政府は26日、国際捕鯨委員会(IWC)側に脱退を通告した。来年7月から約30年ぶりに商業捕鯨を再開し、日本近海と排他的経済水域(EEZ)でミンククジラなど3鯨種を捕獲する。捕獲量は調査捕鯨と大きく変化せず、鯨肉の供給量は維持される見通し。捕鯨に携わる漁業者への支援も検討する。反捕鯨国を中心に国際社会は反発を強めている。
商業捕鯨はミンククジラ、イワシクジラ、ニタリクジラの3種を対象とし、IWCの方式で算出した捕獲枠内で実施する。3種は資源量が豊富との科学的根拠が示せるため、国際的な批判を受けにくいと判断があったとみられる。
2018/12/27
政府、IWCに脱退通告 商業捕鯨、ミンク含め3種
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