沖縄県の翁長雄志知事の死去に伴う知事選が30日投開票され、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する前衆院議員玉城デニー氏(58)が、移設を推進する安倍政権が支援した前宜野湾市長佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=ら3人を破り、初当選した。翁長氏に続く反対派知事の誕生により政府の移設スケジュールに影響が出るのは必至で、政権への大きな打撃となった。投票率は63・24%で、前回選を0・89ポイント下回った。
政権は選挙結果にかかわらず移設を進める方針だが、玉城氏は移設是非を問う県民投票を実施し反対の意思を示すなど徹底抗戦する構え。
2018/10/01
沖縄県知事に玉城氏初当選 辺野古反対、政権打撃
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