【北京共同】中国国家統計局が21日発表した2018年の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質で前年比6・6%増だった。17年から0・2ポイント減速した。成長率は天安門事件の翌年で経済制裁の影響を受けた1990年(3・9%増)以来28年ぶりの低水準となった。
米国との貿易摩擦が激化する中、投資が減速したほか、個人消費も伸び悩むなど、成長のけん引役が低迷した。中国の変調は世界経済の大きなリスクとなりそうだ。
18年10~12月期の成長率は6・4%にとどまった。7~9月期より0・1ポイント低下した。
2019/1/22
中国、成長率が28年ぶり低水準 18年は6・6%増、投資低迷
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