【ロンドン共同】英国のメイ首相は14日夜、欧州連合(EU)離脱交渉を巡る特別閣議で、EUと実務レベルで合意した離脱条件に関する協定素案が承認されたと発表した。EU側も同日、加盟国の大使級会合を開催。交渉は大きく進展、月末にもEU臨時首脳会議を開いて正式合意する道が開かれた。
メイ氏は閣議後に首相官邸前で記者団に対し、EUとの合意案は「英国全体にとって最善の利益となる選択だ」と述べ、EUとの正式合意に向けて「決定的な一歩となった」と強調した。
ただ英与党内にはメイ氏の妥協案への反発も根強く、仮にEUと正式合意をしても英議会で承認を得られるかは見通せない。
2018/11/15
英閣議、EU離脱協定案を承認 メイ首相「決定的な一歩」
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