【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は27日、議会下院の金融委員会で証言した。パウエル氏は「景気の見通しは強い」と自信を表明。米経済の安定成長には「政策金利を段階的にさらに引き上げるのが最善策だ」と指摘し、3月の追加利上げに強い意欲を示した。
パウエル氏は2月5日に議長に就任した。初の議会証言で追加利上げへの積極的な姿勢を鮮明にしたことで、3月20、21日の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ決定を市場関係者は確実視しそうだ。
パウエル氏は景気の現状を「堅調に拡大している」と評価した。
2018/2/28
米FRB議長、3月利上げに意欲 初証言、安定成長へ「最善策」
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