北海道の地震による電力供給不足を補うため、道内では10日、平常時より2割節電する取り組みが一斉に始まったが、目標達成には厳しい状況が続いた。北海道電力は企業や住民に協力の継続を要請。地域を区切り電力供給を順番に止める計画停電も検討しており、節電状況を踏まえて判断する。経済産業省は同日、計画停電を12日も実施しない予定と発表した。
一方、道は10日、苫小牧市の男性(56)の死亡が確認されたと明らかにした。死者は計41人となった。8日に自宅で大量の本の下敷きになって倒れているのが見つかり、死因などを調べた結果、地震の影響で亡くなったと10日に特定された。
2018/9/11
北海道地震「節電2割」達成困難 状況次第で計画停電も
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