政府は17日、2019年度予算編成で閣僚折衝を行い、重要分野の経費を決めた。キャッシュレス決済時のポイント還元制度が2798億円で決着するなど、19年10月の消費税増税に伴う景気対策は2兆円を超えることが固まった。高齢化に伴う社会保障費の「自然増」を概算要求段階の6千億円から4800億円程度に圧縮するが、一般会計の歳出総額は101兆円台半ばに膨らむ。
巨額の歳出に対して税収を過去の決算比較で最高額の62兆5千億円弱と見積もり、税外収入も上積みする。これらの効果で新規国債発行額を9年連続で減らすという綱渡りの予算案となる。
2018/12/18
ポイント還元2798億円で決着 101兆円予算で閣僚折衝
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