介護を経験した管理職の半数近くが、退職を検討したことが25日までに、人材会社アデコの調査で分かった。60%以上が公的な介護休暇・休業や社内制度を利用しづらいと感じていることも判明。「業務に支障が出る」などとして仕事との両立に悩む姿が浮かんだ。政府は介護離職ゼロを目指しているが実現の見通しは立っておらず、働き続けるための環境整備が緊急に求められそうだ。
調査は10月、親族を介護した経験がある管理職600人を対象にインターネットで実施した。
介護離職について20%が「何度も考えた」、28%が「1、2回考えた」と回答。「考えたことは一度もない」は53%だった。
2017/12/26
管理職の半数「介護離職考えた」 両立に悩む、人材会社調査
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