安倍晋三首相が15日の臨時閣議で、消費税率を予定通り来年10月に8%から10%へ引き上げる方針を表明することが14日、分かった。住宅や自動車の購入促進など、増税による景気悪化を防ぐ方策の立案を各省庁に指示する。
政府は6月にまとめた骨太方針で、消費税増税による「需要変動を平準化するため、税制・予算による十分な対策」を検討すると明記。年収775万円以下の住宅購入者に最大50万円を支給する予定の「すまい給付金」や住宅ローン減税の拡充、自動車関連税の減免といった優遇措置を検討している。
臨時閣議では2018年度の第1次補正予算案(約9400億円)も決定する。
2018/10/15
首相、消費増税を表明へ 予定通り来年10月
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