2017年の太陽光発電関連事業者の倒産件数が9月末時点で計68件に達し、年間の最多を更新したことが5日分かった。東京商工リサーチが集計した。国の再生可能エネルギー政策の見直しで、固定買い取り価格が段階的に引き下げられ、市場拡大にブレーキがかかったことが響いた。再生エネ導入の動きは世界的に活発になっており、今後の推進策が焦点だ。
これまで倒産件数が最も多かったのは16年の65件で、更新は3年連続となる。17年は3カ月分を残しており、さらに増える恐れがある。倒産した企業の負債総額は215億円で、同様に最大だった16年の242億円を上回る可能性がある。
2017/10/06
太陽光事業者の倒産最多を更新 17年買い取り価格下落
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