ビール大手5社が12日発表した発泡酒などを含む「ビール類」の1~6月の出荷量は、前年同期比1・3%減の1億9025万ケース(1ケースは大瓶20本換算)だった。統計を始めた1992年以降の1~6月の過去最低を、5年連続で更新した。酒の好みが多様化し、ワインや酎ハイなどに移った。6月からのビール類の値上げも響いた。
内訳は、ビールが1・4%減の9421万ケースで2年ぶりのマイナスだった。発泡酒は2・4%減の2636万ケース。「第三のビール」は0・7%減の6967万ケースだった。三つのビール類がともにマイナスだったのは初めて。
2017/7/13
ビール出荷量5年連続最低 1~6月、大手5社
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