ITに秀でた人材を企業から受け入れ、サイバー攻撃への対処法を1年間実践的に指南する「産業サイバーセキュリティセンター」の発足記念式典が24日、都内で開かれた。海外の情報機関との共同演習や、模擬システムへのサイバー攻撃体験などを通じて人材を育て、企業の防衛力を高める。初年度は約80人が受講する。
同センターは独立行政法人・情報処理推進機構(IPA)が新設した。7月から1年間、電気やガス、鉄道といった重要インフラを手掛ける企業などから社員を受け入れる。受講料は1人300万円で、企業が負担する。
2017/4/25
サイバー対策センター発足 企業の人材育成、80人受講
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