伊藤忠商事は19日、関連会社の流通大手ユニー・ファミリーマートホールディングスを株式公開買い付け(TOB)で子会社化すると発表した。伊藤忠はコンビニの顧客データを生かし、ITと金融を結びつけるフィンテックや人工知能(AI)といった先端技術を用いた多様な事業創出につなげる。出資額は約1200億円。
流通業界では、インターネット通販の台頭で業界の垣根を越えた競争が激化している。ユニー・ファミマは、伊藤忠が持つネットワークやグループ企業の技術や情報を取り込み生き残りを目指す。ITを生かした次世代店舗の開発や海外展開でも協力する。
2018/4/20
ユニー・ファミマを子会社化 伊藤忠、顧客データで新事業創出

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