東京都は25日、築地市場(中央区)の土壌汚染調査の結果、30カ所で採取した土から法令の基準値を超える六価クロムやヒ素、水銀、鉛、フッ素の5種類の有害物質が検出されたと発表した。市場を豊洲に移転させるか、築地で再整備するかを巡る小池百合子知事の判断に影響しそうだ。
都は今後、さらに深く掘って汚染の実態を調べる方針。担当者は「築地の敷地はアスファルトで覆われており、安全性に問題はない」とした。
都によると、基準値を超えたのは、最大で鉛が4・3倍、ヒ素が2・8倍、水銀が1・8倍、フッ素が1・5倍、六価クロムが1・4倍だった。
2017/5/26
築地、土壌から水銀や鉛を検出 30カ所で基準超、都調査
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