2018/10/10

経団連、就活指針廃止を正式決定 20年入社世代が最後

経団連は9日、会長・副会長会議を開き、大手企業の採用面接などの解禁日を定めた指針を、2021年春入社の学生から廃止することを正式に決定した。経団連の現行の指針は大学3年生が該当する20年入社が最後の世代となる。就職活動のルールは1953年に政府と大学、産業界が選考日程を申し合わせた「就職協定」が結ばれて以来、何らかの形で示されてきた。新たなルールづくりは政府主導に転換し、大学側や経済界も参加する関係省庁連絡会議で15日に協議を始める。
 指針の廃止決定を受けて、大学などの関連団体で構成する「就職問題懇談会」は学生への影響を懸念する声明を発表した。

内容を読む

関連ニュース