【北京共同】中国外務省の楽玉成次官は9日、米国のブランスタド駐中国大使を呼び、カナダで拘束されている通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の幹部に対する逮捕状を取り下げるよう要求した。米側の対応次第では「さらなる措置を取る」として対抗措置の可能性を示唆した。
中国外務省によると、楽氏は、米国がファーウェイの副会長兼最高財務責任者(CFO)の孟晩舟容疑者を拘束するようカナダ側に「不当に」要請したと強調。中国国民の正当な権益を損なう「極めて悪質な」行為だと主張し、強く抗議した。
中国政府は8日にカナダのマッカラム駐中国大使を呼び、容疑者の即時釈放を要求した。
2018/12/10
中国、米に逮捕状撤回要求 華為幹部拘束で対抗示唆
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