ビール大手5社が16日発表した発泡酒と第三のビールを含むビール類の2018年の出荷量は、前年比2・5%減の3億9390万ケース(1ケースは大瓶20本分)となった。14年連続で最低を更新し、1992年の統計開始以来、初めて4億ケースを割った。消費者の節約志向や酒の好みの多様化に加え、豪雨や地震による物流の混乱なども影響した。
内訳はビールが5・2%減の1億9391万ケース、発泡酒も8・8%減の5015万ケースとなった。価格の安い第三のビールは、流通大手から受託生産するプライベートブランドの拡大もあり、3・7%増の1億4983万ケースだった。
2019/1/17
ビール類出荷14年連続最低更新 18年、豪雨や地震も影響
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