支援を継続的に行える仕組みを作り、成功しています。社会的課題を事業化、いずれは株式上場を目指しているとのことです。


    ●8時30分は「ヘヴィメタルは心を落ち着かせるという研究」について。一種の音楽療法として、精神を安定させるために、パンクやヘヴィメタルなどいわゆるエクストリーム・ミュージックを聞くと効果が高い、という話題です。音楽療法とは音楽の波動で脳波に影響を与え、脳を活性化させるなどの療法のこと。有名なのはモーツァルトですが、モーツァルトの音楽は実際に脳を刺激し、自律神経を活性化させる効果があります。高周波音は、脊髄から脳にかけての神経系を効果的に刺激して、その結果健康を支えている生体機能に、良い影響を及ぼします。


    ヘヴィメタルなどの攻撃的な音撃を聴くと攻撃的になるのでは?と思われますが、実はそんなことはなく、怒りを誘発することも敵意を促すこともありませんでした。これでヘヴィメタルのようなエクストリーム・ミュージックは感情を客観的に捉えるために役立つ、アクティブに、前向きにする効果が高く、心に沸き起こる、反抗心、興奮度、ストレスが減少する効果が認められました。皆さんも心を落ち着かせるためにパンクやヘヴィメタルなどいわゆるエクストリーム・ミュージックを聞いてみてはいかがでしょうか。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    月曜日はYes Noアンケートで主流がわかる「あなたはどっち?Yes Noリサーチ」です。今回は浅草に観光に来ていた外国人旅行者の皆さんに「Is this your first visit to JAPAN?(日本は初めてですか?)」という質問をぶつけてみました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、ヘアカット専門店「QBハウス」などを運営するキュービーネットホールディングス株式会社 代表取締役社長 北野泰男さん。初日の今日は北野さんが最初の就職先に銀行を選んだ理由と転職先に理容・美容業界を選んだ理由を伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Self Control / Laura Branigan
    2曲目 All Right Now / Free
    3曲目 愛のしるし / スピッツ

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  • 2018.6.01

    6月1日(金) The News Masters TOKYO 第303回

    【7時台】
    金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさん。


    ●7時は、『2020年東京オリンピックのマラソンコース』について。2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は昨日、東京オリンピックのマラソンコースを発表しました。浅草や銀座、皇居など東京都心を駆け巡る42.195キロ。今回、このコースがなぜ選ばれたのでしょうか?そして真夏の東京を走る今回のコースは日本勢にどのような結果をもたらすのでしょうか?


    最近のオリンピックや世界選手権で主流の周回コースというだけでなく、1964年東京大会などと同様にスタジアムを発着する伝統的なコースで、アップダウンが少ない全体的に平坦なコースですが、最終盤に待ち受けるおよそ4キロにわたる上り坂が勝負のポイントとなります。文化放送近くの増上寺で折り返すということですので、どこに見にいこうかなど話し合いました。


    ●7時30分は、グローバル株式市場を襲ったイタリア・ショック!にフォーカス。今週、イタリアの政局混乱への警戒感から乱高下したNYダウ。同時に、世界の金融・株式市場でも投資家のリスク回避の姿勢が再び強まっているようです。グローバル株式市場を襲った"イタリア・ショック"とは?


    イタリアでは3月の総選挙以降、EU派(親欧州連合派)とEU懐疑派のせめぎ合いが続いていますが、8月か9月にも再選挙が実施される可能性が浮上。選挙実施となれば、バラマキ政策を掲げるEU懐疑派に対する国民の支持率は高く、EU懐疑派政党が政権を担うことが決まれば、場合によってはユーロ圏から離脱する可能性も否定できないことから、投資家のリスク選好意欲が後退しているとのこと。


    イタリアの経済が危なくなると、南米の状況も変わります。そうなるとイタリアや南米に出資している日本の財政にも影響が出てくるのです。
    さらに、今朝また状況が一変。ポピュリズム政党「五つ星運動」と極右「同盟」が次期首相に推薦した法学者のジュセッペ・コンテ氏が首相に再指名されました。ポピュリズム政党「五つ星運動」と極右「同盟」はEU離脱を目指しているため、イギリスがEU離脱をした時のような混乱がまた起きる可能性があるというお話でした。


    【8時台】
    金曜日8時台のニュースマスターはデジタルハリウッド大学の杉山知之学長。


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    ●8時は、「ネットフリックス」について。先月、アメリカの動画配信大手ネットフリックスの株価が上昇し、時価総額が1527億ドル(=日本円で、およそ16兆7千億円)と、ディズニーの時価総額1523億ドルを上回りました。オリジナルドラマなどのコンテンツに莫大な投資を続けるなど、独自のビジネスモデルで急成長しているネットフリックスがauのKDDIやケーブルテレビ最大手のJ:COM(ジュピターテレコム)と提携、日本国内でも市場を拡大しています。2015年に進出した日本では、世界の利用者1億2500万人のうちシェア約7%。日本では広告ベースで無料視聴できるテレビになれている人が多いです。しかし、ネットフリックスのプロダクト最高責任者、グレッグ・ピーターズ氏は「日本でも時間が経過すればシェア50~60%へと成長する自信がある」と話します。
    杉山学長には2020年に商用サービス開始を予定している次世代通信規格「5G」時代や放送と通信の融合に向けて、勢力地図のお話をしていただきました。


    ●8時30分は、「AIの新しい使い方」について。AI=人工知能を活用した新しいサービスが次々と誕生しています。新潟市では、AIを使った音声翻訳システムの本格的な窓口運用を今月からスタート。留学生などが多い外国人住民の利便性向上と、業務改善に繋げる狙いです。また、NTT東日本では、今月下旬からAIを活用した万引き防止サービスを開始します。杉山学長には今後のAIについてお話いただきました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    金曜日のこの時間は「タケタケFriday」今朝は、銀座でバーを経営するkazuquoママをお迎えして、「ニューヨーク見聞録」をお送りしました。


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、「ロック・フィールド」の代表取締役会長兼社長の岩田弘三さん。創業は1972年。当時の中食市場は約3000億円でしたが、昨年には10兆円を超えるまでになりました。最終日の今日は、「今後のロックフィールドが果たす役割」について伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Gimme Some Lovin' / Spencer Davis Group
    2曲目 Don't Stop Believin' Olivia Newton-John
    3曲目 慟哭 / 工藤静香

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