リニア中央新幹線の駅新設工事を巡る談合事件で、独禁法違反(不当な取引制限)の疑いで逮捕された大成建設の元常務執行役員大川孝容疑者(67)と鹿島の土木営業本部専任部長大沢一郎容疑者(60)が、大林組の担当者に南アルプストンネルの受注競争に参加しないよう求めていたことが6日、関係者への取材で分かった。
大川容疑者が大手ゼネコン4社の担当者が集まる会合で、南アルプストンネルの受注は大成が「本命」だと表明、他社に撤退を促していた疑いがあることも既に判明。東京地検特捜部は、大川容疑者を中心にトンネル工事でも受注調整をしていた可能性があるとみて調べている。
2018/3/07
トンネル受注、大林組に撤退要求 逮捕の大成元幹部と鹿島部長
関連ニュース
人気コラムランキング
-
1
-
2
-
3
-
4
-
5