荷下ろし場所の確保に苦労している配送業者の負担を軽減しようと、警視庁は全国に先駆け、業務中の貨物車に限って路上駐車を認めるスペースを設け、試験運用を始めた。インターネット通販による戸別配送の増加に加え、東京五輪・パラリンピックを控え、関係車両の増加で道路の混雑が見込まれる中、違法駐車による渋滞や事故を減らす狙いだ。
商業ビルが立ち並ぶ東京都渋谷区の片側3車線の道路に新しくできた、「貨物車専用」と記された5台分の駐車スペース。配送業者が代わる代わる車を止め、手早く荷物を送り届けていた。初めて利用したという業者の男性(37)は「本当に助かる」と話した。
2018/10/15
配送業者に路駐スペース、東京 通販増加、五輪も控え試験運用
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