原子力規制委員会は7日の定例会合で、28日に運転期限の40年を迎える日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村、停止中)について最長20年の運転延長を認可した。原電は運転期間を延長して再稼働を目指している。延長認可は2011年3月の東日本大震災で地震や津波の被害を受けた原発では初で、事故を起こした東京電力福島第1原発と同じ「沸騰水型」原発でも最初となった。
東海第2は9月に再稼働審査に合格済みで、運転期限までに延長審査もクリアしなければ廃炉だったが、今回の認可で、規制委の手続きはほぼ終了した。だが再稼働は、安全対策工事が21年までかかるなど、難航が必至だ。
2018/11/08
東海第2、規制委が運転延長認可 津波での被災原発で初
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