• 2018.5.31

    5月31日(木) The News Masters TOKYO 第302回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。


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    ●7時は、採用のプロ人材とは?について。中途採用のプロ人材を巡って争奪戦が起こっています。人手不足が慢性化する中、優秀な転職人材を採用するために人事部を強化する企業が増えています。転職サイトに掲載される中途採用専任者の求人はこの2年間で2.7倍に増加。求人の際の年収も3割高くなっているとのことです。藤原さんが勤めていたリクルートには採用のプロがおりました。そのプロにどうやって相手を見極めるかを聞いたところ、小中学校時代の失敗談を聞き出すことが重要とのこと。遠い過去の話は嘘をつけません。さらにその失敗談を面白おかしく語れる人はコミュニケーション能力が高いというお話でした。


    ●7時30分は、『道徳が「教科」に』にフォーカス。今年の4月から、小学校で道徳が「教科」の一つとなり、通知表に評価が記載されることになりました。評価方法は「数値は使わずに児童の成長を文章で表す」というもので、「どう書いたらいいのか」と悩む教員たちの模索が続いています。戦後、GHQによって『修身』の授業が廃止となった後、昭和33年に教科書や評価を伴わない「道徳」の時間が週に一時間、設けられました。


    これは戦前の修身の教科書を復活させれば、日本の子供たちはもっと思いやりが深まるし、いじめもなくなるし、郷土愛も育つと考えている人がいるから。藤原さんは「どう考えても『思いやりを持ちなさい』と言い聞かせても、持つわけじゃないとお話されておりました。


    【Take up Sports!】
    今日は、昨日横浜・日産スタジアムで行われたサッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップの日本―ガーナ戦について現地観戦された池田さんにお話いただきました。


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    【8時台】
    木曜日の8時台のニュースマスターは横浜DeNAベイスターズ前社長でスポーツ庁参与の池田純さん


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    8時はTake up Sports!に引き続き、日本―ガーナ戦について。サッカー日本代表は昨夜、ガーナ代表と対戦し、0-2で敗れる結果に終わりました。西野監督が導入してテストを行った3バックは、スピードあるガーナの攻撃に対して脆く、攻撃ではほとんどチャンスを作ることもできませんでした。6月14日に開幕するワールドカップロシア大会前の大事なゲームで、見せ場なく敗れた日本代表に対し、サポーターから試合終了後にブーイングが起きるなど、本大会に向けて西野ジャパンの不安は広がっています。池田さんにはこれからサッカー日本代表をどう盛り上げるべきなのかをタケさんと話し合いました。


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    8時30分は「セ・パ交流戦」について。チームの流れが大きく変わる交流戦の3週間はペナントレース全体に与える影響も少なくありません。交流戦を楽しみにしているファンが多い一方で、毎年のように囁かれる「交流戦の廃止論」。球団経営にどのような影響があるのでしょうか?改めてプロ野球交流戦のメリット・デメリットを考えます。交流戦は当初36試合を戦いましたが、2007から24試合になり、2015年から現在の18試合になりました。もともと、交流戦は「集客に苦労したパ・リーグを救済」する形で始まった企画。しかし、パ・リーグ各球団も人気が上がってきているので、もう救済する必要はないのでは?という声もあります。ファンの立場と球団経営の立場で違うようですが、「交流戦のメリット」を最大限活かせるようにすれば良いというお話でした。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日「ヒットの芽」ユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今日は今月頭に、タイのプーケットに行ってきた池田さんのヒットの芽。プーケット島にあるカルチャーテーマパーク「Fantasea(ファンタシー)」と「掛け合わせの美学」についてお話いただきました。


    「Fantasea」はカマラビーチにあるプーケット最大のカルチャーテーマパーク。ショーが上映される「劇場」と4000席もある巨大レストラン、民芸品を扱うお土産屋さん、ミニジャングルもあります。劇場では、伝説・民話を元にした「カマラ王国」の物語を、ショー形式で役1時間半に渡って行います。


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    池田さんはこの「Fantasea」の中にある「掛け合わせの美学」が素晴らしいというお話をしていただきました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、「ロック・フィールド」の代表取締役会長兼社長の岩田弘三さん。4日目の今日は45年以上会社を率いてきた岩田さんに、大事にしてきた言葉について伺いました。


    1曲目 Roll with it / Steve Winwood
    2曲目 Don't make me wait / Sting,Shaggy
    3曲目 キラキラ / 小田和正

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  • 2018.5.30

    5月30日(水) The News Masters TOKYO 第301回

    【7時台】
    水曜日の7時台のニュースマスターは、三菱UFJ国際投信チーフエコノミストの荒武秀至さんです。


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    ●7時は、『ガソリン価格、高騰か!?』の話題にフォーカス。ガソリン価格が5週連続で上がり、今週にも1リットル=150円を突破しそうです。今後もガソリン価格の高騰が続くのでしょうか?一方で、サウジアラビアとロシアが協調減産を緩める検討をしていると先週、明らかになり、国際価格は日本時間の28日午前、一時およそ1カ月半ぶりの安値まで下がりました。


    今後のガソリン価格が高騰にならない理由として、荒武さんは「OPECの価格支配力の低下」「原油高になると産業活動が停滞し、結果的に原油消費が鈍るので値段が下がる」「原油価格の高騰が後々、産油国自身にツケがまわる」の3つをあげました。


    また、原油の先物取引市場では原油の価格が低下しています。先物価格と店頭価格にタイムラグがあるため、2週間ほど経つと1リットル= 140〜145円に下がってくるだろうと予測しました。


    ●7時30分は『増え続けるインバウンド』の話題にフォーカス。観光庁は、2018年に日本を訪れた訪日外国人、いわゆる「インバウンド」が、4月25日の時点で過去最速の累計1,000万人を突破したと発表しました。これは年間3,000万人に達するペースで、早くも年間の訪日外国人の数の記録更新が濃厚です。こうした動きは、日本経済にどのような影響を及ぼすのでしょうか?


    日本は、外国に比べてコストパフォーマンスが高いおもてなしを提供している背景として重要な要素を持つ、円安の現状について解説しました。私たちは、強い外貨を利用して多くの円建て製品・サービスを買うことができますが、これを裏返せば、日本人が海外旅行しても「これはお買い得だ!」と感じる機会はめったになくなり、それだけ円安になってしまっていることを実感します。荒武さんは、「為替は経済・金融に大きな影響を及ぼすので、安定がベスト。そして、円安はインバウンド消費や輸出企業に恩恵をもたらすが、長期的には日本の国力を引き上げ、それに見合った円高が望ましい。まずは、日本の生産性・競争力を引き上げ、それを反映する円高が進行し、強い円を活用して海外資産を日本人が買い漁るような時代に戻さないといけないのかもしれない」と話しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時は、『食品大手、ペット産業へ』の話題にフォーカス。世界の食品大手企業が、ペットフード事業への投資を加速しています。スイスのネスレは、イギリスのスタートアップ企業を買収したほか、4月に日本円で130億円を投じてペットフード工場を開設。ハーゲンダッツで知られる食品メーカー・ゼネラルミルズも、ペットフード大手を買収しました。日本では味の素が昨年から犬用サプリメント「ドッグパートナー」の通販をスタート。なぜ、いま食品業界がペット業界に進出するのでしょうか?


    ペットを飼う人は減っているのに、マーケットは拡大している背景には、1人がペットにかける金額が増えているということがあるようです。中でも流行っているペットビジネスがネット通販。これは、最初に与えたペットフードをペットが食べてくれると、飼い主はそれが好きだと思い込んでひたすらネットで買い続けるという消費者の行動に合わせてのことです。また、ペット保険の事業にも参入する会社が増えているようです。ペットには公的医療保険の制度がないため、全額が自費診療となりますが、ペットの長寿化や医療の高度化を受け、医療費も高額化していると言います。その他、ペットのフィットネス事業も流行っています。今後も活発化するペットビジネスに注目です。


    ●8時30分は、『カルビー会長、ライザップ最高執行責任者に就任へ』の話題にフォーカス。フィットネスクラブ運営のRIZAPグループは、新設する最高執行責任者・COOにカルビー会長兼CEOを6月20日に退任する松本晃さんが就任する人事を発表しました。カルビーを高収益企業に育てるなど「プロ経営者」とも呼ばれる手腕を見込み、成長を加速させる狙いです。松本さんは、都内で記者会見に臨み、「おもちゃ箱のような魅力的な会社で、成長に寄与できると確信している」と力を込めてコメントしました。


    松本さんは自身を、『0から1を作る「イノベーター」ではなく、「リノベーター」』と表現しています。つまり、企業の100ある力を200にするのではなく、力を30しか発揮できていない企業を100発揮させるのを得意としています。RIZAPはこれまでに様々な業種の企業・約70社を買収しています。業績不振だった企業を買収し、借金をしているのは事実ですが、これはソフトバンクと同じ手法です。入山さんは、「ここにリノベーターの松本さんが加わることで、ソフトバンクのような企業に急成長していくだろう」と期待しています。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』。知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、文化放送が誇るラジオの語り部・塚本ディレクターがお伝えしました。


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    今日紹介したのは、東京・足立区西新井にある「エンブレムホステル西新井」の取り組みです。日本を訪れる外国人が、2020年には4000万人を突破することは、ほぼ確実と見られている中で、外国人を受け入れる民泊やホステルも、最近、街中に目立ってきました。「エンブレムホステル西新井」もその1つ。このホステルでは、ご近所の商店街などとタイアップして、「お寿司を握る体験会」など様々なイベントが、ほぼ連日のように行なわれています。


    エンブレムホステル西新井の宿泊客の収容人数は180人前後。稼働率は80%近いということです。宿泊客と西新井の街をつなぐ地域サポーターという制度も取り入れており、そのサポーターの数は250人を超えています。日本を訪れる外国人のニーズも多様化しつつあり、地域住民との触れ合いを求める外国人観光客の心を、エンブレムホステル西新井は、着実につかんでいるようです。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、「ロックフィールド」の代表取締役会長 兼 社長の岩田弘三さんです。「神戸コロッケ」や「RF1」といった惣菜店を、全国に300店舗以上展開しているロックフィールド。3日目の今日は、皆さんも一度は食べたことがあるのでは...?「神戸コロッケ」のお話から伺います。神戸コロッケ1号店開業は、1989年のことでした。なぜ、コロッケを始めたのでしょうか?


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Show Me The Way / Styx
    2曲目 ドリーム・オブ・ユー / 竹内まりや

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  • 2018.5.29

    5月29日(火) The News Masters TOKYO 第300回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


    ●7時は、「90歳女運転の車、赤信号進入か 神奈川で歩行者4人死傷、逮捕へ」のニュースにフォーカス。神奈川県茅ケ崎市の国道1号交差点で高齢女性の乗用車が歩行者を次々とはね、1人が死亡した事故で、目撃者が「横断歩道は青信号だった」と話していることが、茅ケ崎署への取材で分かりました。署は赤信号の交差点に車で進入したとみて、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で運転していた市内の女(90)を逮捕する方針です。


    こうした問題が起こると免許証返納などの話になりがちですが、地方だとスーパーまで歩いて1時間という所も少なくありません。さらに高齢者に向けた認知機能検査の問題は「今は何年ですか?」「今は何時ですか?」というものであり、こうした事故を起こすのは、認知症の検査では気づかない部分(運動能力等)なのではとも指摘。解決策は、運転させないことや、完全自動運転が一番いいけど、すぐにはできないため、(白タク問題もありますが、)「ライドシェア」を提案しました。


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    ●7時30分は、「裁判員、7割が辞退」のテーマにフォーカス。特定の刑事裁判において、有権者から事件ごとに選ばれた裁判員が裁判官とともに審理に参加する裁判員制度が導入されて、今月21日でまる9年となりました。この間の実施状況について最高裁がまとめた結果が発表されて、制度の開始時に比べて無断欠席の割合や辞退率が大きく上昇していることが注目を浴びています。


    基本的には断れないはずなのに、無断欠席が3割という現状を紹介しつつ、そこから「そもそも日本に裁判員制度って見合っているのか?」という話題に。実は裁判官が下す判決より、厳罰化が進んでおり、市民感情を取り入れると、苛烈なものであることがわかります。今後は、「感情で議論するのではなく、ロジックで議論する文化を作る必要がある。」とコメントしました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、経営学者の楠木建さんです。


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    ●8時台は、ファミリーマートが始めた新しい施策の話題にフォーカス。ファミリーマートは、ディスカウントストア「ドン・キホーテ」と連携したコンビニエンスストアを6月から、まずは東京都内で実験的に始めます。実験店では4千~5千点の商品を陳列し、このうち2千~3千点をドンキから仕入れ、天井近くまで陳列するなどドンキ特有の売り場づくりの手法も導入します。客数や収益動向を見極めながら、全国の他の店舗への展開も視野に入れています。


    同じ業界同士でうまくいっている会社のやり方を取り入れる「ベストプラクティス」は、各業界で行われていますが、だいたいは失敗に終わることが多いようです。例えば今回の場合、ドンキの特徴として目的なしに行ってついつい買ってしまう「圧縮陳列」があげられますが、コンビニの大きさでその特徴をうまく生かせるのかは疑問です。今回の施策が消費者の需要とうまくマッチングするのか、これまでの多くの事例のようにうまく行かずに手を引くことになるのか、今後の動きに注目です。


    ●8時30分は、「転職した理由ランキング2018」の話題にフォーカス。転職サービス「DODA(デューダ)」が発表した「転職理由ランキング2018」によると、1位は前の年と同じで「他にやりたい仕事がある」(14.9%)、2位は「会社の将来性が不安」(10.7%)、3位は「給与に不満がある」(10.5%)でした。給与や評価方法への不満など、待遇に関する不満を挙げる人が前の年に比べて増えたほか、働く時間や休暇に関する転職理由を挙げる人も目立ちます。


    楠木さんは、1位の「他にやりたい仕事がある」という理由について、「健全なことです」と肯定的でした。人はそれぞれ得意不得意があり、みんな違うのだから、転職は個人と企業のマッチングの問題です。だとすると、初めての就職先で満足できる可能性は低いため、自分に合った会社を求めて転職することはいいことです。しかし、「ジョブホッパー(転職が当たり前の人)は結婚と同じで信頼がなくなるため印象がよくない」と話しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。今日は、本の要約サービスを提供する株式会社フライヤーのプロモーションマネージャー、井手琢人さんが『AI vs 教科書が読めない子どもたち』(東洋経済新報社・著者 新井紀子)を紹介しました。


    この本は、数学者の視点から、AIの普及によってこれから起こりうる事態を冷静に予測して、それに対抗するための教育の在り方について論じています。井手さんは、「この本を読んで中高生のうちから『AIから見た人間がやるべきこと』を見つけて欲しい」と話しました。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、「ロックフィールド」の代表取締役会長 兼 社長の岩田弘三さんです。岩田さんは、「神戸コロッケ」や「RF1」といった惣菜店を、全国に300店舗以上展開しているロックフィールドの創業者です。ロックフィールドでは、鮮度の高い美味しいサラダを提供するために、これまで試行錯誤を重ねてきました。2日目の今日は、トヨタを目指した一方、野菜の皮むきなどは自社工場で手作業で行っているという...その理由について伺いました。


    1曲目 99 ruftballons / Nena
    2曲目 You spin me round / DEAD OR ALIVE
    3曲目 ブルドッグ / フォーリーブス

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  • 2018.5.28

    5月28日(月) The News Masters TOKYO 第299回

    【7時台】
    毎週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。


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    ●7時は「日露首脳会談 北朝鮮問題で連携」というニュースにフォーカス。安倍総理大臣は26日午後、ロシアのプーチン大統領とモスクワで会談し、北方領土での共同経済活動の事業化に向けた作業を加速し、7,8月を目処に民間調査団を派遣する方針で合意しました。また、北朝鮮の非核化実現に向けて緊密に連携し、米朝首脳会談成功の後押しをすることでも一致しました。


    中止になった米朝首脳会談の開催・成功を後押しすることで両首脳が一致。日本はよく「蚊帳の外」であると言われますが、それはロシアも一緒で、ロシアは北朝鮮との対話を重視しているため拉致問題での協力依頼は意味があると清水さんは話します。一方、北方領土問題では共同経済活動の具体化、北方領土への空路での墓参を7月にも実施すると申し合わせました。強権的な指導者であるプーチン氏は「この地域の平和を維持することで両国は一致」と強調。これからロシアとどう交渉するか、北朝鮮問題も含めて日本の安保の根幹が問われているというお話でした。


    ●7時30分は、「サバ缶が売れすぎて困っている」というFNN.jpで読まれている話題をご紹介。缶詰業界で、サバ缶の人気がツナ缶を超えたという話題です。サバ缶は今年2月〜3月あたりから常に欠品が続き、品薄な状態が続いています。ここ数年で人気が出てきた背景には、原料となるマグロやカツオの不漁でツナ缶が値上がりする中、サバは水揚げ量が安定していて値上がりがない、骨や皮まで使うため栄養価が高いことなどが考えられます。青森県の八戸にあるサバ缶工場は2017年1日11万個でしたが、最近では13万個に増産。工場では、フル稼働でサバ缶を生産していますが、需要が追いつかないそうです。放送ではサバ漁船に乗ったこともある清水さんのお話を伺いました。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは精神科医の名越康文さん。


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    ●8時は、「フレイルは要介護の危険信号」というお話。昨日5月27日は中曽根元総理大臣の誕生日。総理経験者で史上2人目の100歳越えです。今人生100年時代を迎え、健康寿命を延ばすことは社会課題となっています。75歳以上の後期高齢者の方が要介護になる主な原因は「フレイル」つまり、加齢による虚弱状態、老衰です。そこで今話題になっている要介護キケン信号「フレイル」について、名越先生にお話を伺います。フレイルは虚弱、老衰のこと。フレイルを防ぐには①しっかりと噛んで食べる。②社会との繋がりを保つ。③運動をする。が大事とのことでした。


    ●8時30分は「嘘つきの割合は全体の15%」という話題。一連の加計問題で総理大臣や官僚などのグレーな発言、日本大学のアメリカンフットボールのタックル事件での発言の虚実など、発言への疑惑が蔓延しています。今日は「嘘つき」についての心理学的に実験の話題です。


    人は嘘を浮くかどうかを判断する、嘘をつくことで得られる利益を見極めるために状況を計算します。欧米人と日本人では利益の設定に違いがあります。日本人は個人の利益より、組織の利益を重視します。そのため日本人は大義のため、自分が所属する集団の利益を守るために嘘をつきます。これは所属している組織から放り出されることが、「嘘つき」になるよりも怖いと感じる国民性だということ。一方、欧米人は自分個人の利益を守るために嘘をつきます。これは嘘をつくことによって、自分が処罰されるなど、潜在的損失が潜在的な利益を上回るかどうかで判断しているとのことです。放送では嘘つきの割合を調べた実験についてご紹介いただきました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    月曜日はYes Noアンケートで主流がわかる「あなたはどっち?Yes Noリサーチ」です。今日は音声ニュースアプリ「Voicy」とのコラボから生まれた働き女子パーソナリティ金川恵理さんのレポートでお届け。今日の質問は「もらった名刺に相手の特徴をメモしますか?」


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、ロックフィールドの代表取締役兼社長の岩田弘三さん。岩田さんは「神戸コロッケ」や「RF1」といった総菜店を、全国に300店舗以上展開するロックフィールドの創業者です。もともと神戸で飲食店をやっていた岩田さんですが、海外で見たデリカテッセンに感銘を受け、1972年にロックフィールドを創業。当時は、ローストビーフやテリーヌといった高級料理や高価なギフトがメインだったそうです。初日は高級料理をやめ、なぜ日常的な惣菜のお店を始めたのか伺ってみました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Yesteday Once More / The Carpenters
    2曲目 キスをしてほしい / THE BLUE HEARTS

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  • 2018.5.25

    5月25日(金) The News Masters TOKYO 第298回

    【7時台】
    金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさん。


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    ●7時は、「北朝鮮が豊渓里にある核実験場の坑道を爆破し廃棄措置」のニュースにフォーカス。6月12日にシンガポールで予定していた米朝首脳会談がトランプ大統領の判断で中止となりました。北朝鮮側が示した「激しい怒りとあからさまな敵意」が理由だとしています。昨日、豊渓里にある核実験場の廃棄措置を行った直後でもあり、朝鮮半島の核廃棄への道は不透明なものとなってしまいました。


    トランプ大統領はトランペット書簡を発表。「穏やかな恫喝」が感じられました。中身のポイントは"会えることを楽しみにしていたとしながらも、直近のあなた方の声明に現れた激しい怒りとあからさまな敵意から現時点での会談の実施は不適切。3人のアメリカ人の解放に謝意を改めて示すとともに、いつの日かあなたと会うことを楽しみにしている。"とコメントしていること。北朝鮮や背後で影響力を強める中国のペースにはまらず『完全な非核化』を譲らない意思を改めて示す狙いです。びんさんは、今中国がどういう声明を出すのか注目したいと話しておりました。


    ●7時30分は、「世界で注目の"ESG投資"とは?」というテーマ。業績などの目に見える価値ではなく、環境や社会に対する企業の取り組みなど目に見えない価値に着目して投資するESG投資。その運用額は世界で2500兆円を超えています。ESG投資が注目されている背景や今後について、崔さんに伺いました。


    ESG投資とは一言でいえば、「社会貢献もしながら利益も上げている企業に投資しよう運動」といったもの。環境(Environment)、社会(Social)、統治(Governance)の頭文字を組み合わせた造語がESG投資です。注目された国連が2006年に機関投資家に責任のある投資を呼びかけていたこと。90年代後半から、ナイキやアップルといったグローバル企業が労働者の人権問題や環境問題などで、NGOなどから責任を問われたり、不買運動に発展したりするケースが相次ぎました。欧米の株式市場を席巻するESG投資ですが、近づく2020年の東京オリンピックを前に世界の投資家が日本企業への監視を強化しています。


    日本でも今月18日に経済産業省が大手機関投資家と企業の橋渡しをする取り組みを始めると発表。個人投資家にもじわじわ浸透しつつありますが、儲かるかどうかは...というお話でした。


    【8時台】
    第四金曜日8時台のニュースマスターは、メディアアナリストの上杉隆さん。


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    ●8時は、「安倍さん、NHKの報道が事実ならば、内閣総辞職の上、議員辞職すべきですね」というテーマのお話。学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る問題で、財務省が交渉記録を公表しました。また、加計学園の獣医学部新設を巡る問題では、愛媛県が国会に提出した文書に「3年前の2月末、加計理事長が安倍総理大臣と面談し、獣医学部の構想を説明した」などと記載されていました。安倍首相に関わる一連の問題について上杉さんに伺いました。


    ●8時30分は、トランプ大統領はシンガポールで6月12日に予定されていた史上初の米朝首脳会談を取りやめたと発表しました。北朝鮮が核保有国としての対等な立場を譲らず、非核化に向けて交渉で対立が埋まらなかった模様です。上杉さんは会談予定場所だったシンガポールやマハティール首相が当選したマレーシアに注目しているということで、そのお話をしていただきました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    今日は上杉さんが出演ということで、最近上海に行かれた上杉さんに気になる上海最新事情についてお聞きしました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、「週刊少年ジャンプ」の4代目編集長・後藤広喜さんです。最終日の今日は、ジャンプ作品に込められたメッセージのお話です。『ONE PIECE』の尾田栄一郎さんが作品に盛り込んだ古き良き日本文化とは? 『ジョジョの奇妙な冒険』の荒木飛呂彦さんや『ろくでなしブルース』の森田まさのりさんが作品に込めた"時代を先取りしたメッセージ"とは?


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Lovin',Touchin,Squeezin' / Journy
    2曲目 Who Can It Be Now ? / Men At Work
    3曲目 GoodMorning Call / 小泉今日子

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  • 2018.5.24

    5月24日(木) The News Masters TOKYO 第297回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。


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    ●7時は、アメリカンフットボールの定期戦で悪質な反則行為があった問題で、日本大学の内田正人前監督と井上奨コーチが、昨夜、初めて二人そろって公の場に現れ、2時間にわたる会見を行いました。この問題について、教育現場で校長という組織のトップとしてマネジメントを行われたご経験のある藤原さんのご意見をお伺いしました。こういう事態をご覧になって率直にどのように感じているのか。組織のトップのあり方、「言った」「言わない」論になってきたとき、どう解きほぐしていけばいいのでしょうか。藤原さんはまず、トップである理事長が出てきて、説明をするべきだとお話いただきました。


    ●7時30分は、中国で広がる無人化サービスにフォーカス。中国で、レジなどに人を配置しない「無人」サービスが広がっています。ネット通販最大手のアリババ集団は外食産業と組んでレストランやベーカリー店を展開。ホテルやカラオケボックスにも広がり、4年後には市場規模は16兆円を超えるとされています。日本では深刻な人手不足が続いていますが、中国ではスマートフォン決済を土台に、人件費削減を狙う戦略が進んでいます。


    藤原さんはこれが、日本の未来の姿ではないかと話します。元々、私たちが今利用しているコンビニも「大きな自販機」がコンセプト。初めから無人が狙いでも、納品から商品並べなど、人がやらざるを得なかったり、人がやったほうが安くついたりする仕事を今はやっています。これも人件費の問題で、留学生のコンビニバイトも支払い相場が上がります。それと機械化、IT化、AI武装したロボット化のコストの下がり方との勝負になるでしょう。日本では、2020年代中に、人とロボットのコストが逆転して、ガラッと無人店舗が激増するだろうというお話でした。


    【8時台】
    木曜日の8時台のニュースマスターは横浜DeNAベイスターズ前社長でスポーツ庁参与の池田純さん


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    8時は7時に引き続き、日大アメフト選手の悪質タックル問題について。「渦中のタックルをした選手が22日、多くの報道陣の前に開いた記者会見を受けた昨夜、日大の内田"前"監督と、井上奨コーチが緊急会見を行いました。今回の問題は「大学スポーツ界と各大学がタコツボ化しているのが原因」と構造的な問題を指摘する池田さんに、大学スポーツ界が進むべき道筋を伺います。


    ここまで問題を大きくしたのは、「事の重要性」を誰も内田"前"監督に言えず説明を求められなかったこと。内田前監督は日大の常任理事として人事を担当し、大学の各運動部を束ねる「保健体育審議会」の局長でもあります。そんな大物の周辺にいる人が何か強い進言をすることができるでしょうか?日本のスポーツは内部の人間が上下関係や利害関係で繋がり、高い地位についているため、必ずと言っていいほど、"忖度"が生まれます。これをぶち壊すのは相当ハードルが高いです。下から切り崩していくのは困難で、トップダウンで裁定されれば、できるかもしれません。


    8時30分はなぜか盛り上がりに欠けるサッカー・ワールドカップについて。ロシアで開催されるサッカー・ワールドカップの初戦まで1ヶ月を切りました。代表選手のユニホームのレプリカなど関連グッズの売れ行きはいまひとつ。30日に予定されている親善試合のガーナ戦から6月19日の本大会初戦のコロンビア戦までが「商戦のヤマ」とみて、売り込みに力を入れる模様です


    池田さんは5月19日(土)パナソニックスタジアム吹田で「ガンバ大阪」VS「浦和レッズ」を観戦。W杯で中断する前の最終試合でかつ、好カードのはずでしたが、メディアの取材が少なく、盛り上がっていなかったそうです。また、W杯の観戦ツアーは売れているとのことですが、グッズは売れていない。過去の大会の事例から判断して、30日のガーナとの親善試合でいいパフォーマンスをして結果を出し、本大会の初戦のコロンビア戦までつなげられれば、それ次第でグッズも売れ行きが変わるのではないかというお話でした。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日「ヒットの芽」ユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今日は先月、神保町に新たにオープンした"神保町ブックセンター with Iwanami Books"をご紹介。岩波ブックセンターは2016年末に閉店。この跡地にできたのが神保町ブックセンター。「書店」と「喫茶店」、そして「コワーキングスペース」、この3つが一体となった形で生まれ変わりました。壁や棚には、びっしり本が並んでいますが、その中にカフェスペースやバーカウンターがあって、働いているスタッフの方々もカフェの店員さんのようなスタイルでオシャレでした。


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    この「神保町ブックセンター」の企画・設計・運営を担ったのはUSD株式会社。こちらは目黒のデザインホテルCLASKAをはじめ、全国各地のホテルの企画・設計・運営の他、シェアオフィスや公共施設・公園などの企画・運営を行っているその町にあった形での"まちづくり"を提案している会社です。


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    放送では、なぜ書店が減り続けている中、本の街"神保町"で本屋さんをオープンしたのか。USDの永礼さんにお聞きしました。神保町ブックセンターは神保町駅を出てすぐです。皆さんよかったらお出かけくださいね。


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、週刊少年ジャンプ4代目編集長 後藤広喜さん。4日目の今日は、ジャンプのキャッチコピー「友情・努力・勝利」の誕生秘話です。


    1曲目 Straight From The Heart / Bryan Adams
    2曲目 Wake me up / Avicii
    3曲目 緑の町に舞い降りて / 松任谷由実

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  • 2018.5.23

    5月23日(水) The News Masters TOKYO 第296回

    【7時台】
    7時台のニュースマスターは、東京大学大学院教授の柳川範之さんです。


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    ●7時は、『40年度の社会保障費190兆円 政府が推計公表』の話題にフォーカス。政府は21日の経済財政諮問会議で、医療や介護、年金などにかかる社会保障給付費について、高齢者数がピークに近づく2040年度におよそ190兆円に上るとの推計結果を初めて公表しました。これは18年度のおよそ121兆円から1.5倍以上に膨らむ計算で、給付費の財源は主に国と自治体の公費や保険料で賄われます。18年度と比べ公費、保険料とも30兆円超増やす必要があり、政府は推計を基に、長期的な視野に立った費用抑制策や税・保険料負担の在り方を検討していくことになります。


    この解決策として、「手っ取り早いのがインバウンドだ」と柳川さんは話しました。たとえば、観光業などでお金が入ってくれば、1人ひとりが稼ぐ力をつけるための再教育への投資も可能になります。「結局のところは、入りを増やす(1人あたりの稼ぎを増やす)か、出を削る(無駄を省いて社会保障費を減らすかむりやり削減する)かしかない。国としては、もっと社会全体で稼げるようにして、IT等を駆使して何とか無駄な費用を削っていく体制づくりが必要」と解説しました。


    ●7時30分は『外食産業、値上げ広がる』2017年度の飲食業調査で、今年度中に値上げを予定する企業が、45.4%に上がることがわかりました。前年度の調査に比べ、15.1ポイント上回り、食材価格や人件費の高騰を吸収できないとみる企業が多いようです。低価格競争が続いていた外食で値上げが広がれば、デフレ脱却を後押しする可能性があります。


    消費者側からしたらあちこちで物価が値上するのは困ってしまいます。そのため、「給料が上がってから物価が上がる」という順番で変化していくことが大切です。この繰り返しで経済の動きを活性化させていくことが、今後の課題となっています。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時は、『カレーのレトルト市場、カレールーを上回る』の話題にフォーカス。高齢世帯や共働き世帯の増加を背景に、レトルトカレーの需要が高まる一方、家庭などで調理するカレールーの消費は減少傾向が続き、2017年にレトルトカレー市場の規模が、初めてカレールー市場を上回りました。メーカー各社は高齢者向け少量パックや、糖質や塩分を抑えた健康志向の商品などを次々と提案し、更なる需要拡大を狙っています。


    最近の傾向として、お店で買って家で食べる「中食」や、1人で食べる「孤食」が多いため、甘め、辛めなど好きな味を選んで楽しめるレトルトカレーが売れています。他にもレトルトカレーが人気な理由として、作るよりも安いこと、余らないことなどがあげられます。さらに入山さんは、「カレーは失敗しにくい商売だ」と解説しました。「まずいカレーって食べたことなくないですか?」という入山さんに「確かに」と納得のタケさん。カレーはビジネスとして失敗しにくいため、例えば「ご当地グルメ、何にしよう?」となったらまずカレーを試し、そのままレトルトにしてしまうのがよくあるパターンなんだそうです。


    ●8時30分は、『経営に「デザイン志向」取り入れ!?』の話題にフォーカス。日経新聞によると、特許庁は、庁内の有識者研究会で、デザインを生かした経営の推進に向けた報告書をまとめました。アメリカのアップルやイギリスのダイソンなど、海外勢による「デザイン重視」の製品開発が技術革新や企業競争力の向上につながっていると指摘。日本企業に対してもデザインに関する知見が豊富な人材を積極登用するなど、経営層の意識変革を求めています。


    ビジネスにおいては、デザイナーやクリエーティブな経営者の思考法を真似る「デザインシンキング」という考え方があり、最近はデザインコンサルティング会社の活躍が注目されています。デザインと経営の関係性はとても深く、入山さんは、「分業化が進み専門職が増えている日本企業は、全体のデザインの部分を捉える能力を補足していく必要がある」とし、「デザインシンキング」の重要性を解説しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』。知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、文化放送が誇るラジオの語り部・塚本ディレクターがお伝えしました。


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    今日は、就職活動を支援するカウンセラーとして正規雇用で働きながらお笑い芸人としても活動する株式会社UZUZ(ウズウズ)の森川剛さんを紹介しました。自ら就活アドバイザー芸人を名乗る森川さんは、「就活アドバイザー芸人×お笑い芸人=森川剛」という形で、2つを一体のものとしてとらえ、就活アドバイザーとしても、お笑い芸人としても、オンリーワンの道を目指すとしています。これからは、自分自身が目指したお笑い芸人など「夢を追いかけている人たち」のセカンドキャリアの支援などを手掛けることが新たな目標としているそうです。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、「週刊少年ジャンプ」の4代目編集長・後藤広喜さんです。3日目の今日は、漫画戦国時代のお話です。当時漫画週刊誌の首位にあったジャンプに追いつく勢いのライバル漫画雑誌。タッチやうる星やらといった爽やかラブコメのブームに、熱血系のジャンプは迷走しはじめます。しかし誰もが知る「あの漫画」が"少年ジャンプ"の象徴となり、再びトップへと導きます。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 It's Too Late / Carole King
    2曲目 All Alone / Rita Coolidge
    3曲目 愛は勝つ / KAN

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  • 2018.5.22

    5月22日(火) The News Masters TOKYO 第295回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


    ●7時は、「40年度の社会保障費190兆円」のニュースにフォーカス。政府は21日の経済財政諮問会議で、医療や介護、年金などにかかる社会保障給付費について、高齢者数がピークに近づく2040年度に約190兆円に上るとの推計結果を初めて公表しました。18年度の約121兆円から1,5倍以上に膨らみ、給付費の財源は主に国と自治体の公費や保険料で賄われ、18年度と比べ公費、保険料とも30兆円超増やす必要があります。政府は推計を基に、長期的な視野に立った費用抑制策や税・保険料負担の在り方を検討していくことになるとみられています。


    制度は破綻しなくても、給付額がどんどん減っていくと言われている年金。この社会保障を変えようとすると、現在もらっている人が反対することがみえています。そしてこれを保障する方が、議員の票にはつながります。民主主義の問題は、半世紀後1世紀後のことは考えられない点であると指摘しました。


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    ●7時30分は、「個人情報の提供と利便性」のニュースにフォーカス。EU=ヨーロッパ連合は、個人データの保護をこれまでにくらべて大幅に強化する「一般データ保護規則」を、今月25日に施行します。個人データの保護を「基本的人権」と位置付けて、個人が自らのデータに主体的に関われるようにするための規定を盛り込んでいます。この規制強化は、フェイスブックなどアメリカの巨大企業のデータ独占に"待った"をかける狙いもあり「データ資源」をめぐる攻防が今後激しくなりそうです。


    個人情報の提供と利便性を天秤にかけるこの問題。プライバシーを守りたいなら最終的にはSNSなどを使わなければいい反面、利便性は得られません。しかしそうなると、データ収集もできなくなるため、テクノロジーが低下する可能性もあります。一方で、中国はバンバン個人情報を取りに行っているため、それによりAIも進化しています。皆さんは、どちらがよろしいでしょうか?


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、経営学者の楠木建さんです。


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    ●8時は、「ウイスキー 品不足」の話題にフォーカス。国産ウイスキーの一部商品が、海外での人気の高まりや国内のハイボールブームを受けて品薄となっています。サントリーホールディングス傘下のサントリースピリッツは、「白州12年」と「響17年」の販売を6月以降、順次休止します。メーカーは増産体制を整えて対応しますが、ウイスキーは長期間の塾生が必要なため、品不足は当面続きそうです。


    サントリーが競争優位にいる理由について楠木さんは、米ビーム社の買収をあげました。ビーム社は世界中でお酒ビジネスを展開している大手企業です。数多くのブランドを持っている会社を買収したことで、サントリーはますます巨大化(多ブランド化)することに成功しました。しかし、会社が大きくなると、ファイナンスやマーケティングが中心になり、もの作りが手薄になるという問題があり、ビーム社ではものづくりが手薄になっているようです。ものづくりに力を入れているサントリーは、そのカルチャーをビーム社に移植していこうと、社長自らが現場に足を運ぶなど積極的に活動しているようです。


    ●8時30分は、「トランクルーム普及の背景」の話題にフォーカス。品川区にあるトランクルーム運営会社・キュラーズは、トランクルーム需要の拡大に伴い、2016年から17年の2年間に東京都内で延べ100億円を超える大型投資を行っていたことを発表しました。都心部を中心としたトランクルーム需要は高い水準で成長を続けていて、魅力的なマーケットとして世界的にも注目を集めているということです。


    今は、ものがあれば買うという高度成長期も終わり、ありとあらゆるものが余ってる時代です。メルカリも、モノが余っているから始まったビジネスです。同じように、あり余るモノに着目して生まれたのがトランクルーム。楠木さんが前回紹介したメガトレンドの話にもありましたが、長期的に変わらないトレンドとして「余ったものをどうするか」というビジネスの需要は今後も増えていくようです。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。今日は、1か月の訪問者が1800万人を超えるという総合ニュースサイト「J-CASTニュース」が提供している書籍紹介サイト・「BOOKウォッチ」から記者の渡辺淳悦さんに、『進歩 人類の未来が明るい10の理由』(ヨハン・ノルベリ著 晶文社)を紹介いただきました。


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    この本は、とても珍しい楽観論の本です。この本を読むと、食料も、衛生状態も、寿命も、貧困も、自由も、平等も100年前に比べれば全て劇的に改善されていることがわかります。楠木さんも、「僕が生きている短い53年の中でも、ニュースを見れば大変なことばかりだが、人類はこれまでに多くのことを克服してきているという視点を持てることは大切だ」と関心していました。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、「週刊少年ジャンプ」の4代目編集長・後藤広喜さんです。実は理学部出身の後藤さんは、漫画のことはほとんどわからないままジャンプの編集に任命されたのだそうです。最初に担当された野球漫画「父の魂」の貝塚ひろしさんをはじめ、「アストロ球団」の中島徳博さん・「ドーベルマン刑事」の平松伸二(ひらまつ しんじ)さんといった有名漫画家と悪戦苦闘しながら漫画を作っていきます。2日目の今日は、編集者と漫画家達の日常関係についてです。


    今日の楽曲
    1曲目 Top of the world / The Carpenters
    2曲目 The Sound of your voice / 38 Special
    3曲目 あずさ2号 / 狩人

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  • 2018.5.21

    5月21日(月) The News Masters TOKYO 第294回

    【7時台】
    毎週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。


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    ●7時は「外務大臣専用機が欲しい!?太郎の改革!?」という話題にフォーカス。正解の異端児と称され、秋の総裁選をにらみ、ポスト安倍の候補にも名を連ねる河野氏、どんな人物なのでしょう。記者会見などでも話題になった、行政の効率化、日本外交レベルアップの改善策は与野党に受け入れられるのでしょうか。


    河野大臣はこれまで色々な無駄を無くそうと努力されています。14日はインドネシアでのテロ、イスラエルのアメリカ大使館の移転などの様々な課題がありましたが、国会出席のため省庁の中で情報を聞く、あるいは決断をするということが全てできないまま、日をまたいでしまい、外相としての業務に支障をきたしてしまいました。そこで「形式的な所については21世紀型の国会運営という事をぜひご検討いただきたい」と発言。野党から「大臣の国会出席は優先事項」とそういった態度に対して批判を受けています。また、外務大臣専用機がないから日本の外交レベルが下がっているという訴えも行っており、これについてどういう経緯があったのか、詳しく解説いただきました。


    ●7時30分は、「若者が『この人昭和だなあ』と思うポイントは?」について。FNNプライムで今読まれている「若者が『この人昭和だなあ...』と思う言葉第1位は?」という記事について。平成も残すところあと1年、元号が変わると「昭和」はますます遠くなります。そこで、昭和と平成の世代ギャップについての調査結果が出ています。昭和生まれが、平成生まれに「この人平成だな」と感じる言動・行動のトップ5は1位「ヤバイ」45.6% 2位「固定電話を持っていない」40.2% 3位「マジっすか」36.4% 4位「ニュースはネットで見る」31.0% 5位「上司にタメ口」28.0% 一方で、平成生まれの人が「この人昭和だな」と感じるのは、このような言動は1位「あたり前田のクラッカー」41.8% 2位「アベック」38.6% 3位「『D』を『デー』と発音」36.6% 4位「頭にネクタイを巻く」31.2% 5位「ザギンなど業界用語」30.4% です。平成代表の西川さん、昭和代表のタケさん、清水さんでどんなジェネレーションギャップがあるのか話し合いました。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは毎日新聞編集編成局次長の小倉孝保さん。


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    ●8時は、「米朝首脳会談、争点は?」というニュースについて。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と、アメリカのトランプ大統領の歴史的な首脳会談が来月12日に近づき、両国の駆け引きが活発になっています。今後の両国の関係がどこに向かうのか、それに伴う諸外国の動向について、小倉さんにお話いただきました。北朝鮮はリビア方式と米韓軍事演習の二つを批判してトランプ大統領を牽制。会議中止をほのめかしましたが、トランプ大統領は金政権の体制維持を保証しましたが、米韓両軍の軍事訓練については縮小せず、継続。北朝鮮は反発していますが会談が中止される事はないと思われます。他にも小倉さんには6月の首脳会談ではどんなことが争点になるのかなど、お話を伺いました。


    ●8時30分はラマダンと過激派テロの関係について。エジプトやサウジアラビアなどのイスラム圏の多くの国で17日、イスラム暦の断食月「ラマダン」が始まりました。期間は約1ヶ月で、原則として日の出から日没まで飲食が禁じられます。ラマダン中にイスラム教徒の信仰心が高まることにつけ込む形で、近年はイスラム過激派が「不審者や異教徒」へのテロ攻撃を呼びかけるケースが多く、日本の外務省なども注意を呼びかけています。ラマダンは多くのイスラム教徒にとって寛容さ謙虚さ、イスラムの教えを改めて認識する一年で最も神聖な時期、寄付など良い行いをして天国に近く期間です。そんな神聖な時期に、どうしてテロが警戒されるのかというとイスラム教の教義に「ジハード(聖戦)」という概念があるから。ラマダンの時期に異教徒は不信心な人間と戦うことで天国に近づけるという解釈をする人がいるのです。ラマダン自体は恐ろしいものではありませんが、しかしこの時期にイスラム過激派のテロが多いことは事実であるという認識は必要であるというお話でした。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    月曜日はYes Noアンケートで主流がわかる「あなたはどっち?Yes Noリサーチ」です。今日は音声ニュースアプリ「Voicy」とのコラボから生まれた働き女子パーソナリティ黒河麻里奈さんのレポートでお届け。今日の質問は「香水やトワレをつける習慣はありますか?」


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、国民的漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」の4代目編集長・後藤広喜さん。少年ジャンプの創刊時から編集長として携わっていた後藤さんは、1986年〜1993年の黄金期に編集長を務められます。初日の今日は「少年ジャンプ」の誕生秘話です。創刊当初どんな苦労があり。どのようにして本宮ひろ志さんの「男一匹ガキ大将」、永井豪さんの「ハレンチ学園」などを連載する人気漫画雑誌になったのでしょうか?


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Without You / Badfinger
    2曲目 Take It Easy / The Eagles
    3曲目 ワイルド・ハーツー冒険者たち / 佐野元春

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  • 2018.5.18

    5月18日(金) The News Masters TOKYO 第293回

    今週はタケさんがお休みということで、ピンチヒッターは文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさんが担当します。


    【7時台】
    7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんです。


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    ●7時は、「6月19日、いよいよメルカリ上場」について。フリーマーケットアプリ最大手『メルカリ』は来月16日、東証マザーズへ上場します。日本で2社しかないとされるユニコーン企業として注目度が高く、今年のIPO=新規株式公開の目玉となるのは間違いありません。見えてきたその"実力と課題"について崔さんに伺いました。ユニコーン企業とは評価額が10億ドル(1100億円)超の未上場スタートアップ企業のことを言います。


    実は昨年末新規上場予定でしたが、現金や盗品出品などが社会問題化し、その対応に追われて上場時期が半年延期されました。それだけにメルカリの新規上場を待ち望んでいた投資家が、上場承認直後のEDINETにアクセスが殺到し、メルカリの有価証券報告がしばらく閲覧できない状況が続きました。しかし、連結ベースで見ると営業損益・純損益はともに赤字。主な原因は広告宣伝費で、主に海外事業に積極投資を行っていることが要因とされます。また、メルカリの上場が決まったことで、リユース関連株価がずっと下がっています。放送では崔さんからみてメルカリのビジネスモデルは買いなのかどうかお話いただきました。


    ●7時30分は、「名刺の管理、どうしていますか?」という話題にフォーカス。ビジネスパーソンが名刺を探すのに浪費する時間は1年間に20時間とも、2.5営業日ともいわれています。日々やりとりする名刺は、一度管理を怠れば、あっという間に積み上がってしまうもの。重要な顧客の連絡先が見つからず、チャンスを逃すなどということにもなりかねません。今朝は、名刺を上手に整理して仕事に活かすコツを探っています。


    最近の名刺管理アプリのサービスでは車内で蓄積した名刺のデータの中からAI(人工知能)が次に出会うべき人を推薦する機能があります。この『スマートレコメンデーション』機能は、利用者が名刺交換した人の業種や地域、所属する部署などの傾向をAIが分析し、社内の他の人が交換した名刺のデータの中から、その人が興味を持ちそうな人を推薦する仕組みです。提示された名刺に興味があると回答した場合、その名刺の持ち主に紹介を依頼することができます。また、車内に散財している顧客データを整理して統合、最新の状態に保つ機能も新たに採用しました。


    崔さんにはオススメの仕事ができる人になるための名刺管理術を教えていただきました。


    【8時台】
    本日8時台のゲストはザ・ニュースペーパーの福本ヒデさん、山本天心さんのお二人。


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    ●8時は、「なぜ関学大は怒っているのか?」アメリカンフットボールの関西学院大学と日本大学の試合で日大の選手による悪質な反則行為により選手が負傷した問題で、昨日、関学のアメフト部が記者会見を開きました。抗議文書に対する日大の回答書について不十分とし、改めて日大の内田監督の指導を含め、悪質なプレーに至った具体的な経緯の説明を求めることにしています。


    びんさんは関西学院大学のご出身。40年前、当時クォーターバックを努めていた猿木唯資選手が近畿大との試合中に負傷し、頸椎損傷の重傷を負い、半身不随の身となった件があるため、関西学院大学は今回の事件について憤っているのではないかと話します。関係者の話では、試合前のハドル(作戦会議)で内田監督が当該選手に指示を出したとされていますが、日大広報部は「違反しろという指示は出していない」という内田監督の証言を発表し、内田監督の指示を否定しています。当該選手は「"反則をやるなら出してやる"と監督から言われた」と周囲に話していたとされ、両者の意見は食い違っています。


    ●8時30分は、「公文書管理法は改正できるか」というお話。立憲民主党など4野党は昨日、公文書管理法改正案を衆議院に共同提出しました。改ざん禁止を明文化し、罰則規定を新たに設けたもので、決済の履歴を残すため、電子決済も義務化します。「メモは捨てた」「面会記録はない」「データは消去した」何も残らない、残さない日本の行政。今度こそ法律で縛ることができるでしょうか。びんさんと法案の中身や各国の事情、与党の動きについて、びんさんとザ・ニュースペーパーで激論を交わしました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    金曜日のこの時間は「タケタケFriday」。今日はザ・ニュースペーパーの社会風刺コントをお届けしました。


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、イーグルバス社長の谷島賢さん。最終日の今日は「観光業とバス業界の未来」を伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 in your letter / REO speedwagon
    2曲目 それが大事 / 大事MANブラザーズバンド

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  • 2018.5.17

    5月17日(木) The News Masters TOKYO 第292回

    今週はタケさんがお休みのため、ニューマスはピンチヒッターウィーク!木曜日のメインMCを務めるのは横浜DeNAベイスターズ前社長でスポーツ庁参与の池田純さんです。

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。


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    ●7時は、決済のキャッシュレス化について。三菱UFJフィナンシャルグループは、フリーランスや個人事業主の報酬をウォレット(電子財布)で管理できる新たな決済サービスを、今年度末に開始すると発表しました。仕事の受注と発注をインターネットで仲介するクラウドソーシング大手の「クラウドワークス」と資本提携し、新会社を設立。利用者が報酬の一部をプリペイドカード方式でチャージできるアプリを開発して新たな金融サービスの仕組みを構築します。働き方の多様化によって、新しいサービスが生まれます。従来は利用者が手数料を負担して自分で自分の口座に振り込んでいましたが、アプリの利用で手数料ゼロで受け取れるようになります。今後はこのような金融サービス化への流れが加速化するだろうというお話でした。


    ●7時30分は、不動産の世界で起こっている「両極現象」に注目。不動産情報サービスのアットホームによると、首都圏の中古マンションの成約平均化価格は2013年3月から年々上昇を続けていて、今年3月には、初めて3000万円を超えました。5年間でおよそ1000万円、上昇したことになります。一方で、地方の物件や、都内であっても条件次第では「タダでも買い手がつかない」物件が増え続けています。インターネット上には、ほぼタダ同然の価格の物件を集めたサイトも存在しています。


    別荘地などでは、200万円ほどの値段で土地の所有権付きで売りに出ています。また、タダで手に入る建物もありますが、メンテナンスに費用がかかります。一方で都心の好立地の物件は価格が高騰。2020年東京オリンピックまでは上がり続けるのか、タダ同然の物件もオリンピック後にはさらに下がるのではないか?というお話でした。


    【8時台】
    8時は「悪質タックル問題 監督指示は"ありえない"と全否定」について。6日に行われたアメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学との定期船で、関学大クォーターバック選手が日大守備選手から悪質なタックルを受けて負傷した問題で、問題のプレーが内田正人監督の指示によるものであったという一部報道について、日大の広報は、内田監督をはじめ指導者、選手に聞き取り調査をした結果「それはあり得ない」と全面的に否定しました。日大からの回答を受け取った関学大は、今日2回目の記者会見を行う予定ですが、果たしてどのようなコメントを発表するのでしょうか。


    池田さんは先日海外の友人とこの件についてFacebookを通じてお話をされたそうですが、アメリカと日本の違いを実感。日本でも各大学が「アスレチックデパートメント」を創って全学で統一した競技力強化の支援体制を築いたり、身体機能の向上だけではなく、チームワーク形成を通じたコミュニケーション力、組織力の育成、さらにスポーツマンシップの理解を通じた倫理観などを教えること、そして適切な組織運営管理と大学スポーツビジネスの確立を目指す時代がきているのではないかとお話いただきました。


    8時30分は「頑張れオリックス・バファローズ!」にフォーカス。現在3位の日本ハムに5ゲーム差をつけられて4位のオリックスですがここ10年で8回「Bクラス」に甘んじており、流石にファンもシビレを切らしています。チームの強化と、人気回復にはイチロー選手の復帰を望む声が上がっています。


    池田さんはプロ野球がもっと人気になるのに必要な球団はオリックスと巨人だと話します。オリックスは2004年に「オリックス」と「近鉄」が統合して「」オリックス・バファローズ」になりましたが、その時点でチーム作り、営業活動に不手際があり「1+1」を2以上にする"統合メリット"を得ることができませんでした。池田さんは「オリックスは本拠地である京セラドームの経営も球団が行うようにして、ボールパークを目指せば」と話しておりました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日「ヒットの芽」ユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今日は池田さんが注目している「西川さんのオカリナ」を特集。池田さんのリクエストに応えて、『手のひらを太陽に』を演奏しました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、イーグルバス社長 谷島賢さんです。イーグルバスは街の中心部にハブとなるバス停留所を設置し、運行時間の単色や輸送量の増加を実現させていきます。


    1曲目 The Game of Love feat.ミシェル・ブランチ / Santana
    2曲目 Sugar Magnolia / Greatful Dead
    3曲目 Don't think twice / The Allman Brothers Band
    4曲目 Day Dream Believer / The Timers
    5曲目 手のひらを太陽に / 西川さんのオカリナ

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  • 2018.5.16

    5月16日(水) The News Masters TOKYO 第291回

    今週はパーソナリティーのタケ小山さんがお休みのため、メインMCは早稲田大学ビジネススクール准教授・入山章栄さんが務めました。


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    【7時台】
    水曜日の7時台のニュースマスターは、スポーツ経営学者の小林至さんです。


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    ●7時は、『Jリーグ、誕生から25周年』の話題にフォーカス。1993年5月15日に開幕したJリーグは、今月15日で25周年を迎えました。往年のスタープレーヤーや歌手のKREVAさんや、Little Glee Monsterらによるアニバーサリーライブが開催され、動画サイトでは、当時のヴェルディ川崎対横浜マリノスのJリーグ開幕試合が無料配信されるなど祝福ムードが漂っています。


    小林さんは、Jリーグがスポーツ界にもたらした功績は、「地域密着」そして「行政の協力」を根付かせたことだと言います。これは、アメリカのスポーツビジネスを勉強して反映させたもので、数年遅れで日本のプロ野球にも入ってきたそうです。プロ野球は、巨人をはじめとしてもともと特殊なメディアモデルで地域密着が忘れられていましたが、Jリーグの功績もありそれが普及したそうです。


    今後の課題については小林さんは、「マンチェスターユナイテッド、アーセナル、バルセロナ、レアルマドリードのように世界が見たいと思う特定のビッグクラブをつくることが大切」と話しました。


    ●7時30分は、孫正義名言集をご紹介しました。「リーダーは朝令暮改であれ!」など。日本の携帯電話事業だけでなく、イギリス半導体大手のアームをはじめとした海外企業の大型買収、さらに海外ベンチャーへの積極的な投資。経済界においてソフトバンクグループの存在感が、日に日に増す一方その代表である孫正義会長兼社長とは、どのような人なのでしょうか?ソフトバンクホークス時代に、ともに歩んだ小林至さんに伺いました。


    小林さんが印象に残っている孫さんの名言の1つは「ほらを吹け」。人は夢に投資をするという考え方から、社内で「ホラ吹き選手権」が開催されたそうです。他にも孫さんは、自称「撤退戦の天才」と言っていたようです。どんどん挑戦していく中で、間違えたと思ったらサッと手を引くことも経営者として大切で、これには入山さんも納得の様子でした。


    【8時台】
    8時台は、本日MCの入山章栄さんが解説しました。


    ●8時は、『ソニー、スヌーピーの権利会社に出資』の話題にフォーカス。ソニーは、音楽子会社ソニー・ミュージックエンタテインメントが、スヌーピーの版権を持つアメリカ・ピーナッツホールディングスの株式の一部を取得すると発表しました。カナダのコンテンツ大手のDHXメディアから6月末をめどに、発行済み株式の39%分を204億円で取得します。これにより、世界で有名なキャラクターの権利を取得し、コンテンツ事業を広げるものとみられています。


    ソニーがキャラクターコンテンツに踏み出すのは前代未聞で興味深いニュースです。今後、ソニーからスヌーピー関連の映画がでることも考えられます。広告業界で3位のアサツーDKが買収された理由も、ドラえもんとワンピースというキャラクターコンテンツを持っていたことが大きく、それを利用したビジネスが期待されています。入山さんは、キャラクターコンテンツが期待される理由として、「有名人と違って、歳をとらずに永遠に存在すること」と解説しました。


    ●8時30分は、『タカラトミーの元社長が、新日本プロレスの社長に就任』の話題にフォーカス。新日本プロレスリングは、6月1日付で新たな社長にハロルド・メイ氏を迎える人事を固めました。メイ氏は2015年から2017年に玩具大手タカラトミーの社長を務め、業績を回復させた実績を持ちます。経験豊かな経営トップを迎え入れ、動画配信の海外展開などで収益体質を変える方針です。


    プロレスの女子人気が高まった理由について入山さんは、「ストロングスタイル(プロレスはガチな戦いだという考え方)を引き算をしたため」と解説しました。従来よりも、イケメンを増やし、華やかにして、ショーの部分を出していこうとしたことで、マニアしかファンにつかなくなっていた状況から脱し、女性のファンが急増したようです。選手をコンテンツとして売り出すという考えも斬新です。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』! 知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、今朝は入山さんが紹介しました。今日取り上げたのはは、企業間レンタル移籍プラットフォーム「ローンディール」です。


    ローンディールは、サッカーのレンタル移籍(期限付き移籍)からヒントを得て、大企業の人材がスタートアップで期間限定で修業する仕組みを提供しています。大企業の社員が、答えがない状態で意思決定をする機会がないまま社長に就任してしまうということが課題になっています。しかし、ローンディールのビジネスは、そんな大手企業の社員をベンチャーに放り込み、決まりがない中での意思決定の練習の場を提供しています。大企業の社員が起業家魂やスピード感を学ぶことができる画期的なサービスです。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、「紳士服のはるやま」でお馴染み株式会社はるやまホールディングス社長、治山正史さんです。3日目の今日は「ジャケット姿で富士山に頂上にたち、スーツでフルマラソンも完走したパワフル広告はどのように生まれたのか」というお話しでした。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Trammps Disco Thema / Trammps
    2曲目 夜をぶっとばせ / ORIGINAL LOVE
    3曲目 More Than Words / Extreme

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  • 2018.5.15

    5月15日(火) The News Masters TOKYO 第290 回

    今週はタケさんがお休みのため、ニューマスはピンチヒッターウィーク!火曜日の主を務めるのは経営学者の楠木建さんです。

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


    ●7時は、「アメリカ大使館が、エルサレムに移転」のニュースにフォーカス。アメリカは、イスラエルの建国70年に合わせて商都テルアビブから、イスラエルの「首都」と認定したエルサレムに大使館を移転しました。しかし、東エルサレムを首都とする国家樹立を目指すパレスチナ側は猛反発しています。


    「国際社会はパワーバランス」という佐々木さん。何が正しいかというのはなく、穏やかに調停するのが国際社会。「パワーバランスを安定させるのが重要である一方、トランプはそれを考えていない。いかに自分たちがアメリカファーストをアピールするかになっている」とコメント。楠木さんも「ビジネスは、誰に嫌われるかが勝負。政治は社会全体に責任を持っている。トランプはビジネス的な割り切りでやっている。」と共感を示しました。

    ●7時30分は、「JTBがタクシー定期サービスをスタート」というニュースにフォーカス。旅行会社大手のJTBは、今年の夏に長野県諏訪市でタクシーに定額で何度でも乗れる「定期券サービス」を高齢者向けに始めます。病院やスーパーなど事前に指定した2~3地点と自宅を行き来出来るもので、料金は月額2万円程度となる見込みです。


    都市部に住んでいる人には、気づきづらい移動手段の問題。地方によっては、呑みに行くのも大変で、運転代行もないから、呑まない人がいたり家族に頼んだりしている人も。高齢者と運転の話でいえば、車免許返上のお話もあります。こういう場合、自動運転車が都心より、地方で生きてくる。ただ、それが普及するまではこの定額サービスが有効になると分析しています。


    【Take Up Sports】
    楠木さんも佐々木さんも、二人ともスポーツをしないということで、スポーツコーナーなのに、前代未聞のテーマ『なぜスポーツが嫌いか』というでお送りしました。

    楠木さん曰く、「音楽と対比して、スポーツは人や自分に勝つ一方、音楽は争いがなく、気持ちいという感じ。汗をかいたり疲れたりするのは好きじゃない。」とのこと。競争戦略が専門ですが、競争は嫌いという楠木さんでした。


    【8時台】
    この時間は、楠木建さんが解説しました。


    ●8時台は、「米ゼロックスが富士フィルムとの合意破棄」の話題にフォーカス。アメリカの事務機器大手ゼロックスは、すでに合意していた富士フィルムホールディングスによる買収計画を破棄し、買収に反対する大株主と新たに和解したことを発表しました。これにより、買収計画の大幅な見直しを迫られることとなった富士フィルム側は抗議のコメントを発表し、今後、訴訟や損害賠償請求も含めた適切な手段をとるとしています。


    本筋はシンプルで、株主のカールアイカーン氏が「ゼロックスを富士フィルムホールディングスに売りたい」と思いながらもダダをこねて反対していることが問題となっています。楠木さんはアイカーン氏について、「20世紀の乗っ取り屋」「ゴリゴリの欲を通す人」と表現していて、本人も「不満や文句を大声で言え!」と公言していることからもわかるように、あらゆる要求を突きつけ欲を満たすようなタイプ。そのため、今回の問題のキーマンになっています。株価が下がっているゼロックスの売却先としては、富士フィルムホールディングスがベストな選択ですが、「ギリギリまでダダをこねることでもっと金払わせよう」というのがアイカーン氏の狙い。このような株主の特徴について楠木さんは、「超短期的には思っている方向に動かせても、多くの人をずっと騙すことはできないため、持久戦に持ち込まれたらうまくいかないだろう」と推測しました。


    ●8時30分は、「米報酬 CEOは社員の何倍か? 初開示」の話題にフォーカス。アメリカの上場企業が、新しい経営指標の開示を始めました。「ペイ・レシオ」というのは、経営トップの報酬がその会社の平均的な従業員の何倍かの比率を表すものです。社内のタテ格差監視のための措置ですが、給与水準が公表されてライバル社や異業種間のヨコ格差までが鮮明になりました。


    そもそもペイ・レシオは、アメリカにてあがった「トップの報酬が高すぎる」という声から、その実情を開示することが求められて始まりました。トップの報酬が少ない日本に対して、高価な値段でトップを引き抜く文化が根付いているアメリカは、まだまだ報酬をもらいすぎている現状です。これについて楠木さんは、「有名人が人気のある時期に報酬を得るのはわかるが、みんなの力で創られている会社のトップが同じように高すぎる報酬を得るのはおかしい。常識的に、能力に合わせて支払うのが大切」と話しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。今日は、「ぼくたち・わたしたちが本好きになった理由」と題して、本好きの楠木さんと西川アナが、読書への入り口体験などについて話しました。新しい本と出会うために楠木さんがオススメする方法は、「お気に入りの書評家を見つけること」でした。自分の趣味にあった書評家が紹介するブログなどを参考にすれば、高確率でいい本に出会うことができるそうです。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、イーグルバス社長 谷島賢さんです。企業理念の中の1つにある「創客」。「バス会社が客を創る」とはどういうことなのでしょうか。

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  • 2018.5.14

    5月14日(月) The News Masters TOKYO 第289回

    今日からの一週間はタケさんがお休み。ということで今日のピンチヒッターは名越康文さん。


    【7時台】
    毎週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。


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    ●7時は「612米朝会談安倍総理の考えは?」というテーマにフォーカス。先週、安倍総理大臣は、FNNのニュース番組に出演し、来月12日にシンガポールで開催が決まった、米朝首脳会談や、核・ミサイル問題、拉致問題について見解を語りました。今日は、安倍総理の発言の背景について、政治記者時代に小泉純一郎元総理の総理番を経験し、拉致問題にも詳しい清水さんに伺います。


    シンガポールは日本の大使館があり、アジアでもあり、アメリカ、北朝鮮とも国交がある国です。米国と密接に連携しながら対応できる場所になりました。安倍総理は核・ミサイル問題について「完全かつ検証で可能不可逆的な非核化(CVID)」と言うが、それを達成した後に解除すべきであると発言。また、気になる拉致問題については「日朝のパイプがない」という意味ではなく、北京ルートであらゆる努力を行ってきているし、今も行っていると言います。安倍総理は任期中の「拉致問題解決」に向け、まずは米朝首脳会談の実現に注力、内政は後回しになるのかもしれません。


    ●7時30分は、「四国、外国人のお遍路さん10倍に」と言う話題。日本政府観光局(JNTO)のデータによると、今年の1月から3月の訪日外国人の総数はおよそ760万人で、去年よりも16.5%多くなっています。リピーターも増加する中、今、外国人が目立つようになりました。ちなみに、お遍路さんは、弘法大師ゆかりの土地を巡り、全行程1400キロを歩く巡拝で、香川県さぬき市のおへんろ交流サロン調べでは2016年の7月からの1年間で外国人の歩き遍路は323人。ヨーロッパからの巡拝者は10年でおよそ10倍に増えています。


    統計によると四国を訪れる外国人は3回目以上にリピート率があります。1回目は主要観光地、いわゆる"ゴールデンルート"で、2回目は九州や札幌など大きな地方都市を訪問。3回目にまだ見ぬ日本の風景を求めて四国を訪れるとのことです。聖地巡礼は現在ブームになっており、四国遍路は今後も外国人観光客を魅了する一大ツールになりつつあります。放送では清水さん、名越さんに旅での新しい経験についてお話いただきました。


    【8時台】
    本日8時台のゲストは人気占い師のしいたけさん。


    ●8時は、「しいたけ占い 人気の理由は?」にフォーカス。しいたけさんは、女性向けファッション誌ヴォーグガールで連載を始めて以来、「ものすごく当たる」と話題沸騰、書籍を発売すれば11万部を突破、サイトも大盛況の人気占い師です。また、名越さん主宰の心理学塾のお弟子さんでもあります。そこで今朝は「しいたけ占い」の人気の秘密について、お二人に語り合っていただきました。


    占いもカウンセリングも人間相手、相手をよく見て、ソリューションを提案する仕事です。人が前を向いて生きていく手助けをしたいと言う想いで仕事をしているとお話いただきました。また、しいたけさんにはどんな人が「運がいい人」なのか?と言う質問にも答えていただきました。


    ●8時30分は「名越 × しいたけ、気になるニュースなあの人を斬る!」というテーマ。今日はメジャーリーグ エンゼルスの大谷翔平選手について斬っていただいました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    今朝はリスナーの皆さんの中には「しいたけ占い」がどんなものなのか知らない方もいらっしゃると思います。そこで今日は特別企画「しいたけ占いで明らかになる西川アナってどんな人?」と題して、西川アナがサンプルとなり、「しいたけ占い」の魅力をライブでお伝えしました。


    西川さんがどんな人なのか、仕事は向いているのか、恋愛や結婚はどうなのか!など気になることをズバズバ聞きました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、イーグルバス社長 谷島賢さん。路線バス業界は国内の約4000社のうち7割が赤字を抱え、業界として縮小の一途をたどっていますが、そんな中、イーグルバスは利用者を年々増やしております。初日は大手バス会社から路線バス事業を引き継ぐことになった時のお話です。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 I Want To Break Free / QUEEN
    2曲目 By The Way / Red Hot Chili Peppers
    3曲目 Hurt So Good / John Mellencamp
    4曲目 月の下で / 名越康文
    5曲目 Black Magic / Little Mix

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  • 2018.5.11

    5月11日(金) The News Masters TOKYO 第288回

    【7時台】
    今日金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさんです。


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    ●7時は、『柳瀬元総理秘書官の参考人招致』のニュースについて。昨日のいわゆる加計学園の問題に関して、柳瀬唯夫元総理秘書官の参考人質疑が衆参両院で行われました。柳瀬氏は従来の答弁を軌道修正し、総理官邸で加計学園の関係者と3回面会したと認めたものの、面会の際の記録を残したとされる愛媛県や今治市の職員のことは記憶が曖昧であるなど、歯切れの悪さが目立つ答弁となりました。参考人質疑のポイントについて、鈴木びんさんに伺いました。


    15年4月の面会で「獣医学部新設の解禁は総理が早急に検討していくと述べている案件だ」と学園側に説明したことは認めました。しかし、「私は普段から『首相』という言葉は使わないので、私の言葉としてはやや違和感がある」と愛媛県文書の記述に疑問を呈し、「今治市の個別プロジェクトが首相案件になると言うとは思わない」と述べました。


    ●7時30分は、『仮想通貨は世界で存在感を拡大させている!』というお話。仮想通貨の巨額流出問題で経営危機となったコインチェック社を買収したマネックスグループは、様々なリスクが懸念されたにも拘わらず、株価が急上昇。1ヶ月間で最大2倍を超え、およそ10年ぶりの高値圏となっています。一時は暴落して低迷した仮想通貨が再び持ち直し、ヤフーが仮想通貨交換業への参入を表明したりなど、業界の動きが活発化しています。今朝は、仮想通貨業界を取り巻く現状について崔さんに伺いました。


    仮想通貨はコインチェックの話で下火になるかと思いきや、買収したマネックスは株価右肩上がりの展開になっています。また、JPモルガンのCEOの「ビットコインは詐欺」発言がありましたが、対してゴールドマンサックスは、「ビットコインは詐欺ではない」とし、仮想通貨の売買を行う計画を明らかにしました。仮想通貨の売買残高の規模は、シンガポールドルなど新興国通貨の規模をはるかに超える規模で、全体で約43兆円、ビットコインだけでも23兆円になりました。最近ではビックカメラがビットコインで支払いができたり,マンションが購入できたりと変わってきています。もうないと言われていた仮想通貨ですが、実は世界ではまたその存在感を拡大させています。詐欺も横行していますが、ハイテク経済の波は止まらないとのことでした。


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    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターはビジネス数学の専門家で、人材教育コンサルタントをされている深沢真太郎さん。


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    ●8時は、これから『数字の読解力』が必要な時代ということで、今朝は、"データを読むチカラ""数学の読解力"について伺いました。


    ニュースは数字を読む練習になるので、ビジネスパーソンの習慣になります。また、「この数字は多いのか?少ない?」「つまりどういうことなのか?」「なぜそうなるのか?」と考えるのが大事だと深沢さんはお話いただきました。いずれは「人間が知りたいデータはほとんど取得できる」世の中になります。と言うことはただデータを持っているだけでは価値がなくなる時代になります。大事なのは、そのデータを通じて「具体策」を導けることでした。


    ●8時30分は、『「はっきり言わない」「訊かれたことに答えない」という病』、数字で会話する「数会話」のススメについて。人材コンサルタントもされている深沢真太郎さんが40代から50代のビジネスパーソンと接していて感じることが『訊かれたことに答えず本質的でないことを延々と語る』そして『数字ではっきり言わない』ということだそうです。


    40代から50代ビジネスパーソンと話していると、まるで政治家の答弁や謝罪会見のよう。ビジネスでは「はっきり言う」と言う行為そのものが評価され、それを認める組織や文化が必要であるとのことでした。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    金曜日のこの時間は「タケタケFriday」。今朝の話題は「理容室のススメ」。タケさんが一昨日行ってきた理容室のお話や理容室と美容室の違いなどを熱く語っていただきました。



    【マスターズインタビュー】
    今週は、「紳士服のはるやま」でおなじみ、株式会社はるやまホールディングス社長、治山正史さん。最終日の今日は、はるやま商事の未来についてのお話です。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 The Living Years / Mike & The Mechanics
    2曲目 If I Only Knew(邦題:恋はメキメキ) / Tom Jones
    3曲目 nostalgia / Every Little Thing

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  • 2018.5.10

    5月10日(木) The News Masters TOKYO 第287回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。


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    ●7時は、「杉並区、小中学校での英語教育の充実に向け早稲田大学と相互協力」の話題。杉並区は教員を目指す学生が教育現場を体験できる機会を提供し、一方、早稲田大学は小中学校の教員向けの研修などを支援します。小学校で英語が必修科目になるのは2020年度からで、それに備えることが目的です。


    2020年度から全国の小学三年生から六年生で英語教育が本格導入されます。3,4年生では外国語活動を導入、5,6年生では教科として成績評価の対象とします。現在は移行期間中で3,4年生で新たに15コマ、5,6年生でこれまでの35コマから50コマに増やすことになっています。さらに2020年度以降は、3,4年で年35コマ以上5,6年で年70コマ以上になる予定です。藤原さんは「そもそも週1コマだと45分×最大年間35 週だから26時間。授業が祝日や行事で潰れることもあるので年間20時間程度、その倍の2コマでも正味40時間で、これで喋れるようにはならないだろう」とお話いただきました。


    ●7時30分は、「母の日のプレゼント 贈りたいものともらって嬉しいものにズレ!」について。「離れて暮らすオトナ親子」のコミュニケーションに関する調査をパナソニックが発表しました。その中の一つ、『こんどの日曜日の「母の日」にどんなプレゼントを考えていますか?』の質問に、親と同居していない30代から40代の子供世代は過半数が「美味しいものや良いものをもらうと嬉しい」と答えたのはおよそ3割と親子かんでズレがあるということがわかりました。13日が「母の日」だと知らなかった藤原さん。お母様に簡単スマホを購入しました。その際、ショップのバイトの男性に教えられ、余計な機能を全てやめてもらったとのことです。藤原さんはこのようなコミュニケーションが大事で、ボケを防ぐなのではないかと話しておりました。


    【8時台】
    本日の8時台のニュースマスターは横浜DeNAベイスターズ前社長でスポーツ庁参与の池田純さん。


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    8時は「AbemaTV 大相撲中継」が若者ファンを増やしているというお話について。5月13日に初日を迎える「大相撲 夏場所」。相次ぐトラブルで揺れ続けている「日本相撲協会」ですが、スマホ世代の若者を取り込む 強力な助っ人が出現しました。インターネットテレビの「AbemaTV」です・いったいどのようにして若い視聴者を獲得しているのでしょうか?


    AbemaTVは、ニュースやオリジナル番組をはじめ、アニメ、ドラマ、音楽、スポーツなどおよそ20チャンネルの多彩な番組をパソコンやスマホ、タブレットなどで会員登録せず、無料で楽しめるインターネットテレビです。NHKの昔ながらの中継は50・60代以上がコアな視聴者。それに対してAbemaTVの「大相撲」は、"相撲を知らない"、"見たことない人"スマホ世代10~30代までを意識して企画されています。また、オリジナル力士紹介VTRや独自解説者の起用など違いを前面に出しており、テレビでは流さないことが"面白い"と思ってフックになるとのことでした。


    8時30分はプロ野球を対象とした「野球くじ」の導入は見送りか?というニュースについて。12球団の実務者による実行委員会が今週開かれ、野球振興事業の財源の一つとして検討されている「野球くじ」について、導入は事実上、暗礁に乗り上げていることが関係者の発言からわかりました。


    「野球くじ」とはtotoの相性で呼ばれるスポーツ振興くじ「サッカーくじ」のように、プロ野球の試合を対象としたのが「野球くじ」。スポーツ振興と言いながら、現状ではサッカーしか行われておらず。収益の一部が「スポーツ団体へ助成される」とのことなので、人気スポーツのプロ野球もぜひ始めて欲しいと「超党派の国会議員で作るスポーツ議員連盟」から去年5月に要望があり検討に入っています。しかし、プロ野球機構は乗り気ではありません。それは①野球賭博、八百長試合を連想されたくない。②「野球くじ」の提案が球界からではなく「超党派のスポーツ議員連盟」や「国」からの要請である点。③「スポーツ振興」「野球振興」と言いながらどのくらいの金額をどのように使われるのか不透明である という3つの理由から。「野球振興」のための財源確保に「プロ野球くじ」という発想だがコンピュータでランダムに選ばれた数字で当選というのは野球との関連性がなく、なんかしっくりこないというお話でした。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日「ヒットの芽」ユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今日は"DFree"をご紹介。トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社の代表取締役、中西敦士さんにお電話で伺いました。排泄予測デバイス"DFree"とはおしっこのタイミングを"もうすぐ出るよ"と教えてくれるものです。膀胱の辺りに、手のひらサイズのセンサー"DFree"を装着。装着すると超音波で膀胱の様子を計測。計測した情報は、スマートフォンやパソコンなどに送られ、膀胱の中の水分量が表示されるというものです。


    "DFree"は昨年春から介護施設むけに販売を開始、国内150の施設に導入されています。一大月額6000〜10000円ほど。また、今年の夏には個人向けのサービスが開始される予定です。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、「紳士服のはるやま」でおなじみ、株式会社はるやまホールディングス社長、治山正史さん。4日目の今日ははるやま商事が行った画期的な働き方改革のお話です。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 You Learn / Alanis Morissette
    2曲目 HANDS / m-flo
    3曲目 The Downeaster "Alexa" / Billy Joel

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  • 2018.5.09

    5月9日(水) The News Masters TOKYO 第286回

    【7時台】
    水曜日の7時台のニュースマスターは、国際ジャーナリストの高橋浩祐さんです。


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    ●7時は、『なぜ北朝鮮は対話ムード?』の話題にフォーカス。北朝鮮の朝鮮労働党委員長が中国の大連を訪問し、国家主席と会談しました。キム委員長は3月末にペキンを訪問、習主席と会談したばかりですが、来月上旬までに開催が見込まれる米朝首脳会談を控え、「後ろ盾」となる中国との連携を誇示し、対米交渉を有利に進める思惑があるとみられます。


    北朝鮮が今年に入り対話ムードになってきた理由について高橋さんは、2つの見方があると解説しました。ひとつめは、「アメリカの経済制裁で追い込まれて北朝鮮が屈服した」という考え方。そのためアメリカは、上から目線で北朝鮮に対して無理難題を突きつけている現状があります。ふたつめは、「核武力が完成し、自信を持ったため、対話攻勢に向かってきた」という理由。北朝鮮は圧力に屈せずに計画的に米国との交渉に臨んでいるという見方です。その他、南北首脳会談の歴史的な意義について解説しました。


    ●7時30分は、『アメリカ、イラン核合意から離脱。トランプ大統領の思惑は?』の話題にフォーカス。トランプ大統領はアメリカがイラン核合意から離脱し、イランへの制裁を再開することを発表しました。トランプ大統領はホワイトハウスの演説で、「イラン合意にはその中核に欠陥がある」と指摘し、「私は今日、アメリカがイラン核合意から離脱すると発表する」と表明。イランに「最高レベルの経済制裁」を課す意向を示しています。


    トランプ大統領は北朝鮮に対して、「言うことを聞かないとイランみたいになるぞ!」と脅している可能性がありますが、北朝鮮からしたら「トランプは合意をすぐに引っくり返す」と不審がられているかもしれません。高橋さんは、「トランプが1期目で終わらない限りこの問題が良くなることはないのでは」と話し、トランプと和平交渉をうまくやろうと試みる安倍総理に対しても、「イスラエル寄りに傾いているトランプに、もっとイランとバランスよくやって!と意見してほしい。そのために外交の後ろ盾になるような防衛力をつける必要があるかもしれない」と話しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時台は、『武田薬品、7兆円でシャイアー買収』の話題にフォーカス。武田薬品工業は、アイルランドの製薬大手のシャイアーをおよそ7兆円で買収することに合意したと発表しました。これは国内勢で過去最高額の海外企業の買収となります。医療用医薬品の売上高は両社を単純に合わせて2兆8135億円となり、 業界で世界9位に浮上。トップ10に入る製薬会社が日本で初めて誕生します。


    買収の理由は2つあると入山さんは話しました。ひとつめは、新薬を出すための研究開発費が高額で、市場に出せる薬を作れる確率はとても低く、能力の高い研究者をたくさん抱えていることが重要視されていること。ふたつめは、シャイアーが武田製薬が注力したいと考える、利益率の高い希少疾患領域の医薬品を持っていること。主力薬の特許切れで稼ぐ力が衰えている武田は、シャイアーの完全子会社化で研究開発力の強化や収益力の改善、アメリカ市場での販路拡大につなげようという考えです。


    ●8時30分は、『飲料業界の新たなトレンド』の話題にフォーカス。コーヒー飲料では、サントリー食品インターナショナルが昨年にペットボトル入りの「クラフトボス」を発売しました。ちびちびだらだらと飲む「ちびだら飲み」をしやすいと、若者や女性に好評となり、これまでに3億6千万本以上が売れました。


    缶コーヒービジネスは、日本独自の物で、これまでのターゲットは工場や建築現場で働く人を想定した自販機による販売でした。飲み切らないといけないのがネックでしたが、今人気が上がっているのは、ペットボトルのコンビニコーヒーです。これは、短い時間にコーヒーを飲む現場仕事ではなく、オフィスで「ちびだら飲み」をする人が増えているという背景が理由としてあげられます。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』! 知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、今朝は塚本ディレクターが紹介しました。今日紹介したのは、日本茶のパッケージメーカーの株式会社「吉村」の取り組みです。


    取引先とのパートナーシップ、社員とのパートナーシップ、そして消費者とのパートナーシップなど、経営の理念にパートナーシップを掲げる会社は少なくありません。そんな中で、東京品川区にある株式会社「吉村」は、このほど、そのパートナーシップの実践が評価されて、「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の中小企業基盤整備機構理事長賞を受賞しました。


    「社員にとって自分がパートナーと思ってもらえているか」ということを真剣に考える橋本社長。株式会社「吉村」では、この12年間出産を理由に退職した社員はゼロ。また、派遣社員も2年間で全員が正社員になっています。ホワイト企業こそ、業績があがる。そんなモデルケースを見たような気がします。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、「紳士服のはるやま」でお馴染み株式会社はるやまホールディングス社長、治山正史さんです。3日目の今日は「ジャケット姿で富士山に頂上にたち、スーツでフルマラソンも完走したパワフル広告はどのように生まれたのか」というお話しでした。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Lost In Love / Air Supply
    2曲目 世界中の誰よりきっと / 中山美穂 & WANDS

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  • 2018.5.08

    5月8日(火) The News Masters TOKYO 第285回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


    ●7時は、「青山ブックセンター六本木店閉店」のニュースにフォーカス。書店「青山ブックセンター」の六本木店が6月25日の営業を最後に閉店することが分かりました。六本木店は昭和55年に開店。今回の閉店で店舗は本店の1店舗のみになります。

    佐々木さんにとっては20代のときの文化の中心だったABC六本木店。当時は、デザイン系の本や美術書を買っていたそうです。当時は世間的にも、教養に対するあこがれが当時はあり、背伸びして高い本を買ったのだとか。しかし、2000年代に入ってその教養が崩壊。クラシックを聴いていると言っても最近では、オタク扱い。書店もそうしたあおりを受け、書店が文化の中心ではなくなったと分析しています。


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    ●7時30分は、「休眠預金の活用法」にフォーカス。金融庁の推計によると、金融機関の口座で10年以上放置されている預金"休眠預金"は、毎年およそ1200億円発生し、預金者に払い戻されるのは500億円程度となっています。今年1月に施行された休眠預金活用法は、残りのおよそ700億円を「眠れる資産」として活用し、民間の公益活動の支援を行うというものです。各銀行から集まった休眠預金は、総理大臣が指定する「指定活用団体」で厳正に管理され、地域の資金分配団体を経て「過疎地の雪下ろし」や「障碍者の雇用促進」といった民間公益活動を行うNPO法人への助成や出資を行います。


    佐々木さんは、日本の銀行の問題は投資ではなく融資に寄っていることを指摘。その融資も担保や保証人があるかどうかで、失敗したら次は無いのが現状です。地銀にはお金が溢れていると言われますが、現在の地銀の最大の問題はお金を貸すところがないこと。「銀行がお金を回すように投資をすべき」とコメントしました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、経営学者の楠木建さんです。


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    ●8時は、今年シェアを伸ばしているキリンビールの話題にフォーカス! ビール会社大手の中で「独り負け」が続いていたキリンビールが、今年に入ってシェアを伸ばしています。去年は大手4社の中で唯一、ビール類のシェアを落としましたが、今年の1月から3月の販売数量はマーケットの平均がおよそ1%減少したにもかかわらず、前年の同じ時期に比べて5%の増加と健闘しています。


    楠木さんは、キリンビールの業績好調の理由について、新商品の数を少なくしたことをあげました。これまでは、次から次に新商品を投入していて、麦系だけでも12種類出してきましたがなかなかうまくいきませんでした。この失敗を例に、「安易に新商品を出すのは悪手。例えばスマートフォンなら新しい機種が発売された時に全く新しいものを提案しやすいが、飲食はそれが難しい。新商品を出すなら本当にいいと思ったものに絞らないといけない。多様なニーズに対応するのは良くない経営方だ」と解説しました。


    ●8時30分は、ビジネスマン向けのスニーカーの話題にフォーカス! ビジネスマン向けのスニーカーなど、「オフィスカジュアル」を意識した靴に注目が集まっています。スポーツ庁が推進するスニーカー通勤を商機ととらえる百貨店などではスーツやシャツなどのクールビズ商戦と絡めてオフィスカジュアル靴の提案を強化し、売り上げを伸ばしています。


    衣食住の需要については、一瞬のブームと違って、長期的に続いていくブームがあり、それを「メガトレンド」と言います。楠木さん曰く、「衣」のメガトレンドは「カジュアル化」だそうです。「衣」の部類に属するスニーカーもその流れに乗って、よりラフでシジネスシーンでも使用できるものが増えています。タケさんも賛同の「カジュアル化」は、今後もトレンドになりそうです。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。ビジネスパーソンに、"今ぜひ読んでほしい!"、"いつかきっと役に立つ!"本を紹介します!今日は、楽天グループのオンライン書店・楽天ブックスの書籍チームの近 美冬さんから『ファンベース 支持され、愛され、長く売れ続けるために』(佐藤尚之/ちくま新書)をご紹介いただきました。


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    ファンを大切にして、ファンをベースにして売り上げや価値を上げていく考え方や、具体的で効果的な運用方法が豊富なデータや事例で紹介されています。今年の2月発売され、楽天ブックスでも売れています。新書で読みやすいところもおすすめポイントです。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、「紳士服のはるやま」でお馴染み株式会社はるやまホールディングス社長、治山正史さんです。2日目の今日は、無茶でわがままだけどとんでもなくポジティブ!そんな社長のお話でした。


    今日の楽曲
    1曲目 Please Mr Postman / The Carpenters
    2曲目 Lady Marmalade / LaBelle
    3曲目 私の歌 / 松崎しげる

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  • 2018.5.07

    5月7日(月) The News Masters TOKYO 第284回

    【7時台】
    毎週月曜日7時台のニュースマスターは、フジテレビ系列28局のニュースサイト FNN.jp のチーフビジョナリスト 清水俊宏さん。


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    ●7時は「今日、国民民主党が結成」のニュースにフォーカス。希望の党と民進党は新党「国民民主党」の設立大会を今日東京都内で開きます。両党の国会議員は合わせて107人いますが、希望の党は創設メンバーの細野豪志氏や松沢成文氏らが参加せず民進党も岡田克也常任顧問や小川敏夫氏らが加わりません。そのため新党は60人規模に縮小される見通しです。


    衆院では野党第一党・立憲民主党54人の後塵を拝することが確実で、参院での野党第一党も盤石ではないそうです。民進党離党後に無所属となる議員は立憲民主党との会派結成を模索しています。民進党は昨年9月28日の両院議員総会で、翌月の衆院選に一切の候補者を立てず、設立したばかりに希望の党に公認を申請するという奇策を満場一致で了承。旧民主党時代を合わせれば約20年の歴史を持ち、政権もになった経験もあります。支持率が低迷しているとはいえ、約23万人の党員・サポーターを擁し、全国津々浦々に地方組織も持ちます。そんな一朝一夕には作り得ない政党を所属議員自らの手でぶち壊してしまった。新党と言っても、期待度は低く、立憲民主党との溝が深まり、自公政権の安泰は続きそうであるというお話でした。


    ●7時30分は、「会津若松の温泉地の景観が損なわれている」という話題。年間50万人が訪れる人気の温泉に倒壊寸前の建物が増え、温泉街の景観が悪くなったことで、周囲の旅館の迷惑になっています。会津若松で古くから愛されてきた東山温泉の街中にどうして廃墟が増えてしまったのでしょうか。先週GWに東山温泉に行ってきたばかりの清水さんにお話いただきました。


    東日本大震災の影響で7年前から客足が減ったようで、福島県ということで、原発の風評被害もありました。元々、旅館は高齢のご兄妹で経営しており、経営難で老朽化・修繕できず、後継者もいないことから2013年に廃業しました。旅館は廃業後、雪の重みで屋根が倒壊、2017年10月には所有者が転居し、今年1月には、旅館の土地と建物を市へ寄付されました。旅館の解体にかかる費用1000万円の支払いについて市と周辺の旅館などで話し合い、全額負担は一番迷惑を受けている旅館に決まりました。廃墟がなくなることで、解体作業はGW明けに本格的な解体作業を開始して、5月中には解体終了の予定です。このような空き旅館やホテルの問題は、各地の温泉街でトラブルになっています。所有者が不明になってしまった旅館では解体費用を誰が負担するかなど、行政が頭を抱えることが多いというお話でした。


    【8時台】
    本日8時台のニュースマスターは精神科医の名越康文さん。


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    ●8時は、「5月病の季節、あなたのストレスの山はどのくらい?」というテーマでメンタルヘルスチェックを行いました。GW明けのこの時期に心配な不調、いわゆる5月病は、一般的に5月ごろから夏にかけて、特に新入社員や新入生を中心に起こりやすいとされていますが、新人ではない人も5月病になる可能性はあります。今日は精神科医の名越先生に心の不調に繋がるストレスについて伺いました。


    冬から春頃にかけ、この3ヶ月くらいで大きな変化を経験した人が5月病になりやすく、この3ヶ月に2つ以上、普段と違うことがあった人は危ないです。無自覚にストレスを受けてダメージを受けていることもあります。放送では神戸の震災以降に有名になった「ストレスマウンテン」というサービスをご紹介。
    最近、変化が多かったな、疲れているかも?と思ったら燃え尽きる前に、気軽にチェックができるストレスマウンテンのようなサービスを利用して見ることも、ヘルスケアには有効とのことでした。


    ●8時30分は「ピカソを見ると脳が活性化する!」という話題。ピカソというと20世紀の天才画家として有名ですが、どうしてピカソの絵が多くの人の心に残るのか。今朝は、最新の科学の研究でわかった映画と脳の関係についての話題です。


    ナショナルジオグラフィックのピカソ特集にあった脳の実験ではピカソの絵を見ると、人の脳は内面に向き、感情を生み出すようです。神経科学者エドワード・ベッセルは100点を超える絵画を見せ、脳スキャン画像を基に反応の強さを調査。強烈な印象を与えた作品ではデフォルト・モード・ネットワークが活発になるといいます。
    ピカソは脳科学を知らずに人の「内面」を刺激する「色や形、配置」を実際に生み出すことができた天才だというお話です。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週月曜日はYesNoアンケートで主流がわかる「あなたはどっち?YESNOリサーチ」です。今日は音声ニュースアプリ「Voicy」とのコラボから生まれた働き女子パーソナリティ荒井萌さんのレポートでお届けします。今回の質問は「あなたは必ず見ると決めているテレビ番組はありますか?」


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    【マスターズインタビュー】
    今週は、「紳士服のはるやま」でお馴染み株式会社はるやまホールディングス社長、治山正史さんです。はるやま商事といえば、ジャケット姿で富士山に立つ社長の姿や画期的な働き方改革で話題ですが、そのパワーはどこから湧いてくるのでしょうか?初日の今日は治山社長が幼少の頃のお話です。親が営んでいた商店街の洋服店で見た商売の原点。そこから繋がって、今でも感じるという"仕事のやりがい"について伺いました。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Borderline / Madonna
    2曲目 Love Forever / 加藤ミリヤ × 清水翔太

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  • 2018.5.04

    5月4日(金) The News Masters TOKYO 第283回

    【7時台】
    今日金曜日7時台のニュースマスターは、エコノミストの崔真淑さんと文化放送・報道スポーツセンターの鈴木びんさんです。


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    ●7時は、「今日は何の日?みどりの日 何の祝日?」というテーマ。『国民の祝日に関する法律』第1条には、"自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名付ける"と書かれています。ゴールデンウィーク最初の祝日は4月29日の『昭和の日』そして昨日3日は『憲法記念日』、今日4日は『みどりの日』明日5日は『こどもの日』。それぞれ、どう行った意味を持つのでしょうか。日本人は働きすぎ?休みすぎ?というお話をしていただきました。


    ●7時30分は、「新生銀行がATM有料へ」というニュースにフォーカス。新生銀行は2001年以来続けてきた「ATMでの引き出し無料」を廃止し、10月から一律108円の手数料を取ることを決めました。日銀のマイナス金利政策などによる収益環境の悪化やキャッシュレス化が進むことでATMのニーズが減ることなどから、金融機関各社は利用者にコスト負担を求め始めています。新生銀行は個人向け事業を始めた時に、顧客集めの切り札としたのが国内初の『ATM無料』。どこのATMを使っても時間も問わず無料にしたことで、若い層を中心に支持を集めました。また、新生銀行は昨年、合理化の一環で自社ATMを無くして、全てセブン銀行のATMに切り替えました。


    今回、有料にする『スタンダード口座』(約100万口座)は、利用時間や、使うATMの種類を問わず、出金1回につき、一律で108円の利用料をとります。但し、新生銀行のグループ会社が発行するプリペイドカードにチャージしたり、住宅ローンを借りたりするなどの条件を満たした場合、今後も手数料を無料にするとのこと。


    これからお金を取り巻く環境は、電子決済になっていきます。最近〇〇pay系のQRコード決済や、Apple Payなどのスマホ決済が増えています。しかし、日本はアジアの中でも普及率が低いです。理由は、身近にATMがあるので現金を引き出す方が楽なのかもと言われています。もうすぐ現金は本当になくなるかもしれません。QRコード決済戦国時代なのでポイントバックを行う企業も多いです。自分に合う決済方法を見つけてみてはいかがでしょうか。


    【8時台】
    本日8時台は銀座六丁目の会員制バー『銀座ルーム』のkazuquoママにお越しいただきました。


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    ●8時は、来年のGWは10連休!?という話題。政府は来年4月30日の天皇陛下の退位と5月1日を祝日にしてゴールデンウィークを10連休にする方向で検討しています。それに伴い国内の旅行会社は早くも2019年のゴールデンウィークをにらんで動き出しています。祝日法を改正し、2019年に限って5月1日を祝日にすると、4月29日の昭和の日と5月3日の憲法記念日に挟まれた前後の平日が『国民の休日』となります。土曜日の4月27日からの10連休が可能になります。


    ●8時30分は、日本のセクハラ問題にフォーカス。財務省事務次官の辞任に発展したセクハラ疑惑の問題を受け、日本経済新聞社が、働く女性1000人を対象にセクハラに関する緊急調査を実施しました。それによりますと、被害にあった女性の6割以上が「我慢した」と答え、その多くが「仕事に悪影響を及ぼすから」と相談できずに実態が浮き彫りにされました。男性中心の企業文化が残る中、被害に遭っても行動に出られない女性が多い現状について、kazuquoママの意見を伺います。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    金曜日のこの時間は「タケタケFriday」。今日はマリナーズのイチロー選手今季試合に出場せずに特別アドバイザーになるというニュースから、「引き際」についてkazuquoママとお届けしました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、食に関する月刊誌「dancyu」の編集長、植野広生さん。GWの今週は、「モテる男になるための食の情報」と題して、植野編集長に「モテるかもしれない、食にまつわるお話」を伺いました。今日のテーマは「注目の素材を知っている男はカッコイイ!?」


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Hot For Teacher / Van Halen
    2曲目 She Don't Know Me / Bon Jovi
    3曲目 Shape of My Heart / Backstreet Boys
    4曲目 北の国から〜遥かなる大地より〜 / さだまさし
    5曲目 Holiday / GREENDAY

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  • 2018.5.03

    5月3日(木) The News Masters TOKYO 第282回

    【7時台】
    木曜日の7時台のニュースマスターは教育改革実践家・元リクルート社フェローの藤原和博さん。


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    ●7時は、「新入社員の意識調査〜若者のキャリアに対する意識の変化」にフォーカス。トーマツイノベーションが2018年度に入社した新入社員を対象に行った意識調査を発表しました。それによると、「今後も今の会社で働き続けたいか?」の質問に「できればそうしたい」と答えたのは53.8%で、3年連続で減少。「そのうち転職したい」は16.7%と、こちらは3年連続で増加しています。


    放送ではご自身のリクルート時代の話や1万時間で何かをマスターして、1つの軸をつくり、100人に1人の存在になる。その軸が3つ出来れば掛け算で100万人に1人の存在になれるという「1万時間の法則」「キャリアの大三角形」についてお話いただきました。


    ●7時30分は、デザインの力についてのお話です。「デザイン」についての興味深い2つのニュース。一つ目は「大人のランドセル」大手繊維会社の帝人が今月、大人向けのランドセル「ランドセリエ」を発売すると発表しました。日本では小学生が使うイメージが強いランドセルですが、海外では若者を中心に人気が広がっているということで、パリ発のランドセルとして逆輸入するということです。もう一つは「スーツに見える作業着」衣料メーカーのオアシススタイルウェアは3月末に販売した男性用スーツ型作業着の女性用を今月発売すると発表しました。ジャケット風の襟などを設けてスーツに見えるように仕立てた点が特徴で、作業現場だけでなく通勤や営業、デートなど幅広いシーンでの着用を提案しています。


    藤原さんがこのニュースに注目した理由は昨日が変わらなくても、デザインが変わることで気分が変わったり、元気になったりするから。また、藤原さんはブランドを追っかけるのではなく、自分で作ってみたり、手直しをしたりしていると価値もわかるし、話の種も生まれるのでとても良いというお話をしていただきました。


    【8時台】
    本日の8時台のニュースマスター池田さんはお休み。ということでタケさんと西川さんのお二人でお送り。今から間に合うゴールデンウィークの楽しみ方について。メールをご紹介、曲のリクエストも受け付けました。


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    【トレンドマスターズTOKYO】
    木曜日「ヒットの芽」ユニークな視点で生まれた商品や今、注目されつつあるモノ・コト・サービスなどを紹介しています。今日は"カリトケ"をご紹介。こちら、高級ブランドの腕時計をレンタルできるサービスです。この「カリトケ」のサービスを提供しているクローバーラボ株式会社の土橋さんに教えていただきました。


    カリトケはエルメスやカルティエ、オメガ、ダグホイヤーなどブランド時計を、インターネットを利用して月額定額制でレンタルできるサービスです。月額料金は3980円、6800円、9800円、19800円の4つ。借りるには会員登録が必要で、会員は1ヶ月に一つの時計を借りることができます
    。現在、会員数は7500人以上とのこと。


    実はゲームのアプリを作っているクローバーラボ。カリトケの前に男性向けのファッション・レンタルサービスを始めていて、何かもう一つやりたいということで、昨年から時計のレンタルを始めたいそうです。現在、大阪なんばと有楽町のマルイに実店舗もあります。"実際に試着して借りたい"という利用者から店舗展開になったそうです。西川さんには実際に有楽町マルイ店に行ってきた感想をお話いただきました。


    【マスターズインタビュー】
    今週は、食に関する月刊誌「dancyu」の編集長、植野広生さん。GWの今週は、「モテる男になるための食に情報」と題して、植野編集長に「モテるかもしれない、食にまつわるお話」を伺います!
    今日のテーマは「振る舞いがスマートな男はカッコイイ!?」ウンチクの語り方やスマートなテーブルマナーとは!?


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Nightshift / Commodors
    2曲目 ドラマティック・レイン / 稲垣潤一
    3曲目 ヘイ・ブラザー / Avicii
    4曲目 晴れたらイイね / DREAMS COME TRUE
    5曲目 バス通り / 甲斐バンド
    6曲目 変わらぬ想い / ジョージ・ベンソン
    7曲目 若葉のころ / ビー・ジーズ

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  • 2018.5.02

    5月2日(水) The News Masters TOKYO 第281回

    【7時台】
    水曜日の7時台のニュースマスターは、スポーツ経営学者の小林至さんです。


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    ●7時は、『日米野球4年ぶりに開催』の話題にフォーカス! 侍ジャパンと、アメリカ・メジャーリーグのオールスターとで対戦する「2018日米野球」が11月に行われることになりました。今回の日米野球は巨人とのエキシビジョンを1試合、侍ジャパンとの6試合の計7試合を予定し、全米でも注目を集めるエンゼルス・大谷翔平投手が凱旋する可能性はあるのでしょうか。


    2006年にWBCの交渉役を務めた小林さんが日米野球の裏側を解説しました。日米野球は、日本人にとってはメジャーリーグに選手をアピールするいいチャンスです。しかし、日本の選手から見たらアメリカの選手は豪華絢爛な大観光旅行で、日本の選手は真逆です。こういった古い習慣に疑問を持つ選手もいるようです。また、メジャーリーグは球団が選手に長期間高額な出資をしているため、スター選手を引き連れてくることが難しくなっているようです。


    ●7時30分は、『松坂、日本4241日ぶりの勝利』の話題にフォーカス! プロ野球・中日の松坂大輔が4月30日の横浜DeNA戦に先発し、6回1失点で今季初勝利を挙げました。松坂の勝利は大リーグ・メッツ時代の2014年6月10日のブルワーズ戦以来、4年ぶり。日本での勝利は、西武時代の2006年9月19日のソフトバンク戦以来12年ぶり、日数にすると4241日ぶりとなります。


    かつて一世を風靡した人は身を引くのがスターの美学とされていました。しかし最近では、「野球が好きだから、やれる限りはやる」という意識に変わってきたと言います。これについて小林さんは、「一流の振る舞い方を自然に若手が吸収し、チームのレベルが上がる。投げられる限り彼の居場所はある」と話しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、早稲田大学ビジネススクール准教授の入山章栄さんです。


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    ●8時台は、『ソフトバンク傘下のアメリカ携帯会社、合併合意』の話題にフォーカス! ソフトバンクグループ傘下、アメリカの携帯電話4位のスプリントと、3位のTモバイルUSは、合併することで合意しました。ソフトバンクはTモバイル親会社のヨーロッパ通信大手のドイツテレコムに経営の主導権を渡します。アメリカ当局の承認などを得て、来年半ばまでの完了を目指す方針です。


    アメリカの携帯電話市場は上位2社と下位2社との差が大きく、孫正義さんは下位2社の合併による「第3極」の必要性を訴えてきました。しかし、寡占化が進むことで逆に競争が停滞することを懸念した連邦通信委員会が合併に難色を示したことで、単独での再建を強いられてきた経緯があります。今回は政府が合意し合併に成功したものの、今後独占禁止法によりご発散になることも大いに考えられると言います。


    ●8時30分は、『港区は割安!? 東京・田町に集う若い企業』の話題にフォーカス! 日経新聞によると、東京都港区のJR田町駅周辺にスタートアップ企業が集結しています。ブランド力のある「港区」に割安でオフィスを持ち、空港アクセスの良さも人気の要因になっています。NECや三菱自動車といった街の主役に対し、人工知能(AI)やフィンテックなど成長産業を担う若い勢力が迫ろうとしており、20日に東証マザーズに上場し、24日に公開価格のおよそ11倍の初値を付けたAI開発のHEROZ。ミドリムシベンチャーとして脚光を浴びてきたユーグレナ。会計アプリのマネーフォワード、データ分析のユーザーローカルなどスタートアップ企業が続々と集結しています。


    ベンチャーやスタートアップ企業は狭い地域に集積する傾向があるようです。理由は人と人が合うことでしか得られない情報を重視していることにあるようです。顔を合わせて信頼関係を作ると、狭い中でコミュニケーションを取理、勝負が決まります。今後はどの地域にスタートアップ企業が集まるかが競争になっていくようです。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    毎週水曜日のテーマは『Company』! 知っておきたい様々な会社や組織、その取り組みを、今朝は塚本ディレクターが紹介しました。


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    取り上げたのは、中学卒、高校卒の若者の就職活動を支援する株式会社「ハッシャダイ」の取り組みです。リクルートスーツ姿の大学卒の就職活動はいやでも目につきますが、中卒・高卒の就職となると、その現実は見えにくいものがあります。株式会社「ハッシャダイ」は、中卒・高卒、中でも特に就職先に恵まれない地方出身者を対象にした支援活動を手掛けています。


    東京滞在中の住まいは会社が提供するほか、消費などの生活費もかからず、参加者が負担するのは上京するまでの旅費のみとなっています。参加者は、「ハッシャダイ」の会社のフロアで、就職に必要なプレゼンのトレーニングを積んだり、社会人として必要なマナーを学んだりするほか、提携先の企業に実際にインターン生として派遣され、実務をこなしたりといった日々を過ごします。2人に1人は大学に進学する今、中卒・高卒、それも地方出身者に限るとしたインターンシップの仕組みは、学歴社会に風穴を開けるチャレンジを言えそうです。


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、食に関する月刊誌「dancyu」の編集長、植野広生さん。今日のデーマは「地方を語れる男はカッコイイ!?」でした。


    今日の楽曲ラインナップ
    1曲目 Valerie / Steve Winwood
    2曲目 First of May / Bee Gees
    3曲目 涙のリクエスト / チェッカーズ

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  • 2018.5.01

    5月1日(火) The News Masters TOKYO 第280回

    【7時台】
    火曜日7時台のニュースマスターは、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。


    ●7時は、「フェイクニュースとの向き合い方」にフォーカス。「インドでは、来年行われるインド総選挙を前に、フェイクニュース拡散の可能性が懸念されている」「マサチューセッツ工科大学の研究チームがTwitter上のフェイクニュースを調査したところ、『嘘のほうが本当のニュースと比べて、より速く、より広く、より深く、そしてより遠くまで伝わる』ことが明らかに。」「朝日新聞デジタルのアンケートで、報道の正確性や中立性に対する疑問の声が多数寄せられている」といったトピックスから話題はスタート。


    発信する側だけでなく、読む側が「読みたいものだけ読む」という姿勢が強いため、気に入らない人がいると、そういう意見に乗っかって「そうだそうだ!」と言ってしまうことも。「ニュースが偽かどうかは、主義主張によって違ってくる問題がある。そっちのほうが重要な問題になる」と佐々木さんはコメントしました。


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    ●7時30分は、「平成はどんな時代か」という調査にフォーカス。朝日新聞が3月中旬から4月下旬に行った全国世論調査によると、「平成とはどんな時代か?」という質問に対して「動揺した時代」と答えた人が最も多く、42%を占めました。最も少なかったのは「明るい時代」の5%でした。


    佐々木さんは、「会社に対する接し方が大きく変わった。」と感じており、以前は独身寮に住んで、同僚と結婚して、社員旅行に行って...というのがありましたが、非正規雇用が4割を占め、会社が、共同体ではなくなってきていることを指摘。さらにこれからの生き方については自身の著書『広く弱くつながって生きる』(幻冬舎新書)から、「大きい目標を立てたりするのをやめ、仲の良い友達を作って、日々健全に過ごすほうが良いのでは?」とも提案しました。


    【8時台】
    8時台のニュースマスターは、経営学者の楠木建さんです。


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    ●8時台は、『居酒屋の一人負け、いつまで続く?』の話題にフォーカス! 今年3月の外食市場は好天気に恵まれた花見需要などの要因もあって売り上げを伸ばしています。総売り上げ高が前の年の同じ月を上回るのは、これで19カ月連続となります。外食全体の客数も5カ月連続のプラス、客単価は1.5%増となっています。一方、「パブ・居酒屋」の売上高は3か月連続のマイナスで、一人負け状態が続いています。


    タケさんは居酒屋のイメージについて、「チェーン店は苦戦している一方、独立系の居酒屋は値段が高騰していても人が入っている」と話しました。これを受けて楠木さんは、サイゼリアを例にあげてカテゴリーの枠にとらわれない経営方法の大切さについて話しました。サイゼリアが人気の理由は「ファミリーレストラン」というカテゴリーの枠にとらわれず、独自の戦略を貫いているところにあります。2017年の外食関連業者の倒産件数は前年比26.9%増の707件、過去最多という状況の中、居酒屋が生き残るためには、従来の「居酒屋」というカテゴリーではない、新しいカテゴリーを作り出す必要がありそうです。


    ●8時30分は、『ZOZOSUIT 初代は失敗』の話題にフォーカス! 「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長は、去年の10月に発表し、今年1月から配布を開始していた「ZOZOSUIT」について、センサー方式のスーツは失敗したことを認めてその設備投資の減損処理など40億円の特別損失を計上すると発表しました。新型のZOZOSUITは自社の子会社により既に開発済みで、スマートフォンなどで360度撮影する画像認識型へと仕様を変更しています。


    今回のZOZOSUITは、スーツを着てスマホで写真を撮ると、水玉をもとに自動的に体のサイズが計測されるというもの。技術は何かを達成するための手段です。楠木さんはこの施策について、「そもそもの目的はその人にフィットした洋服を提供することだと考えると、今回のように安い値段で"そこまでやるか"というサイズのフルカスタマイズしてくれることは非常に魅力的。ぜひ試してみたい」と話しました。


    【トレンドマスターズTOKYO】
    火曜日のテーマは『BOOK』です。ビジネスパーソンに、"今ぜひ読んでほしい!"、"いつかきっと役に立つ!"本を紹介!今朝は、楠木さんが『〆切本』を紹介しました。


    『〆切本』は、左右社より2016年8月に出版。2017年には「〆切本2」も発売されました。夏目漱石、島崎藤村、江戸川乱歩、長谷川町子、太宰治、井上ひさしなど90人の書き手による悶絶と歓喜の〆切話94編を収録しています。


    締め切りに苦労したことがない楠木さんは、この本を読んで、「〆切についてこんなに面白い本があるということは、小説家や創作家にとっての〆切は大問題なんだ!」と発見があったと言います。タイプが違う人たちが行っているそれぞれの対処法から学べることは多くあるはずです!


    【マスターズインタビュー】
    今週のインタビューのお相手は、食に関する月刊誌「dancyu」の編集長、植野広生さん。GWの今週は、「モテる男になるための食の情報」と題して、植野編集長に「モテるかもしれない、食にまつわるお話」を伺います! 今日のテーマは、「下町を知っている男はカッコイイ!?」


    今日の楽曲
    1曲目 When I See you smile / Bad English
    2曲目 Torn / Natalie Imbruglia
    3曲目 ハリウッド・スキャンダル / 郷ひろみ

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