キリンが21日発表した2016年の世界のビール消費量は、前年比0・6%減の1億8689万キロリットルとなった。東京ドームをジョッキに見立てると約151杯分に当たる。減少は2年連続。首位の中国での減少が影響した。日本は2・4%減ったが、10年連続で7位だった。
全体の22.4%を占める中国は3・4%減だった。市場の成熟や政府の「倹約令」により、中高級レストランでの消費が落ち込んだ。夏場の天候不良も響いた。
2位の米国は0・6%増。若者を中心にプレミアムビールやクラフトビールが人気で、輸入ビールの販売量も大きく伸びた。日本は夏場の天候不順が消費量に影響した。
2017/12/22
世界のビール消費量2年連続減 首位中国の減少影響、日本は7位
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