週明け1日の東京株式市場は、円安進行と企業業績の改善を期待する買いが強まり、日経平均株価(225種)は上昇し、バブル経済崩壊後の最高値を更新した。終値は前週末比125円72銭高の2万4245円76銭で、1991年11月中旬以来、約27年ぶりの高値水準となった。外国為替市場の円相場は、約11カ月ぶりに一時1ドル=114円台に下落した。
朝方は、日銀が発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)で大企業製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)が前回6月調査から2ポイント下落のプラス19となり、3四半期連続で悪化。これが売り材料とされ、株価は伸び悩む場面もあったが、プラス圏を維持した。
2018/10/02
東証、バブル後最高値更新 業績改善期待27年ぶり水準
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