政府が、ゆうちょ銀行の預入限度額を現在の1300万円から2600万円へ引き上げる方針を固めたことが19日分かった。郵政民営化委員会(岩田一政委員長)が引き上げ案を取りまとめて、月内にも公表。総務省や金融庁が来春の実現を目指して、必要な政令の改正を目指す方針だ。
引き上げが実現すれば、郵便局を通じて全国にネットワークを持つゆうちょ銀にとっては事業面で有利となる一方、地方銀行や信用金庫などから預金が流出する恐れがある。
また、日銀の金融政策の影響で歴史的な低金利が続く中、限度額の引き上げで集めた貯金をどう活用し収益を上げていくのか経営陣の手腕も問われそうだ。
2018/12/20
ゆうちょ限度額、倍増へ 来春、2600万円に
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