2019/1/01

ゴーン前会長の勾留10日間延長 元日も異例の取り調べか

私的な投資で生じた損失を日産自動車に付け替えたとして、特別背任の疑いで再逮捕された前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)について、東京地裁は31日、勾留を1月2日から10日間延長する決定をした。期限は同11日。最初に逮捕されたのは11月19日で、勾留期間は50日を超えることになりそうだ。
 東京地検特捜部は通常、仕事納めまでに事件処理を終えて年末年始は取り調べをしない。しかし、今回は報酬過少記載事件の2回目の逮捕で勾留延長が認められないという異例の経過をたどったため、取り調べは元日も続くとみられる。

内容を読む

関連ニュース