【ワシントン共同】日米の中央銀行トップらが参加する討論会が15日、米首都ワシントンで開かれた。日銀の黒田東彦総裁は、金融政策運営について「物価上昇率2%の目標実現にはなお距離があるが、できるだけ早期に実現するため、強力な金融緩和を粘り強く続ける」と述べた。
米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長は「物価上昇率の低迷は一時的で来年は高まるだろう。今後2、3年は緩やかに金利を引き上げていくのが適切だ」と語り、利上げの継続を強調した。
イエレン氏は、失業率が9月に4・2%まで改善したことなどを挙げ、米景気の拡大は続くと予想した。
2017/10/16
日銀総裁「粘り強く緩和」 FRB議長、利上げ継続
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